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アビスコから国境を越えて、いよいよノルウェーに入国。<br />まずは海辺の町ナルヴィークですが、最初に予定していたファゲルネス山に登るナルヴィークロープウェイが、なんと夏期営業が9月1日まで。冬はスキー場になるのでその時には再開するんだろうけれど、アビスコのリフトを諦めてきたばかりなので、タイミングが悪すぎてがっかりです。<br /><br />ロープウェイに登らないことで、フィヨルドの奥にある絶景を見に行く時間ができました。<br />この絶景が大変素晴らしかったのでした。<br />うーん、人間万事塞翁が馬。<br /><br />この日のルート<br />https://goo.gl/maps/umUDsjCabbK2

北欧ドライブ旅行2013 3日目:アビスコ~ナルヴィーク(ノルウェー)

37いいね!

2013/09/07 - 2013/09/08

5位(同エリア41件中)

mid_town

mid_townさん

アビスコから国境を越えて、いよいよノルウェーに入国。
まずは海辺の町ナルヴィークですが、最初に予定していたファゲルネス山に登るナルヴィークロープウェイが、なんと夏期営業が9月1日まで。冬はスキー場になるのでその時には再開するんだろうけれど、アビスコのリフトを諦めてきたばかりなので、タイミングが悪すぎてがっかりです。

ロープウェイに登らないことで、フィヨルドの奥にある絶景を見に行く時間ができました。
この絶景が大変素晴らしかったのでした。
うーん、人間万事塞翁が馬。

この日のルート
https://goo.gl/maps/umUDsjCabbK2

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
ホテル
2.5
グルメ
3.0
交通手段
レンタカー
旅行の手配内容
個別手配

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  • 深夜に大雨が降った翌朝、窓の外を見ると綺麗な虹がかかっていました。オーロラの代わりに虹。端から端まできれいにアーチになった虹です。空も青空が見えていて一安心。<br /><br />でも虹が出てるということは、あの辺りには空中に水滴があるということで…これから北に向かうのだけど大丈夫かな。<br />出発してみると分厚い雲が流れてきて、しばらくは前方に虹が見えていました。晴れろー。海側に出るまでは国道E10号一本です。

    深夜に大雨が降った翌朝、窓の外を見ると綺麗な虹がかかっていました。オーロラの代わりに虹。端から端まできれいにアーチになった虹です。空も青空が見えていて一安心。

    でも虹が出てるということは、あの辺りには空中に水滴があるということで…これから北に向かうのだけど大丈夫かな。
    出発してみると分厚い雲が流れてきて、しばらくは前方に虹が見えていました。晴れろー。海側に出るまでは国道E10号一本です。

    アビスコ ツーリストステーション STF ホテル

  • アビスコツーリストステーションから36km、数十分ほどで国境に到着です。<br />石碑や三角点みたいなものとか駐車場などはあるけれど、お店は皆無。スゥエーデン側には国境警備っぽい建物があるけれど(警備兵などの姿は無し)、ノルウェー側には建物もありません。<br /><br />国境で浮かれているのなんて、日本人の自分たちくらいかと思っていたら、駐車場に車を停めて出てきた白人のおじさんが、ちょっと照れた風に国境の看板や石碑をささっとコンデジで撮影して走り去りました。ドライブだったのかな。<br />いよいよここから、フィヨルドの国ノルウェーです。

    アビスコツーリストステーションから36km、数十分ほどで国境に到着です。
    石碑や三角点みたいなものとか駐車場などはあるけれど、お店は皆無。スゥエーデン側には国境警備っぽい建物があるけれど(警備兵などの姿は無し)、ノルウェー側には建物もありません。

    国境で浮かれているのなんて、日本人の自分たちくらいかと思っていたら、駐車場に車を停めて出てきた白人のおじさんが、ちょっと照れた風に国境の看板や石碑をささっとコンデジで撮影して走り去りました。ドライブだったのかな。
    いよいよここから、フィヨルドの国ノルウェーです。

