2012/04/14 - 2012/04/26
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tabi人さん
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思いがけずシェイクスピアの生誕祭に行き合わせた私たち。
パレードを見物して、シェイクスピアのゆかりの家などを見て回りました。
昼からはスワン劇場でシェイクスピアの歌劇「ジョン王」を観劇しました。
シェイクスピア漬けの一日です。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 徒歩
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-
今日も快晴。
和食の朝食を頼んでいたので、ご飯、みそ汁、卵焼き、おひたし、海苔という純日本風の食事です。
昨日は一日パン食で、夜にアルファ米のご飯を少し食べただけですからご飯に飢えていました。
海外に来た時くらい現地食をとは思いますが、やっぱりご飯が一番。
ほんなら日本におれ!ってつっこまないでください。 -
食事を終えてゆっくり出かけます。
昨日の広場にくるとバザールが開かれ、屋台(みたいな)がいくつも出ています。みんな美味しそうに食べながら歩いています。
私たちもソーセージ屋さんで一本買いましたが、美味しい!
さすがに美味しいです。
だから旅って楽しいなと思いながら、シェイクスピアの生家の方へ歩いてゆきます。
町の通りはまだ人が少ないですが、何となくお祭りの華やぎが感じられます。 -
盲導犬もキャンペーンに参加しています。
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シェイクスピアの生家は古いチューダー様式を残しています。
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庭は花盛りで、幾何学模様の刈込がくっきりと鮮やかです。
生家の建物も、ちょっとゆがんでいそうな古い造りです。 -
花が美しい幾何学模様に植えられています。
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ここでもチャイナパワーに驚かされました。
あの中国の方達はどんな団体なのでしょうか?
蛇踊りの若い人たちや宮廷風の衣装に身を包み隈取りした女性たち、子供もいますし総勢何十人かが早くも路上でパフォーマンスを繰り広げています。
はっきり言って地元の方々よりも盛り上がってにぎやかです。 -
かれこれするうちにパレードの開始時間の10時に近くなりましたので、メインストリートの交差点で待機です。
どこのパレードでもだいたい先頭は鼓笛隊ですね。
続いて各団体が続きます。
真っ青な空に色とりどりの風船が放たれて気分を盛り上げます。 -
一番可愛かったのが地元の小学生たち、金髪で色白で青い目でお人形さんのような子が多くてホント可愛らしい。
中世の衣装の人たち、一般人も多く、シェイクスピアこそ誇りなのがつたわってきます。
このあとパレードはシェイクスピアの墓地のある大聖堂に献花に向かうらしいのです。 -
沿道は人垣で2列目くらいで見ていましたが、横にいたおばさん(ちょっと私よりは年上かな?)がこっちこっちと招いてよく見える場所を譲ってくださいました。
「どこから来たの?」(と言ったらしい)
「Japan」
「せっかく遠くから来られたのだからよく見えるところへいらっしゃい」(そういう意味のことを言ったらしい)
おばさんは私と自分自身を指さしてをゆっくりと言いました
「あなたは英語がわからない。私は日本語がわからない。でも友達」
これは私でもわかりました。
あとは二人とも時々顔を見合わせてはにこにこしていました。
嬉しいですね、こういう出会いは。
やがてパレードも終わり、おばさんと握手して別れました。
「お元気で・・」と。 -
パレードの終わったばかりの町は、中世に紛れ込んだような感じです。
騎士のおじさんが陽気に声をかけていきます。
貴婦人がパラソルをさして歩いています。 -
メインストリートを歩いてナッシュの家にやってきました。
ここは素晴らしい庭園です。 -
ここも古い木造の家です。
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一部で発掘でも行われているのでしょうか、大きな穴が口をあけていました。
ここの庭園は二つに分かれていますが、どこもきれいに手入れされて春の草花が色とりどりに広がっています。 -
