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神戸港から鑑真号に乗船です。乗船口に中国人の女性船員たちが出迎えてくれていましたが、普段の日本の女性たちと、雰囲気がかなり違いました。雑魚寝の客室に行き、とりあえず、自分自身の場所を確保。しばらくすると、リュックサックを背負った男性が同じ客室に来て、あたりをきょろきょろと見まわし、彼自身の場所を確保しようとしていました、K元教授。←登場させ、すみません。(汗)その他にカメラマン志望のF氏、当時大学生のN君・・・いろいろな方が乗船していましたが、最大級印象的だったのが、西日本の地方都市出身のF君でした。私の旅は翌年4月に一旦終わり、帰国しましたが、その後、まだまだ続き、各地で百戦錬磨の個性豊かな旅人たちを見て来ました。その中で、放浪の旅の初日に出会ったF君が断トツで強烈でした。F君は海外旅行は初めてで、英語、これから上陸する中国の中国語等、外国語を話すことは出来ません。F君の装備は自転車で、上海上陸後、自転車を漕いで、フランスへ行き、外人部隊に入隊するのが目標と話していました。詳しいガイドブックも持たず、簡単な世界地図だけです。旅の途中、何度か、F君と遭遇しました。私と同年代のF君。飾り気のない彼ですが、最強の旅人でした。映画のストーリーに出来そうな彼の放浪の旅、人生で、後年、なぜかF君はフランス語ではなく、スペイン語のプロになっていたと思われます。私と共にF君の旅も始まりました。写真は今から27年くらい前の上海の中心街です。つづく・・・

放浪の旅(2)

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1986/08/26 - 1987/04/12

1505位(同エリア11701件中)

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somtam

somtamさん

神戸港から鑑真号に乗船です。乗船口に中国人の女性船員たちが出迎えてくれていましたが、普段の日本の女性たちと、雰囲気がかなり違いました。雑魚寝の客室に行き、とりあえず、自分自身の場所を確保。しばらくすると、リュックサックを背負った男性が同じ客室に来て、あたりをきょろきょろと見まわし、彼自身の場所を確保しようとしていました、K元教授。←登場させ、すみません。(汗)その他にカメラマン志望のF氏、当時大学生のN君・・・いろいろな方が乗船していましたが、最大級印象的だったのが、西日本の地方都市出身のF君でした。私の旅は翌年4月に一旦終わり、帰国しましたが、その後、まだまだ続き、各地で百戦錬磨の個性豊かな旅人たちを見て来ました。その中で、放浪の旅の初日に出会ったF君が断トツで強烈でした。F君は海外旅行は初めてで、英語、これから上陸する中国の中国語等、外国語を話すことは出来ません。F君の装備は自転車で、上海上陸後、自転車を漕いで、フランスへ行き、外人部隊に入隊するのが目標と話していました。詳しいガイドブックも持たず、簡単な世界地図だけです。旅の途中、何度か、F君と遭遇しました。私と同年代のF君。飾り気のない彼ですが、最強の旅人でした。映画のストーリーに出来そうな彼の放浪の旅、人生で、後年、なぜかF君はフランス語ではなく、スペイン語のプロになっていたと思われます。私と共にF君の旅も始まりました。写真は今から27年くらい前の上海の中心街です。つづく・・・

旅行の満足度
5.0

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この旅行記へのコメント (7)

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  • 杏樹さん 2013/12/23 20:25:43
    懐かしいです
    私が初めて上海へ行ったのは1991年でした。南京東路を歩いた覚えがあります。
    それから約12年たって上海へ行ったら、南京東路は全く変わっていて、当時どこを歩いたのか全く分からなくなりました。
    この写真を見ると、昔歩いた南京東路思い出します。当時見た感じにとても近いです。でもやっぱり現在の南京東路と結びつきません…。
  • 杏樹さん 2013/12/23 20:21:51
    懐かしいです
    私が初めて上海へ行ったのは1991年でした。南京東路を歩いた覚えがあります。
    それから約12年たって上海へ行ったら、南京東路は全く変わっていて、当時どこを歩いたのか全く分からなくなりました。
    この写真を見ると、昔歩いた南京東路思い出します。当時見た感じにとても近いです。でもやっぱり現在の南京東路と結びつきません…。

