2013/08/17 - 2013/08/24
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MARIELさん
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社会人になって初めてガッツリ夏休み!(月〜金まで5日間連続有休)
今回の旅は色々な意味でメモラブルな旅でした。
・ヨーロッパ全50カ国を制覇
・毎月海外記録60ヶ月=5年達成
・4トラ的カウント方法で100カ国制覇
昨年の秋に決めていた旅だったので、往路はOS(オーストリア航空)、復路はTK(トルコ航空)の完璧なビジネスクラス特典航空券を押さえてありました。
なのに直前になって仕事が入りキャンセル。旅程を1週間前倒しにし、25万近く払ってエコノミーで行くハメに(泣)。
このエリアがヨーロッパで最後になってしまったのは、別に興味がなかったからじゃなくて、どうしても夏のウクライナに来てみたくてタイミングを窺っていたからです。
ついでにベラルーシ、モルドバ辺りは冬には来たくなかったというのもあります。
ヨーロッパ50カ国の大トリを飾ったのはモルドバ!
ちなみに4トラ上「ヨーロッパの国」となっている以下の国・地域は未訪問ですが、記載の理由により私はカウントしません。
・フェロー諸島、ジブラルタル、スヴァーバル諸島
→国だとは思わない。
・カザフスタン、キルギス、タジキスタン、トルクメニスタン
→ヨーロッパだとは思わない。
カウントはしませんが、もちろんお隣の未承認国家・沿ドニエストル共和国にも突撃します!
- 同行者
- 一人旅
- 航空会社
- ルフトハンザドイツ航空 ANA オーストリア航空
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8月21日(水) 旅5日目。
前日21:45キエフを出発したバスは、4:30ウクライナ出国で1時間停車、5:30沿ドニエストル共和国に入国し、6:30にモルドバ国境へ。
これでヨーロッパ全50カ国制覇したぞ〜!!
予定より45分早い8:00には首都キシナウに到着したけど、ココどこ??
バスターミナルで働く人に尋ねるとフランス語が通じて北ターミナルであることがわかった。 -
取り敢えずマルシュルートカ(乗り合いバン)で中心地へ。3Lei≒19円。
マルシュはイスマイル通りを走っているようなので、シュテファン・チェル・マレ大通りにぶつかった所で下車。
※レートはすべて1ユーロ≒100円で換金したユーロからの両替です。 -
今日のお宿はTrotter's Den Hostel。
普通のアパートの2階を利用したアットホームな宿で、土禁なのも◎。
ドミもバスルームも清潔感があり、スタッフはネイティブ並みの英語力。(ただし愛想は無い)
ドミのみで、1泊7.95ユーロ。 -
ドミに付いてるテラスからはメインストリートが見下ろせて素晴らしい!!
立地も最高ってコトだね。
私と同い年のパリ在住日本人男性が一人泊まってて、昨日のキエフの2人と合わせてこの旅で日本人は3人しか会わなかった!
「喋った人」の数じゃなくて、それ以外は一切見かけなかったって意味。
もちろんウィーンとミュンヘン以外でね。 -
夜行でスッピンだったので(笑)、お化粧してから街歩きに出発。
個人商店っぽいイイ感じのカフェテリア形式の食堂を発見したので、朝ご飯にしよっと。
リゾットと茄子のサラダ。
24Lei≒154円。
ベラルーシもウクライナもモルドバも、このエリアのご飯ってホント口に合う! -
観光スポットに乏しいキシナウだけど、何気にプーシキンが「エヴゲーニー・オネーギン」を執筆した街だったりする。
こちらはキシナウ市庁舎。 -
勝利の門。
パリのものには遠く及ばないけど、これがモルドバの凱旋門だね!
門の中には大きなモルドバ国旗が掲げられてる。 -
キシナウ大聖堂。
-
政庁。大統領官邸かな?
-
シュテファン・チェル・マレ公園。
エントランスに立つ像はもちろんモルドバ公国建国の父、シュテファン・チェル・マレ。 -
モルドバにもクヴァス屋台はいっぱい。
スペルがCVASに変わったけど。
元々ロシア語ファミリーで実際はロシア語メインのベラルーシ・ウクライナと違って、モルドバ語はルーマニア語に近い。だからフランス語が通じやすい。通貨もLeiだしね。(但しルーマニアLeiとは別通貨)
と、思って朝到着した時は英語で(ダメならフランス語で)いったんだけど、会話を聞いていると若者は皆ロシア語で話してた。 -
今日ももちろんクヴァスいっとく!
