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岩手県から南下して宮城県に入りました。気仙沼市です。三陸海岸は入り組んでいて行程が長く、それぞれの町で多く時間を取る事が出来ませんでした。気仙沼は車で通り過ぎるだけになりました。それでも、車窓から見た様子をお知らせしたいと思います。国道45号線を南下して来ましたが、鹿折川を渡ってすぐに県道26号線で市街地に入り、再び国道に合流するコースを取りました。

2014年3月の宮城県気仙沼市の様子

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2014/03/22 - 2014/03/22

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ミズ旅撮る人

ミズ旅撮る人さん

岩手県から南下して宮城県に入りました。気仙沼市です。三陸海岸は入り組んでいて行程が長く、それぞれの町で多く時間を取る事が出来ませんでした。気仙沼は車で通り過ぎるだけになりました。それでも、車窓から見た様子をお知らせしたいと思います。国道45号線を南下して来ましたが、鹿折川を渡ってすぐに県道26号線で市街地に入り、再び国道に合流するコースを取りました。

旅行の満足度
3.0
一人あたり費用
1万円 - 3万円
交通手段
自家用車
旅行の手配内容
個別手配

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  • 「気仙沼 鹿折 復興マルシェ」と書かれた看板を見つけました。<br />あっと思った時には、道は直前でカーブして遠ざかってしまいました。<br />震災以前は、まっすぐ行くことができたのだと思います。

    「気仙沼 鹿折 復興マルシェ」と書かれた看板を見つけました。
    あっと思った時には、道は直前でカーブして遠ざかってしまいました。
    震災以前は、まっすぐ行くことができたのだと思います。

  • よくあるコンビニです。しかし、周りを見ると何にもありません。津波で皆、流されたのでしょう。ということは、このコンビニも破壊されたはず。瓦礫も撤去された更地にポツンとコンビニがある風景は、あちこちで見受けられました。<br />食料品から日用品、雑貨まで揃うコンビニは、商店街が消滅した町に、無くてはならない存在です。また、工事関係者が昼飯を購入したりするためにも、必要です。物流さえ確保できれば、チェーン店である強みで仕入れは確実です。ATMもあるから、どこの銀行の預金でも出し入れ可能です。<br />こうしたことから、コンビニだけが復旧している所が多いのでしょう。

    よくあるコンビニです。しかし、周りを見ると何にもありません。津波で皆、流されたのでしょう。ということは、このコンビニも破壊されたはず。瓦礫も撤去された更地にポツンとコンビニがある風景は、あちこちで見受けられました。
    食料品から日用品、雑貨まで揃うコンビニは、商店街が消滅した町に、無くてはならない存在です。また、工事関係者が昼飯を購入したりするためにも、必要です。物流さえ確保できれば、チェーン店である強みで仕入れは確実です。ATMもあるから、どこの銀行の預金でも出し入れ可能です。
    こうしたことから、コンビニだけが復旧している所が多いのでしょう。

  • 真新しい(ように見えます)船がいっぱい停泊していました。<br />津波で多くの船が失われたのでしょうが、今はこうして再び船がずらっと並んでいます。往時はこんなものではなかったのかもしれませんが、更地ばかりを見てきた目には、嬉しい光景でした。

    真新しい(ように見えます)船がいっぱい停泊していました。
    津波で多くの船が失われたのでしょうが、今はこうして再び船がずらっと並んでいます。往時はこんなものではなかったのかもしれませんが、更地ばかりを見てきた目には、嬉しい光景でした。

  • 今は静かな湾内。ここも津波に飲み込まれ、人々はこの高台から見下ろすしかなかった。<br />今回の旅行で、震災当時の写真集を2冊購入しました。お土産ばかりを買うのにも限界があることと、現地でしか得られない生の記録を受け止めたいと思ったからです。<br />当時、私たちも計画停電などで不安定な生活をしており、現地の様子を詳しく知る余裕がありませんでした。あまりにも被災地が広すぎて、地名を言われても岩手か宮城か、はたまた福島かという有様。<br />「なんだかよくわからないけど、大変だったね」で、済ませたくはないのです。

    今は静かな湾内。ここも津波に飲み込まれ、人々はこの高台から見下ろすしかなかった。
    今回の旅行で、震災当時の写真集を2冊購入しました。お土産ばかりを買うのにも限界があることと、現地でしか得られない生の記録を受け止めたいと思ったからです。
    当時、私たちも計画停電などで不安定な生活をしており、現地の様子を詳しく知る余裕がありませんでした。あまりにも被災地が広すぎて、地名を言われても岩手か宮城か、はたまた福島かという有様。
    「なんだかよくわからないけど、大変だったね」で、済ませたくはないのです。

