冬の香港滞在 ② ー レトロな Starbucks Coffee 探訪記

2013/12/03 - 2013/12/13

昨年ある雑誌で香港には大変レトロな Coffee Shop があることとを知りました。1970年代の雰囲気を売り物にしたカフェで、香港に行ったら、ぜひ訪ねてみたいと思っていました。

それは Starbucks ダデルストリート店です。香港のスターバックス１号店です。香港にはあちこちにこの店がありますが、このようなところはここだけでしょう。恐らく世界中にある同チェーン店の中でもこのようなレトロな店はまずないと思います。

昼間、香港島をかなり歩き回ったのでかなり疲れてしまい、どこかで休みたいと思いました。ちょうど思い出したのが Central （ 中環地区 ）にある Starbuks　Coffee でした。分かりずらいところにあり少々大変でしたが、なんとか地図とにらめっこしながら見つけることができました。

１時間ほどのんびり過ごしました。すっかり疲れもとれ、写真もたくさん撮ることが出来、満足しました。

エリア 香港(香港)

久しぶりの香港。3年ぶりの訪問です。前回訪れた時は１月下旬でかなり寒かったような気がしますが、今回は寒さはほとんど感じられず、夜間でも動き回るのにちょうどいいくらいでした。知人によると12月の香港は旅行をするには最適とのこと、今回は正にぴったりの、よい気候でした。

香港滞在中は雨も降らず、曇りの日もありましたがほとんど快晴で、思いがけず快適な10日間を過ごすことができました。

この時期クリスマス・デコレーションが香港の街に一層華やかさを付け加えています。ここは九龍サイドのハーバーシティです。

日本でもよく利用する Starbacks Coffee は香港でもあちこちに目にします。その中でも大変珍しいというか他には見られないような店があることを思い出しました。昨年ある雑誌で紹介されていたのです。

それは香港島の Central ( 中環地区 ）にある Starbacks Coffee ダデルストリート店です。

場所がなかなか分からずうろうろしてしまいましたが、やっと見つかりました。ここが入り口です。この入口からして他の Starbacks とは違いますね。

中に入ると、２つのコーナーに分かれているのに気が付きました。入り口付近は他の Starbucks と同じで、モダンな雰囲気は普通のコーヒー店と同じですね。

ここも同じコーナーです。このコーナーでは静かに本を読んだり、友人と話をしたりしている光景を目にしました。静かな雰囲気が漂っていました。

もう一つのコーナーは奥の方にあり、昔のカフェーを模した造りになっていて、レトロな雰囲気が濃厚です。

こちらはほとんどの席を若い人々が多く占めていて、なかなか空きませんでした。このレトロな雰囲気を楽しんでいるようです。しばらくして、やっとひとつ空いたので、移動し１時間ほどのんびりコーヒーを飲んだり、写真を撮ったりして過ごしました。すっかり疲れがとれました。

このような雰囲気が好きです。

一昔前のカフェのメニューでしょうか、壁にいくつも掲げられています。今でも同じものがあるのでしょうか。

これらはこの日オーダーしたものですが、もちろん小生が全部注文した訳ではありません。上の右側のものだけです。「ジンジャーブレッドラテ」です。

他のものは同行者が注文したものです。上の左側のものは厚切りバターを挟んだ「パイナップルパン」です。下は「ジンジャーブレッドラテ」と「小豆のケーキ」です。

オートバイそれとも自転車（？）に豆腐を積んで配達している絵が壁に描かれています。

周囲の壁にはほかにも昔のいろいろなものが飾られています。

こんな雰囲気いいですね。このようなところを見ていると、ここはまさに「星巴克珈琲」（泳室）と言った方がぴったりです。

照明器具までレトロすぎますね。柔らかな光が周囲を照らし出し、落ち着いた雰囲気を作り出しています。

ここは地下にあり、窓はありません。正面に見えるのは窓のように造ったガラス窓です。

その窓ガラスの内側に、蚊取り線香を模したものが飾られています。

レトロな雰囲気の中でさらにノスタルジーを感じるような場面を目にしました。一組の男女が何やら話し込んでいますね。

1時間以上ゆったり、のんびり過してしまいました。写真もたくさん撮ることができ、十分満喫したので、ホテルに戻ることにしました。

外に出て、脇にある階段を上ると、香港で一番最初に灯されたというガス灯が今でも点いています。