  • 国境を越えたあたりから景色ががらっと変わりました。<br />周囲の起伏がどんどん高くなってきて、素敵な山と湖の風景に。<br />今までの単調な景色との落差についつい車を停めて撮影してしまうので、<br />国境から45kmほどのナルヴィークに、中々到着しません(笑)。<br /><br />ナルヴィークの市街に入ってすぐのショッピングセンターで、お弁当のサンドイッチを買って、あとこの先のドライブで有料のトイレがあったときに困らないように、ATMで現金を少し出しておきました。<br /><br />ナルヴィークの町は一旦通りすぎて、南西に向かって走ります。

    国境を越えたあたりから景色ががらっと変わりました。
    周囲の起伏がどんどん高くなってきて、素敵な山と湖の風景に。
    今までの単調な景色との落差についつい車を停めて撮影してしまうので、
    国境から45kmほどのナルヴィークに、中々到着しません(笑)。

    ナルヴィークの市街に入ってすぐのショッピングセンターで、お弁当のサンドイッチを買って、あとこの先のドライブで有料のトイレがあったときに困らないように、ATMで現金を少し出しておきました。

    ナルヴィークの町は一旦通りすぎて、南西に向かって走ります。

  • ナルヴィークを過ぎると空が晴れて、青い空が広がってきました。<br />ノルウェーの海側に出ると、周りは全てフィヨルドで、氷河に削られたせいで面白い形の山があちこちにあります。しかもフィヨルドだからU字谷で、海面から切り立った山だらけ。外洋に面してないので、海なのに波も無く、風が無ければ鏡のように空や景色が映り込んでいます。<br />もうどこを見てもこんな絵葉書みたいな景色ばかり。<br /><br />北極圏に住みたい!<br />白夜と極夜が無ければ(笑)。<br />

    イチオシ

    ナルヴィークを過ぎると空が晴れて、青い空が広がってきました。
    ノルウェーの海側に出ると、周りは全てフィヨルドで、氷河に削られたせいで面白い形の山があちこちにあります。しかもフィヨルドだからU字谷で、海面から切り立った山だらけ。外洋に面してないので、海なのに波も無く、風が無ければ鏡のように空や景色が映り込んでいます。
    もうどこを見てもこんな絵葉書みたいな景色ばかり。

    北極圏に住みたい!
    白夜と極夜が無ければ(笑)。

  • これが一目見てみたかったStetinden(ステティンデン)です。訳すと鉄床岳だそうです。<br />場所はGoogleMapなどで「Stetinden, Tysfjord, Norge」と検索してください。<br />海面から見事なU字谷のカーブを描いて、一気に頂上(写真では頂上にちょっと雲がかかってしまっていますが)1500mくらいまでが見渡せる、現地で見ると神々しさまで感じる迫力です。いや、むしろ距離感が判らなくなって、1500mもあるように見えない。この山はノルウェーでは結構人気があるんだとか。GoogleMapで沢山写真が出てくるところを見ると、この岩山を登る人は結構いるようです。<br /><br />国道はなんとこの山の裾あたりをトンネルで通ります。景観のためもあるとか。ノルウェーはフィヨルドの間も橋や船の他に、沢山トンネルで繋いでいます。<br /><br />ナルヴィークからここまでのルートです。GoogleMap→ http://p.tl/3yiU

    これが一目見てみたかったStetinden(ステティンデン)です。訳すと鉄床岳だそうです。
    場所はGoogleMapなどで「Stetinden, Tysfjord, Norge」と検索してください。
    海面から見事なU字谷のカーブを描いて、一気に頂上(写真では頂上にちょっと雲がかかってしまっていますが)1500mくらいまでが見渡せる、現地で見ると神々しさまで感じる迫力です。いや、むしろ距離感が判らなくなって、1500mもあるように見えない。この山はノルウェーでは結構人気があるんだとか。GoogleMapで沢山写真が出てくるところを見ると、この岩山を登る人は結構いるようです。

    国道はなんとこの山の裾あたりをトンネルで通ります。景観のためもあるとか。ノルウェーはフィヨルドの間も橋や船の他に、沢山トンネルで繋いでいます。

    ナルヴィークからここまでのルートです。GoogleMap→ http://p.tl/3yiU

  • Stetindenのトンネルを抜けてすぐのところに、公衆トイレ付きのパーキングがあります。このパーキングには幾つかテーブルとベンチもあるので、ここでStetindenを見上げながらサンドイッチとお茶のランチタイムにしました。<br /><br />ショッピングセンターのカフェで買ったサンドイッチが、中々美味しかった!<br />

    Stetindenのトンネルを抜けてすぐのところに、公衆トイレ付きのパーキングがあります。このパーキングには幾つかテーブルとベンチもあるので、ここでStetindenを見上げながらサンドイッチとお茶のランチタイムにしました。

    ショッピングセンターのカフェで買ったサンドイッチが、中々美味しかった!

