アゼルバイジャン旅行②（シェキ）

2013/08/30 - 2013/09/08

首都バクーから、ガバラを経由してシェキに移動です。

シェキのシェキ・ハーン宮殿は、夏の離宮という事もあり、
バクーのシルヴァン・シャフ・ハーン宮殿と比べて、
鮮やかな色に彩られていました。

移動途中には、本場のカスピ海ヨーグルトも味わう事が出来ました。

エリア その他の都市(アゼルバイジャン)

• 旅行の満足度: 4.0

バクーから、本日の宿泊地ガバラに移動途中に、古都シェマハに立ち寄りました。
古い都のあった場所で、写真は旅行した2013年に再建されたばかりのジュマ・モスクです。

ジュマ・モスク(JUMA　MOSQUE)は、アゼルバイジャン最古で最大のモスクです。
数度の地震による破壊とアルメニア軍の攻撃で2度燃やされた事が、石碑に書かれています。

完成して間もない事もあり、ちり一つ落ちていないと言った状態です。

最初にモスクが建設された年、743年を現わしています。反対側は、2013年の装飾が施されています。

ミフラーブです。横に座っている信者の方と比べても、かなり巨大なものである事が分かります。
こちらのモスクも例にもれず、入り口から女性と男性は、敷居で隔てられており、別々に入場することになります。

天井も美しい幾何学模様で飾られています。

この箱に入っている焼き物のような石？は、信者の方が礼拝の際に床に置いて、屈んで拝礼する際に頭を乗せるためのものだそうです。

モスクの前の通りです。広くてきれいな道路が整備されています。

コーカサス地方と言えば、カスピ海ヨーグルト。
シェマハの家庭にお邪魔して、ヨーグルトを頂きます。

近くから撮りすぎて、ピンボケしてしまいましたが、きゅうり&米入りヨーグルトです。
ノーマル版、香草入り、きゅうりと米入りの3杯のヨーグルトを頂きました。
カスピ海ヨーグルトの本場では、色々な具を入れて食べるのがポピュラーらしいのですが、個人的好みを言うと、やはりノーマルが一番おいしく感じました。。

部屋の内部も見せて頂きました。
子供の寝室だったと思いますが、新婚家庭のようなベッドです。

食堂もヨーロッパの家庭のようです。あれ？地理的には、ヨーロッパなのかな？

歩いていると、挨拶してくれた子供たちです。
しっかり者のお姉ちゃんが、幼い弟と妹に「カメラの方向くのよ」「カメラに向かって笑うのよ」ときちんとレクチャーしていました。
レクチャーは実らなかったようですが、お姉ちゃんは、カメラ用の笑顔を見せてくれています。

ガバラのホテルから見た夕日です。のどかな地方都市といった小さな街でした。
散歩していると、公園で遊んでいた子供たちが、興味津々で大勢集まってきました。
日本人だと言うと、お辞儀したり、握手したりと人懐っこくかわいい子供たちでした。

荒い石畳を上って、シェキ・ハーン宮殿に向かいます。

宮殿に向かう途中に博物館がありました。朝なのでまだ閉まっています。
通路を挟んでカフェもありました。

18世紀にシェキ・ハーンにより建てられた、シャキ・ハーン宮殿です。
夏の離宮として使用されていたそうです。
宮殿内を撮影するには、3ドル必要になります。

宮殿は、美しいステンドグラスで飾られています。
当時は床も高価な絨毯で覆われていたそうですが、ソビエト侵攻による略奪で、全て持ち去られてしまったそうです。
ガイドさんは、今はエルミタージュで見る事が出来ると言っていました。

寝袋みたいな形ですが、寝室のマクラだそうです。

色々な色や形のステンドグラスで装飾されています。

窓側はステンドグラスに覆われていますが、壁側も装飾で彩られています。

部屋数は少ないのですが、書庫や男性用・女性用の部屋などが、設けられていました。

天井にも装飾が施されています。

幾何学模様だけではなく、植物の絵も描かれています。
こちらは女性用の部屋だそうです。

内容は忘れてしまいましたが、この壁面の絵画は、歴史を表わしているそうです。

宮殿が、高台に建っているのが分かります。

帰る頃には博物館も開いていて、マネキンの門番が見張りをしていました。

宮殿を出たら、正面に小さなお土産屋がありました。
持って帰るのが、大変そうな品物が並べられています。

カフカス地方最大のキャラバンサライです。

入り口を入ってすぐのスペースは、屋根が付いていて薄暗くなっています。

古いものなのか、新しいものかは分かりませんが、彫刻が飾られています。

建物に囲まれた中庭に出ました。

1Fです。

2Fは、これまた屋内部分にまでテラスが付いています。

2Fから、中庭を覗きました。庭園は、ちょうどバラが咲いていました。

2Fは、現在もホテルとして使用されています。

隊商宿ということで、ゴミ箱のマークがラクダになっています。

キャラバンサライの前には、元宮殿みたいな感じのホテルでしょうか？大きな建物が建っていました。

キャラバンサライの通りに面した場所には、土産物屋が並んでいます。
奥行きを見てもキャラバンサライが、かなりの大きさであることが分かります。