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早いものでいよいよコッツウォルズでの滞在も最後の一日となり、イギリス旅行も大詰めとなってきました。<br />コッツウォルズ地方は何処を見ても絵になる村や町で、今が21世紀というのを忘れてしまいそうです。<br /><br />最後はコッツウォルズでも一番昔の面影を残しているというカースル・クームに出かけました。<br />生憎の雨模様です。<br /><br />そしてスウィンドンの町を少し歩いてみました。<br /><br />でも、その晩に・・・。

じぃちゃん、ばぁちゃんのイギリス道中記  ⑩ カースル・クーム  コッツウォルズ最後の一日

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2012/04/14 - 2012/04/26

503位(同エリア1043件中)

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tabi人さん

早いものでいよいよコッツウォルズでの滞在も最後の一日となり、イギリス旅行も大詰めとなってきました。
コッツウォルズ地方は何処を見ても絵になる村や町で、今が21世紀というのを忘れてしまいそうです。

最後はコッツウォルズでも一番昔の面影を残しているというカースル・クームに出かけました。
生憎の雨模様です。

そしてスウィンドンの町を少し歩いてみました。

でも、その晩に・・・。

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
ホテル
5.0
同行者
カップル・夫婦(シニア)
交通手段
レンタカー 徒歩
  • 「カースル・クームへ」<br /><br />今日は朝から降ったり止んだりでうっとしい空模様です。<br />でも、あと少しだと思うと時間が惜しまれます。<br /><br />今日は、最後のコッツウォルズの見どころカースル・クームという小さな村へ行ってみることにしました。<br />ここは「最も古い家並みが保存されている村」と言われています。<br />

    「カースル・クームへ」

    今日は朝から降ったり止んだりでうっとしい空模様です。
    でも、あと少しだと思うと時間が惜しまれます。

    今日は、最後のコッツウォルズの見どころカースル・クームという小さな村へ行ってみることにしました。
    ここは「最も古い家並みが保存されている村」と言われています。

  • 途中の町はどこも魅力的です。

    途中の町はどこも魅力的です。

  • 中世からほとんど変わらないのではと思う景色です。

    中世からほとんど変わらないのではと思う景色です。

  • 雨でけむって全然見えないのですが、このあたりの丘には「White horse」が描かれているはずなのです。<br />ホワイトホースとはイギリスの石灰岩の丘陵地帯に画かれた馬の絵でヒルフィガーとも言われます。<br /><br />このあたりに来るつもりでディック・キング=スミス『白い馬をさがせ(Find the White Horse)』という児童小説を読んできたのに残念!!<br />かろうじてひとつ、ふたつの馬の絵を確認できたくらいです。<br />距離もあったので写真は撮れませんでした。<br />

    雨でけむって全然見えないのですが、このあたりの丘には「White horse」が描かれているはずなのです。
    ホワイトホースとはイギリスの石灰岩の丘陵地帯に画かれた馬の絵でヒルフィガーとも言われます。

    このあたりに来るつもりでディック・キング=スミス『白い馬をさがせ(Find the White Horse)』という児童小説を読んできたのに残念!!
    かろうじてひとつ、ふたつの馬の絵を確認できたくらいです。
    距離もあったので写真は撮れませんでした。

  • 続いて見たかったのはエーブベリーの巨石群。<br />ストーンヘンジがあまりにも有名で陰に隠れていますが、ここも世界遺産に登録のストーンサークルです。<br />でも期待外れで、ストーンヘンジのようの観光地のなっていないのはよいのですが、何の施設もなく、牧場の柵の中にポツン、ポツンと巨石が立っているだけ。<br />雨の中わざわざ下車するほどでもないと、車中から見るのに止めました。<br />

    続いて見たかったのはエーブベリーの巨石群。
    ストーンヘンジがあまりにも有名で陰に隠れていますが、ここも世界遺産に登録のストーンサークルです。
    でも期待外れで、ストーンヘンジのようの観光地のなっていないのはよいのですが、何の施設もなく、牧場の柵の中にポツン、ポツンと巨石が立っているだけ。
    雨の中わざわざ下車するほどでもないと、車中から見るのに止めました。

  • ストーンヘンジにも近いこのあたりには巨石がゴロゴロあります。<br /><br />多分これがエーブベリーの巨石群の一部と思うのですが・・・ちょっと自信がありません。