公園に持ち込んでベンチでのんびりと。
もう毎日2杯は飲んでるから、「ここのはちょっと炭酸が弱すぎる」とか「酸味が強すぎだな」なんて批評できるほどクヴァス通になってきた(笑)。
私の好みは炭酸強め・酸味弱めで麦の香りが感じられるヤツ。
「これは!」って一杯に出会うと幸せになる☆ -
キシナウのオペラハウスはミンスク・キエフと比べちゃうとだいぶ地味。
まあ普通の劇場だよね。
でも東欧の人たちが芸術を大切にする姿勢ってとってもステキだし、尊敬する。 -
花市場とやらに行ってみたけど、普通に花屋が数軒並んでるだけで面白くなかった(^^;;
24h営業だとか? -
暑いし、よく歩いたのでビールが美味い♪
新しい国に入国したら何はともあれご当地ビールでしょー。
その名もキシナウビール。
7種類もあるから迷っちゃうけど、やっぱりオリジナルで。
18Lei≒115円。 -
朝ご飯ガッツリだったので昼はパスのつもりだったのよ。
だけど、ここピザ屋さんらしく、周りの人達が食べているを見たらつい・・・。
一番小さいサイズのマルゲリータ。
24Lei≒154円。 -
一国の首都とは思えないくらい小さいけど、夏だし活気あるな。
意外にもParty Townらしいし。
ただ一つ残念なことが・・・。
ベラルーシもウクライナもイメージ通り美人の宝庫。
それに引き換えどうしたモルドバ!?
ぶっちゃけ日本人の方がカワイイし、スタイルいいと思うよ。
平均身長も日本と同じがそれ以下の気がする。 -
青空市場。
この市場は結構規模も大きくて、キシナウ一の見所かも!? -
売っているのは日用品がほとんどで、たま〜にお土産をちょっとだけ扱うお店もアリ。
お約束のマグネットは高かったので、ホステルで購入。 -
解放広場に立つオベリスク。
この先に鉄道駅があるはずなんだけど、この辺りで既にかなり寂れたカンジ。
まあ大した見所が無い街ってトコが見所ってことで(笑)。
モルドバって来る前はO-Zone(マイアヒの)くらいしか思い浮かばなかったもんなあ。 -
恒例のスーパー・チェック☆
モルドバに限った話じゃないけど、この辺りの国では冷凍食品コーナーにバラ売りや計り売りのギョウザがあるのが面白い。 -
モルドバで楽しみにしていたのはワイン♪
モルドバってワインの産地で、有名なワイナリーCRICOVAのショップがメインストリートにある。
スーパーでも買えるけど、この高級そうな直営店(?)の方が同じ商品で値段を比べたところまさかの安価だった。 -
この2本をお買い上げ!
左は白の泡で、実家へのお土産に。
半値ほどの商品もあったけどせっかくなのでハイグレードなヤツを。
それでも93Lei≒595円。
右はマスカットの泡。39.90Lei≒255円。激安!
ホステルの冷蔵庫で冷やして夜ポルトガル人の旅人と飲んで語った。
今日は朝・昼しっかり食べてお腹が空かないのでそのまま就寝。 -
8月22日(木) 旅6日目。
のんびり準備してたら宿を出るのが10時になっちゃった。
沿ドニエストル共和国の首都・ティラスポリ行きのマルシュは青空市場の隣の中央バスターミナルから。
満席で1本見送り、10:35出発。29Lei≒186円。
イミグレが混んでいたので、ドイツ人の旅人と一緒にドライバーに小銭を渡して横入りする。
モルドバは入国も出国も沿ドニ経由だったから、パスポートにスタンプが一切残らず残念(>_<)
こうして2時間ほどでティラスポリに到着。 -
マルシュ、バスの発着は鉄道駅前の広場。
今日のうちにウクライナのオデッサに抜けるのでバックパックを預けたいけど、駅舎のロッカーは使えないし、預かってもらえそうな適当なお店も見当たらない。
こりゃ背負ったまま観光するしかなさそうだな。 -
Transdniester 沿ドニエストル共和国。
国際的にはモルドバの一部として扱われている、モルドバとウクライナの間にある未承認国家。
1990年モルドバ民族主義が高まる中、ロシア系住民がモルドバからの独立を宣言。
通貨も独自の沿ドニエストル・ルーブルなので、駅前の両替所でモルドバLeiの残りを換金。 -
ロンプラの地図を頼りにメインストリートを目指す。
未承認国なんて言うと何かキナ臭い響きだけど、まあ普通の地方都市ってカンジ。
近年武力衝突等が起きているわけではない。 -
これがメインの10月25日通り。
モルドバの一部と考えた場合、ここがキシナウに次ぐ第2の都市らしいけど、な〜んにも無い小さな町。
飲食店やら衣料品店やらがチラホラあるだけの、静かなメインストリート。
両替商だけが異様に多い。 -
この国にもちゃんとKBACは売っていた!
