2013/05/15 - 2013/06/29
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keithforestさん
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スター・アライアンスの世界一周航空券を無謀にも買ってしまいました。 その前半四つ目の街、スペインのバルセロナにいます。
今日は最初にカタルーニャ音楽堂と同じようにリュイス・ドメネク・イ・モンタネールが設計したサン・パウ病院を見物に行きます。そこからバスに乗り換えてアントニオ・ガウディ関連のグエル公園へ。丘をがぁ〜っと下って昨日お預けとなっていたカーサ・バトリョを徹底見物!グラシアの通りをグワァ〜ッと下って、カタルーニャ広場に戻ってきました。炭焼き料理の店で夕食を食べてから、最後は本場じゃないけれど、ロス・タラントスでフラメンコという(私にしては)実に詰め込みすぎの一日でした。
ここにも日本の無印良品が店をお持ちですな。売れるんでしょうか。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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ホテルでの朝食はこれで2回目です。ここのホテルでは次の日の朝食を食べようと思うと前日にその旨意思表示をして、確かにお願いしましたの書類にサインをしなくてはならないという、実に面倒なことになっております。なんで、朝食堂でサインしたんじゃダメなのか。多分ホテルで朝飯を食べる人間が少ないのに相違ありませぬ。
その割にしてはちゃんとしているんだけれどなぁ。ま、割安感はありませぬ。 -
やってきました、サン・パウ病院です。見るからに手が込んでそう。
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ガウディ通り(あまりにもあまりな名前ではありますが)の先にはサグラダ・ファミリアが堂々と見えております。
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残念なことに正面入り口は修復工事の為に閉ざされております。あ、あいたぞ!と駆けつけてみるとダンプトラックが入っていったら、また直ちに締められてしまいました。それでも見学者の為の矢印が貼り出されています。
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サンタントニ・マリア・クラレット通りに面している通りはこんな具合になっています。これを東に向かっていくと、もう一つの入り口があります。ここに「見学者はこっち」と書いたポスターがあって、それに沿って入っていくと、工事現場ハウスのような建物があります。そこで入ることができる範囲を教えてくれますし、トイレもあります。工事期間中は入れる建物は非常に制限されています。
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これらの建物は外からしか見られないものの、ひとつひとつが大変に興味深くてひとつ一つ目に焼き付けたくなります。
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窓の装飾、屋根瓦、煉瓦が作り出す端正なライン、シュロの木とのバランス。どれをとっても素晴らしい。
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修復工事中のごたごたがどうしても視界に入ってしまいますけれど、それでも見ておいて良かったなぁと思います。
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逆光で見えにくくしか撮れていませんが、実に優美。
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この塔なんてこれまでに見たこともない造形です。
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人間はシンメトリカルな存在にとても満足するんでしょうねぇ。病院としては最適なパターンだといって良いのではないでしょうか。
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丹精を込めたイエスの装飾だといって良いかも知れないですね。
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素晴らしい。ただただ、素晴らしい。こんなものを作ろうとしたことそれ自体が素晴らしい。
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ここの病院は裏手にはなはだ近代的な病棟が造られていて、こちらは殆ど使われていないようで、とても静かです。
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多分これは階段室になっている塔の窓ガラスです。こんな装飾が如何にも時代を表しています。こんな余裕があった時代の建築はいつまでも残しておきたいですよねぇ。それが人間が信奉する文明を見直すきっかけともなるかも知れませんし。
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やっぱり修復していただいた方が良いでしょうねぇ。
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もしもの時の集合場所なのかも知れませんねぇ。それにしてもバルセロナで、そのもしもの時というのは一体どんな時でしょうか。
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世界遺産の標識がありました。
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こちら、現在は大学の校舎の一部に使われている建物です。
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何かに似ているなぁとずっと考えていた挙げ句の果てに到達したのは南米の人が被ってる毛糸の帽子でした。んな、アホなぁ・・・。
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ずっと見ていたい気持ちになりますから、ここに行かれる方はどうぞお気をつけ戴きたい。
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煉瓦造りというのはとても繊細で端正なものを感じさせるんだなぁと。
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サンタントニ・マリア・クラレット通りに一旦出て、サン・キンティ通りとの角にある大学の建物に向かいます。その途中壁にこんな装飾が。一瞬、「順天堂大?」ってまさか。
