2013/08/07 - 2013/08/09
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ROSARYさん
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ロマネスク美術と美食を求める北スペインの旅。
その1は、パリ経由サン・セバスチャン。サン・セバスチャンでの美食と美しいオンダリビアの街歩きです。
・ミラマール宮殿
・モンテ・イゲルドの丘
・サン・セバスチャン大聖堂
・サン・セバスチャン旧市街(市場と街歩き。ピンチョスの昼食)
・オンダリビア
・バルのはしご
表紙写真は、サン・セバスチャンのバル通り。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 交通手段
- 観光バス 徒歩
- 航空会社
- エールフランス
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- ユーラシア旅行社
-
成田から2回機内食を食べて、映画を3本見て、パリに到着。
パリ、シャルル・ド・ゴールのターミナルGは、まるでバスターミナルのよう。
階段を降りると、そのまま空港の地面で、歩いて飛行機に乗り込みます。
機内食の様子はこちら。
http://www.b-shoku.jp/modules/wordpress/?author=8&p=204608 -
タラップを上って…
ボンバルディアの機体。中は2×2の座席。 -
パリからはビルバオへ。
到着したのは22時過ぎ。夏とはいえ、さすがに日が暮れていました。 -
空港に入ってまず気がつくのは、表示が3ヶ国語だということ。
スペイン語、英語のほかに、バスク語です。一番上がバスク語。全く異なる言語ですね。
さらにバスでサン・セバスチャンのホテルへ。日付が変わる直前に到着です。さすがにこの日は倒れこむように眠りました。 -
さて翌朝。スペインといえば甘いパン。チョコやカスタード、アーモンドやジャムが満載のパンで元気をつけます。
-
朝は7時半ごろ、ようやく白々と明けてきます。スペインはイギリスなどと同じくらいの経度ですが、時間は大陸時間を使っているので、朝は遅いです。
ホテルと、ホテルの前を流る川。橋がスタイリッシュです。 -
下流、旧市街のほうを見たところ。大聖堂の鐘楼がかすかに見えています。
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サン・セバスチャンの観光は、ミラマール宮殿から。
19世紀後半に夏の離宮として建てられたもの。
とてもきれいに整備されて、季節の花が咲き乱れる公園は市民の憩いの場となっているようです。
正面にみえているのは、モンテ・イゲルド。 -
ミラマール(海を見る)というだけあって、眼前にはコンチャ海岸の美しい海岸線が広がります。
コンチャとは貝殻という意味。その名の通り、貝殻のように湾曲しています。 -
公園からは浜辺に降りていくことができます。
夏の終わりのビーチの風情。 -
海辺のうしろがわには住宅地が迫ります。
え? 20度? 涼しいはずです。 -
次は、さきほど見えていたモンテ・イゲルドの丘に登りました。
コンチャ海岸の様子がよくわかります。
真ん中左よりの島は、サンタクララ島。半島のようにつきだしているのがモンテ・ウルグルの丘。その丘の右側に旧市街が広がります。 -
市街にもどって、大聖堂の見学から。19世紀に建てられた新しい教会です。
大聖堂のあたりは市民のショッピングエリア。ロエベなどのブランドショップも並んでいます。 -
河口すぐのところには、装飾が印象的なスリオラ橋。
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イチオシ
橋をわたって旧市街に入ると、すぐに市場が始まります。
さすが、美食の街。新鮮な野菜があふれんばかりです。 -
お店が集まる建物も。ハム屋さん。壮観です。
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イチオシ
魚屋さん。ディスプレイの仕方が独創的ですね。
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貴重なうなぎの稚魚? と思ったら、コピー食品。カニカマみたいなものです。
市場の様子はこちらもどうぞ。
http://www.my-cosmos.jp/mypage/weblog/blog/8/96296 -
さて、いよいよバル通りへ。夜に備えての視察です。
おいしそうなお店が軒を連ねていて、どこに入るか迷ってしまう。 -
旧市街の中心部分にあるのが憲法広場。ここにつながる路地にも美食のお店がたくさん。
かつてはこの広場で闘牛が行われていたとのことで、周囲の家のバルコニーに書かれている数字は、観覧席の番号を表しているそうです。 -
旧市街には木組みが残る古い家も残っています。
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その向かいにある、フエロネグロは夜にいきたいお店の第一候補です。
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美食探索の合間に観光も。
バロック様式のサンタ・マリア教会。これでもか〜、というほどの過剰装飾ですが、なぜか軽快な感じを覚えます。上に向かうイメージで統一されているからでしょうか。 -
サンタマリア教会からは、まっすぐ向こうに大聖堂が見えます。
途中の道は観光客でいっぱいです。 -
旧市街のすぐ脇にある漁港。色とりどりの家は漁師さんのもの。毎朝新鮮な魚介が水揚げされるのでしょうね。
さきほどのモンテ・イゲルドの丘は正面左寄り。そこから見えていたモンテ・ウルグルは、右手の丘になります。 -
旧市街にもどると、ウガルテドラムというのを演奏する人に遭遇。
海パン姿の男の子、魚を取りに行っていたのかな。 -
