初めてのバルセロナとだいぶ訪れたパリ　パリ食べ物編　

2013/06/20 - 2013/07/01

パリは何度も来ているので食べるものがマンネリになってしまう。
2年前に訪れたPassage53に夫が急に「行きたい」と言い出した（出発1週間前）。
だいぶ前に行くか聞いたら「行かない」と言ったのに…。姫だな〜。
電話するけれど昼食も夕食も空きがなく。
結局、パリの食事はノープランで。

エリア パリ(フランス)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 旅行の手配内容: 個別手配

パリに到着した初日。満場一致でミラマに夕食へ。
空港から頼んだ送迎バンの中で3人で「ミラマコール」。
焼豚は売り切れで焼鴨を。そして待望の！季節の野菜炒め。
バルセロナでは野菜不足だったから。野菜、野菜。

これは食べなければならない。
エビワンタン麺（麺なしもオーダー可）。
フランス人はスターターとして食べているけれど、我らは食事の〆で。
テーブルの辛いソースを足して食べるのが好きです

狭い店にぎちぎちとテーブルが並び、人がいっぱい。予約した方がよい。
広東料理の店。とてもおいしく、毎年訪れている。
昨年、隣のテーブルのフランス人が「中華街なら半額だけれど倍出してもここで食べた方がいい」と。
サービスは中国クオリティ
地下もあるので回転はよいです

厚揚げと野菜のオイスターソース炒めも

店頭の焼鴨

「アパートはミラマから徒歩圏内」というのが夫のオーダー

10時頃でもまだ明るい。歩いてすぐのシテ島へ。ノートルダム寺院の辺りはたくさんの観光客。
しかし中国人の団体ツアーがすごい。
数も凄いがこの時間に観光してる！
だいたい20分くらいで同じ団体が行き来しているから食事ではないでしょう。
で、その団体を眺めながら、ノートルダム寺院すぐのカフェでワインを。
グラスワイン3杯をおつりをチップとして置いて15ユーロ。
思ったより安かった。
深夜までのんびりして歩いてアパートに戻った

2日めは水曜日。今日からパリはセール。予定もないのでセール巡りをすることに。
昼前にサンジェルマンのカフェで。
広場を挟んで向いにはドゥマゴという、もっとも高いカフェエリア。
あまりの高さにびびって、ワインの予定を一番安いカフェに…。
ワイン1杯が10ユーロ近いって！！
長居しましたとも（テラスは高いのでテラスぎりぎりの店内。いろいろビンボー臭い）

テラスにいた素敵紳士。
この広場の先がドゥマゴ。ここはカフェボナパルト

パレロワイヤル近くで昼食。ずっと前にたまたま入った（名前は不明、夫が場所を覚えている）、この辺りにあるレバノンレストランに行きたかったけれど、夫が「フレンチがいい」というので、通りにカフェやビストロがずらりと並ぶところで品定め。

日替わりの一つ。鶏肉のレモンコンフィ。肉の倍の野菜が付け合わせ

同じく日替わり鱈のソテー。タプナードソース付き。こちらもブロッコリーがたっぷり。付け合わせのパスタもおいしかった！日替わりは15ユーロ。
他にカラフェのハウスワインを
適当に入ったカフェだけれどおいしかった。場所柄、観光客もいなかった。
人気はハンバーガー。今年はどこもハンバーガーがメニューにあって（数種類）、食べている人も多かった

カフェへ。甘いものが食べたかったのでホットチョコレート。
パリは肌寒い

2日目の夕食。LINEで別行動中の友人と連絡を取り合い、ボンマルシェへ。
今日はアパートで夕食。
それぞれが食べたい物を買ったのでメニューに統一性がない。
鶏肉のソテーショウガ風味（中華）、豆コロッケ（中東）、ホタテの何か（フレンチ）、レンズ豆サラダ（フレンチ）、プロヴァンス風パテ（フランス）、ハモンセラーノ（スペイン）、タブレ（中東）
他、ワイン2本とシャテルドンと

朝食。階下がパン屋なので助かる。
アランミリアのジュース、バゲット、ホットチョコレート、トマト、フロマージュブランにつぶれた形の桃

LENSの新ルーブルへの車中。昨晩食べられなかった小さな焼き菓子を

LENSの新ルーブルにあるレストラン。予約してなかったから1時間後になってしまった。

お通し。パンとチーズディップとキュウリとトマト

あまりに込んでいた。平日なのに。館内にカフェはあるけれど。
ここで食事するなら事前に予約した方がよいです。
初めは壁際が空いたのだけれど、「窓際」を希望して無事、席を用意してもらえました

