2013/06/18 - 2013/09/13
85位(同エリア589件中)
milkさん
2013年7月14日
今日はロミオとジュリエットの街、ヴェローナに移動です。
朝は早めに起きて朝食を済ませ、9時にはホテルを出ました。
そしてまずはストレーザから再びミラノへ。
またもや緊張の乗り換えをして、ヴェローナへ向かいました。
やっぱり1等車は快適です♪
無事、ヴェローナに着いたものの、中心地まで行くバスがなかなか来ません。
ようやくバスに乗り、中心地近くのホテルに到着。
今夜はオペラを観に行く予定なので、帰宅が遅くなると思い、会場のアレーナ近くに宿を取りました。
チェックインしてから早速チケットを購入しに行きました。
ネットでも購入は出来たのですが、ちょっと分かりにくかったので当日券に賭けていたのです。
沢山の人が並んでいましたが、無事チケットをGET。
今日の演目は「アイーダ」です。
さて、無事チケットも手に入ったので市内散策を。
ヴェローナは実は2回目。
でも10年以上前に数時間立ち寄っただけだったので、じっくり観光するのは初めてです。
ヴェローナは言わずと知れた「ロミオとジュリエット」の街。
観光客用の「ヴェローナカード」を購入したので、見所を大急ぎで回りました。
そして夜は少しだけお洒落をしてオペラ鑑賞。
「アイーダ」はミュージカルでは良く知っていたし、オペラも途中からでしたがテレビで見た事があったので、初オペラの私にはぴったりな作品でした。
アレーナとは野外円形劇場の事。
ここ、ヴェローナのアレーナは初めてオペラが上演された場所なのだそうです。
そのオペラはと言いますと...。
とっても素晴らしかったです!
写真では伝わりにくいかもしれませんが、ご覧下さい。
「アイーダ」やっぱり切ない物語でした。
終演はなんと午前1時!
近くのホテルが取れてて良かった~。
明日は美しいドロミテ山塊のボルツァーノに移動します。
【旅行行程】
9:39 ストレーザ発 TRENO 51 (ユーレイルグローバルパス利用)
↓
10:35 ミラノ・セントラル着
11:35 ミラノ・セントラル発 TRENO 9717
↓
12:57 ヴェローナ・ポルタ・ヌオーヴァ着
【宿泊先】
B&B Cittadella
1泊 55ユーロ(シングルルーム バス・トイレ共同 朝食付き WiFi可)
※アレーナまで徒歩5分ほど。オペラ鑑賞で夜遅くの帰宅になっても安心です。
http://www.booking.com/hotel/it/b-b-cittadella.ja.html?aid=356995;label=gog235jc-index-ja-XX-XX-unspec-jp-com;sid=39af525f059c1a9a0c5e1cc0d00b749b;dcid=2
【観光】
ヴェローナカード...2日券 15ユーロ
(アレーナ・ランベルティの塔・ジュリエッタの家・ドゥオーモなどの主要な観光名所に入れる、旅行者向けのカード。市バスも無料)
★前日の旅行記はこちらをご覧ください。
http://4travel.jp/travelogue/10845747
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 50万円 - 100万円
- 交通手段
- 鉄道
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
朝、目覚めると気持ちの良いお天気でした。
朝もやの湖、おぼろげに見えるボッロメオ諸島が幻想的です。
湖が見えるお部屋で本当に良かった! -
イチオシ
朝食を食べ終わって部屋に戻ると、すっかり天気が良くなっていました。
-
この景色とも今日でお別れ。
決して高級ホテルではなかったけれども、この景色だけは高級ホテルにも劣りませんでした。
やっぱり景色がいいお部屋って幸せだな〜。 -
9時にはホテルをチェックアウト。
てくてく、湖を振り返りながら駅へと向かいました。
写真はストレーザ駅。 -
9:39発の電車に乗り、まずはここからミラノへ移動します。
-
ミラノ行きは1番線ですね。
-
電車がやって来ました。
今日の電車はローカル線ではないらしい!
来る時はローカル線だったので、1等席はないし、冷房は聞いていないしで散々だったのです...。
私が持っているユーレイルグローバルパスは1等用なので、今日は1等席に座ります。
快適♪ -
駅を出ると、マッジョーレ湖が見えて来ました。
さようなら。
今度来る時にはスイス領まで行ってみたいな。 -
そして、再びミラノに到着。
勝手に荷物を持とうとするお兄さんたちを振り切り、無事に降りました。
でも、こういう人を上手く利用している女性や年輩の外国人観光客もいました。
チップの習慣が身に付いている方々にとっては、実はそんなに迷惑な事でもないのかも?
