2013/05/05 - 2013/05/05
2952位(同エリア6194件中)
ヴォルさん
TVで初めて見た時から行きたい!と思っていた美術品、工芸品を集めた博物館。「こんな見せ方があったの!?」という驚きや発見も。やっと行けた~(^^)
でも、一点一点をじっくり見るには時間が足りず、ざっと見るだけになってしまったので、また行きたいな
主な展示品は中世~現代までの家具、陶磁器、テキスタイル、美術工芸品など
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
リンクに面して建つ赤いレンガ造り
オーストリア応用美術博物館 博物館・美術館・ギャラリー
-
ファサードは金の細工が目立ちます
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入ってすぐは教会の回廊のような柱が連なる明るいロビー
-
■バロック、ロココ、クラシシズムの展示室
展示室毎にテーマが決まっています
これは時計付きライティングビューローかしら? -
音楽の都らしい絵が描かれています
音符や五線までかなり細かいです。もちろん、他の金細工や木の部分も繊細
こんな家具が似合うお部屋、憧れます -
ガラスの天井から優しい光が降り注がれます
じっくり見るにはオペラグラスが必要 -
あとで2階から見た天井
-
タペストリー
下に置かれているコンソールテーブルやチェストと比較すると、かなりの大きさです
家具はミニチュアではないですよ -
展示室の中に丸々一室を再現した空間
ドアに貝殻を埋め込んだ細工
日本では螺鈿(らでん)細工と呼ばれて、奈良時代に唐から輸入されたそうです。安土桃山時代には欧州へ輸出された工芸品も多かったとのことなので、これもその一種なのかな? -
あとで2階から見た展示室全体
多分部屋自体の広さは6畳ぐらい?それをまるっと飲み込める展示室の広さ
タペストリーの大きさもここからだとよくわかる -
部屋の前にあったテーブル
寄木細工の模様も上から良く見える -
■ロマネスク、ゴシック、ルネッサンスの展示室
司教さまのお召し物 -
こちらは一面のレース編み
上に見えている絵は天井画 -
大小様々、年代も色々なレース編みが並びます
手の込んだものも多い。できあがりまでにどれくらいの時間を費やしたんだろう… -
一面に絵が描かれた陶器が並びます
-
■ルネッサンス、バロック、ロココの展示室
様々な形のガラス食器たち
柄の部分とか、ちょっとしたところに個性のある作品が並びます -
一点ずつ見たいところだけれど、一面ガラス食器!
引きで見て、気になったものをじっくり見る…を繰り返す
なかなか根気の要る作業。段々時間が気になりだします^^; -
なるほど。ガラス食器の展示って面白い
ガラス食器は360度から見渡して初めて良さがわかる部分もあるものね -
イチオシ
こうして下から見ることもできます
角度が違えば、光の入り方も異なって、美しさも様々な表情があります
ホントは手触りも確かめたいところだけれど、それは無理よね〜、残念
食器って、見た目、手触り、唇に触れる感触が揃って初めて完成形だと思います -
■エンパイアスタイル、ビーダーマイヤーの展示室
どーやって使うの!?的な物も多かったり(笑)
真ん中のスプーン立て、あれは真ん中のソースを各自で取り分けるためのスプーン立てだったりするのかしら? -
椅子のお部屋
椅子が好きなので、ホントはこんな広いお部屋に色んな椅子を置いてみたいんだけどな〜 -
イチオシ
■ヒストリシズム、アールヌーボー、アールデコの展示室
この展示室、ホントに目から鱗!でした
なるほどね〜、椅子をシルエットで見せる!こんな素敵な展示があったとは -
イチオシ
こんな曲げ木の椅子がずらっと並んでいます
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イチオシ
表と裏を行ったり来たりで忙しい(笑)
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ホントに美しい!
