2013/06/18 - 2013/09/13
70位(同エリア329件中)
milkさん
2013年7月10日
名残惜しいフィレンツェを後にして、今回のイタリア旅行を決めた最大の目的地、「チンクエ・テッレ」を目指して移動します。
日本人にはあまりなじみのない場所。
どのガイドブックにも記載されていないので、情報収集はネットが頼りでした。
そう言う私もこれまで全く知らない場所でした(笑)
きっかけは、私のバイト先、銀座の喫茶店に飾られている1枚の絵。
「とっても素敵な所だな~。どこだろう?」といつも眺めていたのですが、ある日、この絵を描いた画家さんがお友達を連れてお店に来て下さったのです!
つかさず私は「これはどこですか?」とお尋ねすると、「北イタリアなんです」との事。
それから早速北イタリアで検索してみると、この絵のような風景が広がる「チンクエ・テッレ」を発見!
「ここだ~!!行ってみた~い!!!」と言う事で、今回の旅行でのイタリア行きが決まった訳であります。
初めからクロアチアとスロヴェニアには行く予定で、そのままオーストリアに入る予定だったのを急遽変更。
そして、ここに辿り着く間にちょうどヴェネチアとフィレンツェがあったので、せっかくなので1日ずつ滞在しながら移動して来た訳でございます。
さて、前置きが長くなりましたが、今日はその憧れの地へと向かいます。
朝、起きてからまずはホテルで朝食。
イタリアは甘めのパンが多いようですね。
駅の近くに泊まっていたので、移動はとても楽でした。
ホームの案内が出て、いざ電車に乗ろうとスーツケースを持ち上げたら、女の人がいきなり出て来て、私の荷物を一緒に引き上げてくれました。
私は、「この人、急いで降りたいから手伝ってくれたのかな?」と思いきや、電車の中まで付いてくる。
「降りるんじゃなかったの??」と思いながら、私は席を探していると、「ここ空いてるよ」とか、「荷物を上げてあげようか?」らしき事を話しかけて来るので、「これは怪しい!!」と警戒すると案の定「お金ちょうだい。子供がいるの。」と言ってきた!
女性だからと油断しました(>_<)
でも、私は「No Money」と言って切り抜けましたよ~!頼んでないし。
頼んでもいないのに勝手に荷物を持ってお金を要求する。イタリアにはこの手口が非常に多いんですよね。
皆さんも気を付けて下さい。
フィレンツェを出てからピサで乗り換え、今日の宿泊先Rapallo(ラッパロ)へ。
この間の電車はローカル線でした。
途中から海沿いを走っていたので、景色も綺麗!
約3時間半で到着しました。
駅に着いてからホテルまでの行き方を近くにいたお兄さんが親切に教えてくれたのですが、どうやら道を間違えたらしい...。
地図を見ながら歩いている所を、怪しげなおじさんが声をかけて来て、「このホテルならこっちだよ。」と、行き方を教えてくれた上に、通り道の階段を荷物を持って運んでくれてしまったのです!「またお金要求される~!」と思いきや、「じゃあね」だって。
優しいおじちゃんだったのです☆
見かけで疑ってしまってごめんなさい。でも、イタリアに入ってからは今までが今までだったから...。
このおじさんのお陰で、すぐにホテルに辿り着くことが出来ました。
こちらもとっても可愛いホテル!
すぐにお部屋には入れてもらえたので、荷物を置いて早速散策へ。
今日はフェリーに乗ってポルトフィーノとサンタマルゲリータ・リグレへ行きます。
15:00のフェリーでまずはポルトフィーのへ。
ここは高級リゾート地だそうで、ブランドショップが沢山並んでいました。
パリス・ヒルトンも訪れるとか。
ブラウン城からの眺めが素敵でした。あの絵画の景色に近いぞ~☆
次は17:00のフェリーでサンタマルゲリータ・リグレへ。
おこはどちらかと言うと、一般人向けのリゾートチだそう。
そして、18:15がフェリーの最終便だったので、それに乗ってラッパロに戻って来ました。
ホテルに戻ってから、近くのスーパーへお買い物。
お買い物を済ませてお店を出ようとすると、何だか私を呼び止めるおじさんが。
イタリア語で一生懸命に話しかけてくれるのですが、理解出来ずに困っていたのですが...
思い出した~!