花々が本当にすばらしい庭園です。
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西洋の庭園は幾何学的な配置でシンメトリーが基本ですから、どこをとっても整然としています。
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今日は午後から、シェイクスピア劇場の中のスワンシアターで観劇の予定です。
あらかじめパソコンで直接切符をとってあります。
簡単に書いていますが、このチケットとおとといのニューマーケットのスタッドの申し込み、どんなに苦労をしたことでしょう。
パソコンの翻訳機能を駆使しての奮戦でした。
苦労の結晶のチケットを胸に、劇場のほうへ向かいます。 -
まだ時間があるので、隣接の公園へ。
エイボン川に面した公園は水面に白鳥が群れ、ボートが浮かび、子供たちが走り回って憩いの場になっています -
芝生では多くの人がのんびり過ごしています。
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中世の騎士も貴婦人も歩いています。
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大道芸人さんや、パフォーマンスを披露する人たち。
子供たちの鼓笛隊もあれば、これはひっそりと演奏する二人。 -
日本のお祭りなどのように屋台の出店は見当たりません。
この車で飲み物をかいましたが、延々の列に並びました。 -
そろそろ開演時間も近くなってきたので劇場に入ります。
スワンシアターはシェイクスピアの劇場のひとつで古い様式そのままです。
まず、劇場に入るとバーで飲み物を飲むのが定番のようですね。 -
劇場は円形で5階ぐらいまであり、ぐるーっと舞台を囲むかっこうです。
舞台は奥に本舞台、エプロンというのか前に張り出して小舞台があります。
私たちの席は、二階で舞台正面やや右寄りの一番前、とてもよい席です。
でも席自体は長椅子のようなつくりです。 -
演目は「ジョン王」
シェイクスピアの作というのでとても楽しみにしていました。
この古い劇場の雰囲気、他では味わえないものでこれだけでも来た甲斐がありました。
ただ古い歌劇らしくない色とりどりの風船が舞台の奥にぎっしり詰めこまれているのが気になりました。
やがて開演。
と、不安が的中です。
私はあくまでシェイクスピアの、あの時代の歌劇を思っていたのに、始まったのは現代劇です。
つまりシェイクスピアの「ジョン王」を現代にアレンジしたものだったのです。
よく調べなかった私も悪いけど、誰だってシェイクスピアの劇場でシェイクスピアの作品の上演と聞いたら、あの時代のものだと思いますよね。
なんか筋もよくわかりません。
それは時代劇(?)だったとしても言葉のわからないのは同じだけども、劇の雰囲気というものがあるじゃありませんか。
それが味わいたかったのに。
ただただ退屈な時間、2時間ほどが限度であとまだ少し残ってはいましたが席を立ちました。
同じ思いの人も多かったのか、最初は満席でしたがこのころになると空席が目立ってきました。 -
劇場を出て次に向かうのはシェイクスピアの眠る大聖堂。
尖塔が天を突く堂々たる聖堂です。 -
この聖堂は特にステンドグラスが見事です。
陽を受けて本当に美しく見惚れてしまいます。 -
祭壇には花が手向けられてありました。
今日のパレードでは手に手に花を持ってこの聖堂に向かいましたからその名残でしょう。 -
次はそこからほど近いホールズ・クロフトです。
正直、シェイクスピアの生家もナッシュの家もそう代わり映えしないので多少食傷気味です。
庭の風景もそう変わりませんが、桜などの木々が花盛りでした。
今日はシェイクスピアの生誕日ということで、こうした観光客の訪れるところには寄せ書き用のメッセージボードがあります。
私たちもここでメッセージを残しました。 -
今日はシェイクスピアの生誕日ということで、こうした観光客の訪れるところには寄せ書き用のメッセージボードがあります。
私たちもここでメッセージを残しました。 -
このストラドフォードアホッベイボンは美しい町です。
町中の公園にはリスがいました。
画像は警察です。
町の広場は市がたって屋台のように食べ物が売られていました。
そして日本でいう百均・・ワンポンドショップがあって行ってみました。
あすはここを出て、マナーハウスをひとつ訪問してスウィントンに戻ります。
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