バンコクとその近郊を巡る新春 in Thailand★2014　05　4日目-5日日【BKK⇒HAN⇒名古屋】

2014/01/03 - 2014/01/07

旅行4日目、最終日。
HOTELに昼過ぎに戻れば間に合うので、午前中はBKK観光へ。
今まで水上バスに乗船したことが無かったので、大回りなルートだけどサパーン・タークシンから乗船して、久しぶりにワットアルンを見に行くことに。
バンコク様式の大きなチェディばかりに目が行き、本堂やその周辺をちゃんと見たことが無かったので午前中をじっくり使って見学し、ワットアルン訪問3回目にして初めてチェディに登ってみた。
毎日違う都市に行き、あっという間だった新春旅行もラストスパート。

エリア バンコク(タイ)

何度もタイを訪れているのに水上バスに乗車したことないよね…と言う話になり、BTS:サパーン・タークシン駅で下車して徒歩すぐの、サトーン桟橋にある水上バス乗り場へ。

サトーン船着場 船系

水上バスには数種類あるけど、今回は観光に便利なチャオプラヤー・ツーリスト・ボートに乗船。
この船はチャオプラヤー・エクスプレス・ボート社が運営する観光向けボートで、チャオプラヤー川沿いの主要な10桟橋に停泊するので、交通渋滞に巻き込まれず移動でき、観光客の足になっている。

サトーン船着場 船系

サパーン・タークシン⇒ターティエン（ワットアルン対岸）まで大人1人：40B。

サトーン船着場 船系

幾つも乗り場があるので、間違えないよう注意が必要。

サトーン船着場 船系

こちらが乗船する水上バス。
観光客向けなので乗客のほとんどが外国人だった。

サトーン船着場 船系

座席数は多いけど、乗船率は高いので座りたい人は早めの席確保を。

大きなエンジン音を立てながら出発♪

チャオプラヤー・ツーリスト・ボートは9:30-15：30まで、30分おきに運行。

チャオプラヤー川 滝・河川・湖

20分後に8個目の停泊所：ターティエンで下船。

ターティエンの桟橋から見たワット・アルン。
夕焼けの時間にココから撮ってみたいと思いつつ、未だ実現せず。

大仏塔 (ワットアルン内) 寺院・教会

桟橋は狭いので一旦外に出る。

随分キレイになったようにも思うけど初めてBKK旅行した10年前と変わらず、謎の土産物が売っていた。

改めて、対岸のワット・アルンへ向かう渡し船の料金を支払って入場。

チャオプラヤ川 渡し船 (ワットアルン) 船系

渡し船にしては立派過ぎる大きな船体。

チャオプラヤ川 渡し船 (ワットアルン) 船系

ワット・アルンへゆっくりと近づく。

チャオプラヤ川 渡し船 (ワットアルン) 船系

バンコク様式の優美なシルエットは何度見ても素敵。

大仏塔 (ワットアルン内) 寺院・教会

下船後、人の流れに沿って入口へ。
前回も前々回も本堂へ行かずにすぐ入場料を支払った記憶があるし、この場所から入場したのは初めてかもしれない。

ヤクシャ像 (ワットアルン内) 史跡・遺跡

中国風な青い獅子の壁画。

ワットアルン 寺院・教会

入ってすぐに見えるのは壁面に沿ってずらっと並ぶ、同じポーズの仏像。
本堂周りを囲む回廊には悪魔を征服した姿の仏陀像が120体あり、下には石板がはめ込まれていて顔写真と名前が彫ってあったから、これはたぶんお墓だと思う。
仏像の背景図柄がキッチュで可愛いかった。

ワットアルン 寺院・教会

白くて細い柱に支えられた、屋根が高い位置にある本堂。

ワットアルン 寺院・教会

どこか女性的なイメージの本堂の足元には似つかわしくない中国風の石像が、本堂周りをぐるりと囲む。
この石像はその昔、中国との交易をしていたタイ商人が、積み荷を降ろして軽くなった帰路の船でバランスを取るために、重石替わりに持ち帰ったものなんだとか。
なぜココに…。

