2012/07/15 - 2012/07/16
441位(同エリア954件中)
traveldogさん
- traveldogさんTOP
- 旅行記52冊
- クチコミ180件
- Q&A回答2件
- 179,369アクセス
- フォロワー3人
明日香路をサイクリングした。
橿原神宮駅前のレンタサイクルで自転車を借りて、飛鳥坐神社、飛鳥寺、岡寺、橘寺、川原寺と寺社を巡った。予想外に観光客が少なく、ゆったりと明日香をまわれた。
9時30分に出発して、午後3時に戻る。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- 交通
- 2.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
-
泊まった橿原神宮前のホテルから畝傍山が間近に見えた。その向こうには二上山が見える。いい宿、いい部屋、いい景色、得々気分。
今日は飛鳥を自転車で回るぞ。 -
サイクリング前に久米寺を参拝。ここは聖徳太子の弟、来目皇子が開祖と伝えられる寺院。久米仙人が開祖という伝承もあるらしい。
-
久米寺本堂。真言宗の寺院だ。
-
久米寺のとなりにある橿原神宮に参拝。となりと云っても結構歩いた。ここは神武天皇を祀っているが、創建は明治時代のことらしい。新しいんだな。建物は御所のように立派だ。
-
橿原神宮の裏に神宮の末社長山稲荷社というのがあった。赤い鳥居の先に社殿がある。社殿前で神主さんが朝の掃除をしていた。
-
橿原神宮前駅にきた。この先に昨日見た貸自転車店があるはずだ。
-
橿原神宮前駅のレンタサイクルで自転車を借りた。一日1000円也。
さあ、いよいよ明日香一周だ。時刻は午前9時半 -
橿原神宮前を出たら、まっすぐ東に。
そろそろ明日香川に出くわすと思われる頃、向原寺の道標があった。すなおに道を曲がって向原寺に向かった。
ここは蘇我稲目が百済渡来の仏像を祀った向原の家の故地といわれる由緒ある寺。6世紀のことだ。 -
昨日登った甘樫の丘。山頂から耳成山と天香具山が目の前に。
-
昨日登った甘樫の丘。
畝傍山の後ろに二上山が望まれ。夕日が沈もうとしていた。
いつまでも見ていたい風景だ。 -
甘樫の丘を過ぎて、明日香川を渡る。その先にあるのが飛鳥坐神社。
-
飛鳥坐神社。今日借りた自転車が写っている。
-
飛鳥坐神社社務所の軒下に銅鐸が吊るされていた。叩いてみたら、きれいな音がした。きっと昔もこんな風に吊るして鐘を鳴らしたんだな。
社務所の玄関には「飛鳥」さんの表札がかかっていた。ここの神主さんは飛鳥さんという。 -
飛鳥坐神社の直ぐ近くにある飛鳥寺を拝観。
ここで住職さんから飛鳥大仏の講義を聞いた。
なんでも、飛鳥大仏は、推古天皇の御代に作られた最古の仏像で、幾度の戦火を経ても製作当時の姿を残している。修復の痕が残るが材質は製作当時のままとのこと。
残っていたのは、頭部と手だけではなかったのだ。 -
飛鳥寺で買った飛鳥時代のチーズ「飛鳥の蘇」。これが万葉人が食べたチーズか。かなり乾燥したさっぱり味のチーズだった。
-
岡寺への長い坂道を登った。門前に寿司屋百寿司があった。昔、門前の寿司屋に入ったが、ここだったかな。
常谷寺を過ぎ、岡本寺の先で自転車を降りて、歩いて長い坂道を登った。岡本寺は、舒明天皇の岡本宮の跡を伽藍としたとの言い伝えがあるそうだ。
炎天下、暑い。やっと仁王門に着く。入山料300円。真言宗、別名龍蓋寺。 -
岡寺 塑像の本尊如意輪観音、どこか堂々とした貫録がある。
-
岡寺のとなりにある治田神社(はるたじんじゃ)。
神主無住で、御用がある方は飛鳥坐神社に照会をとの案内板があった。
寺の近くにある坂の茶屋という茶店に入り、ソーメンとくずきりを注文した。おいしかった。 -
岡寺の入り口に鳥居がある。何でお寺に鳥居があるのだろう・・・?
この辺の寿司屋に随分昔に入ったな。ここがそうだとずいぶん古い店だ。 -
岡寺の鳥居を出ると、北側に犬養孝の万葉記念館があったので、入館した。ここでちょっと休憩。
万葉学者、犬養孝さんが朗々と奏でる万葉の歌がビデオから流れていた。 -
聖徳太子誕生の地とされる橘寺を拝観。
-
橘寺境内にある二面石、善悪の顔が彫られているそう。
その他、三光石、五重塔跡などの見所がある。 -
境内にある三光石
聖徳太子が勝鬘経を講義したとき、日月星の3つの光が放たれたという伝承がある。 -
橘寺から見た川原寺の風景。川原寺では発掘された伽藍跡が復元されていた。
後ろのこんもりとした山に板蓋神社がある。 -
橘寺の向かいにある川原寺に行く
-
創建当時の川原寺の伽藍配置。金堂、五重塔、講堂がある大きな寺だった。
-
復元された川原寺の伽藍跡。中門跡と右は五重塔跡。
-
川原寺の西側から甘樫の丘の方に向かうと、古めかしい神社があった。
何ていう神社か地元の人に尋ねようと長屋門を入ると犬が吠えた。すると奥さんが出てきたので尋ねた。この神社は板蓋神社というとのこと。神主さんは無人で土地の神様と云われた。祭神は応神天皇、仲哀天皇、神功皇后。板蓋八幡社ともいうらしい。知らない神社に出会うのも楽しい。 -
ここは甘樫坐神社。
甘樫の丘に沿って行くと明日香川にでた。甘樫の丘を過ぎると、豊浦寺近くに甘樫坐神社があったので寄る。 -
向原寺の近くの和田池、剣池(石川池)と思っていたら、剣池はこの西方の池だった。
-
大歳神社
和田池の辺から住宅街を抜けると、剣池近くの交差点にある小高い丘の上に大歳神社がある。祭神は、大山咋命、大歳神、天児屋根命。石段を登ると素朴な社殿あり。神主はいない。
ここから、まっすぐ橿原神宮前駅に帰ろう。 -
橿原神宮前の自転車屋さんに帰ってきた。はや午後3時に近い。(おしまい)
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
32