    ストーンヘンジにも近いこのあたりには巨石がゴロゴロあります。

    多分これがエーブベリーの巨石群の一部と思うのですが・・・ちょっと自信がありません。

  • 「カースル・クーム」<br /><br />カースル・クームは人口400人足らずの小さな村です。<br />最初、離れた駐車場に停めましたが延々と道は遠く、見ると道の周りに車が停まっています。<br />どこか近くでも停めるところもあるだろうともう一度車へ。<br />村はずれの少し広い場所に停めさせていただきました。<br /><br />この立派な家が村の入り口にデンとありました。<br />

    「カースル・クーム」

    カースル・クームは人口400人足らずの小さな村です。
    最初、離れた駐車場に停めましたが延々と道は遠く、見ると道の周りに車が停まっています。
    どこか近くでも停めるところもあるだろうともう一度車へ。
    村はずれの少し広い場所に停めさせていただきました。

    この立派な家が村の入り口にデンとありました。

  • 雨は間断なく降り続いていますが、こうした石造りの古い町並みは雨も似合います。<br /><br />小さな花壇がほっとさせてくれます。

    雨は間断なく降り続いていますが、こうした石造りの古い町並みは雨も似合います。

    小さな花壇がほっとさせてくれます。

  • 村に入ると中心の辻に「マーケット・クロス」という14世紀に建てられた東屋風の建物があり、今はバス停になっています。

    村に入ると中心の辻に「マーケット・クロス」という14世紀に建てられた東屋風の建物があり、今はバス停になっています。

  • マーケット・クロスの内部です。<br />日本でいう「東屋」みたいです。

    マーケット・クロスの内部です。
    日本でいう「東屋」みたいです。

  • マーケット・クロスのななめ後ろに建つのが聖アンドリュー教会。<br /><br />お参りに来られたのでしょか男性が出てこられて、お入りなさいというように迎えてくださいました。<br />

    マーケット・クロスのななめ後ろに建つのが聖アンドリュー教会。

    お参りに来られたのでしょか男性が出てこられて、お入りなさいというように迎えてくださいました。

  • こじんまりとした教会ですが、やはりここも美しいステンドグラスが柔らかい光を投げています。

    こじんまりとした教会ですが、やはりここも美しいステンドグラスが柔らかい光を投げています。

  • 村の中の道を歩いてみました。<br />といっても小さな村で、2〜300mも行けば村が尽きてしまいます。<br />でもなんとよいところでしょうか。<br />雨のせいか人の影もなく、もちろん一人の観光客もおりません。<br /><br />アーチ型の石橋、石の壁につたう蔦、家の窓を彩る花、村を流れるバイザ・ブルック川のほとりには木がうっそうと繁って小枝が水に震えています。<br />

    村の中の道を歩いてみました。
    といっても小さな村で、2〜300mも行けば村が尽きてしまいます。
    でもなんとよいところでしょうか。
    雨のせいか人の影もなく、もちろん一人の観光客もおりません。

    アーチ型の石橋、石の壁につたう蔦、家の窓を彩る花、村を流れるバイザ・ブルック川のほとりには木がうっそうと繁って小枝が水に震えています。

  • 村の中ほどには立派なマナーハウスがあります。

    村の中ほどには立派なマナーハウスがあります。

  • 雨のせいか人っ子ひとりいません。<br /><br />ひっそりとした村の道、ふと旅の淋しさを感じてセンチメンタルになったりして・・・。<br /><br />でもこんな素晴らしい村を二人締めできるなんて本当に幸せです。

    雨のせいか人っ子ひとりいません。

    ひっそりとした村の道、ふと旅の淋しさを感じてセンチメンタルになったりして・・・。

    でもこんな素晴らしい村を二人締めできるなんて本当に幸せです。

  • レンガの壁に花が美しいカフェがありました。<br /><br />暖かい飲み物が欲しくなって入ってみました。

    レンガの壁に花が美しいカフェがありました。

    暖かい飲み物が欲しくなって入ってみました。

  • 夜は酒場になるようですが、そこで飲み物をいただきました。<br />黒い大きな梁、白い壁に黒い柱。<br />言葉は通じませんでしたが、店の女性は暖かでした。<br /><br />コッツウォルズの締めくくりにふさわしい村でした。<br />