昼間、ホテルまでの行き方を教えてくれたおじちゃんでした~☆
アジア人は珍しいからか、覚えていてくれたんですね。
嬉しかったです♪
言葉は全く分からなかったけど、それでもお互いに嬉しさが伝わるって素敵ですね。
イタリアはどちらかと言うとあまり好きではない国でしたが、ここに来てからイタリアが好きになって来ました。
明日はいよいよ憧れのチンクエ・テッレ5つの街巡りです。
【旅行行程】
9:28 フィレンツェ サンタ・マリア・ノッヴェラ駅発 RV3113
↓
10:28 ピサ着
11:00 ピサ発 FRECCIABIANCO 9764
↓
13:34 ラッパロ着 (ユーレイルグローバルパス1等利用)
【レイルパス】
ユーレイル グローバルパス(1か月) 1等 119100円 ※6月購入 為替により金額は変動します。
レイルヨーロッパのホームページより購入。 同サイトより電車の時間も検索出来ます。
http://www.raileurope-japan.com/
【Ferry】
15:00 ラッパロ発
↓
15:15 ポルトフィーノ着
17:00 ポルトフィーノ発
↓
17:15 サンタマルゲリータ・リグレ着
18:15 サンタマルゲリータ・リグレ発
↓
18:15 ラッパロ着
料金 11ユーロ(ラッパロ⇔ポルトフィレーネ 途中下船可)
【宿泊先】
Hotel Villa Luisa (1泊 50ユーロ シングルルーム・シャワーのみ・朝食付き・ロビーにてWiFi可・エアコンなし)
http://www.booking.com/hotel/it/villa-luisa.ja.html?aid=356995;label=gog235jc-index-ja-XX-XX-unspec-jp-com;sid=39af525f059c1a9a0c5e1cc0d00b749b;dcid=2
【参考webサイト】
http://www.amoitalia.com/cinqueterre/index.html
http://www.italiaexpress.net/taiken/cinque-terre-1.html
★前日の旅行記はこちらをご覧ください。
http://4travel.jp/traveler/akikokimata1/album/10835496/
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 50万円 - 100万円
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
今日のホテルは快適な睡眠がとれました。
やっぱり寝る場所って重要ですね。
朝食は朝日が差し込む可愛い朝食ルームで。
早い時間だったので、まだ人がいません。
写真はちょっと暗くて分かりにくいですね。
ごめんなさい...。 -
暖炉の上にあるのはジャム。
好きなものを取ります。
それにしても、この暖炉可愛いですよ♪ -
窓側が気持ち良さそう。
ここで食べる事にしましょう。 -
パンの種類も豊富です。
イタリアらしく、甘いパンもも充実。
取り過ぎちゃいました(笑)
ジュースはやっぱりブラッドオレンジ。
この鮮やかな色!!美味しかったです。
そして、イタリアと言えばコーヒーですよね?
クロアチア以来、コーヒー党に変わった私のお気に入りは、ミルクたっぷりのラテ・マキアータ。
美味しかった〜☆ -
お腹もいっぱいのなったので、早速チェックアウトして駅へ向かいます。
駅に近いホテルにしておいたので、移動も楽々♪
9:28発のRV3113
2番線からの発車です。
ここであのお節介女に会ってしまった訳です...。
(詳しくは「旅行記の概要」をご覧下さい。)
勝手に荷物を持とうとする人には気を付けていたのに、女の人だからと油断してしまいました。
でも、分かっていたとしても、上から荷物を勝手に引き上げられてしまっては止める事も出来なかったと思います。
こういう人達をどうにか取り締まって欲しいものですね...。 -
この電車は指定制ではなかったので、空いている席を探します。
私の持っているユーレイルグローバルパスは1等用なので、空いていました。
因みに、お金があるから1等なのではなく、年齢的に1等用しか買えなかっただけです(笑)
お陰でゆったり電車の旅が楽しめました。 -
ピサで乗り換えです。
ピサの斜塔にも行ってみたかったのですが、時間がないのでここは乗り継ぎだけ。 -
次は11:00発のトリノ行きに乗ります。
ちゃんと目的地の「ラッパロ」が出ていますね。 -
あっ、5分遅れているようです。
イタリアの電車は良く遅れると聞いていたので、5分位は許容範囲でしょうか?
もう乗り換えはないので、慌てる事はありません。 -
これに乗った訳ではありませんが、イタリアの電車。
-
途中から海が見えて来ました〜!
でも、トンネルばかりで、海が見えるのは一瞬だけ。
地図を見て海沿いを走ると知り、景色を楽しみにしていたのにちょっと残念です。 -
フィレンツェを出てから約3時間半。
ラッパロに到着です。
意外と小さな駅。
さて、出口はどっちだろう?