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イチオシ
見入っちゃいます
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やっぱり家具って芸術品
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■展示室を出て2階へ
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建物自体も工芸品
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踊り場
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イチオシ
このステンドグラスとランプの組み合わせ好きー♪
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床だってこんなに美しい細工
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疲れたら椅子で休憩できます
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ベンチもあります
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柱は何本あるんでしょ?
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あんなところにも彫刻が
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■特別展 1900年代のウィーンの芸術品・工芸品展
まさに分離派の時代 -
Hermann Herdtle(1848-1926) 1894年作
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鮮やかな絵と額のような縁取り
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皇室ゆかりの品だそうです
ハプスブルク家の紋章、双頭の鷲! -
Henry van de Velde(1863-1957) 1898年作
分離派所属だった人のよう
アールを描くデスクにうっとり -
背後から見ても美しい
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上:Gustav Klimt(1862-1918) 1898年画
下:Joseph Maria Olbrich(1867-1908) 1898年画
金色のキャベツ、セセッシオンのポスター
分離派の本拠地ですね
このポスターは色んな所でレプリカを見かけるけど、2枚ともニューヨークのノイエ・ギャラリーでも見かけました
ソウル&ニューヨーク 2010秋 ノイエ・ギャラリー&カフェ・サバスキー〜ウィーンの文化と味〜
http://4travel.jp/traveler/wol/album/10516249/ -
Josef Hoffmann(1870-1956) 1898年作
目に付くなぁと思って近付くと、有名人の作品でした
セセッシオンで最初に発表されたキャビネット
後にコロマン・モーザー(Koloman Moser)が所有したそう
コロマン・モーザーも分離派所属。アム・シュタインホーフ教会のステンドグラスや祭壇を制作した人 -
なんとなく和ダンスに通じるものもあるような気がする
おばあちゃんのタンスに似てるって言ったら失礼!?^^; -
Otto Wagner(1841-1918) 1898-99作
こちらも気になって近付いたら有名人の作品でした
ダイニングルーム用食器棚 -
何故気になったかというと、こういう細かい部分の螺鈿細工
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ここにも
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ここにも
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階段も床も美しい♪
美術館とか博物館って建物自体も楽しい -
Josef Hoffmann(1870-1956) 1904-05年作
ヨーゼフ・ホフマンって建築家だとばかり思っていたら、家具や食器までデザインしていたんですね!(驚)
ティーセット&カトラリー -
ティーセットをズーム!
-
私好みのベース発見! 中央の青のストライプ
Carl Witzmann(1883-1952) 1913年作 -
Alessandro Mendini(1931-) 1978年作
何やら少し雰囲気が違うと思ったら、年代も新しく、イタリア人アーティストの作品 -
ちっちゃくてカラフルな四角で彩られています
全体の形はエレガント -
オーストリア 1825-40年作
カーテンロッド(カーテンのポールの両端に付いているもの)もこれだけ集まるとアートですね(^^)
我が家はよくあるフツーのタイプのカーテンレールボックスなので、付けることはできませんが(T_T) -
Josef Hoffmann(1870-1956) 1917年作
ボヘミアングラスのワイングラスセット
線の細い流線型のデキャンタって珍しいですね -
Margarete Schutte-Lihotzky(uはウムラウト付き) (1897-2000) 1925年作
C. Neubacherさん宅寝室
お部屋まるごと展示って素晴らしい☆彡 -
広くはないんだけど、収納たっぷりだし、機能的で使いやすそう♪
間取り図とか、モデルルーム大好きなので、こういう展示って超楽しい -
■家具の展示室
こちらも椅子ばかりのお部屋 -
好みの椅子はどれですか?
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座り心地大丈夫?っていうのも中にはありますが…
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■ガラス/陶器の展示室
これはまた壮観!
