2013/07/02 - 2013/07/02
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cherryさん
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昨夏にアッシジを旅し、すっかり初期ルネッサンスのジオットの壁画に魅せられてしまい、今回のヴェネツィア旅行の目的のひとつに、ベネツィアから鉄道でわずか30分のところにある、パドヴァで、ジオットの成熟期と言われている壁画のある、スクロヴェーニ礼拝堂教へ行くことにしました。
イタリアの有名な巡礼地でもあるサンタントニオ聖堂や、ローマの遺跡、13世紀に建てられた、伝統のパドヴァ大学など、世界遺産になっていないのが不思議なくらい、ぎっしり盛りだくさんの素敵な街でした。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 4.5
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ベネツィアのサンタルチア駅からパドヴァまでわずか26分。
始発でナポリ行きのデラックスな新型車両でした。
しかもイケメン二人が隣席で、わずか26分間だったのがうらめしく・・ -
駅から徒歩10分ちょっとで、こんなに緑に囲まれた、スクロヴェーニ礼拝堂のある場所に着きます。
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こちらが目的のジオットの壁画のある、礼拝堂。20分刻みで予約できますが、満席になると予約がエラーになってしまい、苦労して事前予約しました。
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礼拝堂の壁画予約というと、ダヴィンチの最後の晩餐を思い出しますが、こちらも大変人気があるようで、行った回もその前後も満席でした。
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ジオットの人間観察力と温かなまなざしを感じられる、素晴らしいフレスコ画でした。初期ルネッサンスの頂点とも言うべき壁画です!
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こちらは隣接する教会で、一般の人達が通っています。
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緑や花に囲まれた、気持ちの良い公園
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ここには元々、ローマ円形競技場の遺跡があり、1300年頃、当時、お金持ちのスクロヴェーニが買い取って、教会と礼拝堂を建て、既に有名になっていた、ジオットに礼拝堂のフレスコ画を依頼したそうです。
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スクロヴェーニ礼拝堂から路面電車でサンタントニオ聖堂にやってきました。
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この聖堂は、ポルトガル生まれのフランシスコ派の聖アントニオを祀っていて、今年はちょうど聖堂建設750年にあたる年とか。
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聖堂は一部修復中でした。
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ガッタメーラ騎馬像
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こちらが聖アントニオ
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8つのドームと鐘楼から成り、ロマネスク、ゴシック、そしてビザンチン様式が混ざった建物。とてもエキゾチックです。
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ここで、聖アントニオへのメッセージを書きました。
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こちらは薬局。ハーブや花のとても良い香りに囲まれています。
ここで、石鹸、ハーブティー、マッサージクリーム等、お土産を買ったところ、評判が良く、もっと買えば良かった〜 -
中は写真撮影禁止でしたが、聖アントニオのお墓があり、ドナテッロのブロンズのレリーフが見事でした。
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ビザンチン様式の帽子がトレードマーク。
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聖堂の周りの路地も趣がある、素敵な街並み
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参道?のお菓子屋さん。素朴で美味しそう
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ジェラート屋さん
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またまた路面電車に乗って、今度はパドヴァ大学へ
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路面電車を降りるときに、パドヴァ大学らしい学生に、連れて来てもらった、カフェ。言われも解説してもらい、オススメのコーヒーまで注文してもらいました。
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これが名物のミントコーヒー。ミントが冷たく、泡のダブルエスプレッソのような不思議な飲み物でした。
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ここはローマの神殿の跡をカフェにしたそうです。
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こちらが、カフェ・ペドロッキの正面玄関です。創業170年だそうです。
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年に何度かジャズコンサートや演劇も催されているそうです。
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素敵なカフェを後に、近くにあるパドヴァ大学、市役所へ。
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こちらが市役所。立派な建物ですね。
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こちらはパドヴァ大学。市役所よりも遥かに敷地が広い!
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ちょうどツアーがあるので、入口でしばし待つことに
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大学事務所。懐かしい張り紙ですね。
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2階建ての回廊になっています。
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建物、レリーフなど独特
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古いフレスコ画がきれいに残っていました。
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講堂の中。(実は撮影禁止でした)
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イタリア語と英語の交互の解説で、よく聞き取れない英語でした(ごめんなさい)
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こちらが、実際にガリレオが教鞭を取った、教壇だそうです。
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こちらは解剖学の部屋
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解剖実験は当時貴重なので、大勢が観られるようにこのような形状にしたらしい。
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パドヴァ大学はコペルニクスが学び、ガリレオのほか、ダンテ、ペトラルカも教鞭を取ったとか。名門大学、でした。
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広場に戻ってきました
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パドヴァ大学ツアーで一緒だった、親子3人と写真をとりっこ。
テキサスノダラスから来た、明るい両親とイヤイヤついてきた、高校生?の息子さん。
どの国も家族旅行は大変?! -
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お店のディスプレイも素敵
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遺跡のような建物にモダンなオブジェがマッチしていますね
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広場のオープンカフェで。オレンジのかき氷つき、実はオレンジリキュール。さっぱりした味でした。
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しばし、街行く人をウォッチ
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おじさま方がストライプのシャツを着こなしていて、とってもおしゃれ。
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歩き方が颯爽としています
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ショートパンツ派も多い。
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これでもショッピング通り。
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街並みが落ち着いているパドヴァ。
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こんなモダンな路面電車もあります
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緑が癒されますね。もうちょっとゆっくりしたかったパドヴァ。
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駅に戻ってきました
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ヴェツィア、トリノ、ミラノ方面への電車が出ています。
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帰りはまた26分でサンタルチア駅へ。
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車内の風景です。とても快適でした。
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