近くにいたお兄さんに道を聞いて移動します。
ついでにホテルまでの行き方を聞き、その通りに歩いたつもりでしたが...。
迷いました。 -
地図と睨めっこしながらホテルへ向かう羽目に...。
そして、この途中で一見怪しげなおじちゃんがホテルまでの行き方を親切に教えてくれたのですね〜。
外見だけで判断して本当にごめんなさいm(__)m
(こちらも詳しくは「旅行記の概要」で)
おじちゃんが教えてくれた通りに行くと、すぐにホテルが見つかりました! -
思っていた以上に素敵なホテルかも?
お庭が素敵ですよ〜☆ -
ちょうどチェックインの時間だったので、すぐにお部屋には入れました。
階段も素敵ではないですか!
でも、この時ホテルにはお姉さんしかいなかったので、大きなスーツケースを持って3階までこの階段を自力で上る事になりました。 -
今日のお部屋は明るくて綺麗です!
今回、私が一番行きたかったチンクエ・テッレ周辺のホテルはどこも高かったのですが、ここラッパロはチンクエ・テッレへのアクセスも良く、他の場所に比べて物価が安かったのです。
このホテルも、こんなに素敵なのにシングルで1泊50ユーロ。
7月のハイシーズンでこんなに安いとは!
(たまたまネットで安い値段で予約出来ただけ??) -
照明がまた可愛いですよ♪
-
荷物を部屋に置いたので、早速散策へ出かけます。
ホテルの近くには海に続く川が流れています。 -
この川に沿って5分ほど歩くと海が見えて来ました!
-
船のようなお城があります。
今回、チンクエ・テッレ巡りの起点にラッパロを選んだもう一つの決め手はこの可愛いお城。
こんなお城がある街ならきっと素敵だろうと思ったのですね。 -
近くに行くと大砲もありました。
-
このお城には教会もあるようです。
-
やっぱり可愛いお城。
ここに住んでいた人がいるんでしょうね。
ガイドブックには載っていないので、町の情報はほとんどありません。
ネットの情報もほとんどなし。
もちろん、日本人は見かけません。
なんだか穴場を見つけた気分♪ -
ラッパロの港
-
さて、早速フェリーのチケットを購入して、今日はポルトフィーノとサンタマルゲリータ・リグレへ行って来ます。
こちらはフェリー乗り場。
次のフェリーは15時。
流石はイタリア、しっかりお休みを取っているので、出発ぎりぎりまでチケット売り場には誰もいません(笑) -
こちらはフェリー乗り場に置いてあったフェリーのタイムテーブル。
リビエラ海岸のフェリーの運航ルートも載っています。
今日はこの中の赤い「linea1]に乗ります。 -
こちらは料金表。
今日はラッパロからポルトフィーノまでの周遊なので、上から2番根のRound Trip 11ユーロのチケットを購入します。 -
出発時間が近くなり、お兄さんが来たのでチケットを購入。
早速フェリーに乗り込みます。 -
こちらがチケット。
これ一枚で区間内は乗り降り自由なので、失くさないようにしないといけません。 -
イチオシ
出発です。
どんどんラッパロを離れて行きます。 -
やっぱりこのお城はラッパロのシンボルですね。
海側から見ても可愛い! -
-
だいぶ離れてしまいました。
-
フェリーに乗る事15分。
-
サンタマルゲリータ・リグレが見えて来ました〜。
-
こちらは庶民的なリゾート地だそうです。
ここは帰りに寄るので、今は下船しません。 -
また後で〜!
-
可愛い建物が沢山あります。
お金持ちの別荘? -
サンタマルゲリータ・リグレを出てから更に15分。
高級リゾート地のポルトフィーノへ到着です。
ヨットが沢山! -
イチオシ
建物もカラフルで可愛いです☆
-
-
良く見ると高級ブランドのお店ばかり。
さすが、高級リゾート地!
パリス・ヒルトンやハリウッドスター達は、ここで休日を過ごしながらお買い物を楽しむそうです。 -
PUCCIや...
-
LOUIS VUITTONだってあります。
場所柄か、旅行・リゾート用品が充実しているような...。 -
とりあえず、あのお城まで登ってみようと思います。
お城からの眺めが最高だとか! -
なんだか面白い木を発見。
-
お城に続くこんな細い道を進み、
-
階段を登って行くと...。
-
途中から素敵な景色が覗いて来ました☆
もう少し上に登ります。 -
カラフルなトカゲさん発見。
このお城に行くまでの道で沢山見かけました。
(苦手な方、ごめんなさい) -
お城に着きました〜!
