インド 仏陀ゆかりの地を訪ねる 　１2 ベナレス　ガンガーの沐浴と火葬現場（１）

2010/09/18 - 2010/09/25

旅行６日目
早起きしてガンガーの沐浴を見学しました

この日は低い雲が空を覆い
一層暗い朝です

しかし水面に映えるオレンジ色の人工照明が
独特の世界をつくっています

(次の旅行記はマザーズテンプルなどベナレスの街と寺院の紹介です)

エリア バナーラス (バラナシ)(インド)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 旅行の手配内容: 個別手配

ガートの入り口に着きました

まだ真っ暗です

ガンガーの聖水を持ち帰る容器を
沢山売っています

こちらはお供え物の花

ここがガートの最上部です

ガートは川岸から川の中に向かってせり出した
階段です

ガンガーは季節やその時々の上流の降雨量で
川幅と水位が大きく変わるので
いつでも沐浴ができ
舟を利用できるように
このような階段状の構造物が造られています

ガートの規模や幅は色々です

ベナレスには何十ものガートがあります

そして寺も沢山あります

ガンガーです

水面下はガート
階段状です

舟から見ればこうなります

手漕ぎボートに乗ります

エンジンボートより静かで雰囲気があります
しかしこの日のように増水で流れが速い時は
沖に出られません
まして向こう岸には行けません

このところ上流で大雨が続き
この日のガンガーは激流です

川幅が広がり水位が上がり
水流の速さはかなりのものです

沐浴も命がけです

実際流されて死ぬ人は珍しくなく
日本人も亡くなっています

厚い雲の上に
太陽がかすかに見えてきました

これも趣のある
ガンガーの日の出です

沐浴は続きます

おそらく
ガンガーに昇る太陽に向かっての沐浴が
最高なのでしょう

手漕ぎボートに乗っています

彼がリーダーです

こちらの二人は
リーダーの指示に従います

どちらかと言えば力仕事

ボートにはゆったり乗っています

ガンガーの下流方向

大きな鉄橋が見えます

ginさんの旅行記にこの鉄橋の分かりやすい写真が載っています
　　　　↓
http://img.4travel.jp/img/tcs/t/pict/lrg/15/58/40/lrg_15584061.jpg?20100812110309

この人は
もう沐浴を終えたようです

ガンガーを流れていく灯明

灯明がいくつも流れています

ヒンドゥーの火葬場遠望

火葬場です

火葬場の横に
大量の薪が積み上げられています

実際に火葬をしています

近くからは撮影できませんが
ガイドがここからならＯＫと言う距離から
望遠で撮っています

ガート＝階段です

こう言う風景好きです

ガンガーに沿って長く長く続く狭い路地
そこには小さい店がぎっしりと並び
その裏をガンガーの上から見たのがこの景色
たぶんですが

その細い路地は後の旅行記でご覧ください

家の裏で
息抜きのおしゃべり？

インドではそこらじゅうに
ヒンドゥー教の神様がいます

行者

ネパール寺

船着場に戻ってきました

まだ
すごい人出です

インドの人は
押し合い圧し合いを
いとわない傾向があるようです

船を下り
ガートにあがりました

このガートの守り神？

ガートの上部
目立つ位置にありました

こんな服を着ていますが
バラモン僧です

ずっと絶えない火

この人が火守り

ガートを出ました

物売り

この女性が売っているのは「歯ブラシ」
この小枝を噛んで毛羽立たせ
それで歯をブラッシングします

ガートの階段を上がり
ガートの入り口に戻りました

並んで座り
施しを受けています

この後ホテルに戻り朝食です

(次の旅行記はマザーズテンプルなどベナレスの街と寺院の紹介です)

この旅行記へのコメント （6）

• エムさん 2010/12/25 16:01:16

  ベナレス　ガンガーの沐浴

  風神さん、初めまして！
  
  ガンガーの沐浴１、２を拝見しました。
  
  人々の祈りを捧げる姿って美しいですね。
  聖なるガンジス河で身を清めることが至福の時なのだと感じさせます。
  
  ガンジス河での火葬も実際に行われているのですね。
  元画像で見せて頂きましたが、少しカルチャーショックです。
  
  とっても神聖な沐浴シーンに感動しました。
  この感動の場面に、いつか出合いたいものです。
  
  一票投じて失礼します。
  
  エム

  風神さん からの返信 2010/12/25 18:32:34

  RE: ベナレス　ガンガーの沐浴

  エムさん今晩は
  
  旅行記の狙いを十分感じ取っていただいた書き込み、大変うれしいです。
  
  インド人はおおらかで、アバウトで、不潔で、時にずるく、しかし敬虔な宗教心を持っています。
  この上なく不潔なガンガーの水を飲んで下痢をすると、聖なるガンガーの水が体内の不浄を洗い流してくれたと言います。
  私たちには理解できない感覚ですが、その自分達の感覚をいったん保留し、その精神的風土に身を任せてみるとインドは大変心地よい国です。
  
  ガンガーの沐浴には、彼らヒンドゥー教徒の敬虔な信仰心が象徴的に表れていると感じます。
  
  訪問・投票ありがとうございました。
  
  風神
  
  
  
  
  
  

• エンリケさん 2010/12/23 17:07:55

  人間賛歌

  風神さん
  
  こんにちは。
  ガンガーの写真、拝見しました。
  力強く生きる人間の姿が美しい写真で表現されていて、感動しました。
  写る人みんなが色とりどりの衣装で、人間そのものが芸術だとさえ感じました。
  
  別の旅行記もゆっくり拝見させていただきます。
  素晴らしい写真をありがとうございました。

  風神さん からの返信 2010/12/23 21:52:29

  RE: 人間賛歌

  エンリケさん今晩は。
  大変うれしい書き込みありがとうございます。
  
  インドはフレンドリィーな人たちが住む長閑な田舎、
  ベナレスのように何もかもごちゃ混ぜの混沌とした都会、
  いろいろな場所が楽しめる国です。
  
  ベナレスの旅行記では、
  エンリケさんに旅行記の狙いをそのものズバリ感じ取っていただけて、
  アップした甲斐があります。
  
  ２月には厳冬のプラハ・ウィーンなどを回ります。
  エンリケさんの旅行記も参考にさせていただきます。
  
  風神

• nakamasananiwaさん 2010/12/04 23:43:54

  ♪♪

  素敵な写真ですね♪

  風神さん からの返信 2010/12/05 00:16:55

  RE: ♪♪

  ありがとうございます。
  
  うれしいです。
  
  > 素敵な写真ですね♪