2017/05/05 - 2017/05/05
5位(同エリア563件中)
noelさん
今年は、三浦薬師如来霊場が33年ぶりの大開帳、そして三浦不動尊霊場が12年に1度の酉年大開帳にあたります。そんなわけで4月28日(金)から5月28日(日)までの間、この二大霊場は132年に1度の同年の大開帳なのです。
こんな機会はもう2度と訪れないでしょう。
三浦半島1DAYきっぷを利用して、回ることにしました。
品川駅からの往復プラス、特定区間の京急線と京急バスはフリーでお得な切符です。
当初計画していたのと違って、行き当たりばったりに急遽予定を変更して回った友達と私の珍道中でした・・・。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.0
- グルメ
- 4.5
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 友人
- 交通手段
- 高速・路線バス 私鉄 徒歩
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真言宗大覚寺派 海上山「圓乗院」の御朱印
「海の上 法(のり)の光に照らされて 弘誓(ぐぜい)の船に 乗るぞ嬉しき」
不動尊22番目の札所です。 -
弘法大師様
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可愛らしい六地蔵です。
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回向柱が建立されています。
この左側は海ですので景観がまた素晴らしいです。
本当は浄楽寺までバスで行くはずだったのですが、バス停で止まった際に、たまたま右手を見ると、のぼりが立っているではありませんか。
思わず途中下車することにしました。 -
善の綱が仏様とのご縁を結びます。回向柱まで延びています。
1332年(正慶元年)朝賢僧正が開山しました。
「へちま加持」は100年あまり中秋満月の十五夜の日に執り行われています。
諸病など災い(業)を取り除いてくれます。 -
マーロウ
ご無沙汰してます!
今ではここに来なくてもプリンが買えますが、やはり本家本元はいいです。
ただし時間が早すぎてまだ営業していませんでした。
ちなみに名前の由来は「フィリップ・マーロウ」です。
レイモンド・チャンドラーのハードボイルド小説の探偵です。
「ギムレットには早すぎる」とか数々の決め台詞があります。 -
真言宗大覚寺派「立石不動院」の御朱印
「たどり来て 憩ふ人だに漏さじの 誓ひの御手(みて)に かかる楽しさ」
不動尊21番目の札所です。 -
細い道を通って行くと辿り着きました。
車では無理です。
駐車場もありません。
こちらは狛犬ではなく可愛らしい石像が迎えてくれました。 -
不動明王
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ちょっと暗くてよく見えません。
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もっと近くに寄ってご覧ください。
と言われたのでお言葉に甘えて・・・。
見えました。 -
健脚でしたらこの上に登ってご覧ください、と仰るのでさらに登っていきました。
ちなみにこちらには、99歳のおばあちゃんがいらっしゃいました。
とてもお元気で吃驚しました。 -
小さな滝もあって、とても静謐で神聖な空気が漂っていました。
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とぐろを巻いた蛇の弁天様です。
はたまた弁天様に蛇がとぐろを巻いたのか・・・。初めて見ました。
おそらく前者の方でしょう。 -
大楠山のきれいな沢の水や湧き水などが集まってできた清流です。
小さな川ですが本当に水が澄んでいます。
こちらの橋(お国橋)の階段を下りると遊歩道があります。
前田川遊歩道です。 -
山に自生している藤のようです
藤棚とは違った趣があります。 -
紫雲山「正行院」(浄土宗)の御朱印
御朱印帳が売り切れてなかったので、別紙に書いていただきました。
こちらは薬師如来17番目の札所です。 -
正行院
まずはこの回向柱に延びた善の綱に触れて仏様とご縁を結びます。
そんなわけでこの綱は仏様の御手とつながっています。 -
和田義盛が1199年(正治元年)、妻の巴御前の菩提寺として、秋谷の乗越海岸に建立したのが始まりです。
1499年(明応7年)現在の場所に開山して、巴御前の頭髪が埋葬されているそうです。
