2013/08/10 - 2013/08/12
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ぱんスキュさん
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2013年8月9日~21日
周りの旅友たちから『え、まだ行ってないの?!いつ行くの?!』と言われ続けてン年・・・。
行かねばと思いつつ、なんとなく後回しにしてた国。
それがインド。
そう、旅人の必修科目・通過儀礼ともいえるインド。
ついについに、この夏無事に(?)行くことができました!
デリー⇒バラナシ⇒カジュラホ⇒アグラ⇒ジャイプール⇒デリー のベタベタなゴールデン観光ルート!
あれ、本当は南インドに行きたかったんだけどな・・・。いつの間に。
----
デリーから飛行機でバラナシまで飛びました。
噂では腐るくらいに聞いてましたが、やっぱりここはとんでもなくかっとんでる場所でした。聖なる都市だけど、路地裏は魔境だったー…。
何が真実で、何が嘘か分からない。。。
すべてが川と一緒に流されていくような場所、それがバラナシ。
空港の移動から驚き、路地裏の牛に邪魔され、プージャを見てガンガラムシルクハウスの人々と出会い&語り、アヤシゲ占いにアヤシゲスパイス屋でぼったくり、、、
なんというインド旅の鉄板ルートをたどってしまったのだろうか。。。
はい、やはりここに来ることは旅人の必修科目でした。
とても人間臭い、そして神聖なるバラナシのエピソードを。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 5.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- 鉄道 自転車 徒歩 バイク
- 航空会社
- ジェットエアウェイズ (運航停止) ANA スパイスジェット
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
デリー・インディラガンディー空港から、
インドのLCC・スパイスジェットに乗ってヴァラナシヘ。
ここまでは楽勝である。
なかなか快適な旅。 -
ヴァラナシ空港。
まあまあ近代的でビックリ。
そしてデリーのように、宿にピックアップをお願いしていた。
これで一安心…
と思いきや、ここでこの先のイベント満載なバラナシデイズを暗示する出来事が起こる。さすがバラナシ。
宿から迎えを頼んでおいたら、2人の人が待っていた。
1人はドライバー、1人は荷物持ちかな…
でも何故2人態勢なんだろう…?
こちらの疑問をよそに、その荷物持ちの男子(26才)は車の後部座席、わたしの隣に座って話しかけてくる。
『やあ、僕はPankaji(パンカジ)っていうんだ。ヴァラナシ生まれのヴァラナシ育ち!ようこそ!わからないことがあったら何でも聞いてね。』
…お、おう、フレンドリーなスタッフさんだな。
しばらく談笑ののち、
『僕はアーユルヴェーダの修業をケララでしてたんだ。さあ、フィーリングをゲットして!』と、いきなりわたしの腕をマッサージしだした。
…ええーーーー何何何この超展開!
まあ面白かったし、このときはまだ彼を宿の人と思っていたので、そのままマッサージされてた。まあセクハラな感じはなかったしなあ。
そんなこんなでいきなりバラナシ怒涛の日々ははじまった。 -
バラナシの中心部に到着。
今回の宿はガンジス川沿いにあるのだけど、そこまでは車で入れないため、途中から歩きで宿へと向かう。
パンカジ君が荷物を持って先導。 -
初めて見るバラナシの町。
そこは、今まで旅してきた街の中でもベスト3に入るくらいのインパクトがあったのだった。
たくさんの人・人・人
オレンジ色の服(神聖な色)
サドゥー(修行者)の姿
道端の人
そして牛
すべてが生きていて、そして流れていく。 -
インド人の大群に圧倒される。
これがバラナシ。
目まぐるしい町の中心部の動画。
これで雰囲気を掴んでいただけると思う。
https://www.youtube.com/watch?v=ggGTLhhWxos&feature=youtu.be -
ガンジス川沿いは、かなり入り組んだ構造の町になっており、初めて行く場合には案内なしに目的地にはたどり着けない。
