2013/10/23 - 2013/10/26
162位(同エリア239件中)
A_KASAIさん
- A_KASAIさんTOP
- 旅行記60冊
- クチコミ5件
- Q&A回答7件
- 52,837アクセス
- フォロワー2人
東北地方にはなかなか縁がない。
山形南陽には仕事で何度か行き、米沢、上山にも寄ったことがある。
奥さんは蔵王へスキーに行っていたようだが、何十年も王子から北へは行っていないようだ。
山形を通って青森まで行ってみよう。
最初は青森で夜遊びの計画だったのだが、
ちょっとした理由で止め。奥入瀬へ行くことにした。
帰りは北海道へ渡って飛行機にしようと思ったら、青森から小牧にFDAが飛んでいる。これにしよう。
かくして、初めて一千キロを超える乗車券(名古屋-東海道・東北・奥羽・仙山・東北-八戸)と
青森-名古屋の航空券を手にすることになった。
一日目 名古屋から東京を経て米沢へ、泊地はかみのやま温泉。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 新幹線 JR特急 JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
この前南陽に行ったのは線路の拡幅工事中だった。振替バスで工事中の線路を見ながら行った記憶がある。
だから「つばさ」は初乗車である。
新幹線と呼ばれているが、車両限界は在来。
東京駅で仕入れた駅弁を食べながら峠を越え山形に入る。 -
雪除け上屋のある峠を上っていく車窓の風景がよいのだが、
窓が小さいなぁ。
米沢で「つばさ」を降り、途中下車。
二時間ほど散策する -
米沢といえば・・「牛」
東京で駅弁を我慢しておそがけの牛昼食とも考えたのだが・・。
駅弁を買ってしまったので。「なし」 -
駅のレンタカーで自転車を借りる。
営業所の裏にすぐ線路。
レンタカーにトラブルがあったらしくて、自転車を出してもらうまで暫し待たされる。 -
駅から、西へ。
上杉家廟所を訪ねた。前に来たときから修復がされたようだ、
もっと荒れていたように記憶する。
入り口に番屋もできて参拝料をとられる。 -
杉の林は変わらない。
立派な林の奥に廟が並ぶ。 -
中央に謙信公。左右に歴代の領主が並ぶ。
-
-
-
静かな佇まいといいたいが、
近くの小学校の運動会の騒音や車の音が結構聞こえる。 -
-
奥行きに比べ両翼は、
林がない。 -
駅に向かって戻りながら、お堀沿いに城址を回り上杉神社に参る。
手の届くところに千社札をベタベタ貼るのは好きではないな。 -
-
-
-
-
-
九代藩主 上杉冶憲 鷹山公と歌碑。
何かあるたびに聞かされたものだ。
・・どうやったって、成らぬことも世間にはあるんだ。 -
神社から東へ。公園を貫く。
-
文化ホール。博物館も入っているが、
時間が無い。
列車の時間が迫る -
天気がよければ・・・・。
台風はずっと南にいる。
刺激された前線のせいで、降りそうだが降らない。 -
最上川を渡る
最上川は山形に始まり山に囲まれた中、蛇行を繰り返して酒田で日本海に注ぐ。山形県以外に出ないのだ。
そんなことも旅行から学ぶ。 -
上流を望む
-
駅に戻り自転車を返す。
-
BOOMよもう一度??
-
上山へ普通列車に乗る。
-
かみのやま温泉に降り立つ。われわれ以外に観光客らしいのは見えない。
温泉駅前の情緒。
今は駅前で大勢の客を「歓迎○○旅館」などと染め抜いた幟で出迎える、なんてことは無くなった。鉄道を利用する人が少なくなった。
そのほうが温泉に来た! という雰囲気が味わえると思うのだが。 -
駅からお城を目印に歩く。
新湯街に入ってしばらく「ニュー村尾」
大正の終りから昭和の初めに建てられた建物に泊る。 -
新しい建物にある玄関から、長い廊下を伝ってたどり着く。
種々の技術意匠がちりばめられた木造の旅館建築である。 -
階段の意匠。手摺の擬宝珠や
漆喰で仕上げた梁の意匠も趣がある。
今の日本人の体格からは、廊下、階段幅が狭いが、天井高は3m近くある。 -
別室で会席。
別室といっても、元は宿泊に使っていた客室である。
天井に、障子の桟の竹使いに、日本の技術と言うものが見て取れる。 -
彩りもきれい。
奇をてらわず、きちんとした仕事に感じられる。
給仕の女性も心配り良く、楽しい食事になった。
芋煮も美味かった。 -
ノスタルジックなコーナーが設えてある。
火鉢に電熱器というのもご愛嬌だが。
電気火鉢と言うのもあったなあ。 -
-
泊まった部屋。
広い一部屋だが、ゆったりと落ち着ける。
長い廊下を伝って風呂に。
趣向を凝らした浴槽が並ぶが・・ちとぬるい。 -
網代を組み合わせた高い天井。
無理やり作ったユニットバスはちょっと興覚めだが、現代のニーズに合わせるには仕方ないのであろう。
こういったものを補修し維持していく技術も失われつつある。経済性を考えれば新しくしてしまいたいのだろうが。 -
見るだけではなく、使うことのできる空間として残していってもらいたいものである。
-
部屋の窓はアルミサッシに変えられているが階段の踊り場は昔を残している
-
-
離れが五棟ある。
それぞれ異なった意匠、装飾の客室になっている(そうな)
これも維持管理が大変そうである。 -
朝食をとって、散歩に出る。
玄関を出ると上山城はすぐ隣り。 -
こんなところにまで超高層を建てるのか。
-
蔵王を望む。
台風はどのあたりだろうか、どうやら追いつかれることはなさそうだが、
天気はこの通り。 -
雲がたなびく雰囲気も良い
-
月岡神社から旅館の裏側へ出て。
武家屋敷を覗くくらいの時間はあるだろう。 -
小学校。
校舎改築中だったが、広いグラウンド。
地続きに草の斜面と続く林。塀もフェンスも無い。
素晴らしい環境だしこうあるべきだと思う。 -
4軒ほどの武家屋敷が残る。
かやぶきの質素な住宅である。当然住まわれていて、手が加えられているが、当時の様子はしのばれる。 -
藩校跡
-
かやぶきの家が並ぶ
-
-
秋の景色
-
公開されている家があった。
公開時間前だったので、お庭だけ拝見。 -
広縁のある和室
-
-
こういう垣根も、日本の庭を感じさせる。
-
-
新湯の通りに出て旅館に戻る。
通りには、スナックや倶楽部。韓国系やフィリピンらしいのも。
例によって、落ちぶれた雰囲気は隠せない。 -
旅館の車で駅まで送ってもらう。
山形へ出て、仙山線に乗り継ぐ。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったホテル
-
かみのやま温泉 ニュー村尾浪漫館
3.24
かみのやま温泉(山形) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
59