冬の香港滞在 ⑥ ー 九龍公園でバードウオッチング

2013/12/08 - 2013/12/08

香港では郊外や離島にでも行かなければバードウオッチングはできないものと思っていましたが、案外街中でも可能なようです。九龍地区の九竜公園 （ Kowloon Park ) へ行くと、ここでは様々な野鳥が生息していて、その生態を観察することができます。

香港の食文化を求めていろいろなレストランをめぐることやショピングをしたりするのも楽しいですが、たまには野鳥の観察に出かけるのも興味深いです。今回は九龍公園だけでしたが、次回はもっと新界のような郊外や離島などにも足を伸ばしてみたいと思います。

エリア 香港(香港)

尖沙咀（チムサーチョイ）にある九龍公園（ Kowloon Park ) は歩き疲れた時などにひと休みできる手軽な公園です。Nathan Road に面していて交通の便もよく、MTR ( 地下鉄 ) の尖沙咀駅のすぐそばにあります。

公園に入ると、アニメにでも登場するようなヒーローたちが訪れる人々を迎えてくれます。

これらの像は香港の人気アニメの人物なのかどうかわかりませんが、子供には人気があるようです。

公園の中には中央に大きな池があります。ここは野鳥の天国ともいえる場所です。

Coscoroba Swan （ 偏嘴鵝 ）という名前の白鳥で、南アフリカに多いようです。

これは Red-nested Pochard ( 赤嘴潜鴨 ) という名前の地中海から中央アジアに分布する鴨の仲間です。

こちらも同じ名前の Red-nested Pochard （ 赤嘴潜鴨 ）です。和名をアカハシハジロ（ 赤嘴羽白 ）と言います。

鳥や亀が集まって何やら会談でもしているみたいですね。どんなことを話しているのだろうか（！？）。

この２羽の鳥はアメリカオシ（ Wood Duck ) と言い、右の地味な方がオスで、左の派手な格好をしているのがメスです。

池の一端では百羽以上ものフラミンゴが集団で生活しています。動物園で飼育されているのを見たことがありますが、このような自然の状態で見るのは初めてです。

まるでバレリーナのような美しい肢体をあちこち動かしながら餌を漁ったり、仲間同士で会話（？）をしている様は見ていても飽きませんね。

このフラミンゴたちは白い身体とピンク色のくちばしが特徴のようです。尾の部分もピンク色をしていますね。名前を Greater Flaminngo （ 大紅鶴) と言うようです。欧州南部、西アジア、アフリカに分布しています。

蝶が美しい羽を広げて公園内を舞っていました。この時期の香港は寒いくらいの気候なのに、こんなところに蝶がいるとは驚きでした。

九龍公園は東京の日比谷公園と同じ位の広さで、規模としてはそんなに大きくはありません。しかし、池や樹木が生い茂リ、散歩や運動をするのに最適です。

公園の一隅にはこのような「香港文物探知館」という博物館があります。１時間ほど見学してみました。

この時期は花はあまり咲いていません。わずかにいくつか咲いているだけでした。

この旅行記へのコメント （3）

• 潮来メジロさん 2014/04/30 12:57:55

  和名アメリカオシですね。ヾ(^o^)

  Tamegaiさん、こんにちは！　ヾ(^o^)
  またまた、お邪魔しています。
  
  > 鳥や亀が集まって何やら会談でもしているみたいですね。どんなことを話
  > しているのだろうか（！？）。
  
  この鳥さんは、和名アメリカオシ（英名：Wood Duck）のオスとメスですね。
  地味な方がメスです。
  私もどこかの施設で見た記憶があるのですが、どこだったか思い出せず。
  
  ではまた・・・。(^o^)／~~~
  　　（潮来メジロ）

  Weiwojingさん からの返信 2014/05/01 20:56:46

  RE: 和名アメリカオシですね。ヾ(^o^)

  いつもご教示いただき、ありがとうございます。
  
  野鳥の名前は見極めるのが難しいですね。似たようなものが種々あり、判断ができにくいです。
  
  今回教えていただいた鳥は一応本で調べましたが、さっぱりわかりませんでした。難しいの一言です。しかし、そうは言っても野鳥の観察は興味のあり分野ですね。これからもたくさん見てみたいです。
  
  どうもありがとうございました。
  
  Tamegai
  
  

• 潮来メジロさん 2014/04/30 12:01:56

  和名アカハシハジロのオスですね。ヾ(^o^)

  Tamegaiさん、こんにちは！　ヾ(^o^)
  毎度、訪問＆投票ありがとうございました。
  
  > これは Red-nested Pochard ( 赤嘴潜鴨 ) という名前の地中海から中央
  > アジアに分布する鴨の仲間です。
  
  この鴨さんは、和名アカハシハジロ（赤嘴羽白）のオスです。
  私の図鑑では、Red-crested Pochard となっています。
  ネットで調べても、ほとんどRed-crested Pochard ですね。
  でも、どちらも学名が Netta rufina ですから、間違いないですね。
  日本でも稀な冬鳥として見られます。
  私もメスでしたが、山中湖で見ました。
  
  ではまた・・・。(^o^)／~~~
  　　（潮来メジロ）