優美なモスクと極色彩の洞窟寺院を巡る旅 in Malaysia★2013　03　3日目【KL・Batu Caves】

2013/01/03 - 2013/01/07

旅行3日目。
KLセントラル駅に移動して海南チキンライスで朝食を食べてから、Islamic Arts Museum（イスラム美術館）へ足を運び、美しく煌びやかなイスラム文化の世界に酔いしれる。
昼前にKTMコミューターで移動をして、インド系マレーシア人ヒンドゥー教徒の聖地：BATU CAVEへ。
繊細な美を彩るイスラム教の世界と、極彩色のヒンドゥー教の世界に触れる１日がスタートした。

エリア クアラルンプール(マレーシア)

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 鉄道 タクシー

今朝も歩いて、rapid KLのRaja Chulan駅⇒KLセントラル駅まで。　
料金は2.1RM。

ラジャチュラン駅 駅

車内は結構狭く、モノレールなのでカーブがキツイ場所に差し掛かると傾きが激しい。

KLセントラル駅に到着。
朝食を食べるため校内をウロウロしたけど、まだ早い時間帯のせいか選択肢が少ない。
でもせっかくだから海南チキンライスが食べたいと思い、チキンライス専門店“The Chicken Rice Shop”に入った。

KLセントラル駅 駅

中はファミレス風なきれいな店舗。

KLセントラル駅 駅

セットMenuが豊富だったけど朝食だし、ボリュームも検討つかないのでベーシックなのをオーダー。

KLセントラル駅 駅

【海南チキンライス】7.9RM
【チャイニーズティー】1.5RM
肉は骨付のままブツ切りされていて、しっとりとしていて皮はプルプル♪チリソースか、生姜を添えて食べる。
スープは少し塩っ気が強かったけど、ゴハンにもしっかりチキンエキスが染み込んでいて美味しかった。

KLセントラル駅 駅

お腹も満たされたところで、最初に向かうのはIslamic Arts Museum。

KLセントラル駅 駅

徒歩でも可能だけど時間短縮するため、クーポンTAXIで行くことに。
KLセントラル駅⇒Islamic Arts Museumまでは10RM。

KLセントラル駅 駅

近いのであっという間に到着。

マレーシア イスラム美術館 博物館・美術館・ギャラリー

Islamic Arts Museum：http://www.iamm.org.my/

マレーシア イスラム美術館 博物館・美術館・ギャラリー

入場チケット：12RM。

マレーシア イスラム美術館 博物館・美術館・ギャラリー

建物内に入ると、まず驚くのが真っ白で開放的な巨大空間。
建物そのものが美術館の展示品のような美しさ。

マレーシア イスラム美術館 博物館・美術館・ギャラリー

キンキンにエアコンが効いた館内…外との温度差が激しいので羽織れるものがあると便利かも。
建物内はエレベーターで移動する。

マレーシア イスラム美術館 博物館・美術館・ギャラリー

窓越しに見えるミナレットは、すぐそばの国立モスクのモノ。

マレーシア イスラム美術館 博物館・美術館・ギャラリー

事前に調べたとき、館内は撮影禁止という口コミが多かったけど、念のためスタッフに尋ねたら展示美術品はノーフラッシュなら撮影可能だそう。

マレーシア イスラム美術館 博物館・美術館・ギャラリー

初めて見るイスラム美術品に心躍る。

マレーシア イスラム美術館 博物館・美術館・ギャラリー

世界各地のモスクのジオラマ。

マレーシア イスラム美術館 博物館・美術館・ギャラリー

細かな部分まで再現がしてあり、眺めているとどんどん引き込まれていく。

マレーシア イスラム美術館 博物館・美術館・ギャラリー

モスクそれぞれに個性があって非常に興味深い。

マレーシア イスラム美術館 博物館・美術館・ギャラリー

この階段状の椅子みたいなものは、ミンバルと呼ばれる説教壇。
金曜日の集団礼拝時に、集団に対して説教する時に登って使う。

マレーシア イスラム美術館 博物館・美術館・ギャラリー

裏側は、模様を描いたような複雑な造りをしている。

マレーシア イスラム美術館 博物館・美術館・ギャラリー

コーランは右⇒左に読む。
目で理解できるように、音に合わせて読んでる場所の印が移動していく。

マレーシア イスラム美術館 博物館・美術館・ギャラリー

ミニチュアール絵画のような、繊細で彩りも美しい貴重なコーラン。
時間を忘れて見入ってしまう。

マレーシア イスラム美術館 博物館・美術館・ギャラリー

文字に沿ってところどころに、アクセントのような金色の小花のマークが入っている。

マレーシア イスラム美術館 博物館・美術館・ギャラリー

階段状の見事な透かし彫り。

マレーシア イスラム美術館 博物館・美術館・ギャラリー

フレームのような飾り。

マレーシア イスラム美術館 博物館・美術館・ギャラリー

近づいてみると、細かく造り上げられていて金色で部分的に覆われていた。

マレーシア イスラム美術館 博物館・美術館・ギャラリー

アートのように美しい剣。

マレーシア イスラム美術館 博物館・美術館・ギャラリー

思わず息をのむほどの、緻密な装飾が素晴らしい引き出し家具。

マレーシア イスラム美術館 博物館・美術館・ギャラリー

ベビーピンクのドーム型天井。
館内には４箇所このドーム型天井があり、それぞれ色が違う。
見どころが多すぎて午前中だけど見るのはとても無理たった。
１日しっかりと時間を割いて周りたいと後ろ髪をひかれつつ退散。

