2013/09/27 - 2013/09/28
1870位(同エリア6690件中)
kalenさん
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京都市観光協会さんが、『京の**の旅』として、夏と冬に通常非公開の寺院などの特別公開を企画・実施されており、数年前から時折参加しています。
毎回、何がしかのテーマを元に企画されているようなのですが、今年の夏は数か所行きたいところがあったので、近隣の見たいところをくっつけて、ゆっくりと見学しよう!!と一泊のプチ旅行を敢行しました。
旅行の日は残暑が思っているほど厳しくなかったので、歩き回るのに助かりました。
今回お世話になったお宿は【京の小宿 ゆとね】さん。
全7室の京町屋を上手にリノベートされた、素敵なところでした。
特に、全室お風呂は檜風呂なのだそうですが、その香りのいいこと!!
ホテルに泊まるときは、常に入浴剤を持って行って、香りや泡風呂を楽しむのですが、自然の香りはやはりいいなぁ〜〜と。
私のお部屋のお風呂には、小さな天窓が開いていたのですが、これがあるだけですごく明るく、次に利用する機会があれば、観光せずにゆっくりと昼風呂を楽しみたい!!とか贅沢なことを思いました(笑)
行程ですが、午後3時頃チェックインしてから、法観寺(八坂の塔)⇒六道珍皇寺⇒六波羅密寺⇒ホテルへ戻って少しゆっくりしてから、夕食へ。
余談ですが。
2013年の『京の冬の旅』は、観に行きたいところばかりで、かなりの個所を見学したのですが、その時に≪数珠巡礼≫という、京都の寺社を巡って数珠玉を一つずつ集めていく、というものを見つけまして。
つい、一玉買ってしまったんですね。 すると、≪集めなきゃ!!≫ってなってしまい、今年はやたらを京都を訪問する羽目になっているのでした。
さて、法観寺(八坂の塔)さんですが、ここもこの巡礼に参加されている寺社なのですが、『見学は(開いているか)事前に確認を』という触書があったのですが、面倒なので確認をしていなかったんです。
すると案の定というか、【本日閉山】。
お宿の人に聞いてみましたが、
≪実は地元の私達でもいつ開いているか、よくわからないんですよね〜〜 開いていることの方が珍しいくらいです≫って。
しくった〜〜〜と思ったのですが、よく考えれば、人がいないんだから、電話しても出てくれないんですよ。
なので、確認といってもね…って話なのです。
でも明日は土曜で人出が見込めるので開くかも…、という期待を込めて六道珍皇寺へ。
ここは、【閻魔大王】と色紙に金泥で書かれたご朱印が欲しくて、お盆猛暑の中を参拝しているのですが、夜間だし、見学は当然していない(8月1日〜19日までは拝観中止していたのです)ので、絶対にもう1度来なくては!!と思っていたところです。
この特別公開は、各所にボランティアの説明の方がおられるのですが、いずれの場所の方も説明が丁寧でわかりやすく、またお話し上手な方達でした。
ゆっくり説明を聞いているうちに、あっという間に閉山時間が来てしまいまして、(4時半まで)ここからすぐの六波羅さんも×かと思いながら歩いていくと、お堂自体は5時まで開いていたので、拝観させていただきました。
ここは、社会の教科書にも出ている空也上人の、口から踊念仏が出ている像などたくさんの秘宝があるのですが、その宝物館は最終受付を過ぎているので、当然×。 また、来なくてはいけないことに。
出たところで、自転車にのったご夫婦の奥様に声を掛けられ、北海道からきたと仰るので、折角なので特別公開の六道さんの宣伝(笑)と、『京の夏の旅』のリーフレットをお譲りしました。
そして、道なりに法観寺さんへと登っていくと、この小道に色々と小店があって、その中に便箋などを扱っている「裏具ハッチ」さんがありました。
雑誌で見かけて、行ってみたいなぁ〜と思いながら、よくは調べていなかったお店だったので、通りすがりになんだろう??と覗いてみて、【あ、あのお店だ!!】と驚きました。
素敵なので、写真は外からならいいかしら?と思って確認すると、「どうぞ中も撮ってください」とのお言葉が。
遠慮なく数枚撮らせていただきました。
この場を借りて御礼を。 アリガトウございました<(_ _)>
誰かへのお土産というよりは、自分への少し贅沢な記念品という気がします。
(決して職場へのばら撒き土産にはできないですかね。まぁ配る人数にもよりますが)
私も自分用にたくさん(笑)買い込みました。
お宿に戻って明日の予定を考えながら、夕食をいずこに行こう…と思案し、行ってみたかった「THE SODOH HIGASHIYA KYOTO(旧GARDEN ORIENTAL KYOTO)」へ。
こちらは、日本画家竹内栖鳳のアトリエ兼旧宅をリノベートしたところで、ランチやカフェもされているのですが、運営・管理されているのがブライダル会社さんなので、土日はウェディングに使用されてしまい、明日は利用ができない、そして庭にはまっている私は、料理もさることながら、その庭を拝見したくて選択したのでした。
またもや余談ですが。
法観寺さんは、夜間のライトアップが常にされております。
≪八坂地区のシンボルだからという自負からかしら?≫と思っていたのですが、なんとそれはお寺さんが行っているのではなく、近隣の民間の方がされているのです!!
