2013/12/01 - 2013/12/01
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ドクターキムルさん
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逗子市小坪5にある海前寺は時宗のお寺で供養山三宝院海前寺という。逗子市では唯一の時宗寺院である。永和2年(1376年)、小坪漁民の為の念仏道場として厳阿上人によって開山した古刹である。海前寺の名前が示すように、海の見える穏やかで風光明媚な景勝地として栄え、江戸時代には時宗歴代上人の隠居所となっていた。本尊は木造阿弥陀三尊立像(南北朝時代作)で市指定文化財となっている。
中尊阿弥陀如来像は、いわゆる上品下生の来迎印を結んでいる。胎内に文政13年(1830年)の修理を示す銘札が納入されている以外、造立時、作者等についての記録類は残っていない。 しかし、張りの強い中尊の面部、幾分形式化しているものの写実性を持つ衣紋など、室町時代の作風をそなえ、佛乗院本尊像と並んで逗子市内に残る遺品としては貴重である。なお、光背、台座、箔などは後補である。
脇侍の観音菩薩像は蓮台を捧げ、脇侍の勢至菩薩像は合掌する。両脇侍菩薩像は上体を前にかがめ、腰をひき、動的な姿勢を示す。
典型的な来迎の三尊像である。鎌倉の時宗寺院には優れた仏像が多いのだが、ここ小坪でも同じであるようだ。
海前寺の前の小路が古東海道である。飯島崎と小坪坂からの二手の古道が交わり、正覚寺から庚申塔が並ぶ山道が続いていた。現在は土砂崩れがあったために通れず、正覚寺横はフェンスの扉に鍵が掛けられている。
古道から津波非難の指示通りに少し上がったところに海前寺墓地の雛壇がある。標高は20mを少し越えたくらいであり、小坪湾が見下ろせる。この墓地には地蔵堂があり、中にふくよかなお地蔵さまがいらっしゃる。この上には山に上る階段が続いているが、これは津波非難路であろう。この山一帯が住吉城址であるが、海前寺本堂裏にある断崖の台のような山も住吉城址で、どこからでも見える。その崖の下の高台に古東海道が通っていたのだ。
(表紙写真は海前寺本堂)
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海前寺の案内看板。
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海前寺の案内看板。
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津波非難路の指示。
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海前寺門前。古東海道に沿い、本堂は下を向いている。
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海前寺門前に標高表示。10mを越える程度だ。
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「海前寺木造阿弥陀三尊立像」説明板。
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海前寺の三界萬霊。
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海前寺本堂。
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動物慰霊塔。
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石仏が乗り、「南無阿弥陀佛」とある永代供養塔。
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「永代供養塔」碑。
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海前寺本堂。
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3基の石仏。
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海前寺本堂の屋根に上がる浪の飾り瓦。
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海前寺本堂の屋根に上がる浪の飾り瓦。
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海前寺本堂に掛かる「佛日増輝」の扁額。
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庫裡入口。
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「勇猛精進」碑。「勇猛精進」とは、勇ましく強い心をもって苦難に向かい、進んで妙法受持の修行に精進することをいう。
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本堂前の蘇鉄などの植え込み。
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本堂前の松。
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庫裡横の松。
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津波非難路の指示。
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海前寺墓地の地蔵堂。
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お地蔵さま。
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海前寺墓地の標高表示。20mを少し越えている。
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