手口がちょっと強引ですが、助かっている人も中にはいるようですね。
さて、今日は駅の中にお洒落なカフェを見つけたので、ここで時間を潰す事にしましょう。 -
美味しそうだったので、ティラミスとラテ・マキアータを注文。
ティラミスはクリーミーで美味しかった♪
ここはFree WiFiだったので、ネットを使いながら次の乗り換えまで時間を潰しました。
それにしても、スリが多いミラノはやっぱり緊張します。
荷物には十分注意していたので、幸いトラブルなく過ごす事が出来ました。 -
時間になったので、ホームに移動。
11:35発のベネチア行きに乗ります。 -
今度もまた高速列車。
ファーストクラスでまた快適な電車の旅です。
お金持ちな訳ではありませんよ。
ユーレイルグローバルパスは年齢的にファーストクラス用しか購入できなかっただけです...。 -
ヴェローナに到着。
ホテルまでは歩いて行こうと思っていたのですが、持っていた地図の駅の位置が半分切れていたので方向がつかめない(泣)
駅で方向を尋ねると、「その荷物ならバスじゃないと無理だよ」と、バスを勧められてしまいました。
どのみちバス乗り放題と観光名所の入場料がセットになった「ヴェローナカード」を購入する予定だったので、駅の中の売店(タバッキ)で購入。
バス乗り場でアレーナ行きのバスを待ちました。
が...。
バスがなかなか来ない...。
「地球の歩き方」によると、11,12,13番のバスのはずなのですが...。
みんなバスが来る度に確認しているようですが、どれも違うよう。
そのうち、みんなが乗り込んで行くバスがあったので、私も付いて行き、念の為運転手さんにアレーナに行くか確認をしてから乗りました。
30分以上バスが来ていなかったので、バスは大混雑。 -
そして、ホテルがある、アレーナの一つ手前でバスを降りました。
「アレーナに行く?」と聞いていたので、降りようとしたら運転手のおじさんに「アレーナは次だよ」と、止められてしまったので「ホテルがこの近くなの」と、地図を見せて降りました。
おじさん、親切にありがとう!
さて、今度はホテルを探して迷子。
私は泊まるホテルの地図を全てプリントして来ているのですが、このヴェローナのホテルの地図は出し忘れていたらしいのです。
iPhoneにダウンロードした、ネット環境がなくても見られる程度の地図しかなかったので迷ってしまったのです...。
暑い中、ぐるぐる探し回ってやっと到着。 -
今日の宿泊先はアパートのワンフロアーを貸し切ったようなB&B。
シンプルだけどお洒落なホテルです。
あらかじめ到着時間を伝えておいたので、お姉さんが待っていてくれました。
ここはスタッフが常駐ではないようです。 -
可愛いお部屋。
バス・トイレは共同でしたが、広くて明るい清潔なバスルームでした。
バスタブが付いていたけど、オペラから帰って来てからじゃ入れないかな...。 -
逆光で暗くなってしまいましたが、お茶セットも付いていました。
-
早速街へ出てみましょう。
門をくぐってブラ広場へ入ります。
ヴェローナは2000年に世界文化遺産に登録されました。 -
まずは、今日の一番の目的、オペラ「アイーダ」のチケットを購入するべく、アレーナのチケットオフィスへ!
既に沢山の人が並んでいます。
まだチケットがあるかしら?
ドキドキ...。 -
無事、チケットをGet!
ちょっと悩んだけど、ここはケチる所ではないでしょう。
せっかくなのでちょっと奮発して良い席にしてみました。
お姉さん曰く「この席の方が歌も良く聞こえるわよ。」
思ったより大きなアレーナ。
確かに安い席では舞台から遠すぎて歌があまり聞こえないかも? -
アレーナ音楽祭のスケジュール。
はい、今日は「アイーダ」です。
このスケジュールはネットで確認済み。
実はこの「アイーダ」の上演に合わせてヴェローナ滞在を入れたのです♪ -
イチオシ
これがアレーナ(円形闘技場)
古代ローマの円形劇場で、コロッセオに次ぐ規模だそうです。
この野外オペラでは1万8000人も収容できるそう。 -
古代ローマの騎士がいます。
写真を撮るともちろん有料。
なので遠くからズームをしてこっそり「パチッ」(笑) -
それにしても大きいですね。
ここは「ヴェローナカード」で入場出来ますが、私は夜にオペラを見に来るので、また後程...。 -
奥に見える建物は市庁舎。
-
今度はシニョーリ広場を目指しましょう。
賑やかなショッピングストリート、マッツィーニ通りを抜けて行きます。 -
この人たち、凄い!!