1640年(寛永17年)に本堂を焼失しましたが、1648年(慶安元年)徳川家光によって御朱印を下賜されて本堂が再建されました。 -
金剛山「浄楽寺」(浄土宗)の御朱印
「人はよし 芦名といへど世渡りの 浄くば楽し 我れ守らなむ」
不動尊20番目の札所です。 -
長坂「無量寺」の御朱印
不動尊15番目の札所ですが、今回は20番目の札所の浄楽寺にての出開帳です。 -
浄楽寺は和田義盛が建立した阿弥陀堂を鎌倉光明寺の二世寂恵が中興したとさています。
国指定の重要文化財の運慶による仏像を5体所蔵しています。
残念ながら写真撮影は禁止です。
拝観料300円です。 -
前島密のお墓
1円切手の人です。
日本の郵便制度を築いた中の一人です。
従って「郵便制度の父」と呼ばれています。
彼は晩年、別荘の「如々山荘」で過ごしました。それがこの浄楽寺の境内にありました。 -
お庭が綺麗です。
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ご立派なポストです。
前島密の肖像の下がポストです。
ちょうど郵便屋さんが集配に来ました。 -
正面から見るとこんな感じです。
この先は佐島方向に向かいますので、バスで移動します。 -
降鏡山「福本寺」(浄土宗)の御朱印
「清らかなる 佐島の海の磯づたい 御威光(みいづ)したひて 行くぞ楽しき」
不動尊19番目の札所です。 -
同じ「福本寺」の御朱印です。
ただし薬師如来16番目の札所でもあります。 -
この先に「福本寺」があります。
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こちらの「福本寺」は名前のとおり、檀家の約7割が福本姓のようです。
つまりは福本一族の氏寺として創立したと思われ、それにちなんでの寺号といえます。 -
こちらはご本尊です。
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こちらは不動尊です。
右の下には子どもを抱いた仏様がいます。まるで聖母子像のように。
そしてよく見ると足元にも子どもが2人。 -
こちらは薬師如来です。
ちなみに写真がたくさんありました。
戦争で亡くなった兵隊さん方のようでした。
その中でもやはり「福本」という名前が多かったので、檀家さんはやはり福本さんがほとんどなのだと痛感しました。 -
番外編
行き当たりばったりでしたので、近くにお昼を食べられるお店はないかと探していたら、「三浦観音札所第28番目 海照山 専福寺観音堂」 -
木造十一面観音菩薩坐像 一躯
現在「観音ばな」と呼ばれる出崎に建つ専福寺境外の観音堂に安置されてるようです。
元は付近に存在した観妙(明)寺の本尊だったもののようです。
平成12年3月10日、横須賀市指定重要文化財に指定されました。 -
残念ながら誰もいません。
閉まっていました。 -
お腹を空かせて佐島マリーナ方面に歩いて行くと・・・・
「マンボウ」です。
なんだか解体されて哀れな御姿ですが。 -
TOYS
の表札があります。ということはつまり北原さんの別荘?
海に面しているので船着場もありそうですよ。 -
マリーナも目と鼻の先ですので、艇庫へはこの下をくぐって行けそうです。
羨ましいです。 -
「はまゆう」さんにてランチをいただきます。
本当は三崎口まで行って、まぐろを食べる予定でしたが、三崎口まで行くのには時間がかかります。
そんなわけでここ佐島でいただくことにしました。
この近隣は車が混みあってました。
実はこちらは「ミシュランガイド横浜・川崎・湘南2015特別版」で★はつかないものの3500円以下で上質な料理を提供する【ビブグルマン】になりました。横須賀市からは9店選ばれたそうです。
こちらは海鮮丼で2160円でした。
勿論新鮮で美味しかったです。
ついでに屋外ではバーベキューなども楽しめるようです。
連休中でしたので、小さい子どもを連れた方々も多かったです。
目の前は海ですので、とても幸せな気分!
・・・・はたと思いだしましたが、
霊場を巡っているのに殺生したものを・・・・・ちょっと反省です。はまゆう グルメ・レストラン
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天神島臨海自然教育園
手書きで温かみがあります。 -
のんびり海を眺めながらぼーーーっとするのも幸せですが、今回は霊場を巡ってますので、この辺で失礼します。
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「ハマオトモ(ハマユウウ)」
平成28年12月22日、神奈川県指定天然記念物に指定されました。
先ほどのお店「はまゆう」さんと一緒です!