ついさっきまで冷蔵庫のように冷えた建物に居たので、外に出た瞬間に暑さでクラクラする。
坂を下って、歩いて国立モスクを横切り…

国立モスク (マスジッド ネガラ) 寺院・教会

面白いシルエットのレトロな建物を通り過ぎて…

旧中央駅のクアラルンプール駅に到着。
2001年にKLセントラル駅がオープンするまで、鉄道の玄関口として使用されていた駅舎。
現在でもKTMコミューターなど、一部のマレー国鉄の発着駅として現役利用されている。
真っ白で素敵な外観とは一転…内部は真っ暗で、足元も整備されておらずそのギャップに驚きながらチケット売り場を探した。

クアラルンプール駅 (旧クアラルンプール中央駅) 駅

迷いに迷って見つけたチケット売り場で並んでみたら、KTMコミューターの切符は駅構内で購入すると教えてもらう。
なので、ホームまで移動。

クアラルンプール駅 (旧クアラルンプール中央駅) 駅

階段を上がって、線路を大きく横切り…

クアラルンプール駅 (旧クアラルンプール中央駅) 駅

KTMコミューターのホームに到着。

クアラルンプール駅 (旧クアラルンプール中央駅) 駅

これから向かう先は、インド系のマレーシア人ヒンドゥー教徒の聖地：BATU CAVE。
KUALA LUMPUR駅⇒BATU CAVES駅まで1RM。
あまりの激安っぷりにビックリ。

クアラルンプール駅 (旧クアラルンプール中央駅) 駅

BATU CAVEはこの路線の終点にあたるので気楽に乗車♪

クアラルンプール駅 (旧クアラルンプール中央駅) 駅

KLを網羅する鉄道・各種電車のほとんどに、女性専用車両が備わっている。

目的地に近づくにつれ、乗客の大半がインド系の人々になっていく。

約30分の電車の旅が終了。

バトゥ ケーブス駅 駅

改札は何があったの？って位ボロボロ…でもよく見ると、改札の保護シートを剥がしていないだけで、それが捲れて汚く見えるだけだった。
しかもこの改札、１RMの乗車券には必要ないのか稼働して無くて、そのまま外に出ることができた。

バトゥ ケーブス駅 駅

BATU CABES駅の立派な駅舎。
外に出た瞬間、日差しが強くてクラクラするので躊躇う人が多いのか、駅構内は大混雑(笑。

バトゥ ケーブス駅 駅

駅舎の左手には切り立った大きな山。

グリーンの大きな猿の神様：ハヌマン像が見えるので、そこを目指して歩いていく。
途中まではアーケードが付いているので楽チン。

バトゥ洞窟 寺院・教会

バトゥ洞窟前に到着。
参拝客を見下ろすように建つのは、南インドの信仰が厚いガネーシャの弟：ムルガン神の金色像。
横に伸びる階段を昇る人々が、豆粒のように小さく見える。
この階段を昇るには体力が必要なので、まずは腹ごしらえすることに。

バトゥ洞窟 寺院・教会

小さな土産物屋や、路上には大量の果物を並べる店が幾つもあるけど、食堂は見当たらないのでズンズン奥へ。

３軒ほど並ぶ食堂の中から選んだのは、黄色い看板が目印の“RANJ RESTAURANT”。

中は思ったより広くて、ツアー客も受け入れている様子。
大半がインド系の家族連れで、ほぼ満席状態の賑わいのなか案内してもらう。
壁面上部には棚があり、ギチギチに並べられる食料や雑貨…あれは売っているのかな？

Menuは見てもわからないので適当にチョイス。

【Special Masala Tea】2.5RM
スパイシーで甘すぎなく、クセになる味だった。

カレーは最初から皿に乗っているわけじゃなく、ナンやチャパティーだけが乗せられたインドプレートだけが運ばれてくる。
その後にスタッフがカレーを持って「どのくらいの量が欲しいか」聞きながら、よそってくれる。

ペンキ缶を3個つなげたようなバケツに、並々入っている３種のカレー。
このカレーは一定時間テーブルに置いて行ってくれるので、お替り自由。

【Special Uthappan】6.5RM
私が選んだのは、お好み焼きみたいに厚みがあって紫玉ねぎとトマトがたっぷり練りこんである南インドの軽食の1つ、ウッタパム。
米粉・ウラド豆の粉を水で溶いた生地を一晩発酵させてから油で焼いている。
手前の白いのが辛くないココナッツチャツネ。
真ん中は辛くなくて、端のオレンジ色が鮮やかなジャガ芋マサラトマトカレーは超激辛だった！！

【Chapathi】5RM
夫はチャパティーを選択。
チャパティーの上にココナッツミルクカレーがかけられて、その代わり、カボチャのサブジが付いていた。
合計：16.5RM。

お腹も満足したところで、いよいよバトゥ洞窟の272段の階段に挑戦。
手荷物を狙う猿は多く、長い階段は終わりが見えなかったけど、洞大鍾乳洞の幻想的な雰囲気は圧巻だった！
続きは04へ。

バトゥ洞窟 寺院・教会