山之根3の庚申塚（逗子市山の根3）

2013/12/14 - 2013/12/14

　山之根3にある庚申塚は6基並んだ石塔がぴったりと入るようにコンクリートの壁を刳り貫いてある。左端の「堅牢地神塔」などは側面に彫られているであろう建立年も読むことができない。この辺りにあった庚申塔などを纏めて庚申塚にしているのであろうが、側面にも余裕を持たせて建立年などの碑文を読めるようにしておいてもらわないと困る。また、看板が立てられているが、文字が消え、何が書いてあるのかは不明である。江戸時代のこうした史跡を残していくためにも配慮が必要であろう。
（表紙写真は山之根3の庚申塚）

エリア 逗子・葉山(神奈川)

庚申塚。幅がぴったり6基が入るように造られている。

文字が消えてしまった看板。

「堅牢地神塔」。

庚申塔（天明3年（1783年）銘）。

首のないお地蔵さま。

庚申塔（正徳年間（1711年〜1716年）銘）。

庚申塔（弘化5年（1848年）銘）。

庚申塔（寛文7年（1667年）銘）。