    somtam

    somtamさん からの返信 2013/12/24 21:11:10
    上海
    メッセージありがとうございます。

    杏樹様が初めて上海に行ったのは、私が行った約5年後ですね。
    想像では、若干の変化はあるものの、それ程、差はないかも!?
    イメージ的には90年代に入ってから、急速の変化。

    私が最後に上海へ行ったのは、たぶん10年ぐらい前で、
    その時も驚きましたが、今行くと、もっと驚くかもと思っています。
  • ダンスさん 2013/09/08 12:08:04
    懐かしく、写真拝見しました。
    はじめまして・・

    あまりの懐かしさで一票入れさせていただきました。
    私も1985年暮れから、お正月にかけて上海、北京を1人旅しました。
    当時の上海の写真、本当に懐かしいです。というのも、先月、タイへ行くついでに上海に降り一泊してきました。昔を懐かしみ、南京東路ってこんなに道幅狭かったかな?と、あまりの変わりように驚いてしまいました。

    当時は、人民服を着ている人しかいませんでした。地球の歩き方を片手に
    宿を探し、浦江飯店のドミトリーに600円くらいで宿泊したのを覚えています。浦江飯店は、当時古くて、ドミトリーにはねずみが出てきました。
    今では、すっかり高級クラッシックホテルに変わってしまっていますね・・

    1984年に北京に短期留学をしていたのですが、一緒に留学していた人が
    北京からヨーロパ、アジアと旅立っていきました。

    月日のたつのは本当に早いもので、自分自身はたいして変わっていないつもりでも、世界は大きく変化しているんですね・・

    反日感情も昔はそんなになかった気がします。急激に豊かに成りすぎた中国での格差が生んでいるのだとしたらとても、悲しいことです。

    その後の放浪の旅を楽しみにしています。

    somtam

    somtamさん からの返信 2013/09/09 01:14:45
    RE: 懐かしく、写真拝見しました。
    こんばんは。
    返信頂きありがとうございました。
    中国について、いつも思っていたのですが、
    公共の場で接する人民とは、肉弾戦ですが、
    個人的に接する人民は大変やさしいです。
    自宅に招いてくれ、夕食を振舞ってもらったことも何度かありました。
    浦江飯店のドミ懐かしいですね!
    たしか、ロッカーのカギを渡されたと思います。
    日記をもとに、27年前の中国を再現したいと思っていますので、
    また、ぜひお立ち寄り下さい。

    タイはどうでしたか?

                 somtam
  • 川岸 町子さん 2013/09/02 21:07:17
    つわもの
    昔の旅人は、つわものでしたね(笑)。

    下川裕治さんの本に出てくるような、ひょうひょうとした強さ。

    それが「Asian Japanese」に出てくる旅人タイプに変わり?

    でも、皆、自分が主人公のドラマを作っていくんですね。

    次回どんな展開になるのか、とっても楽しみにしています!

                         町子

    somtam

    somtamさん からの返信 2013/09/02 23:10:06
    RE: つわもの

    > 下川裕治さんの本に出てくるような、ひょうひょうとした強さ。
    >
    > それが「Asian Japanese」に出てくる旅人タイプに変わり?

    F君のことは、バンコクか札幌で、
    お話をしたことがあるかなぁ??
    F君は上記のタイプの旅人とは違っていましたが、
    最後は素直な人間でした。じつに素直な・・・


    > 次回どんな展開になるのか、とっても楽しみにしています!

    最近、ジムのサウナ等で展開を考えることがありますが、
    この先、長くなるかもしれませんので、よろしくお願いします。(汗)

    PS あの民宿のHPを見て下さい。また、展開があったようです。


                         somtam
                         

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