モロッコの旧市街地(メディナ)とか、あんな感じ。
でもまぎれもなくインドである。 -
その理由は…
この狭い道を、牛が我が物顔で歩いているからである。
そしてしばしば道で立ち止まり、通せんぼするのだ。
わー、超インドっぽい。 -
とにかく通路に牛がいる。
うじゃうじゃ。
牛だけじゃなくて、山羊とか犬の時もあってこれまた…。 -
路地には犬が寝てる。
そして人も…。
あー、魔境に来てしまったかもしれんとおもった。 -
なんとか宿にたどり着きました。
するとパンカジ君が入口で、
『夜はプージャ(祈りの儀式)を案内するから!ここに6時に待ち合わせね!じゃあねー ノシ』
と言って、去っていったのだ。。。
あ、あれ、彼は宿のスタッフじゃなかったのかな…。
フロントで確認すると、彼はスタッフではないとのこと。
えっなにそれ
なんで迎えのタクシーに乗ってきたの…
謎すぎる。謎。
とにかく宿『ガンパティゲストハウス』に着いた。
ヴァラナシでの滞在は2泊3日。 -
このゲストハウスには屋上テラスがあり、ガンジス川を一望することができる。
-
わーーーー
ガンガービューだよ! -
眼下に広がる光景。
おおおお。これがあのガンジス川! -
上流の方向を向いてみる。
-
続いて下流の方向を向いてみる。
ガンガーの雄大な流れ。 -
ガート沿いの暮らし。
洗濯物を干してる。平和な光景だ。 -
宿にはこんなんもいました。
食べ物狙っているらしい。
サル…。 -
宿の前で6時まで待ったが、結局パンカジ君現れず。
1人でガンジス川沿いの夜の儀式・プージャを見に行くため宿を出て歩く。
昼間とはまた違う、活気づくバラナシの姿。
露店のおっちゃんもいい感じ。
動画を撮ってみた。町の雰囲気がわかると思う。
https://www.youtube.com/watch?v=nrZOSG2Rjm8&feature=youtu.be -
カート(噛みタバコ)の商店。
-
宿の前にあった看板。
ヴァラナシにはこういうタブラ教室みたいなのもある。
なんというか、まさにごった煮。 -
また君か―!>ウシ
-
街にはオレンジ色の衣服を着たインド人がたくさん。
ちょうどこのときシヴァ神のお祭りの期間だったそうで、ガンジス川の水を汲んできて、神殿にかけるとか、そういう感じのお祈りを朝晩とやるんだそうだ。みんな手にポリタンクを持っているのはそのせいかー。
さすが聖なる町。 -
ガンジス川添いのダシャシュアメード・ガートと呼ばれる川岸。
プージャの儀式のが始まります。
インド人も外国人もたくさん集まっている。
動画その1
https://www.youtube.com/watch?v=fbxmU91F4mc&feature=youtu.be -
儀式が始まりました。
何やら煙の出る棒のようなもの?松明を振りかざし、鈴のような楽器が鳴らされ聖なる儀式が始まった。
しかしこれらはどうも観光化されてるみたいで、地元の人間はあまりいないと聞く。真相はどうなんだろう。
動画その2
https://www.youtube.com/watch?v=yP2zNM6ypCQ&feature=youtu.be -
一心に祈る隣のインド人女性。
-
と、、、
開始して15分くらいで突然激しい雨・雨・雨
スコールがやってきた―――
ということで、プージャもそこで打ち切り。
みんなが雨宿りの場を求めて逃げ惑う。
うわー。
こんな状況なのに動画撮ってたw
https://www.youtube.com/watch?v=hVKhGhWw7fA&feature=youtu.be -
雨宿り場を無事確保。
…と、アレ?昼間のパンカジ君発見。
(写真右の彼)
悪びれもせず、やあー元気?みたいな反応。
どうも別の約束が入ったらしいとのこと。
テキトーだな、インド人め。 -
さて、宿に帰ろうとすると…
『こんにちは、日本人?』と話しかける1人のインド人男性が。
あまりにも怪しいので無視して立ち去ろうとしたところ、着いてきて話を始める。
『僕がこの町のことを案内してあげる。』
『みんな日本人はインド人の話を聞かないで、この町に来て去っていく。でもそれでどうやってこの町のことを知るの?』
…んー、それってあなたがガイドするってこと?