一点一点じっくり見たいところですが、どれだけ時間がかかるかわからないので、引いて、近付いて…を繰り返します -
アウガルテンのメロンシリーズもありました
無知でした…^^; これもヨーゼフ・ホフマンのデザインだったのですね。1929年にデザインしたものだそうです
知ったのは帰国後。気になって撮影した何点かは、後から調べたらヨーゼフ・ホフマンの物でした -
目移りします!!
最近は収納場所がないので購入を自粛していますが、コーヒーカップ、ティーカップ大好きです(^^) -
ステンドグラス達
こちらも私の好きな物。教会が好きな理由のひとつはステンドグラスが好きだから -
ガラスも好きです。ホント一点一点じっくり眺めたい
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■1926年のフランクフルトのキッチン
レトロ〜 -
■特別展 MARCO DESSI展
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イチオシ
素敵なランプ☆
柔らかな光に癒される -
ランプをズーム!
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シンプルなんだけど口の部分と底の部分のデザインが効いてる
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何故ここにドナルド!?
ここではTVカメラが一点一点丹念に撮影してました -
イチオシ
■メタルの展示室
デコボコ細工をするのも、絵付けも、とにかく細かいっ!! -
これは何に使う物? 水タバコとか?
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1997-2012年作
指輪たち -
どれも大きいですね
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■テキスタイルの展示室
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パッと見、帯かと思いましたが違いました
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■特別展 KERSTIN VON GABAIN作 city of broken furniture
ここも目から鱗のアートたち!
壊れた家具を包帯で治療した物 -
こうして見ると痛々しい(T_T)
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治療してもらえて良かったね
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包帯留めで留めてあります
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モノは考えよう
やっぱりアーティストって凡人と発想が違うのね -
■アジアの展示室
1700年ぐらいの有田焼 -
これは和なのか、中国のものなのか…
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カワモト マサキチ(1831-1907) 1872年頃作
瀬戸焼の富士山 -
泉岳寺の釣鐘 1719年作
オオニシ ホッキョウ、オオニシ ゴベイノジョウ、タチバナ ノブサダ、タチバナ クニサダ
驚! ここで泉岳寺(赤穂浪士四十七士の墓所があるあの泉岳寺)の鐘を見るとは思いませんでした
説明文には長々と赤穂浪士の討ち入りの内容が書かれていて「seppuku」「samurai」「ronin」「daimyo」「chushingura」という単語も(驚) 藩主とか嫡男を「prince」と訳されていたのは違和感を感じました。…が、考えてみれば確かにprinceに違いはないですよね(笑)
肥後藩主の細川ヨシノリ(宣紀=ノブノリの読み間違い?)が寄付した釣鐘だそうです
制作した大西家は有名な釣鐘作家家系で1663年に江戸から京都へ移住したようです
明治の初頭、帝国軍が泉岳寺から釣鐘を撤去したことによって、ウィーンに渡ることになったようです。1890年ぐらいにカール・ミラーという人が手に入れ、ハプスブルク家に寄贈し、1928年以来ここで所蔵されているとのこと
ウィーンで赤穂浪士の詳細を読むとは思いませんでした
この博物館での滞在は超駆け足で2時間弱。まだまだ時間が足りませんでした(>_<)
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この旅行記へのコメント (2)
-
- たらよろさん 2013/10/12 18:08:49
- 楽しい美術館
- こんばんは、ヴォルさん。
確かに目から鱗、、
ガラス製品は360度眺めないとわからないわよね。。。確かに。
でも、日本じゃなかなかこういう展示は無理だなぁ。
椅子もシルエットもなんて面白い。
うーん、さすが芸術の街!!
そう唸らずにいられないですね。
見事だ〜♪
たらよろ
- ヴォルさん からの返信 2013/10/12 20:17:17
- RE: 楽しい美術館
- たらよろさん、いらっしゃいませ(^^)
ね、面白いでしょ?(^^)
展示方法って固定観念にとらわれるものじゃないのね!って
気が付きました〜
日本って色んなところでお行儀が良過ぎるのかも!?
ヴォル
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