ワットアルン 寺院・教会

靴を脱いで本堂の中へ入ってみる。
壁は勿論のこと、非常に高い天井の細部にまでびっしりと仏教壁画で埋め尽くされていてカラフルだった。

ワットアルン 寺院・教会

豪華な造りに思わず息をのむ。
少し離れた場所にあるので気づかなかったせいか、これを2回も見逃していたなんて残念すぎる。

ワットアルン 寺院・教会

模様に見えた外壁と柱に近づいてみると、花が描かれた中国風のモザイクで文様を描きながら丁寧に飾られているのがわかる。

ワットアルン 寺院・教会

外を歩いていたら突然、見ざる聞かざる言わざるが登場。

ワットアルン 寺院・教会

本堂の目と鼻の先に、少し小さめの古い建物があったので近づいてみる。

ワットアルン 寺院・教会

鮮やかなタイルで装飾された壁面と、緻密な装飾が施された窓枠。

ワットアルン 寺院・教会

細やかな造りは全体に…

ワットアルン 寺院・教会

建物の内側は、白い漆喰壁に手書きの花が描かれていて、本堂とはまた違って優しい雰囲気。

ワットアルン 寺院・教会

強い日差しが床に、繊細なシルエットを投影していた。

ワットアルン 寺院・教会

こちらの建物は、大きな仏像が一体鎮座するのみ。

ワットアルン 寺院・教会

ふと目線をずらすと、若い僧侶たちがスマホで記念撮影をしていた(笑)。
僧侶もスマホ時代。

ワットアルン 寺院・教会

落ち着く空間だけど、今回の目的はあの大きなチェディに登ることなので外へ。
チケットブースに向かう。

ワットアルン 寺院・教会

料金は大人1人：50B。

ワットアルン 寺院・教会

圧倒的な存在感。

大仏塔 (ワットアルン内) 寺院・教会

バンコク様式の大仏塔は高さが75ｍもあるので、真下から見上げてみると首が90度になってしまう。

大仏塔 (ワットアルン内) 寺院・教会

台座周りはこんな感じになっていて、全体に細かなタイルモザイクで装飾が施されているのがわかる。

大仏塔 (ワットアルン内) 寺院・教会

さて、登るため気合を！
かなり急傾斜なので、手摺をしっかり握りながら恐る恐る登った。

大仏塔 (ワットアルン内) 寺院・教会

やっと1段目のゴールが見えてきた。

大仏塔 (ワットアルン内) 寺院・教会

この高さでも見晴らしは良いけど、今回目指すのはその上！

ワットアルン 寺院・教会

2段目は階段幅も狭くて細く、傾斜も踏み外したら転がり落ちること間違い無しの難関。
途中で止まって景色を見る余裕なんてなく、カメラをぶつけない様、足元も気遣いながら進んで行く。

大仏塔 (ワットアルン内) 寺院・教会

はぁ…！やっと到着。
最上段は狭いけど一周することが出来る。

大仏塔 (ワットアルン内) 寺院・教会

柔らかな表情。

大仏塔 (ワットアルン内) 寺院・教会

覚悟を決めて降りないと…僧侶らも両手で手摺を握りしめながら降りていくほどの急傾斜。

大仏塔 (ワットアルン内) 寺院・教会

無事、下まで辿り着いたので渡し船の船着き場へ。
片道大人1人：3Ｂ。

チャオプラヤ川 渡し船 (ワットアルン) 船系

チャオプラヤー川を対岸へ横切る。

チャオプラヤ川 渡し船 (ワットアルン) 船系

船着き場周辺には屋台がたくさん出ていたけど、時間を確認したらヤバイ！
早くHOTELに戻らないと…

でも、お腹は空いてるし喉もカラカラなのでとりあえず水分補給。
そういえば、今日はまだ一食も食べていないので、鮮やかな赤紫のドラゴンフルーツジュース：30Bを購入して…