それでお金を払ってってことなの?
『僕、ガイドじゃないからお金はいらないし受け取れない。この町のことを知ってもらいたいだけだよ。もしお金を払ってもいいというのなら、僕はお店をやってるから、そこから何か買ってくれればいいよ』
普段はこうした怪しい誘いには絶対乗らないようにしているのだけど、その彼はこの時点で騙したり他意があったりするような様子はなかったので、ここは自分の旅人のカンにかけた。
『この町の沐浴を見たいなら朝が良いです。ここに明日の朝6時に待っています。』
と彼は言い残して去っていった。
彼の名前はVijay ビジェイといいました。
この誘いは、吉と出るか、凶と出るか。 -
朝6時。
昨日ビジェイくんと約束をしたガンガー沿いに行く。
いやー、どうせいないんだろうなーと半信半疑でしたが、彼はちゃんとそこで待っていてくれました。
おおお、約束守るインド人!好印象です。 -
彼はまず小さなガートに連れて行ってくれた。
しかし朝のガンジス川は綺麗だった。 -
ガンジス川に来たからにはボートに乗りたいと思ったのですが、『今は川の水位が増していてボートには乗れないよ』だって。
残念だ…。 -
階段を下りてガートへ。
ここでも途中で立ちはだかるウシw -
小さなガートに着いた。
朝早くから沐浴する人たち。
そしてガンガーの水を持ち帰る人たち。
壺ごと家に置いておくのだそうだ。 -
サドゥーが瞑想中。
やはりこの町の何もかもが、初めて見るものばかり。 -
続いて大きなガートを案内してくれるそうだ。
歩き出す。
今度はヤギがいたw -
ヴァラナシはホーリータウンなので、
町のあちこちに祠や神像がある。 -
柵をくぐって撮ってみた。
-
途中にあった大きな木。
聖なる色=オレンジの糸を巻き付けて祈願をする。 -
ガンジス川に沿って歩く。
この辺りは古い建物が多く、崩壊する危険がある。実際に崩壊して人が亡くなる事故も起きているが、もはや入り組みすぎたり土地の権利が複雑すぎて、立て直しが事実上不可能なのが難しいところなんだって。 -
大きなガートに着きました。
早朝なのにたくさんの人がいる。
ジモティーも、観光客も。 -
沐浴をする人たちもいる。
でも近年のガンジス川は衛生状態があまりよくないようで、日本人は沐浴すると赤痢になるとか危険だとかと聞いていたので、見てるだけ。 -
ガートで散髪と髭剃りを行っていた。
おおお、なんかインド的光景。 -
早朝散歩した後は、ビジェイ君行きつけのチャイ屋で朝ごはん。
ここのチャイはダージリン産の葉を使っているから美味しいのだと説明してくれた。確かに香りよく、そして嫌な渋味もなく飲みやすい。 -
赤い服の人がビジェイ君。
この後、ここのチャイ屋には何度も来ることになるのだけど、いつもおごってくれるので恐縮。
結局、彼はとてもいい人なのであった。
旅人の感を信じてよかったー。 -
こういう素焼き(テラコッタの容器)に入ってる。
これで5ルピー(約10円)。安い!
イイねイイね。
そして日本で飲むものより美味です。 -
飲み終わった容器は重ねる。
テラコッタは土に還りやすいので、最後には割っちゃうみたい。
なんてエコな使い捨て容器なんでしょう! -
温かいパンを近くで買って一緒に食べる。
これで15ルピー。ホカホカ美味しい。 -
大通りにでると、またオレンジ色の服の人が。
今日もシヴァ神の祭、絶賛続行中。
彼との街歩きの動画を。
https://www.youtube.com/watch?v=8QmMXRtSwuQ&feature=youtu.be -
この後は彼のお店に行き、一休み。
場所は…うまく説明できない。
ヴァラナシの路地奥にある。
狭くて洞窟みたいだったが、なんか妙に居心地よかったw -
彼のお店、ガンガラム・シルクハウス
めっちゃ日本語で書いてあってウケるw
ヴァラナシでやりたいこと何かある?って聞かれたので、
1.サールナート(サルナス)へ行きたい!