ちなみにこの佐島の天神、笠島周辺は三浦半島を代表する動植物が分布していて、地質学上でもとても重要な所だそうです。
天神島は周囲が1km足らずで、ハマユウの群落、ハマボウが見られて、この分布は植物学s上、日本の北限となっているようです。
またこの島には146種の海岸植物が生育しているのですが、他では見られないようです。
こちらについては昭和40年に既に指定されています。
さてさて、この後三崎口に向かおうと、バス停まで向いましたが、ちょうど行ってしまった後でした。
しかもこの後は1時間も待たなければいけません。
時間がもったいないので、テクテクと歩いて134号線まで行きました。 -
豊川山「徳寿院」(曹洞宗)の御朱印
「衆人(もろびと)を 守るにしるき成田山 仰げばいよよ 尊かりけり」
不動尊4番の札所です。 -
京急「横須賀中央駅」から近いのですが、ご覧のように急な石段です。
この向かいには道路をはさんで「ザ・タワー」があります。
頑張って登って行くうちに、ビルの何階分かを登っていることに気づきます。 -
武藤松翁頌徳碑
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あ~~、頑張った甲斐がありました。
こちらは成田山新勝寺の分霊所で、不動尊は成田山聖不動明王。
古文書によると、永正年間に三浦義同によって開基されたそうです。 -
つつじの季節なので、あちこちに見られます。
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不動尊
お近くでご覧ください、と仰っていただきましたので、近くで見ました。
なんだか目が妙に可愛く見えました。(失礼しました) -
実はこちらでは御朱印をいただいている間に、お茶をいただきました。
そして飴もたくさん用意してあって、ありがたくいただきました。
なにしろ先ほどの急な石段の後でしたので、本当にありがたかったです。
そして次はどちらに行かれますか?
と聞かれて、「良長院」である旨お伝えすると、近道を教えてくださいました。
・・・でも近道、というよりもこちらの敷地内の裏を案内していただいたようなのですが。
お寺ではあるものの洗濯物などを干していらっしゃる所を通り過ぎたりしましたので。
そして「あとはすぐそこよ。」と教えていただきました。
なんとありがたい!
またあの急な石段を下りるのかと思っていましたから・・・。
かなりショートカットできました。 -
龍谷山「良長院」(曹洞宗)の御朱印
薬師如来2番目の札所です。 -
鎌倉時代に永峯城主によって創建されました。
元は現在米海軍基地のある泊ヶ浦にありました。 -
鐘楼
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この薬師如来については、製作時期や作者は不詳ですが、古来の言い伝えでは2つの説があるようです。
① 良長公の念持仏であった
② 郡奉行長谷川右京亮が徳川家康の命により奉持した
どうちらなんでしょうか?
なお、この薬師如来は立像で、当時としては珍しい南蛮鉄製によるものです。
ただし写真撮影禁止でした。 -
庫裏?の瓦一つ一つに「龍」の文字があります。
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亀養山「長安寺」(浄土宗)の御朱印
「長しへに 浪を静めて世渡りの 安きを教ゆ 法の船かも」
不動尊9番目の札所です。 -
同じく長安寺の御朱印です。
薬師如来10番目の札所でもあります。 -
天文2年(1533年)、法蓮社龍上人によって開かれました。
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本尊は阿弥陀如来三尊で、木像、高さは105センチ。
観応年間(1350~52年)の作。 -
勢至菩薩
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不動明王
久村村山の不動堂で祀られていた不動明王を移安しました。 -
薬師如来
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つつじが綺麗です。
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御本堂
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5時になりました。もう参拝はお終いです。
この日は結果的に8霊場を巡り、11の御朱印をいただきました。
さてさて、この続きはあるのやら・・・・。
まだ38の霊場が残っています。 -
オリジナルの御朱印帳です。
不動尊28霊場用です。これに案内図もついていました。
この案内図が結構便利です。 -
オリジナルの御朱印帳です。
こちらは薬師如来霊場用です。
霊場の詳細なども書いています。
これを持っていれば御朱印が300円のところ、200円でいただくことができます。(既に印刷してますので)
こちらは売り切れていました。
浄楽寺に1つだけありました。ただし、霊場の案内図はありませんでした。
残念。 -
記念のてぬぐいです。
三浦半島の1DAY 2DAYのきっぷを購入するといただけます。
三崎口駅でいただきました。
他に新逗子駅でもいただけます。
ただし先着順です。
実は新逗子駅でいただくのを忘れたのですが、たまたま同じように霊場巡りをされていた他の方に教えていただきました。
お陰様で記念になりました。
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