-
エルベ広場へ出ました。
懐かしい風景! -
まずはジュリエッタの家へ。
確かこの辺りのはず...。
あった!
工事中だけど、人の出入りが激しいのですぐに分かりました。 -
すっごい人!!
10数年前、ここに来た時には冬だったからかほとんど人がいなかったのに...。 -
ジュリエッタの左胸に触ると、幸せな結婚が出来るのだとか。
みんな触って行くので、胸だけピッカピカ(笑) -
ここにも南京錠が鈴なりに付けられていました。
-
これが有名なバルコニー。
-
駅で購入した「ヴェローナカード」で、ジュリエッタの家の中にも入れるので、入ってみましょう。
前回、来た時は外観だけ見て終わりだったので、お家に入るのは今回が初めて。
まずは家に入ってすぐのチケット売り場でこのヴェローナカードを見せ、チケットを受け取ります。
私は初め、このカードを見せれば入れるのかと思い、そのまま入って行ってしまいました。
皆さん、お気を付け下さい。 -
ジュリエッタの家の内部(2階)
奥にはロメオとジュリエッタの絵が飾られています。 -
描かれているのは、お話のラストシーンですね。
切ないお話です。 -
バルコニーに出てみましょう。
ジュリエッタの気分♪ -
上から見ると更に凄い人!!
お庭が人で埋め尽くされていますよ。 -
ぞろぞろ入ってくる!
因みに、この人が出入りしているアーチの上の部分もジュリエッタのお家です。 -
イチオシ
バルコニーの目の前にあった飾りが可愛かった☆
-
ジュリエッタのお部屋。
落ち着いた素敵なインテリアです。 -
ジュリエッタの衣装も展示してありました。
-
ジュリエッタのお部屋から見たお庭。
-
ジュリエッタのお家から通りに抜けるアーチの壁には、ロメオとジュリエットへのメッセージで埋め尽くされていました。
-
次はランベルティの塔に登るべく市庁舎へ。
この市庁舎の中庭側から入りました。
ランベルティの塔もヴェローナカードで登れます。
チケットの引き換えを忘れずに。 -
ランベルティの塔にはエレベーターも付いているので、楽に登る事も出来ますが、私は運動の為に歩いて登りました。
途中でこんな景色もゆっくり眺められるのでお得な気分です。 -
素敵な景色が広がって来ました☆
世界遺産の街を一望! -
反対側にはアディジェ川も見えます。
-
あそこにはアレーナが!
やっぱり高い所からの眺めは素敵です。 -
絶景はまだこれから。
らせん階段をグルグル登って、もっと上に登ります。 -
約300段の階段を登り、」鐘の真下まで来ました。
このランベルティの塔の高さは84mだそうですよ。 -
イチオシ
地上約80mからの眺めはこんな感じ!
エルベ広場。 -
遠くの山まで見渡せます。
サンタナスターシア教会も綺麗に見えますね。 -
左側に見える黄色い建物の一つ手前がジュリエッタの家。
分かるかな?