2.占い屋に行きたい!(ぼったくりで有名w)
3.火葬場見たい!
と言いました。
それでこの日は彼の従兄が運転するオートリクシャでサールナートへ行きました(次の旅行記)。 -
お店の名紙。
D.15/61,Manmandir,Dashashwmedh,Varanasi -221001(U.P)India
91-9984433783
gangaram_kashi.vns@hotmail.com
お店の中には、日本人旅行者の写真と一緒にコメントノートがあった。ぱらぱら見ていくと、そこのコメントはすべて絶賛の嵐!で、彼のことを信用できるインド人だ、ここに来たあなたは勝ち組だ!とかって書いてあってビックリ。
この手のノートって普通胡散臭いんですが、彼自身は日本語が読み書きできないので内容は分からないと言っていた。読み上げてあげると照れくさそうに笑っている。
…あーこれはガチだ。この人ガチでいい人だわ。
良かった良かった。 -
サールナートから帰ってきた後の夜は、彼の知り合いがやっているスパイス屋へ。
このビルの中の一角にあるという。
おじさんは無関係w -
ここがお店。このにーちゃんが店主ジョティ。
通称:ジョティの店
日本語の張り紙があったり、兄弟が北海道にいるとかいう典型的な日本人相手のお店。 -
スパイスと紅茶がズラリ。
そして地球の歩き方が!
ここで読み放題らしいw -
しかしここのスパイスはちょっと高め。
3種類あるが、ブレンドの品数によって値段が変わる。
ジョティのお母さんがブレンドしてるという話だが…
とりあえず記念撮影w -
最後にご飯を食べる。
キノコパニール(インドチーズ)カレーにパラタ。
水牛ミルクのラッシーが美味だった!
また明日も朝から会う約束をして、宿で就寝。 -
おはようございます。
あっという間に3日目、バラナシ最終日。
今日もガンガーの夜明けが美しい。 -
今朝も朝ごはんから始まります。
-
ワダにイドゥリにカレーみたいな食べ物をかける。
-
おいしそうだったんですが…
衛生状態がイマイチだったためパスしました…。
ああ、もったいない…。 -
店はジモティーでいっぱい。
超ローカルである。 -
今日は一般的な観光スポットではないけれど、いろいろなお寺を案内してあげる、と言われたのでついていく。
上流地域の町を歩く。 -
ドアの上に飾ってあったガネーシャ神。
ガネーシャはインドでは人気のある神様。
あっちこっちでみかけました。 -
神像を作っている作業場。
こういったのは、インド南部の信仰に篤い人々がお金を集めて作ったり、お金持ちが寄進して作らせたりするそうです。 -
作業中の現場。
コンクリート?何かをませている左官屋。 -
ここいら一帯は南部から移り住んできた人の集落で、
文字もタミル語であった。
ヴァラナシでタミル文字を見るとは!
くるくるしてて可愛いんだよねえ。 -
路地裏。
色とりどりの家たち。
ヒンディー語もちらほら見かけたので、タミルと併用なんだと思う。 -
いかつい建物発見。
インド人って結構器用だなあって思う。「 -
街角にある神様を祀ってある祠。
日本でいう神社、みたいな。
サイババの写真がさりげなく貼ってあったw
インドでも有名みたい。 -
城のようにみえるお寺。
これもこの集落の住民が建てたみたい。 -
この一帯は本当に立派なお寺がたくさんあります。
信仰心の現れです。 -
この辺りはシルク製品も作っているようで、
家内制手工業感満載な工場が並んでいる。
これが有名なバラナシシルクである。 -
小学校かなー
なごむイラストである。 -
壁のペイントその2.