何かサーバーが味気無いけど。
小さいサイズが1.50ルーブル≒11円。
周辺国よりちょっと安めかな。
朝キシナウのバスターミナルでも1杯飲んだので、実は既に本日2杯目(笑)。 -
この先更に進むといかにも〜な看板やらモニュメントやらがあるらしいけど、何か疲れた。もういいや。
暑いし荷物重い(>_<)
昨日ワイン買っちゃったからね。泡ってボトルが重いんだよね・・・。
って訳で、ヘタレパッカーは引き返します! -
いかにもロシアらしいパン屋さん(お惣菜もアリ)を見つけて、ランチタイム♪
何か薄暗いクラシカルな店内に、古ぼけたショーケース。
昔ロシアのお店ってみんなこんなカンジだったよねー。 -
スタッフドパプリカと茄子のサラダ。
暑いからビールも付けちゃう。全部で22ルーブル≒165円。
お母さん達の手造り感満載のお料理はとっても美味。 -
周辺国同様、街にはトローリーバスが走ってる。
疲れたので帰りは乗って行こうと思ったのに、教えられた鉄道駅行きが待てど暮らせど来なくって、結局歩いて駅へ。
出発がゆっくりだったせいで、全体的に予定が押して駅に戻ると15時。
次のオデッサ行きのバスは15:45っぽい。
しかし!!
何とこのバスが来ない(>_<)
後から聞いた話によると、満席だったためティラスポリをスルーしたらしい・・・。 -
こんな日本政府も助けてくれない国で日はどんどん傾いて行き、さすがの私もちょっと不安になる。
結局17:00に大型バスがやってきて、チケットを購入したけど(57.20ルーブル≒429円。ロンプラにはOKと書いてあるウクライナ・グリヴナは使えないので注意)オーバーブッキングで立ち乗り・・・。
既に2時間待っててクタクタなのに、辛すぎる。
長閑な田舎道を走り続け、30分ほどで悪名高き沿ドニエストルのイミグレに到着。 -
この出国は山賊役人による外国人への賄賂要求でめっちゃ有名。
ところが、提出したパスポートは地元の人達のものと一緒にあっさり返却され、バスから降ろされることも無くサクっと終了。マジで??
間髪入れずお次はウクライナ入国。
意外にもこちらで「ハイ、そこのアナタちょっと来て」と。
えー、チェコ人カップルもいるじゃん。何で私だけ?
バスから降ろされ、渡航目的やらルートやらを聞かれるも10分程度で無事解放。
ただ、このイミグレは普段から1時間以上かかるらしく席ナシ状態で寝ることもできないからしんどい・・・。
さあ、あと1時間も走れば、今回の旅の最終目的地オデッサだ!
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この旅行記へのコメント (2)
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- ぶえのすこじこじさん 2013/10/27 04:47:47
- おめでとうございます!
- MARIELさんいろんな意味でおめでとうございます!自分のポリシーが出ていていいですね。これからもがんばってください!
- MARIELさん からの返信 2013/10/27 08:26:35
- ありがとうございます!
- ぶえのすこじこじさん、
メッセージありがとうございました。
自分で勝手に決めたルールに則って(笑)、ここまで来ました。
ヨーロッパライフ、楽しまれているようですね。
来月末からはクリスマスマーケット巡りですか?
Mariel
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