中庭のあるお家なので分かりやすいかと思いますが...。 -
奥に高くそびえる鐘楼がドゥオーモ。
街の全てが一望ですよ! -
転落防止の網越しに。
今までの写真はこの網の間からカメラのレンズを出して撮っていました。 -
それにしても、本当に素敵な眺めです。
もっと眺めていたいけど、時間がないので次の目的地へ移動しましょう。 -
次はドゥオーモです。
こちらのドゥオーモは12世紀のロマネスクと15世紀のゴシックの混合様式だそう。
こちらもヴェローナカードで入場無料です。 -
中に入ってみましょう。
お天気も良いので光が沢山差し込んでいて、とっても明るいですね。
柱は赤大理石だそう。 -
壁に書かれた絵も綺麗で、素敵な色合いの内部です。
-
主祭壇。
-
左側最初にあるカルトラーリ祭壇。
このフレスコ画「聖母被昇天」は、ティツィアーノ作。(写真左)
とても温かみのある絵です。 -
その向かい側にあった祭壇も素敵でした。
壁に書いてある絵はだまし絵になっていますね。 -
ちょっと目を惹く祭壇。
マリア様に寄りそう天使たちが可愛いです。 -
パイプオルガン。
-
先を急ぎます。
次はサンタナスターシア教会へ向かいましょう。
街並みが綺麗だと、歩いているのが楽しいです。 -
アディジェ川沿いをお散歩しながら向かいます。
途中のピエトラ橋からの眺め。 -
イチオシ
あそこに見える塔がサンタナスターシア教会ですね。
-
川沿いを歩くのは気持ちいいですね。
振り向くとピエトラ橋が見えました。
この辺りは日陰なので、街の人々が涼みながらおしゃべりしていました。 -
サンタナスターシア教会。
ゴシック様式のヴェローナで一番大きな教会だそうです。 -
美しくそびえ立つ鐘楼。
-
こちらもまた素敵ですね。
ドゥオーモより少し豪華に見えます。 -
天井がまた綺麗☆
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パイプオルガンからは綺麗な音が聞こえて来ます。
-
おじいさんがパイプオルガンを弾いていました。
-
この教会で有名な芸術品の一つ、水盤を支える「せむし像」。
最初の柱の左右にありました。 -
これはまた綺麗に祀られたマリア様と幼子のイエス様!!
-
とりあえず、エルベ広場に戻ります。
さっき登ったランベルティの塔。
あの一番上まで登ったのでした。
良く登ったな〜。 -
マドンナの噴水。
10数年前にツアーで来た時、自由時間の後の集合場所だった覚えが...。
なんだか懐かしい。 -
横道を抜けると...
-
シニョーリ広場に出ました。
真ん中にいるのは、この地で亡命生活を送ったダンテさん。
建物の左がコンシリオの回廊で、右がスカラ家の宮殿。 -
スカラ家の廟
ヴェローナの首領たちの墓碑として建てられたものだそう。
スカラ家の紋章、スカラ(階段)を形取った鉄の柵で囲まれています。
内部見学は出来なかったので、外観のみ。 -
モンテッキ家(ロメオの家)
こちらはあまり知られていない?
外壁が残るだけなので、小さな標識があるだけでした。
シールべたべた張られてるし...。
私、初め見つけられなくて通り過ぎました(笑) -
ちょっと時間があったので、もう一度ジュリエッタの家に行ってみました。
さっきの混雑はウソのよう。
ジュリエッタと写真を撮るのに争奪戦が繰り広げられていたのに...(^_^;) -
バルコニーにも人影がありません。
静かだと、ロメオとジュリエットが忍び会っていた様子が思い浮かべやすいですね。
本当に切ないお話だな〜。 -
ジュリエッタの家を出て街中を歩いていたら、ミラノの駅で食べたジェラード屋さんを発見!
そう言えば、時間に追われて観光していたので、まだご飯を食べていません。
そう言いながら最近毎日お昼ご飯はジェラードのような気がしますが...。 -
種類が沢山ある〜☆
何にしようかな♪ -
今日も2色盛り♪
迷った挙句に選んだのは、ラテとマスカルポーネストロベリー。
クリーミーで美味しかった☆ -
まだ少し時間があるので、ジュリエッタのお墓にも行ってみようと思います。
通りがかりのサン・フェルモ・マッジョーレ教会。
もう中には入れませんでした。 -
こちらが正面。
後姿と正面からの姿がまったく違って見えるのは、ロマネスクとゴシックの混合様式だからでしょうか?
気付くとまもなく19時。
ジュリエッタのお墓は19:30までなので急がなくては!! -
ジュリエッタのお墓のあるカプチン派の修道院(現在はフレスコ画博物館)までが意外と遠かった(>_<)
閉館時間の15分前にようやく到着!