インドらしい、かわいいやつ。 -
ヴァラナシに2つある火葬場のうち、小さいほうのハリシュチャンドラ・ガートの近くに差し掛かりました。おお、ドキドキする。
大量の薪があり、切ったり運んだりしています。
火葬の場面は、あとでまたもう一つのガートで見ます。 -
しかしインド人は写真を撮られるのがダイスキ!
カメラを構えると…撮って撮って!
構えなくても…撮って撮って!
別に撮ったのを見たいわけでもなく…どうしたいんだ?! -
路上にあるバケツは牛の水飲み用のもの。
どんな牛でも勝手に飲んでいいように、任意の家の軒先に置いてあるのだそうです。 -
路地裏にて、サドゥーの方々とすれ違う。
やはりオーラが違う…。 -
目的地のアッシーガート近くのお寺に着きました。
お寺の名前…忘れちゃった。 -
仏陀の写真が置いてあった。
どうやらここは仏教のお寺のようだ。 -
神聖なオレンジ色の顔料。
これをおでこにつけてお参りするのがインド式。
朝・晩と自分が決めたお寺にお参りに行くらしい。
もちろん、付けてみたw -
付けてお参りするの図
…シュールな絵面ですなw
管理人のおじいちゃんが完全カメラ目線なのがウケるw -
珍しい仏教寺なのでした。
-
ここからもガンガーが一望できた。そしてベレナスの町も!
わ、これまた美しい…。
とても暑い日だったので、風が心地よいです。 -
この後は町の中心まで引き返し、ネタ満載と言われる占い屋へ。
ビジェイ君の紹介のグルジー(聖人さん)の家です。
ビジェイはとても良い人でヴァラナシでも数少ない信用できるインド人なのだが、彼が紹介する人は結構微妙なんだと気付いたのは、ヴァラナシを去る直前のことなのでした。はは。 -
House of Astrology
(占星術の家)
とあります。
いざ突撃!
さあ、どんなこと言われるんだろうなー
たのしみだーー(棒) -
グルジー登場。
まずはプライスを確認。
ここでは5種類の占いがあった。占星術、手相、顔相、あと2つは忘れた
『1種類占うと2100ルピー、全種類だと4400ルピー。オススメは全種類のほうだな』
…高−−−−!!話のネタとしても高いだろ…。
とりあえず1種類、顔相をお願いします…。
『え、全種類やらなくていいのか?!全種類のほうがオスs』
1種類でいい!!!いいから!!!
ホロスコープとか自分で読めますから!!!!
『そ、そうかわかった…じゃあ2階へ』
と言って2階の占い部屋へ。 -
顔相をお願いしたのに、なぜか生年月日と出身まで書かされる。そして最初は顔に定規みたいなのを当てて何か計測していたが、そのうちホロスコープ辞典を取り出してきたのだった。(しかもその辞典は古くて今の見解と微妙に違ってたwww)
…ちょ、顔相見てくれるんじゃなかったんですか?!
『いやいや、顔相と占星術とは大きな関連があるのだ』
…えっはじめてきいたよなにそれ(白目
『貴方は日本で兄弟がいる、トゥルーオアノーット?』
…ナニコレ質問始まったよ…。とりあえずトゥルーな。
(すでにこの辺りから呆れモードに)
そのほかにも
『あなたは子供がいない、トゥルーオアノーット?』
…トゥルー。
『あなたはお腹、もしくは腰に病気がある、トゥルーオアノーット?』
…トゥルー(やる気0)
『あなたは(以下略)』…トゥルー。
とりあえず全部…トゥルー。でスルー。
で、顔相w占いの結果用紙がこれ。
人にいったらアカンらしい。でももう結果忘れちゃったwww
最後に『ヒマラヤの石で作ったパワーストーンが今なr』
…要りません。
高かったが、ネタとしてはまずまずであった…。
これはもう、コントってかプレイですなはい。 -
これが件のグルジー道場、占星術の家です。
Guruji ashram
House of astrology
ネタに4000円払える人にはオススメw
でも行かなくてもいいと思うwww -
最後のイベント、いよいよ火葬を見に行くことに。
マニカルニカー・ガートという、北側の大きな火葬場へ。
薪の運びが行われているのが目印。 -
ここで近くのホスピスでボランティアをやってるという兄ちゃんに引きわたされる。一応物腰は丁寧。ボランティアなのでチップはいらない、それが僕のカルマだから、とのこと。
だけど油断はできんなー、詐欺が多いことで有名なので。
---
彼がいろいろ説明してくれた。
火葬場での、燃えてる遺体の写真撮影は不可。
白い服の人は遺族。
薪(←ここだけ日本語w)は木の種類によって値段が変わる。
1人を火葬するためにだいたい200kgいるらしい。
種火はもう5000年以上前から燃え続けている。
子供や妊婦さんなどは火葬にせず、そのままガンガーに流す。 -
説明がひとしきり終わると、火葬場近くの建物に連れてかれた。
そこでついにキターーー、例の詐欺!