観光客待ちのボッタクリが多いこの地域で乗りたくなかったけど、時間が無いので仕方なくトゥクトゥクを捕まえ、渋滞の間を縫うようにBTS：サイアム駅前まで移動した。

HOTELがあるプロムチット駅でフロントに迎えのトゥクトゥクをお願いしたら「5分待って」と言われ、待ち合わせ場所周辺の屋台を覗いてみる。

プルンチット駅 (BTS) 駅

何か買いたいけど、売っているのはスナック系ばかり。

プルンチット駅 (BTS) 駅

小腹を満たせそうな【フライドタロ】20Bを購入したら、ほんのり甘くてホクホクしてて美味しかった♪

プルンチット駅 (BTS) 駅

出かける前にチェックアウトを済まておいたので荷物を受け取り、預けたときに質問したスタッフが不在だったのでもう一度、チェックアウト済みだけどプールのシャワーを借りられるか聞いたところ、快くOKがもらえた。
シャワールームは広くて清潔感があり、乾季なので誰もプールを使用していなかったからゆっくり利用出来たけど、プール用のシャワーなので水しか出なく、それに気づくまで時間がかかってしまい風邪をひきそうに。
シャワールーム内に、タオルはプール用の巨大なものを、足元は新しいバスタオルが用意してあり、鍵もかかるので水シャワーさえ我慢できれば有難かった。
HOTELと長期滞在者用専用建物の間の、渡り廊下部分にソファーとテーブルがあるので、空港送迎タクシーが迎えに来るまでゆっくり待たせてもらえた。

Tenface ホテル

15：30に迎えのTAXIが到着したので空港へ。

タクシー タクシー系

高速代50B＋20B＋280Bの料金で、16：15にスワンナプーム国際空港に到着。

スワンナプーム国際空港 (BKK) 空港

ベトナム航空のカウンターはすでに開いていて焦ったけど、意外とスムーズに列が進み、これなら空港地下のあの店で最後のタイ料理を楽しめるはず♪

スワンナプーム国際空港 (BKK) 空港

ちなみに復路は何故かハノイ経由（往路はホーチミン経由）。
ノイバイ空港でトランジット…つらいな。

スワンナプーム国際空港 (BKK) 空港

空港地下1階にあるタイ料理レストラン“Twin Time”でこの日初めて、そしてタイ旅行最後の食事にありつく。

スワンナプーム国際空港 (BKK) 空港

Menu。
市内に比べると若干高いけど、出国審査後エリアのレストランよりは断然お値打ち♪

スワンナプーム国際空港 (BKK) 空港

【レオ生Beer】89B

スワンナプーム国際空港 (BKK) 空港

【ヤムウンセン】145B
観光客向けにしては結構辛め。

スワンナプーム国際空港 (BKK) 空港

【ソムタム】100B
あまり刺激的な辛味は無いけど美味しかった。

スワンナプーム国際空港 (BKK) 空港

【チェンマイソーセージ】145B
ソーセージの中に小粒青唐辛子が入っていて、お好みで豆・マナオ・生姜・輪切り唐辛子と一緒に食べるけど、ビールと相性抜群。

スワンナプーム国際空港 (BKK) 空港

【ナムトック・コームーヤーン】150B
見た目通りめちゃくちゃ辛くて美味しいけど、本当に辛くて仕方が無いのでカオニャオを頼んだら「無い」と。
でもMenuにマンゴースティッキーライスがあるから…と思い追及すると「マンゴーは作れるけど、食事としてのカオニャオは出来ない」と。
一緒に食べたかったけどどうにもならないので30Bの白米を追加。
時間ギリギリだけど、どうしても食べたかったので、物凄い早食い技で平らげダッシュした。
合計：748Bだった。

スワンナプーム国際空港 (BKK) 空港

いつものナーガ綱引き対決モニュメント。

スワンナプーム国際空港 (BKK) 空港

スワンナプームから乗ると大抵端の搭乗口になるけど、この光景が特に好き。

スワンナプーム国際空港 (BKK) 空港

18：40にBKKを離陸して目指すはハノイのノイバイ空港。
機内食にビーフを選択したらレッドカレーだった。

何も無いノイバイ空港で待機すること数時間…
腰が痛くなり限界に近づいた頃にボーディングアナウンスが開始された。

ノイバイ国際空港 (HAN) 空港

23：35発、ベトナム航空セントレア行きに搭乗。

ノイバイ国際空港 (HAN) 空港

朝食機内食は和＝煮魚。

チキン＝味が付いていないチキンのせライスで、醤油かチリソースをかける。
私の隣の席のベトナム人女の子は初めての飛行機一人旅らしく、機内食の蓋の開け方も分からないようで、私の動作を真似していて可愛かった。

朝6:30セントレアに到着、寒いけどただいま！

中部国際空港セントレア 空港