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こんな建物の学校に行くんだったら嬉しくて階段駆け上がりそうですよ。
UABってのは何の略でしょう?UniversitariaとBarcelonaは見当がつきますが、スペイン語を全く解しない私にはAがわかりませぬ。 -
これが今や学校として使われているんですか。受付の方がおられるのですが、私たちがずかずかと入っていってもなんにも気にしておられないようです。
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リノベーションが完了しているようですが、空調のパイプを天井に走らせるについて議論はなかったのでしょうか。
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あっと声を上げそうになります。これは見ておいて良かったなぁと、また思いました。
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こうなったらじっくりと。
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ここまで。
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主建物の塔の上にはこんな十字架が載っております。
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名残惜しくて仕方がありませぬ。正面からこの偉容をご覧あれ。
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大天使がお守り申し上げております。
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ガウディ通りにはこんな噴水池が作られていて、こうして見るとなかなかです。
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Sant Antoni Maria Claret通りのバス停から92番のバスに乗って目指すはグエル公園です。降りるところがわかるかなぁと不安でしたけれど、バスが登りにさしかかったあたりから皆さん準備を始め、観光バスの駐車場がある上の門の前で降りることができます。誰でも直ぐにわかります。
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どんどん人が入っていきます。負けじと(負けても良いのに)入っていくと、随分たくさんの人たちがアップしているこの写真の場所に。
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なんせ高いところに作った新興住宅造成地だったわけですから、景色がよいのですよ。
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藤の花が咲いておりました。時期的にどうでしょう?
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やっぱりサグラダ・ファミリアはどこから見ても絵になります。完成した暁にもう一度見て見たいけれど、多分それはもうかなわないでしょうねぇ。
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それでも6月の初めでまだそんなに暑くはなかったのでよいのですが、これが暑くなったら結構辛いものがありそうです。
インド系なのか、水を売る人があっちにもこっちにも。「ワンユロ、ワンユロ・・」ってなにかと思ったら「1ユーロ」で売っているという意味。 -
私たちが大広場に到着したのはほぼお昼時だったせいかどうかは知りませんけれど、名物のガウディ・タイルのぐねぐねベンチは一杯!座ることは相成りませぬ。みんな動かないんだ、これが。
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ガウディらしいシンボリックな十字架でございますよ。
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あ、単なる柱じゃないんだ!
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もうふざけていたとしか思えない造形でございますよ。アハハ。
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あのベンチは外側だってこんな具合にガウディ・タイル(本当にそういうのかどうかは知りませぬが)でご丁寧に貼ってあるわけです。
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で、その広場の下はこんな具合に支えられております。
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しかも、その天井だって、この細かい作業でございますよ。
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で、階段を下りて参りますとこの騒動でございます。ここが正面入り口ですね。ちゃんと正面から来た人たちはまずここで人だかりに参加します。
私たちにとっては出口です。
まるで記者会見の席のようなカメラの放列です。 -
皆さんの対象はこれでございますね。お土産屋さんでもこのミニチュアを売っておりますね。
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振り返りますとこんな按配でして、記念写真の順番で揉めそうですよ。まるでルーヴルのモナリザの前のような按配です。
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ありゃ、これはなんすかね。真ん中のストライプはカタリューナの旗のようですよ。
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喧噪はいつまでも続いております。もうそろそろ退散。
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階段の上から正面の門の左に見える建物です。
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正面の門にむかって左側にたっている建物で、中はショップになっています。なんだかディズニーランドに「御菓子の建物」として建てても良いような。
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な、なんだ!とびっくりするような窓の目隠しというか、網戸とでもいうか。
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横の壁についているこの階段凄い。これもガウディーの設計?
