2012/08/09 - 2012/08/09
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traveldogさん
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ホテルに荷物を置いて、川下りに出かけた。宿の前に道路を隔てて発着場があった。船頭さんは経験豊富そうなベテラン船頭さんだ。どこの船会社か分るはっぴを着ているが、夏はちょっと暑いそうだ。
船に乗り込み、舟板に腰かける。すると船頭さんが「船底にぺったりと座ってください」という。その理由は、川下りが始まるとまもなく分った。今年は豪雨の影響でとても水位が高いのである。舟が橋下をとおるときに橋板と舟がすれすれになるため、乗客は頭を低くしぶつからないようにしなければならない。船頭さんも櫓を操りながら器用に橋下に身を沈めていた。
川下りの途中にアジアのリバーマーケットのように、川に張り出して何件もの売店が飲食物を販売していた。一度だけシャーベットを買い、川下りをしながら食べた。後は一切お断り。
売店が近づくと、船頭さん「何か買いますか」 私「いえ結構です」 船頭さんが大声で「予算の都合でこのまま通過しま〜す」 こんな会話が何度か交わされた。
船頭さんのダジャレを交えた解説を聞きながら、両岸の柳の緑樹や白壁に目を潤わせながら、時々、橋下を平身低頭しつつ、川下りを楽しんだ。
到着は「御花」近くの船着き場。仕事を終えた船頭さんは、ひとり静かに舟を漕いで去って行った。
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宿(白柳荘)の前にある川下りの船着き場。荷物を置いてカメラだけ持って身軽になった。
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今年は水位が例年になく高いとのこと。柳川の豪雨の被害がニュースで流れたことを思い出す。
先ず、城堀水門を潜り、戻って再び城堀水門を潜る。この辺りはまだ、橋板との差があり楽に通れた。 -
リバーマーケット。シャーベットを注文。船上で食す。
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各家の水路側に汲み水場があり、昭和初期まで飲み水や洗顔に使われたそう。水がキレイだったんだな。
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橋板が頭上すれすれに来て、スリル満点。
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右を向いている私に向かって、「お客さん、左の写真撮って!」と船頭さん。あっと思ったら、絶景スポットがどんどん過ぎ去っていった。ちょっと有名な倉庫の「並倉」。大正時代の建築で味噌製造工場。
並倉 名所・史跡
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若い船頭さんの舟が追い越して行った。こちらはベテランの貫録でゆうゆう漕ぐ。
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山王橋、非常に低い、いや非常に水位が高い。船頭さんもやっとの姿勢だ。
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リバーマーケットが近づいてくる。
しかし「予算の関係で通過しま〜す」と船頭さん -
「田中吉政公」の像。田中吉政・・・・豊臣家に仕えたが、関ヶ原の合戦では東軍に属し、戦功有。戦後、柳河32万石の領主となり、柳川の整備に功績を残す。後継ぎの忠政が後嗣がなかったため改易。立花宗茂が再び柳河藩主になった・・・とのこと。
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♪舟は櫓でやる櫓は唄でやる 唄は船頭さんの心意気〜♪
(北原白秋作詞「城ケ島の雨」から)
柳川にピッタシ、いいですね。柳川は白秋の故郷でもある。 -
「御花」近くの船着き場(終点)
我々はこちら側のうなぎ屋のある船着き場で下船。
帰りは、宿まで迎えの車サービスがあるとのこと、助かった。御花 グルメ・レストラン
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船頭さん、ありがとうございました。
この後、船頭さんの紹介により、川に面したうなぎ屋本店で鰻せいろ蒸しを食べた。
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