芸術の都ウィーン気質？！★１

2013/07/02 - 2013/07/05

ヴェネツィアからオーストリア国鉄の快適な寝台列車でウィーン西駅からウィーン入りし、初めての芸術の都に足を踏み入れたところ、街区が大きく、まさにオーストリア・ハプスブルグ帝国の首都！
一方で、ホテルは前衛的な芸術やインテリア、トレンドショップの並ぶ、東京なら緑の多い青山地区のよう。
この折衷がこの街独特の洗練を生み出していました！
ウィーン1日目は、第一目的の美術史美術館、オペラハウスとその周辺を巡ります。

写真は名画の宝庫、美術史美術館。

エリア ウィーン(オーストリア)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0
• 交通: 4.5

ウィーン西駅はリニューアルされたばかり。ショッピングセンターにつながっています。

ここからUバーン2駅のフォルクスシアターで乗換

車内の様子
とても整然としていました。

こちらが3泊したホテルチロル。
モダンアートがそこかしこにあり、センスの良さを感じます。

こちらがロビー

朝の9時なので、まだ部屋は使えませんでしたが、コーヒーを振舞ってもらいました。チョコレート付きで気遣いが嬉しい！

ホテルから数分のところに、ミュージアムクオーター、美術史美術館があり、とても良いロケーション。

美術館は宮殿で、それにしても広い！

4車線の広い通り

正面入り口は反対側、ということですが、10分はかかりました。。

こちらが入口。10時オープンで、開館と同時に入りました。

反対側は自然史博物館。手前がオーストリア女帝、マリアテレジア像。

いよいよ美術史美術館に入ります。

入口の天井からして圧巻

豆粒のような人の大きさで、この美術館の広さがよくわかります。

ここは写真が撮れるので気に入ったものはパチリ。
これって、ドラマ、デスパレート〜の絵、ですね。

フランドル絵画のブリューゲル

ブリューゲル作品はベルギーの王立美術館も充実していますが、ここは何と言っても・・

これが一番観たかったバベルの塔！
美術史美術館のガイド本の表紙にもなっているくらい、この美術館でも人気が高いもののひとつ。

美術館の階段が宮殿らしく、素晴らしい。

吹き抜けの天井画に、エジプトとギリシャの女神像。作者はクリムトです。

マリアテレジアの肖像画

絵を熱心に模写する人がいました。ロンドンのテートもそうですが、開放しているところが素晴らしい。

ラファエロ「草原の聖母」

アルチンボルド「夏」（夏野菜、ってこと？）
野菜で人の顔を描いたシリーズです。

ティツィアーノ。ヴェネツィアの巨匠もここウィーンでは貴族の肖像画になっていて画風が違いますね。

そして次に楽しみなのが、ベラスケスの部屋。
スペインへお嫁に行くことが運命づけられていた、ハプスブルグ家王女マルガリータ。

ベラスケスは定期的にマルガリータを描き、彼女の成長する様子の報告として、スペインへ贈られていたとか。

国王と王妃

お嫁に行く直前のマルガリータ

これも大人気のフェルメール「絵画芸術」
光を際立たせるためか、一段暗い照明になっています

名残惜しく、もう一度ブリューゲルの部屋に戻りました。

ようやくポイントを一通り見て、館内のカフェレストランへ。
クーポラが素晴らしい。

まさに宮殿で、お茶。

朝食が早かったので、お腹がすき、ケーキは我慢して、パスタにしました。
サーモンが美味しい。