サラゴサから日帰りでHUESCA（ウエスカ）へ行ってきました。ツーリスト・インフォメーションに行き、６時間滞在できるんだけれど、と言うと、１１時から徒歩で４箇所、２時間で回るツアーがあるというので参加することにしました。<br /><br />表紙はサン・ペドロ教会の前のツアー参加者。緑のチーフが参加者の印。一番右の白いワンピースはガイドの女性。

2013年　スペイン　Madrid発、１２の町を１５泊で周遊の旅　／　HUESCA(ウエスカ）

10いいね！

2013/09/01 - 2013/09/01

77位(同エリア128件中)

#街歩き

エリア

スペイン

旅行の満足度: 5.0

観光: 5.0

グルメ: 4.5

交通: 4.0

同行者: 一人旅

一人あたり費用: 30万円 - 50万円

交通手段: 鉄道タクシー徒歩

航空会社: フィンランド航空

旅行の手配内容: 個別手配

この電車で到着

この電車に乗るまでが大変でした。
ホテルから始発のZaragoza Delicias　駅まではタクシーで１０ユーロ弱もかかるので、徒歩でもっと近いZaragoza portillo駅まで行こうと１時間ぐらい前に余裕を持って出ました。
途中、Delicias駅行きのバスが見え、バス停に止まったのですが間に合わず、次は１５分後なので、やっぱりPortillo駅まで歩くことにしました。
道がわからなくなりましたが、日曜の朝、人通りが少なくやっと歩いてきた若い男の子に聞いて、そちらへ向かったのですが見つかりません。
あと２０分、８時４７分に列車はDelicias駅を出てしまいます。徒歩で行くことを断念してタクシー拾ってDelicias駅に行きました。
５分前に到着、幸い空いていた窓口で切符購入。でも往復の時間指定で手間取りました。
ホームに降りるには自動改札があって、この切符をどこに入れるのかわからずにあせるうち、人が通っていったので後に続いて入りました。
ギリギリセーフ！
これを逃すと午後の列車しかないので、ウエスカには行けないところでした。
ウエスカまで約１時間かかります。途中、こんな景色が見えました。

パンプローナで絶対泊まりたいホテルの空き状況から、サラゴサ２泊にしたのですが、サラゴサを１日で見てしまったら、日帰りで近くの町に行こうと考えていました。

候補としては、まず、ボルハ。
世界最悪の修復（キリストが猿に！）と世界中に有名になった絵を見に行こうかと思ったのですが、前日調べると、この絵のある教会はボルハの町から６ｋｍのところにあるので断念しました。
列車の窓から、ひまわり畑がみえた！

もう一つの候補が、ウエスカ。
サラゴサから程よい距離、程よい大きさの町で、グーグルの画像を見るとおもしろそうです。
サラゴサは大きすぎて疲れたし、暑かったし、ウエスカへ行くことにしました。
ウエスカは、思ったより大きな町です。駅には大きなアパートメントホテルも。
同じ電車にリュックを背負った人たちが多かったのですが、ピレネーが近いので、そちらの方面にトレッキングに行くのかもしれません。Jaca(ハカ）まで行くのも面白そうですが、時間がかかります。
グーグルマップを見てきたところによると、駅から真っ直ぐ伸びる道を行けば旧市街に入れそうです。
Plaza navarra　ナバラ広場

白い建物はカジノ

この道が終わるところに、道案内表示があり、そのまま真っ直ぐ細い道を上ればツーリストインフォメーションがあるようです。
細い道を上ってきて、振り返って撮影。
正面にインフォメーションありました。

ツアーはスペイン語だけ、２ユーロです。
参加者とわかるように、このバンダナをくれるので、ツアー中は首に巻くか荷物に巻くかしておきます。
インフォメーションの建物の右側も可愛い建物。

この時、１０時２０分。
ツアーは２時間かかるので、朝ごはん食べておかないと！
日曜なので、開いている店がなかなか見つかりません。やっと見つけたお店にすぐ入りました。
カウンターで、ガラスケースに入っていたクロワッサンのサンドイッチとカフェ注文。
こんなに、いろいろ入っている！
美味しい。

後ろのケースに焼きたてトルティージャも出てきました。
トルティージャも食べよう！　パンは断りました。

全部で４ユーロ。安い！
トイレも済ませて準備を整え、１０分前にインフォメーションのある広場に戻りました。
けっこう、人が集まっています。
ツアーの開始を待つ間に、他のツアーメンバーに撮って貰いました。
最初に行ったのは、Iglesia de san Pedoro (サン・ペドロ教会）

