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 逗子市桜山8にある「逗子市蘆花記念公園入口」の看板がある電柱の蓮向かいに洋館がある。平屋建ての小さな洋館ではあるが、玄関側から見た姿はそれらしい。古いようで、関東体震災(大正12年(1923年))後の昭和初期に建てられたものであろうか。<br /> 表側から見ると、玄関がある洋風の切妻屋根の棟が突き出し、左に背の低いトタン屋根の切妻屋根の棟が伸び、右に入母屋屋根の棟があるT字型の配置をしている。しかし、裏側から見ると庇が付いた入母屋屋根の背の低い棟が突き出し、右にさらに背の低いトタン屋根の切妻屋根の棟が伸びる配置である。また、入母屋屋根はスレート葺きのようだが、棟瓦が上がり、鬼瓦も上がっており、和風の入母屋屋根の雰囲気を残している。このように葺かれた入母屋屋根は珍しいだろう。<br /> 結果、表側から見ると洋風であり、裏側から見ると和風を取り入れた洋館となっている。<br />(表紙写真は桜山8の洋館)

桜山8の洋館(逗子市桜山8)

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2013/12/22 - 2013/12/22

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ドクターキムル

ドクターキムルさん

 逗子市桜山8にある「逗子市蘆花記念公園入口」の看板がある電柱の蓮向かいに洋館がある。平屋建ての小さな洋館ではあるが、玄関側から見た姿はそれらしい。古いようで、関東体震災(大正12年(1923年))後の昭和初期に建てられたものであろうか。
 表側から見ると、玄関がある洋風の切妻屋根の棟が突き出し、左に背の低いトタン屋根の切妻屋根の棟が伸び、右に入母屋屋根の棟があるT字型の配置をしている。しかし、裏側から見ると庇が付いた入母屋屋根の背の低い棟が突き出し、右にさらに背の低いトタン屋根の切妻屋根の棟が伸びる配置である。また、入母屋屋根はスレート葺きのようだが、棟瓦が上がり、鬼瓦も上がっており、和風の入母屋屋根の雰囲気を残している。このように葺かれた入母屋屋根は珍しいだろう。
 結果、表側から見ると洋風であり、裏側から見ると和風を取り入れた洋館となっている。
(表紙写真は桜山8の洋館)

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  • 桜山8の洋館。

    桜山8の洋館。

  • 桜山8の洋館の玄関。

    桜山8の洋館の玄関。

  • 桜山8の洋館の玄関。

    桜山8の洋館の玄関。

  • 裏から見た桜山8の洋館。

    裏から見た桜山8の洋館。

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