    夜は酒場になるようですが、そこで飲み物をいただきました。
    黒い大きな梁、白い壁に黒い柱。
    言葉は通じませんでしたが、店の女性は暖かでした。

    コッツウォルズの締めくくりにふさわしい村でした。

  • 「スフィンドンへ」<br /><br />さて見るべきものは見たという思いで、スウィンドンへ帰ります。<br /><br />道中は最後のドライブを楽しみます。<br /><br />ナビから道を見失って狭い地道に入り込んだり。

    「スフィンドンへ」

    さて見るべきものは見たという思いで、スウィンドンへ帰ります。

    道中は最後のドライブを楽しみます。

    ナビから道を見失って狭い地道に入り込んだり。

  • 鉄道のガードをくぐったり。

    鉄道のガードをくぐったり。

  • 偶然前に来たことのあるスーパーの横へ出たり。<br /><br />このスーパーは例の息子さんが東京にいるというおじさんのところです。<br />あの時のローストビーフなどの味が忘れられず、今回もGET。<br />でもおじさんはいませんでした。<br />

    偶然前に来たことのあるスーパーの横へ出たり。

    このスーパーは例の息子さんが東京にいるというおじさんのところです。
    あの時のローストビーフなどの味が忘れられず、今回もGET。
    でもおじさんはいませんでした。

  • 「スィンドン」<br /><br />スィンドンの街に入りました。<br />ここは都会です。ビルがあります。<br /><br />駅の近くのパーキングに停めて、散策に出発です。<br />ビルも多いしショッピング街もあります。<br />駅の方へゆく道を聞いたら皆さん親切でした。<br />駅の喫茶店で大きなカップのコーヒーをいただきました。<br />

    「スィンドン」

    スィンドンの街に入りました。
    ここは都会です。ビルがあります。

    駅の近くのパーキングに停めて、散策に出発です。
    ビルも多いしショッピング街もあります。
    駅の方へゆく道を聞いたら皆さん親切でした。
    駅の喫茶店で大きなカップのコーヒーをいただきました。

  • 一軒の店に入り、ここはインテリアと雑貨と食品とドラッグでしたがいろいろ物色したりして。<br />でもまあよくある町なので、そんなに印象に残っていないのです。<br />

    一軒の店に入り、ここはインテリアと雑貨と食品とドラッグでしたがいろいろ物色したりして。
    でもまあよくある町なので、そんなに印象に残っていないのです。

  • ホテルに帰ってホテルの教会を見たりして夕方までを過ごしました。<br />ホテルの食堂の方とも親しくなっていたので、持って行ったチキンラーメンを差し上げてとても喜ばれました。<br /><br /><br /><br />ここでの最後の夜。<br />明日はロンドンで一泊して、明後日は帰国です。<br /><br />ところがその晩、とうとうダウンしてしまったのです。<br />いつものようにベッドで横になって本を読んだりしていたのですが、ふと違和感を感じて目を上げると、周りがグルグル回っています。<br />主人には言わずに黙ってすぐ横になりました。<br />あと二日、なんとか保ってくれ、と必死。<br />だって明日はここを出発してロンドンに行き、イギリス最後の夜を「オペラ座の怪人」を見て過ごすという素晴らしい計画なんですから。<br /><br />翌朝、目をさますと幾分マシにはなっていますが、用心のため出発まで横になっていることにしました。<br />朝食もパス。<br />最後だからレストランでみんなにお別れしたかったのに。<br />主人がお皿に食事を取ってきてくれました。<br />

    ホテルに帰ってホテルの教会を見たりして夕方までを過ごしました。
    ホテルの食堂の方とも親しくなっていたので、持って行ったチキンラーメンを差し上げてとても喜ばれました。



    ここでの最後の夜。
    明日はロンドンで一泊して、明後日は帰国です。

    ところがその晩、とうとうダウンしてしまったのです。
    いつものようにベッドで横になって本を読んだりしていたのですが、ふと違和感を感じて目を上げると、周りがグルグル回っています。
    主人には言わずに黙ってすぐ横になりました。
    あと二日、なんとか保ってくれ、と必死。
    だって明日はここを出発してロンドンに行き、イギリス最後の夜を「オペラ座の怪人」を見て過ごすという素晴らしい計画なんですから。

    翌朝、目をさますと幾分マシにはなっていますが、用心のため出発まで横になっていることにしました。
    朝食もパス。
    最後だからレストランでみんなにお別れしたかったのに。
    主人がお皿に食事を取ってきてくれました。

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