  • Stetindenが面しているフィヨルドの対岸にも、Made by 氷河の風景。よく見ると海沿いにポツポツと家が建っているのが見えるけれど、地図を見るとここに道はなく…船で渡るのかな。<br />そういえば道は無くても電気は、ちゃんと届いているのが大したもんです。その代わりどこのフィヨルドも、電柱や鉄塔が建っていて、少々美観に残念風味を付け加えています。<br /><br />小舟はみんなロープで繋いで、少し沖に浮かべてありました。どういう理由なんでしょうか。

    Stetindenが面しているフィヨルドの対岸にも、Made by 氷河の風景。よく見ると海沿いにポツポツと家が建っているのが見えるけれど、地図を見るとここに道はなく…船で渡るのかな。
    そういえば道は無くても電気は、ちゃんと届いているのが大したもんです。その代わりどこのフィヨルドも、電柱や鉄塔が建っていて、少々美観に残念風味を付け加えています。

    小舟はみんなロープで繋いで、少し沖に浮かべてありました。どういう理由なんでしょうか。

  • Stetindからナルヴィーク方面に少し戻って、Skjomen(ショーメン)に向かいます。<br />途中の岬の上で、360度の眺望を楽しめたので、パノラマ撮影をしてみました。<br />山の上に乗っている白いものは氷河です。<br />4トラの旅行記画像で表示できるかな。

    Stetindからナルヴィーク方面に少し戻って、Skjomen(ショーメン)に向かいます。
    途中の岬の上で、360度の眺望を楽しめたので、パノラマ撮影をしてみました。
    山の上に乗っている白いものは氷河です。
    4トラの旅行記画像で表示できるかな。

  • ショーメンのフィヨルドの奥にそびえる、Lappviktindenという峰。<br />フィヨルドの山々はどれも水面から頂上まで急勾配でそびえていて、アルプスの山奥にいるみたいな気分になります。<br />アルプスは行ったことないですが。<br />

    ショーメンのフィヨルドの奥にそびえる、Lappviktindenという峰。
    フィヨルドの山々はどれも水面から頂上まで急勾配でそびえていて、アルプスの山奥にいるみたいな気分になります。
    アルプスは行ったことないですが。

  • Lappviktindenに向かう途中から、Skjombtn(Skjomenフィヨルドの一番奥)の景色。

    Lappviktindenに向かう途中から、Skjombtn(Skjomenフィヨルドの一番奥)の景色。

  • Lappviktindenの中腹で、車で行けるぎりぎりまで登ってきました。中央に見えるのは岬で見た氷河とその氷河から流れでた滝。

    Lappviktindenの中腹で、車で行けるぎりぎりまで登ってきました。中央に見えるのは岬で見た氷河とその氷河から流れでた滝。

  • 夜の20時にナルヴィークまで戻ってきて、ホテルにチェックイン。<br />明るいからつい騙されちゃうんだけど、夕食を食べに外に出たのがもう21時すぎです。<br />ホテルが国道に面していて、徒歩2〜3分のところにこのような広場や、博物館などがありました。お店はチラホラとまだ開いているけれど、時間のせいかどれもレストランというよりはパブみたいな雰囲気なので、アルコールは飲むつもりがない外国人としてはちょっと入りにくい。

    夜の20時にナルヴィークまで戻ってきて、ホテルにチェックイン。
    明るいからつい騙されちゃうんだけど、夕食を食べに外に出たのがもう21時すぎです。
    ホテルが国道に面していて、徒歩2〜3分のところにこのような広場や、博物館などがありました。お店はチラホラとまだ開いているけれど、時間のせいかどれもレストランというよりはパブみたいな雰囲気なので、アルコールは飲むつもりがない外国人としてはちょっと入りにくい。

