トルコ～世界遺産の旅：3泊目（エフェス）

2013/12/30 - 2014/01/06

　（1月1日）
　9：40にベルガマのアクスレピオン遺跡を出発し、エフェスへ移動。
　エフェスはトルコのビールの名前にもなっている地名です。
　エフェス遺跡見学に先立ち、11：45から昼食。入ったレストランはLE WAGONという名の鉄道博物館を兼ねたものでした。この鉄道博物館が意外とすごい。ターンテーブルの周りに古い蒸気機関車がズラリ。動体保存では有りませんが、圧倒的な迫力がありました。危険を顧みなければ、運転台にも自由に入れます。久しぶりに鉄っちゃんの血が騒ぎました（笑）
　12：55にレストランを出て10分ほどバスで移動してエフェスの遺跡へ行きました。このエフェス遺跡、世界遺産級の遺跡だと思います。ローマの街がほぼそっくり残っています。図書館や劇場の保存状態もきわめて良好。一般家庭の床のモザイクもきれいに残っています。ヘラクレスの門から図書館を望むクレテス通りの眺めはまさにローマ都市そのもの。興奮してガイドさんの説明をフライングして自分の娘に説明をしてしまったくらいです（笑）ポンペイに行ったことのある妻はポンペイ以上かもしれない、と言っていました。
　面白かったのは娼館への案内図とトイレ。人間ってのは何千年たっても基本的には大きな進歩がないなぁ・・・というんを感じられた点です。また、エフェス遺跡は、一方通行なので、戻って写真を撮るのは難しいので、ご用心を。
　エフェス遺跡を14：50に後にし、16：10～16：35の途中休憩を挟んでパムッカレに到着したのは18：00。この日の宿泊ホテルはリッチモンドパムッカレサーマルホテルです。このホテルは全旅程を通じて一番狭い部屋でした。ただ、宿泊に不自由はありませんでした。ホテルにあるプールは温泉でした。着替え場所等とまどうこともありましたが、係員が説明してくれて問題なく楽しめました。タイ人や韓国人が宿泊していたはずですが、温泉を楽しむ習慣がないのか、混んでいるということもなく、快適にすごせました。

エリア エフェス遺跡周辺(トルコ)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: 観光バス 飛行機
• 航空会社: ターキッシュ エアラインズ
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: JTB

レストランLE WAGINの入り口付近においてある機関車。まぁ、こんなもんか、という感じですが・・・

奥にいくとターンテーブルの周りにびっしりと機関車が大集結！

モスクの尖塔と公園の緑、古びた機関車が独特の景観を作っています。

エフェスの遺跡。入り口より市場跡方面の風景。

公会堂からヘラクレスの門へ向かう道にかかるアーチ

トラヤヌスの泉

民家の床のモザイク。見事な保存状態です。

ハドリアヌス神殿は修復中でした。

ケルスス図書館。
この状態で崩れずに残っているのは奇跡的です。

遺跡をうろつく猫。どこに行っても猫か犬には必ず出会いました。

スケベオトコのレリーフ（笑）
娼館の案内図。ガイドさんの説明によると、みだり足が書かれているのは、娼館が左手にあることを示しているそうです。足の右の絵は女性が口を突き出している（キスする様子）を描いているそうです。左上はハート。これは解説いらないですね。（笑）

マーブル通りより市場跡を望む

番外編。
出口付近でくつろぐネコたち。

リッチモンドパムッカレサーマルホテルの部屋