時間があまりなかったのと有料だったので、中には入らず外観を眺めただけ。 -
そして絶景ポイントに到着です。
想像通りの美しい景色☆ -
こんな景色を見ると、「頑張って登って来て良かった〜!」と思うんですよね。
しばし、この景色を堪能♪ -
来た時とは違う道を通って下に降ります。
-
イチオシ
途中にまた絶景ポイントが!
ここからの眺めも素敵でした。
ベンチがあったので、休憩しながらまたもや景色を堪能。
気持ちいい〜♪ -
山の中には可愛いお花も沢山咲いていました。
-
-
ブラウン城への標識。
これは私が降りてきた方の道の入り口にありました。 -
なんだか可愛い飾り!
-
本来はこんな芸術品が並んでいたと思うのですが...(笑)
-
サイが吊られているし(笑)
ポルトフィーノって、案外ユニークな街なんですね。 -
フェリーの時間までもう少し街を散策。
セレブな方々がのんびりとした時間を楽しんでいます。 -
フェリーを待っている間に海を覗いていると、お魚がいっぱい!!
みんな集まって口をパクパクしているので、面白くて見入ってしまいました。 -
フェリー乗り場では、時間になると行き先の書かれた表札がでるので、とても分かりやすいです。
次の目的地はサンタマルゲリータ・リグレ。 -
ポルトフィーノとはお別れです。
-
サンタマルゲリータ・リグレに戻って来ました。
-
気になる建物を発見。
ここもお城かしら?
登ってみましょう。 -
ここは教会のようです。
地面に描かれた星柄が可愛いですね。 -
教会の内部
-
高い所からの眺めはやっぱり素敵です☆
-
イタリアと言えばやっぱりジェラードですよね!
ポルトフィーノは少々物価が高くて何も食べていなかったので、ここで腹ごしらえ。
今日はシングルでホワイトチョコレートをチョイス。
甘くておいしい〜☆
シングル 1.5ユーロ -
折角なので海岸へ。
ちょっと足だけでも入ろうかと思いましたが、ビーチサンダルを持って来ていなかったので、石ゴロゴロのビーチを素足で歩く勇気はなく、断念。
泳いでいるのを見ていると気持ち良さそうなのにな〜。 -
しばらく街を散策。
-
-
海沿いの公園は憩いの場所ですね。
-
-
ビーチで遊ぶ家族連れが多いのでしょうか?
ポルトフィーノからほんの少し離れただけなのに、あの高級リゾート地とはうって変って庶民的な街でした。 -
ラッパロへ帰るフェリーを待っていると、海に向かって歌を歌っているおばさまがいました。
オペラをやっているのだそう。
「一緒に声を出さない?気持ちいいいわよ〜」と誘われました(笑)
今はフランスに住んでいるそうで、夏になると毎年ここでバカンスを過ごしているのだそうです。
羨ましい生活ですね。 -
最終の18:15のフェリーでラッパロに戻って来ました。
-
今度はラッパロの街を散策。
想像通り、可愛い街です。
巨大チェスで遊んでいる人達を発見。
ヨーロッパでは時々見かける光景です。 -
これはラッパロの市章?
-
この門には十字架が。
宗教的役割がありそうですね。 -
お客さんがいっぱい入っているジェラード屋さんを発見!
大きなパックにまとめ買いしている人も沢山います。
絶対に美味しいに違いない!! -
「さっきも食べたけど、シングルだったし〜」と言う事で、食べてしまいましょう!
今回はラテ(牛乳)とクリームの2種盛り♪
さっきのジェラードは小さかったし(笑)
似たようなセレクトですが、私、クリーム系が好きなのです。
いや〜、美味しかった☆
ダブル 1.8ユーロ -
ホテルに帰る前に夕食を購入。
ここも歩いていて見つけた、地元の人が沢山入っていたパンやさん。 -
パン屋さんの外観。
-
購入したのはナスのフォッカチャ。
これ、案外大きいのです。
値段が分からず頼んだのですが、たったの1ユーロでお買い得でした♪
(写真はホテルにて) -
さて、ホテルへ戻ります。
-
ちょっとライトアップされているホテルの入り口。
一度ホテルに戻ってから、近くにあったスーパーへ買い出しに。
そこで昼間道を教えてくれたおじちゃんに再会しました!
初め呼ばれても不信感を持ってしまい、またもや失礼な事をしてしまいました。
おじちゃん、ごめんね〜(>_<)
再会を凄く喜んでくれて、とっても嬉しかったです♪
同じイタリアでも、ここ、北イタリアの人達はとっても良い人のようですよ。
これからの滞在がとっても楽しみになりました。
明日はいよいよ憧れのティンクエ・テッレ5つの街巡りです!
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