日曜日、ほんとうは閉まっているんだ！
開いていたとしても２．５ユーロ

ガイドツアーに申し込んでよかった。
サンペドロ教会の外観。
中庭
何世紀だったか・・とても古い部分
次はカテドラルへ

ここは土曜の午後と日曜日は、ミサの時間だけ開いています。

平日１０：３０〜１４：００、１６：００〜１９：３０は、塔とミュージーアムが見れます。
４ユーロ

塔に登りたかったけれど、日曜なのに入れただけよかったな。
カテドラルの外観
こういう細かい彫刻は、ズームで撮りたくなりますね。
カテドラル内部
祭壇
次は、カテドラルの前のAyuntamient（市役所）へ
市役所へ案内されるのを待つ参加者
市役所の中には、祭りに繰り出される　Gigante（巨人人形）がしまってありました。
昨年、アルカラ・デ・エナーレスで、この巨人人形のパレードを見ることができました。
こんな被り物も・・
市役所とは思えない趣のあるシャンデリアだけれど、写真拡大してよく見ると、蝋燭ではなくて小さな棒状の電球。
市役所に飾ってある、この絵を見に来ました。

何の場面かはわからず・・・
次に行ったミュージアムにも、同じ絵で少し小さいものがありました。
絵は撮影禁止なので、ミュージアムで買った絵葉書を写してUPしています。
MUSEO　PROVINCIAL

地方ミュージアム
または、MUSEO HUESCA ウエスカ・ミュージアムとも言います。

月〜土　１０：００〜１４：００、１６：００〜２０：００
日・祭　１０：００〜１４：００

入館無料のようです。
ミュージーアムの中庭
中庭

展示物は撮影禁止。
市役所にあった絵の実際の場所は、このミュージアムの一角にあります。
本当にあったことなのでしょうか？

本当なら、この椅子に座れない・・
ツアーは、このミュージアムの中で解散。
時間も余っているので、ゆっくり見ていました。他のツアーの参加者も、結構残っていました。
展示を見ていたら、いつの間にか一周して、同じ所へ戻って気づきました。
グーグルマップの航空写真で見ていて、何だろう、と思っていた八角形の建物、ここでした！
ミュージアムの横の建物のファザードも素敵です。
航空写真で見ると、４つのパティオを持つ、大きな四角い建物の１辺です。
風見どり、よく見ると　鶏でなく梟（フクロウ）です
カテドラルの裏道は、SE VENDE(売家）と書かれた建物があったり、洗濯物が干してあったり、生活感いっぱい。
急な坂道を降りて行きます。奥に見えるのは城壁でしょうか。
こんな階段を下りていくだけでも面白い。
目指していた闘牛場がありました。
闘牛場の正面

昨年のアルカラ・デ・エナーレスの祭りの時の闘牛は最高でした！
この町では、いつ行われるのかな？
帰りの列車は１５：５８発なので、まだまだ時間があります。
ちょうど１４時なので、お昼でも食べてゆっくりしようとバルかレストランを捜しましたが、なかなか開いていません。
遠くから、ガシャガシャ食器やグラスの触れ合う音が聞こえてきたので、そちらへ行くと、開いている店がありました。
Menu del dia　もあります。８．５ユーロなので即決！

入口近くのバルでは、みなバイクのレースを見て盛り上がってます。
ここは、観光名所から離れているので、お客さんは皆、地元の人のようです。
奥のレストラン部分でもテレビが見れました。
内側から抜いていく場面では、バルから歓声が聞こえました。
大きなレースのようですが、スペインの選手が１位から３位を独占！
でも優勝したバイクはYAMAHA、２位はSUZUKIなので、密かに誇らしく感じていました。
Canarera（ウェイトレス）さん、フレンドリーで感じがいい！
料理迷っていたら、一生懸命説明してくれました。

一皿目はパエージャ

まあ良かったかな・たしか全部食べました。

飲み物はファンタ・オレンジ
二皿目　pinchos morunos

串刺しは一本ちょっと食べました。
Postre（デザート）　は　暑いので　helado（アイスクリーム）
コーヒー頼んだのに８．５ユーロだったなあと思っていたのですが、
この旅行記を書くために、メニューの看板を良く見たらコーヒーもメニューに含まれていました。
普通は別料金なのに。

いろいろな面で、このお店に入って良かった！
帰りの列車まで、まだ１時間ほどあるので、ゆっくりうろつきます。

Parroquia de Santo Domingo y San Martin
サント・ドミンゴ＆サン・マルティン　教区教会
出窓が面白い
San Lorenzo サン・ロレンソ教会

道が狭いので、上まで写すのが大変
サン・ロレンソ教会　
前の写真と同じ教会と思わず、名前調べるのに苦労してしまいました。
教会？　調べきれず
立派な建物。これも調べきれず
郵便局
１５：５８発の列車でサラゴサに１７：０４に戻りました。

ウエスカ行って良かった！