急いで来たのに、入場は閉館の45分前との事で、もう入れてもらえませんでした...。
ここもヴェローナカードで入場無料だったのに残念! -
入れてもらえなかったので、入り口だけ記念撮影。
元修道院らしい造りでした。
実際、メインはフレスコ画博物館で、ジュリエッタのお墓は地下の埋葬所の一角にからっぽの小さな棺が置いてあるだけだそうです。 -
敷地内には「ロミオとジュリエット」の作者、シェイクスピアの胸像がありました。
(シェイクスピアはイギリス人なので、ここではあえて英語名にしました。)
実はこのシェイクスピアさん、ヴェローナには来た事がないのだとか!! -
さて、本日の駆け足観光はこれで終わり。
アレーナのあるプラ広場に戻って来ました。
オペラのセットが用意されています。
この後の観劇が楽しみ♪ -
広場のカフェやレストランには、観劇前に食事をする人で賑わってきています。
オペラを観るとだけあって、ドレスアップしている人も多いです。
私も一度ホテルに戻って着替えて来ましょう。 -
これから人生初のオペラ観劇です♪
少し早目に会場へ。
アレーナの中に入ります。
円形劇場のこの感じ、結構好きです。 -
アレーナの客席に出ました。
大きい〜!
サイドですがステージに近くてなかなか良い席ですよ。
早く来すぎたかな?
まだステージは準備中です。 -
でも、お客さんは結構入っていますね。
-
どんどん人が入って来ます。
客席にはライトも付きました。 -
オーケストラピットでは、オーケストラの方々の準備が始まりました。
ドラ(?)が鳴り、いよいよオペラ「アイーダ」の始まりです。
ドキドキ♪
アイーダはミュージカルで見た事があるので、内容はある程度知っていますが、オペラはテレビでやっていたのを後半少し見ただけでした。
オペラ「アイーダ」について気になる方はこちらをご覧ください。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%83%BC%E3%83%80 -
出演者が出て来て、パフォーマンスが始まります。
この時点ではまだ音楽やセリフはありません。 -
無言のパフォーマンスが続けられると共に、舞台セットが作られて行きます。
-
暗くなってくると、客席ではキャンドルが灯されました。
キャンドルは入場した時に渡されたもの。
知らない人同士でも、火を分け合って灯していました。 -
陽が落ちた頃、セットが完成。
オペラが始まります。 -
火を使った演出が素敵!
屋外でこそですね。
沢山の出演者で合唱も圧巻です。
これはラダメスが勝利を治めて帰って来たシーンだったかな? -
この後に続くアイーダの歌が素敵でした。
-
-
巫女たちの祈祷
なんとも幻想的なシーンでした。 -
アレーナ全体に浮かぶ白い光。
野外ステージならではの演出ですね。 -
有名な「凱旋行進曲」
きっと、誰もが聞いた事のある曲だと思います。
実は私、この曲がオペラ「アイーダ」の曲だった事をこの時初めて知りました。
それにしても、斬新なお馬さん! -
古代エジプトの舞台設定の中に、モダンテイストが加わって現代的にアレンジされています。
-
-
2幕と3幕の間の休憩時間中に、ステージにはなんと本当の水を使ってナイル川が作られました!
ダイナミックな演出です!! -
ナイル川を船が進みます。
-
アイーダの苦悶のシーン。
捕虜になっている父からは「ラダメスから情報を聞き出せ」と言われ、利用したくないのに利用した結果になってしまい、ラダメスは謀反の罪を着せられて取り押さえられてしまいます。
アイーダは悪くないのに...。
この悲壮感溢れる後姿が切ないです。
ああ...
これこそ「人生の苦しみ」。
(ミュージカル「アイーダ」より) -
切ないけれども、私が大好きなラストシーン。
謀反の罪に問われたラダメスは地下牢に生き埋めの刑に処せられます。
その地下牢ではアイーダが待っていたのです!
何とも感動的なラストシーン...。
ミュージカルでは二人一緒に入れられるのですが、オペラでは先にアイーダが地下牢に入っていてラダメスを待っているのです。
こっちの方が感動的ではないですか!!
アネムリスに関してはオペラ版は意地悪なのに比べ、ミュージカル版は処刑を宣告する際に「二人共に...。」と、優しい計らいをする所が好きですが。 -
感動的なラストを迎え、カーテンコールとなりました。
-
初オペラ、本当に素敵でした♪
それにしても、少し奮発して良い席にしておいて良かった〜! -
この後、出演者の皆さんはナイル川のなかへバシャバシャと入って行きました(笑)
-
終わったのは午前1時を回っていました。
アレーナの近くのホテルが取れていて本当に良かったです。 -
夜のブラ広場。
みんなオペラの余韻に浸りながら帰宅して行くのでしょう。
明日はイタリアの山岳地帯、ドロミテ山塊のボルツァーノへ移動します。
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