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Travessera de Daltの通りまでララルト通りをだらだらと下っていきます。下りで良かった。やっぱりこっちから来ないで上の門から入ったのは大正解。
旅先の勘なんだけれど、こんな風景が捨てがたい。多分住んでいたら気がつかない。
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なるほど、このあたりではこんな階段が常識なんだね、きっと。
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途中で保育園を発見。黄色が制服なのでしょうか。子どもはどこで遭遇しても可愛いんだよなぁ。
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そしてまた今日もグラシアの通りに出てきました。裏道に回ったりして面白そうな建物を見て回ります。
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うわっ!綺麗だなぁ。
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アイアン・レースとこの色が良いですよねぇ。
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手すりはまごう事なきアール・ヌーボーというか、モダニズムというか。何となく、この窓、障子の雰囲気。
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いよっ!モダニズム!
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これもじっくり観察してみたいです。中はどうなっているんだろうか。
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あんまり時間駆けている暇もないし、もう14時にもなるからとパン屋さんに入って簡単にランチ。英語全く通じなかったです。
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えーっとこれがアントニ・タピエス基金博物館ですよね?入らなかったけれど。
http://www.fundaciotapies.org/site/spip.php?rubrique64 -
やってまいりました!待っててくれたカーサ・バティリィオ。日本語音声ガイドあり!(いつまで持つだろう)。一般入場料:20.35ユーロ!高い!道理でそんなに混んでいないわけだ。
シニア料金:16.30ユーロ。助かるぅぅ!歳とっていて良かった。4ユーロは嬉しい。 -
どなたも思っておいででしょうけれど、これはどう見ても「オペラ座の怪人ビル」でございますねぇ。
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ほら、マスクがぞろぞろと並んでおりますから。
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どうです、この「これでもか!」感は!
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この扉を見ただけで「アール・ヌーボー」そのものではありませぬか。大好きであります、この雰囲気。
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階段を上がっていくだけで、心ワクワクでございますよ。
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こうこなくっちゃね。しつこいほどの手の入れ方ですよ。
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温かい空間が仕上がりますよね。
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灯りとりのこのスペースったらないですよね。
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吹き抜けに面した大きな窓!この窓枠、壊れたら直すのに時間がかかりそうですよね。
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これ、多分暖炉じゃないかと思うのですが、ここにカメラを三脚に立てて、写真撮りますサービス実施中です。こういう時は若い女性がやっているとお客が増えますね。おっさんだと所帯じみて来ちゃってそうはいかないんですが。
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フフフ・・・というしかない。メンテも大変なんだろうなぁ。
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贅沢というしかない、そんな空間です。
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多分指に引っかけて上げ下げするんじゃないかと。ちっちゃいけれど、かなり金がかかっているんでしょうね。
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どうです。
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はめ込んだ写真じゃないですからね。
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もう遊ぶ気満々です。
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どうしてもこの渦巻きは楽しいですねぇ。
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とんでもないくらいのライトです。一体どれほどの手間暇がかかっているんでしょうか。
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この窓を見ていたらいつまで経っても飽きません。
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うわっ!こんなライトが壁についていたら嬉しいだろうなぁ。
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壁のライトが意外に小さかったことに驚いた方がおられるかも知れないですが、こんな部屋、良いでしょ?
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今時こんなパネルがあったら、きっと「プラスティック?」って思っちゃいそうです。文明に犯されちゃってます。
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そのパネルを下からのぞき込んでおりますが、天井がこんなんだったんだと、写真を見て今気がつく次第。
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不気味なパネルですねぇ。まるでカバを見ているような気がしてきました。アハハ!
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吹き抜けです。まるで映画の中に出てきてもおかしくないような。不思議の国のアリスとか。
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桟の間から・・・。
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上を見上げるとこんな按配ですよ。
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ここからベランダに出ることができるんです。
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ピンぼけなんじゃなくて、こんな具合に天井に装飾がされているんですよ。
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あれ?なんだか鎌倉彫っぽくない?
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このベランダ、もうまさにイスラム的でございますよねぇ。
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ベランダの先の壁にはこんな装飾が。ところで、この壁はなんの為にあったのか、全然わかっていませんね、私には。
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で、建物の方を見るとこんな状態。
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ガウディ・タイルになっているわけですよ。
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吹き抜けがとっても魅力的です。
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この防護ネットも後からつけたのではないのですよね。
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ガウディ・マークですかね?
