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アルメニアを世界最初のキリスト教国に導いた、<br />聖グレゴリウスにゆかりのあるホルヴィラップ修道院と<br />エチミアジン大聖堂を訪問しました。<br /><br />大アララト山とエチミアジン大聖堂は、アルメニア人の<br />精神的象徴として、大きな役割を果たしているそうです。

アルメニア旅行②(ホルヴィラップ修道院、エチミアジン大聖堂)

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2013/08/30 - 2013/09/08

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旅行記グループ コーカサス旅行記

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赤い彗星

赤い彗星さん

アルメニアを世界最初のキリスト教国に導いた、
聖グレゴリウスにゆかりのあるホルヴィラップ修道院と
エチミアジン大聖堂を訪問しました。

大アララト山とエチミアジン大聖堂は、アルメニア人の
精神的象徴として、大きな役割を果たしているそうです。

旅行の満足度
4.5

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  • アルメニアの首都エレヴァンで泊まったホテルの、川向こうに立っていたコニャック工場です。<br /><br />1945年のヤルタ会談の際に、アルメニア・コニャックを飲んだイギリス首相のチャーチルは、大いに気に入り、生涯贔屓にしていたそうです。

    アルメニアの首都エレヴァンで泊まったホテルの、川向こうに立っていたコニャック工場です。

    1945年のヤルタ会談の際に、アルメニア・コニャックを飲んだイギリス首相のチャーチルは、大いに気に入り、生涯贔屓にしていたそうです。

  • 恐らく飛びだし注意の看板。

    恐らく飛びだし注意の看板。

  • 大アララト山(右:5165M)と小アララト山(左:3925M)をバックにした、ホルヴィラップ修道院です。

    大アララト山(右:5165M)と小アララト山(左:3925M)をバックにした、ホルヴィラップ修道院です。

  • ノアの箱舟で有名な大アララト山です。<br />現在はトルコ領となっていますが、アルメニア人にとっては、日本に例えれば富士山的な山だそうです。

    ノアの箱舟で有名な大アララト山です。
    現在はトルコ領となっていますが、アルメニア人にとっては、日本に例えれば富士山的な山だそうです。

  • ホルヴィラップ修道院は、小高い丘の上に建っている為、少し登りがあります。

    ホルヴィラップ修道院は、小高い丘の上に建っている為、少し登りがあります。

  • 修道院は高い壁で囲まれ、要塞のような造りになっています。<br />右下の入り口から、修道院に入ります。

    修道院は高い壁で囲まれ、要塞のような造りになっています。
    右下の入り口から、修道院に入ります。

  • 入り口脇には、ここにもハチュカルが飾られていました。

    入り口脇には、ここにもハチュカルが飾られていました。

  • 上のハチュカルの対面には、ハチュカルではなく通常の石碑?が置かれていました。

    上のハチュカルの対面には、ハチュカルではなく通常の石碑?が置かれていました。

  • 教会です。

    教会です。

  • 修道院には、展望台のような広めのスペースがあり、そこからは大小アララト山を眺める事が出来ます。<br />アルメニアは、起伏に富んだ地形が多かったのですが、このようにひらけた場所だと、より山が映えるような気がします。

    修道院には、展望台のような広めのスペースがあり、そこからは大小アララト山を眺める事が出来ます。
    アルメニアは、起伏に富んだ地形が多かったのですが、このようにひらけた場所だと、より山が映えるような気がします。

  • 聖グレゴリウスが、10年以上幽閉されていた牢屋のある建物です。<br /><br />当時のアルメニア王トゥルダト3世とグレゴリウスは、友人だったそうですが、キリスト教を巡り対立を深め、この建物にグレゴリウスは幽閉されます。<br />後にトゥルダト3世が重い病気に懸かった際に、トゥルダト3世の姉が、グレゴリウスを開放すれば、病気が治るという夢を見ます。<br />グレゴリウスを解放した結果、王の病気も快癒し、アルメニアは世界初のキリスト教国になりました。

    聖グレゴリウスが、10年以上幽閉されていた牢屋のある建物です。

    当時のアルメニア王トゥルダト3世とグレゴリウスは、友人だったそうですが、キリスト教を巡り対立を深め、この建物にグレゴリウスは幽閉されます。
    後にトゥルダト3世が重い病気に懸かった際に、トゥルダト3世の姉が、グレゴリウスを開放すれば、病気が治るという夢を見ます。
    グレゴリウスを解放した結果、王の病気も快癒し、アルメニアは世界初のキリスト教国になりました。

  • 祭壇部分です。この建物の地下で幽閉されていたのですが、上階部分もほとんど光が入らず、薄暗い造りになっています。

    祭壇部分です。この建物の地下で幽閉されていたのですが、上階部分もほとんど光が入らず、薄暗い造りになっています。

  • こちらが牢屋の入口です。細く深い竪穴しか存在せず、自力で抜けるのは100%無理だと思われます。<br />ここからある女性が、毎日パンを投げ入れ続け、そのおかげで聖グレゴリウスは、生き永らえたと言われています。

    こちらが牢屋の入口です。細く深い竪穴しか存在せず、自力で抜けるのは100%無理だと思われます。
    ここからある女性が、毎日パンを投げ入れ続け、そのおかげで聖グレゴリウスは、生き永らえたと言われています。