その民間の一つが、このSODOHさん。
まぁ、お店も『八坂の塔を眺めてのお食事』を謳っているので、当然っちゃあ当然ですかね。
SODOHのスタッフの方は、外を歩かれる時(お店より少し坂を下ったところに別館があり、そこからお店までの道を歩いているとき、です)行き交う人に必ず挨拶をされるようです。 おそらくそういう決まりにされてるかと。
というのも別の日に歩いていたとき、後ろを歩く人が≪やたらと挨拶をしている(?_?) なぜ?≫と振り向いたら、ギャルソンの恰好をした外国人スタッフの方が、こんにちはを振りまきながら、SODOHさんへ入って入ったのです。 これもちょっとしたサービスというか近隣への気遣いというか、なんですね。 納得。。。
(スタッフすべてが外人さんということではないですよ!! 念のため)
ドレスコードも特に厳しいことは全くなく、とってもラフな格好でお邪魔し、おいしい食事をいただきました。
デートにはうってつけのところでしょう。(お値段もべらぼうに高くはありません)
できれば、気張った格好で訪れてほしいかも。
まぁマナーとして、ちゃんとした格好で訪れるべきかもしれません(ので、私が間違い&場違い)
あと、ここはホテルと同じくサービス料10%が発生するので、その点は注意かな。
食事後、お庭をふらふらと散策。
誰も歩いていないので、本当は×なのかも?と不安に思ったのですが、途中ですれ違ったスタッフの方に、見学&写真撮影について尋ねたところOKとのことだったので、遠慮なく。
今度は、明るいランチの時にお邪魔したいと思いました。
その後お宿に戻って、檜風呂を楽しんで就寝しました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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イチオシ
法観寺さん、昼景。
本当にシンボルですよね〜〜 -
閉山。 がっくし(*_*;
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六道さん、正門。
この手前の道がさほど広くないんですよ。 お向かいはスーパーだし。 -
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イチオシ
こちらが冥途通いの井戸(確か昔からある方が、通いの井戸)
なんでも、2年ほど前にこの奥の民間の方の敷地からもう一つ井戸が発見されて、そちらが【黄泉返りの井戸】と戻りの井戸とされているのです。
その新しい方は、写真は× -
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イチオシ
小さいのですが、とてもバランスがいいお庭だと思います。
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奥には水琴窟が。
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冥途への入口を守っているお猿さんらしいです、説明書きによると。
時間がなくて、ガイドの方に聞けなかった。。。 -
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迎え鐘が釣ってあるお堂。鐘の姿は見えない。
言い伝えで、『土の中に一定期間埋めておくように』と達して中国に修行に行った僧の言いつけを守れずに、お弟子さん達が埋めていた鐘を掘り出して打ち鳴らしたところ、その音がはるか中国まで届き、『ああ、惜しいことを。 言いつけを守って埋めておけば、後は必要な時に勝手に鳴る鐘になったのに』という謂れがあるそうです。 -
六波羅さん。 この手前の道もせまい。
そして、この右隣が小学校という。 -
新しいように思うのは私だけではないですよね。
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なで牛と燈篭。
自身の痛いところと牛さんの同じ部位をなでると治るそうな。 -
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裏具ハッチさん
裏具 専門店
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ハッチさん店内から外を見たところ。
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ハッチさん店内
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ゆとねさんの入口玄関
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これが檜風呂。
天窓のあかりがこぼれているのがわかりるでしょうか?
本当に明るくて、最初『電気がつけっぱなしになってる!!』と焦ったくらいです。 -
SODOHさんの入口。
常に案内のギャルソンのおじさまが立っておられます。 -
イチオシ
門から結構な角度の坂を上って行きます。
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この建物で私は食事をしました。
入ってすぐのところです。 -
敷地内に幾つもの建物があって、これは一番奥の建物。
入ってみたかった。。。 -
これは、ミュージック・ホールって書いてたかな?
真中くらいに位置する建物。 -
【魅せる照明】の使い方が、やはり素敵です。
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最後に。
かなりの大きさなんですよ、この明り。
でもフォルムといい、とてもマッチしていていいなぁ〜〜と思いました。
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