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壁についていたんですが、蝶番があるってことはこれ、開くんですね。
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吹き抜けに面したところにあるガラスがとっても面白いことになっちょります。
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ね、面白くてやめられないです。
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うわ、この手すり、良いなぁ、凝ってるなぁ、良い味出しているなぁ。
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扉の取っ手がこれだから。凝りすぎという位凝ってますよね。嬉しいねぇ。
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このゆらゆらガラスが面白くってやめられない。
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吹き抜けの一番上はこんな具合だったのか!
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吹き抜けの天井構造です。
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この廊下はとっても気持ちの良い空間になっていて、誰も彼もがこの写真をアップします。
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え、このブースはなんでしたっけ?
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瞼を開いて見せたシーリング・ライトでしょうか。
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さて、ここでも屋上は興味津々ですよ。凝りに凝りまくってしまっていますが、凝れ全体の重量が相当なんじゃないかと心配してしまいます。
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まぁ、この青空に実に映えますなぁ、ガウディ・タイルは!
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カタルーニャ広場方向にもこんな面白い建物が見えております。負けず劣らずです。
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もうこうなると何か地球外からやってきたとんでもない生物のように見えてきます。
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Hop-On Hop-Offの観光バスがやってきました。みんなして見上げて私を見ているような気がしてきます。あ、手を振って上げれば良かったなぁ・・・。
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一体何の機能を果たしているんですかねぇ。ガウディがなんの意味も持たないものを作りますかねぇ。
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下をのぞき込んでベランダの仮面フェンスを内側から見るとこんな按配です。
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身を乗り出して外を見るとこんな具合に、塔がたっています。下から見たときには気がつかなかったなぁ。
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これもカタルーニャ広場の方向に建っていますよ。
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前の角の交差点は下を歩いているときはなんだか大がかりな工事をやってんだなぁくらいだったのですが、上から見てみると、とんでもない状態になっています。ダラゴ通りとグラシア通りの角は確か地下鉄3号線が通っているはずですよね?
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ガウディ氏のフォノグラムが見えています。
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下へ降りながらも、まだあのゆらゆらガラスが気になって小がありませぬ。
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ガウディの椅子がずらりと並んでおります。なんだか鯨の骨かなんかのようです。アハハ。
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吹き抜けの壁を修復しておいでです。こうして地道に手間をかけているってことでしょうか。こうなると芸術ですからね。
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吹き抜けの周りの階段を下りていきます。それでカーサ・バトリオともお別れです。
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隣のビルもこれまたモダニズムそのものでございますよ。
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うっひゃぁ〜!なんじゃこの窓は!
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どうだ!これでもか!といっておられますな。
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ドラゴン退治に闘っておられます。
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これだって負けず劣らずで、素晴らしい。ところがもうここまで来たら疲労困憊。それほど歩いちゃいないってのに、「もう結構!」という声が出てきてしまいます。
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それなのに、こんな洒落た街灯が出てきちゃって。
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挙げ句の果てに、こんななんだかブナシメジでも見本にしたのかといわんばかりの街灯が。
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黄色いポストはスイスも確か黄色だったよなぁと思い出しながら。
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スーパーでカメラを取り出すのはルール違反かも知れませんが、この「SUSHI RICE」が面白くてですねぇ、何が寿司米なんだろうかと。
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そしてこの辺にカップライスものもあるんですよ。
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疲れ果てて、夕飯を考える余裕もなくて、ホテルの近くにあったステーキやに入りました。
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生ハムを頂戴なと頼んだら、こんなトーストが出てきちゃった。周りは観光客だらけです。みんな夕飯食べ始めるのが遅いんだ。
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サラダを戴きました。野菜が不足するからと。
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私が頼んだのはチョップト・ビーフです。つまりハンバーグ。堅くて、味気ない。
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連れ合いのたっての願いで、タラントスにフラメンコを見に行きました。10ユーロ。立ち席。満員のお客さん。カンテが不満足だった。やっぱりバルセロナで見るものじゃないのかな。
今日は一日良く歩きました。長々とおつきあいありがとうございました。
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