さきほどの、サンタ・マリア教会。1時を前に、扉は閉じています。
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スペインでは、お昼は早くて1時から。ようやくお店にも人が増えてきました。
テーブルに着かず、立ったまま飲み食いするのも、サン・セバスチャンでは当たり前の光景。
早速私達もお店に入りましょう。 -
今日のお昼はピンチョス。手で食べることのできるおつまみです。
食が細い日本人にもうれしいですね。
新鮮なエビの串焼き。気持よく食べられます。
飲み物はチャコリ。微発泡の白ワインです。
お昼ごはん、詳しくはこちら。
http://www.b-shoku.jp/modules/wordpress/?author=8&p=204616 -
雨が降ってきました。そんな時でも、慌てず騒がず、傘をさして外で立ち飲みを続けます。
このお店、ラ・セパも夜に行く有力候補。 -
さて、食後はフランス国境のオンダリビアまで遠足。
城壁に囲まれた丘の上の街。 -
美しく花で彩られたバルコニー。
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イチオシ
ここにも古い木組みの家が。
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かつてのカルロス五世城は、パラドールになっています。
分厚い石積み。高い天井。冬は寒そうですね。 -
パラドールの前の広場は可愛らしい家が並びます。
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アルマ広場というのですね。このような案内板があちこちに立てられているので、気ままに歩きまわることができます。
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パラドールの横から。船が浮かんでいるのは海ではなく川。対岸はフランスです。
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その名も、サンチャゴ・デ・コンポステラの道。
壁にはホタテ貝のマークと黄色い矢印が。帆立貝の開く方向がサンチャゴなのですが、わかりにくいため、やじるしが併記されています。
場所によっては、黄色いやじるしだけが道路や壁に書かれているところもありました。 -
マリーナ地区。青い船は警備艇かな。
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大きい船は観光船。黄色いのがフランスへのハシケです。
ほんとに手が届きそうに近い。アンダイエという街だそう。 -
黄色いやじるしなど、黄色が印象的な北スペインですが、郵便ポストも黄色です。
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さて、一旦ホテルに戻って、今度は市内バスで旧市街へ。いよいよ食い倒れです。
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まずは、ラ・セパ。早い時間から混み合っています。
スペシャリテはハム。天井から、おいしそうな生ハムがたくさん吊り下げられています。 -
こちらのお店はカウンターに所狭しとならぶピンチョスを、自分でお皿にとって食べるスタイル。
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こんなふうにね。奥に見えているグラスには、チャコリが入っています。
チャコリはワイングラスではなく、コップで飲むのがスタイルなのかな。 -
黒板にもメニューが。ここから注文してもいいみたい。
英語のメニューもあるし、観光客に親切なお店です。 -
外に出たらまだ明るい。というか、他のお店は20時半にならないと始まらないようです。
しょうがないので、お昼に見逃した教会へ。
サン・ヴィセンテ教会です。 -
立派な祭壇。
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お昼は中にはいらなかった、サンタ・マリア教会にも。
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ちょうどミサが執り行われていました。
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外に出ると、いい感じに暮れてきました。いよいよ、第一候補のフエロネグロへ突撃です。
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現代的なお店に、おしゃれな感じの男女が集まっています。
奥の方には座って食べられるテーブル席もあるみたい。 -
こちらはメニューから注文していただくタイプ。とはいえクリエイティブ系と言われるだけあって、メニューを見てもなんだかちっともわかりません。
勇気を出して、なんとなくわかったメニューをオーダー。ここではカヴァと一緒に。
なんだか緊張したせいか、お腹いっぱいに。バル巡りはあえなく二軒で終了。
バル巡りの様子、さらに詳細はこちらをどうぞ。
http://www.my-cosmos.jp/mypage/weblog/blog/8/96339 -
外に出ると、若者たちが地べたに座り込んで酒盛り&おしゃべりしています。観光客もいるけど、地元の人らしい若者もいっぱい。
スペインは若年失業率が高いと言われていますが、こういう様子を見ていると生きていくのは辛くはないのだろうな、と思いました。人と人が助け合う、人情味も残っているようでした。 -
もう10時近いのですが、夕焼けの中、歩いてホテルに戻ります。
盛りだくさんの一日がようやく終了。明日はビルバオ経由ブルゴスに向かいます。
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