『あなたは何人家族ですか?5人?それなら家族と同じだけ、5人分の薪代を貧しい人のた\めに寄付してほしい。1kg150ルピーだから、×200を5人分、それで家族のカルマも解消できます。』
…うわー、噂に聞きしぼったくりな価格だな。
地球の歩き方で見たまんまの展開で笑えます。
とりあえずお財布みせ、3ドルしか入ってないことを確認させ、今はこれだけしかないからこれで、と強気でいう。
『え、君のカルマはこれじゃ果たせないけど…いいの?』
…いいからいいから!!!
そしたら、その辺に座っていた老婆のところに連れていかれ、カルマ解消のお祈りとやらをしてもらうw。
ちょ、何この展開w
どこまでがグルなのかさっぱりわからんwww -
ささ、バラナシでの怒涛のようなイベントもほぼクリア。
この町ともお別れです。
ビジェイ君の店でシルク製品を見せてもらうも、あまり欲しいものがなかったため、チップだけ渡そうとするとそれは受け取れないという。
『だって僕はガイドじゃないから。僕は物を売るのが仕事だから。』
…君、イイ奴だな。無理くりに何点か購入。
高くも安くもない。品質はいいと思う、偽物ではない。
『いつかお金を貯めて、日本人の彼女と結婚するのが夢なんだよな―――』
そこには2人で旅行した時の写真があった。
…どこまでがいけるのかわからんが、頑張ってな。
そろそろ駅までのオートリキシャ呼んであげるねー、といって待ってる間に、なぜか初日に空港であったパンカジ君がやってきた。
…って、ええーーー、君たち知り合いなん???
どこまでが仕組まれててどこまでが偶然なのーーー??
これ、ドッキリじゃないの???
最後までいろいろなことが起きる町でした。 -
ガンジス川…
この茫漠とした流れに、生きてからも死んでからも身を任せるインド人の死生観…。
雄大すぎて私には解りかねるところもあるけれど、彼らの信仰心は伝わってくるものがある。
それから聖地にあるまじき胡散臭さというか俗っぽさも、なんだかこの流れの前だと許せちゃうんだなあ…。 -
みんなに別れを告げて、ヴァラナシ鉄道駅へ。
思ったよりも大きな駅だった。 -
そういえばラマダンだったんだね。
この辺りはみんなヒンズー教徒なので気づかなかった。
でも広告だけはバッチリ出ている。
イード・ムバラク!(ラマダン明けおめでとう!)
ちなみにインドの人口の1割くらいはムスリムです。 -
近づいてみてビックリ。
人・人・人。
しかもインド人がいっぱい…。 -
駅構内もカルチャーショックな光景が。
地べたに大量の人が座ってるんだぜ…
足の踏み場がないくらいに…。 -
切符を求める人の列。
これ、何時間並べばいいんだろうか…。 -
電光掲示板に運行情報があるが、オールヒンディーでよくわからずwww
-
鉄橋のようなところを渡って…
-
なんとかホームに着きました。
これでようやくバラナシともお別れですね。 -
今晩はこの夜行列車でカジュラホへと向かいます。
いやあ、濃ーい濃ーい3日間の滞在だった。。。
聖なる町なのに、とても泥臭く人間臭い町。
そして勝手にイベントが発生する町、バラナシ。
一生に一度でも体験できてよかったー…のか???