  • T字路に「復興屋台村 気仙沼」がありました。<br />3連休の中日だというのに、人の姿が見受けられないのが気がかりです。<br />そういう私も、先を急ぐので通過せざるを得ませんでした。

    T字路に「復興屋台村 気仙沼」がありました。
    3連休の中日だというのに、人の姿が見受けられないのが気がかりです。
    そういう私も、先を急ぐので通過せざるを得ませんでした。

  • 建物の土台だけが残った地域。道路一本隔てた向こう側は建物が無傷で残っているのに、こちら側は壊滅状態。おそらく津波の高さは、向こう側に被害をもたらすほどには高くなかったのでしょう。恐ろしいのは、それ程高さの無い津波でも、これだけの破壊力があるということ。

    建物の土台だけが残った地域。道路一本隔てた向こう側は建物が無傷で残っているのに、こちら側は壊滅状態。おそらく津波の高さは、向こう側に被害をもたらすほどには高くなかったのでしょう。恐ろしいのは、それ程高さの無い津波でも、これだけの破壊力があるということ。

  • 三陸の道は、土地の低いところにある町から少し標高のある半島部分を通り、再び下って町が見えることの繰り返し。<br />そして、町が見える度に、こうした何も無い更地に工事車輌が動いている光景を見るのです。<br />いったい、どれだけの集落が消えたのでしょう。

    三陸の道は、土地の低いところにある町から少し標高のある半島部分を通り、再び下って町が見えることの繰り返し。
    そして、町が見える度に、こうした何も無い更地に工事車輌が動いている光景を見るのです。
    いったい、どれだけの集落が消えたのでしょう。

  • 海岸のそばに1棟だけ残った建物。ここにいた人達は、無事に逃げることが出来たのでしょうか。

    海岸のそばに1棟だけ残った建物。ここにいた人達は、無事に逃げることが出来たのでしょうか。

  • 陸前小泉の手前の橋が落ちています。この橋は、JR気仙沼線の鉄橋で、こうした状況のためにBRTでの仮復旧となっているのです。<br />この辺りがBRT路線の真ん中です。

    陸前小泉の手前の橋が落ちています。この橋は、JR気仙沼線の鉄橋で、こうした状況のためにBRTでの仮復旧となっているのです。
    この辺りがBRT路線の真ん中です。

  • 小泉大橋を通りながら落ちた鉄橋を見上げます。実はこの小泉大橋も当時はすべて落下しました。国道の橋だけが先に復旧したのです。<br />津波直後は、鉄橋の上に流されて来た家屋が乗っていました。

    小泉大橋を通りながら落ちた鉄橋を見上げます。実はこの小泉大橋も当時はすべて落下しました。国道の橋だけが先に復旧したのです。
    津波直後は、鉄橋の上に流されて来た家屋が乗っていました。

  • JR気仙沼線、陸前小泉のBRTの停留所です。この付近の鉄橋が落下したままなので、元の線路部分を専用道路にしているBRTは、通行することが出来ず、この部分は国道を走っています。

    JR気仙沼線、陸前小泉のBRTの停留所です。この付近の鉄橋が落下したままなので、元の線路部分を専用道路にしているBRTは、通行することが出来ず、この部分は国道を走っています。

  • ちょうど気仙沼行きのBRTが走って来ました。<br />BRTは、すべての便が全線を走っているのではなく、およそ半分は気仙沼から本吉(陸前小泉から一つ気仙沼方面に行った駅)の間だけの運行です。<br />気仙沼〜本吉間が1時間に2本。全線を走るのは、その半分、1時間に1本程度です。とても距離が長いので、全線だと2時間かかります。本吉止まりでも45分かかるので、仕方が無いのでしょう。

    ちょうど気仙沼行きのBRTが走って来ました。
    BRTは、すべての便が全線を走っているのではなく、およそ半分は気仙沼から本吉(陸前小泉から一つ気仙沼方面に行った駅)の間だけの運行です。
    気仙沼〜本吉間が1時間に2本。全線を走るのは、その半分、1時間に1本程度です。とても距離が長いので、全線だと2時間かかります。本吉止まりでも45分かかるので、仕方が無いのでしょう。

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