  • トイレ休憩の時間を利用して、牢屋に下りました。<br />小さな祭壇とハチュカルがあるぐらいで、他は壁しかありません。<br />スペースも小さく、光も入らないこのような場所で10年以上過ごすなど、常人では考えられない忍耐力です。

    トイレ休憩の時間を利用して、牢屋に下りました。
    小さな祭壇とハチュカルがあるぐらいで、他は壁しかありません。
    スペースも小さく、光も入らないこのような場所で10年以上過ごすなど、常人では考えられない忍耐力です。

  • 牢屋の天井部分です。

    牢屋の天井部分です。

  • 改めて教会内部を見学します。

    改めて教会内部を見学します。

  • 入り口の扉にも、十字架の幾何学的な文様が刻まれています。

    入り口の扉にも、十字架の幾何学的な文様が刻まれています。

  • 祭壇部分です。光の使い方も絶妙で、荘厳な雰囲気が漂います。

    祭壇部分です。光の使い方も絶妙で、荘厳な雰囲気が漂います。

  • 清めの水場、もしくは洗礼用の水場でしょうか。

    清めの水場、もしくは洗礼用の水場でしょうか。

  • エチミアジン大聖堂の門です。入場は、この門の脇から中に入ります。

    エチミアジン大聖堂の門です。入場は、この門の脇から中に入ります。

  • 中に入ると、ハチュカルが立ち並んでいます。

    中に入ると、ハチュカルが立ち並んでいます。

  • 大聖堂は、ちょうど修復中でした。<br /><br />エチミアジン大聖堂は、アルメニア最古でアルメニア正教の大本山でもあります。聖遺物として、ロンギヌスの槍も保管されているそうです。

    大聖堂は、ちょうど修復中でした。

    エチミアジン大聖堂は、アルメニア最古でアルメニア正教の大本山でもあります。聖遺物として、ロンギヌスの槍も保管されているそうです。

  • かなり大きいハチュカルです。

    かなり大きいハチュカルです。

  • こちらもより巨大で凝った作りのハチュカルです。

    こちらもより巨大で凝った作りのハチュカルです。

  • 大聖堂をぐるりと廻って、入り口に向かいます。

    大聖堂をぐるりと廻って、入り口に向かいます。

  • 大聖堂の正面に出ました。<br /><br />エチミアジンは、「神の降臨した場所」という意味だそうです。<br />聖グレゴリウスは、キリストが地上に降りてきて、木槌で地面を打つ夢をみました。夢のお告げに従い、この地に木造の教会を建てたのが、エチミアジン大聖堂の始まりだそうです。

    大聖堂の正面に出ました。

    エチミアジンは、「神の降臨した場所」という意味だそうです。
    聖グレゴリウスは、キリストが地上に降りてきて、木槌で地面を打つ夢をみました。夢のお告げに従い、この地に木造の教会を建てたのが、エチミアジン大聖堂の始まりだそうです。

  • 大聖堂入口前の天井部分です。羽のついた顔の装飾や絵画が、ちょっと不気味です。

    大聖堂入口前の天井部分です。羽のついた顔の装飾や絵画が、ちょっと不気味です。

  • 入口上段部分も、少しずつ違った幾何学模様で飾られています。

    入口上段部分も、少しずつ違った幾何学模様で飾られています。

  • 左右には、聖人の絵画が飾られています。

    左右には、聖人の絵画が飾られています。

  • 大聖堂内の祭壇部分です。下段のマリア様と聖人?の装飾画も美しいですね。

    大聖堂内の祭壇部分です。下段のマリア様と聖人?の装飾画も美しいですね。

  • 祭壇の前にも祭壇がありました。

    祭壇の前にも祭壇がありました。

  • 天井のドーム部分です。

    天井のドーム部分です。

  • 最後の晩餐の絵画でしょうか。

    最後の晩餐の絵画でしょうか。

  • キリスト誕生と洗礼のシーンが、描かれています。

    キリスト誕生と洗礼のシーンが、描かれています。

  • 左は何の場面か分かりませんが、右は磔の場面ですね。

    左は何の場面か分かりませんが、右は磔の場面ですね。

  • 右が最初に見た門で、正面が神学校です。手前には、庭園が広がっています。

    右が最初に見た門で、正面が神学校です。手前には、庭園が広がっています。

  • 昼食のレストランでは、アルメニア伝統のパン:ラバッシュ作りの実演をしてくれました。<br />生地を伸ばして、穴になっている窯に張り付けると・・・

    昼食のレストランでは、アルメニア伝統のパン:ラバッシュ作りの実演をしてくれました。
    生地を伸ばして、穴になっている窯に張り付けると・・・

  • パンが出来あがります。

    パンが出来あがります。

  • 昼食の魚を焼いています。

    昼食の魚を焼いています。

  • 大きな水槽では、マスとチョウザメが泳いでいました。

    大きな水槽では、マスとチョウザメが泳いでいました。

  • 焼き魚です。おいしかったですが、醤油が欲しくなりました。

    焼き魚です。おいしかったですが、醤油が欲しくなりました。

  • アップルパイです。パイというより、ふわふわなアップルパンという感じでした。おいしいパンでした。

    アップルパイです。パイというより、ふわふわなアップルパンという感じでした。おいしいパンでした。

  • 年季の入った車が止まっていました。

    年季の入った車が止まっていました。

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