いまだにここで起こったことを消化しきれないまま、現在に至ります。
バラナシ、なんてアンビリーバブルな町なんだろう!
すべてがイベント、そしてそれこそが人生なんだと思わされた日々だったのでした。
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この旅行記へのコメント (6)
-
- じゃっきーさん 2014/07/28 09:39:18
- こんにちわ^^
- ぱんスキュさん、はじめまして。
旅行記拝見させて頂きました。
ガンジス川に2泊さんれたんですね。羨ましいww
しかし、このオモシロイベントは最高ですね。(^^)
ホントにインドは、“え?” の連続で、旅行記を拝見しながらまた行きたくなりました。
ムンバイやダージリンにも行ってみたいのですが、“ 呼ばれる ”かな?(笑)
では、これからもよろしくお願いします。
じゃっきー
- ぱんスキュさん からの返信 2014/08/01 23:30:24
- RE: こんにちわ^^
- じゃっきーさま
はじめまして。
拙旅行記にご訪問くださりありがとうございました!
じゃっきーさまのデリー旅行記も拝見させて頂きました^^
本当にインドという国は、いろいろありすぎてビックリですよね…。
ムンバイ、ダージリン、どちらも魅惑的な響きですね!
都市によって個性が異なるのも、インドの魅力の1つだと思います。
じゃっきーさまも、またきっとインドに呼ばれる日がやってきますよ〜^^
しかも意外と近い日かもしれないですね、なんて。
今後ともよろしくお願いします。
ぱんスキュ
-
- ホワちゃんさん 2014/07/01 17:24:19
- 笑いました(^_^)v
- ぱんスキュさん
こんにちは。
占いやら、詐欺から、盛りだくさんですね^^;
でも、このような展開が旅をとても面白くさせるのだと思います。
それにしても、インドで占いに4000円って、当の本人は現地ではどのくらいのお金持ちになっているのでしょうか。
気になるところです。
ホワちゃん
- ぱんスキュさん からの返信 2014/07/01 20:26:43
- Re: 笑いました(^_^)v
- ホワちゃんさま
いつも沢山の訪問と投票をありがとうございます。
インド旅は色々ありましたが、その中でもこのバラナシという場所は一番強烈でしたねー。
グルの占いは、なんでも寄付に回してるとかいう話でしたが、信用していませんw
でもお金がありそうな感じでもなかったのも気になります…
確かに、どこに消えてるんでしょう…謎だー!
-
- dubronikaさん 2014/06/30 21:36:59
- とにかくご無事で☆
- パンさん、ご無沙汰してます!そしてご無事で何よりです☆
占いレポ、とてもイケてましたわ(笑)
カメラ目線の親父さん始め、ナイスキャラな人が沢山で、
飽きないというか一言では表現できませんね!
火葬の見学をされたとのこと、臭いなどは気にならなかったですか?
それにしても、雄大なガンジス川を眺めるテラス、いいですね!
水質は大いに問題ありそうですが(笑)
- ぱんスキュさん からの返信 2014/07/01 19:59:27
- Re: とにかくご無事で☆
- ニカさま
お久しぶりですー!おかわりありませんでしたか?
ご心配おかけした旅行記でしたね(笑)
ヴァラナシでの日々は、なんと表現してよいのやら…あまりに色々ありすぎて、現実と想像の境目が分からなくなりました(笑)。
火葬は、匂いがくるような近場では見られないため、気になるものではありませんでした。
またヴァラナシに滞在なら、やはりガンガー沿いをお勧めしますよー。良くも悪くも雰囲気満点です。
ヴァラナシは、色々な意味で旅人の必修科目だと思った旅になりました…w
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旅行記グループ 2013 旅人の必修科目!北インド周遊旅
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