    戦争博物館 博物館・美術館・ギャラリー

  • グルっと近所を回って、ホテルの斜め前くらいにあった中華料理店に戻ってきて入りました。中華は英語でもメニューが判りやすいので、無難で比較的料金が安い炒飯と焼きそばを頼んでみました。どっちも125NOKくらいで、日本円で4100enくらい。なんと高級な炒飯と焼きそば。<br /><br />スープやサラダは先の2つで量が足りなかったら頼むことにしたら、出てきた料理がやはり結構盛りが多かったので、頼まなくてよかったーと一安心。この2つだけでも結構苦しかったです。<br />味はいたって普通で、日本で食べる中華に近くてホッとしました。奥のほうから中国語っぽい会話が聞こえたので、なんちゃって中華じゃないのでしょう。

    グルっと近所を回って、ホテルの斜め前くらいにあった中華料理店に戻ってきて入りました。中華は英語でもメニューが判りやすいので、無難で比較的料金が安い炒飯と焼きそばを頼んでみました。どっちも125NOKくらいで、日本円で4100enくらい。なんと高級な炒飯と焼きそば。

    スープやサラダは先の2つで量が足りなかったら頼むことにしたら、出てきた料理がやはり結構盛りが多かったので、頼まなくてよかったーと一安心。この2つだけでも結構苦しかったです。
    味はいたって普通で、日本で食べる中華に近くてホッとしました。奥のほうから中国語っぽい会話が聞こえたので、なんちゃって中華じゃないのでしょう。

  • ホテルはナルヴィークで一番の高層ホテル、リカ・ホテル・ナルヴィーク。まだ開業して1〜2年くらいの新しいホテルのようです。高層といっても15〜16階建て。それでも北極圏にやってきて、今まで見た中では一番高いビルかも。<br />13階の部屋からの夜景がこんな感じ。窓が二重ガラスになっているので、部屋の明かりを全て消して、カーテンを締めてその中に入ってなんとか映り込みを減らして撮影できました。<br /><br />新設ホテルなのに、今どきバリアフリーどころかいちいち段差があって、部屋に行くまでだけでもスーツケースが引っかかって面倒でした。それに新しいわりにはレセプションの対応や、室内の設備などが色々と残念すぎでした。それはホテルのクチコミの方に書いておこうかな。<br />

    ホテルはナルヴィークで一番の高層ホテル、リカ・ホテル・ナルヴィーク。まだ開業して1〜2年くらいの新しいホテルのようです。高層といっても15〜16階建て。それでも北極圏にやってきて、今まで見た中では一番高いビルかも。
    13階の部屋からの夜景がこんな感じ。窓が二重ガラスになっているので、部屋の明かりを全て消して、カーテンを締めてその中に入ってなんとか映り込みを減らして撮影できました。

    新設ホテルなのに、今どきバリアフリーどころかいちいち段差があって、部屋に行くまでだけでもスーツケースが引っかかって面倒でした。それに新しいわりにはレセプションの対応や、室内の設備などが色々と残念すぎでした。それはホテルのクチコミの方に書いておこうかな。

    Scandic Narvik ホテル

    新しいホテルのはずだけど… by mid_townさん
  • 翌朝。窓から外を見ると、昨夜の夜景はナルヴィークの西にある貨物鉄道の引込線と裏手のマーケットでした。フィヨルドは目の前の小高い丘の向こう側です。高層階に泊まっても、いまいちパッとしない景色でした。

    翌朝。窓から外を見ると、昨夜の夜景はナルヴィークの西にある貨物鉄道の引込線と裏手のマーケットでした。フィヨルドは目の前の小高い丘の向こう側です。高層階に泊まっても、いまいちパッとしない景色でした。

  • 1階の奥にあるレストランからは、氷河が乗った山が見えます。Skjomtinden(ショーム岳?)という、昨日行ったショーメンのフィヨルドの入り口にそびえている山です。

    1階の奥にあるレストランからは、氷河が乗った山が見えます。Skjomtinden(ショーム岳?)という、昨日行ったショーメンのフィヨルドの入り口にそびえている山です。

  • リカ・ホテルの朝食ビュッフェ。<br />野菜が少なかったと思います。

    リカ・ホテルの朝食ビュッフェ。
    野菜が少なかったと思います。

  • 今朝はこんなもんで。<br />食べたらすぐに出発ですよ。

    今朝はこんなもんで。
    食べたらすぐに出発ですよ。

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