ランチメニュー。メインとデザートの2皿に。
ウズラ。おいしい。内臓も肉もミンチにしたものがつまっている。
野菜のスープ煮と

デザート。右側はサクランボ煮。温かくてとってもおいしかった。
お会計時、「前菜とメイン」の価格になっていた（こちらの方が高い）。
もちろん、訂正してもらった。
星レストランの運営とのことで、サービスの人は感じがよいけれど、
いかんせん、忙し過ぎていろいろ不都合が発生する。
時間がないとイライラするかも

3日目の夕食はアパートから歩いて10分くらいのここへ。ネオビストロ。
前日の電話予約で。「最後のテーブルだよ」と。危ない危ない

前菜、メイン、デザートで40ユーロ。いずれも数種類から選べます。
メニューはフランス語と英語併記

アミューズのガスパチョ

冷たいクリームスープ。緑はグリーンピースのソース。エビを細かく刻んで軽くボール状にしたものを浮かせて。エビの上には刻み海苔！おいしいです

ris d'agneau（子羊の胸腺）、レモンコンフィ（写真は２人前）。サービスの男性が「agneauとは違うよ」と心配そう。「全然大丈夫」と伝えたら喜んでいた。肉の下には人参と大根の銀杏切りしたものが敷かれていた。白ごまをふって。これがとってもおいしくて、帰国後、レモンコンフィを仕込んでいます。ris d'agneauは手に入らないので鶏肉で真似してみよう。レモンコンフィを仕込んでおけばタジンにも使えるな。
友人は魚を。かなり美味しかったと。
この旅でレモンコンフィは２度目の遭遇。流行っているのかな？

デザート、これはまあまあ

夫のデザート。これが絶品！なんだったか忘れてしまったけれど、メロンだった

店の様子。
とてもよい店だったので、その場で翌々日の夕食も予約。サービスの男性が「どこの席がいい？どこでもいいよ！」というので、その時座っていた席にした。何気にこの席が一番いいのだ。サービスの男性もそう言っていた。（店が見渡せる席）

4日目の昼食はグランパレのレストランで。隣合わせでセルフサービスのカフェもある

日本では食べられなくなってしまった生肉！牛肉のタルタルが食べたかった。自分で調整する仕様。
たっぷりの赤身の肉は色も素晴らしく、まぐろを食べているような感じでクセもなく。大変美味しかったです

夫はハンバーガー。この旅で気になったのはハンバーガーブーム。どこもとてもおいしそうだった。
で、このパティがまた素晴らしい。焼きがレアなんですよ！

シャンゼリゼ劇場から戻って夕食。22時半頃だったのでアパートの近くで気軽に食べられるここへ。去年も来た。
カウンターで名物のシャルキュトリーをつまみながらワインを飲むだけでもよし、がっつり食べてもよし、アイドルタイムもなく、パリでは使い勝手のよい店です。もちろんおいしい

大好きな poitrine がメニューにあったので頼んでみた。やっぱりおいしい。野菜もたっぷり。野菜のjusがさっぱりしていてちょうどいい

夫のババ。これ絶品

エクレアはまあまあ。今日はイルフロタントがなかった。残念…

最終日に具合が悪くなったので、出先からアパートへ戻る。夫と友人はパリ在住夫婦と街外れのベトナム料理屋へ

何年か前に行ったところは「料理人が変わって味が落ちた」とかで別のところへ。これは牛肉の春巻き。「私の夕飯用に春巻きをお持ち帰りしてください」と頼んだら、この巨大春巻き２本とソースがやってきた。

夫と友人は食べ過ぎたと。夜は一昨日の絶品ビストロを予約していたのだが、私は行けないし、二人で行くのは嫌だというから泣く泣くキャンセルした。
残念。1日ゴロゴロしてたら体調は戻ったけれど、２食無駄にしたのが悲しい。
いや、夕食に食べた春巻きはとても美味しかったです（1本は昼食でお腹いっぱいになった夫が夕食に食べた）

フォー。おいしそう…

この日は夫がデジカメにSDカードを入れ忘れたので、全部iphoneでの撮影

「ブンチャーもあったよ！」とうれしそうな夫。ホーチミンやハノイの屋台と同じ味でとてもおいしかったそう。来年、リベンジしよう。エスニックで始まりエスニックで終わったパリの食事…