二度目のタイペイはお正月。羽田空港から「台北松山空港」へ②（２日目・PART1～「猫空ロープウエー」）

2014/01/02 - 2014/01/05

二度目の台北。
個人手配で、
航空機：「チャイナ エアライン」正規割引航空券、羽田～台北松山空港で二人分全て込みで105,320円。
宿泊：「ザ・シャーウッド台北 (西華飯店)」、３泊全て朝食付きで約７万円。

なお、マイルは同じスカイチームメンバーの「大韓航空」に付け、片道1,330マイル、往復で2,660マイルでした。

★２日目は、猫空、淡水と市内観光スポットを歩きます。

　①出発～「饒河街夜市」散策
　http://4travel.jp/travelogue/10824729
★②「猫空ロープウェー」で、猫空へ
　③「指南宮」散策
　④「淡水」散策
　⑤「昇恒昌免税店」と小籠包の名店「小上海」での食事
　⑥「テレサ・テンのお墓」
　⑦「金山老街」散策
　⑧「龍山寺」エリアを散策
　⑨「華西街観光夜市」と「産毛取りエステと足裏マッサージ」
　⑩「故宮博物院」
　⑪「台北１０１タワー」から帰国

エリア 台北(台湾)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 5.0
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス タクシー 徒歩 飛行機
• 航空会社: チャイナエアライン

二日目です。

ホテルの正面右側にあるオブジェ。
旅行サイトやホテルサイトで、このホテルの案内には時々載ってますね。

ザ シャーウッド 台北 (台北西華飯店) ホテル

ホテル前の通りの、中央分離帯にある街路樹。

2年前７月にここに泊まった際は、滞在中ずっと台風が台湾上空に居座り、この街路樹の何本かは折れていました。
それに引き換え、今は気温がおよそ１６℃。
暑くもなく寒くもなく、ベスト。
本日の天気予報は「晴れ一時雨」ですが・・・。

ホテル正面エントランス。

中には、クリスマスのデコレーション。

「The Sherwood Taipei」といっても、こちらのタクシー運転手さんにはなかなか通じません。
「西華飯店」と言わねば。
前回経験済み。

といっても、実際は通じないので、書いたメモまたはホテルで貰う名刺みたいなものを提示します。

１Ｆエレベータホール。

エレベータ内。

朝食に向かいます。

朝食会場はＢ１。

ここの売りは何といっても新鮮なサラダ類。

レタスなども丁寧に洗ってくれていて、綺麗だし安心。
種類も豊富。
洗いがずさんだと、まれに虫なんかがいますのでね。

英国風にカリカリに焼けたベーコンや、両面焼きの目玉焼きなど私好みの料理もこの後食べたのですが、食べるのに必死で、写真を失念。
まぁ、明日もあるか。

レストラン内、圧倒的に日本人客が多いです。

日本人おじさん、皿を持ち上げて食べていたりして、こっちがドキドキしますが・・・。
関係無い、と割切りましょう。

パン類も美味しい。

ちらっと写っているサーモンも、このホテル朝食の狙い目。

１Ｆ正面ロビーでは、クリスマスツリーを前に生演奏中。

チェロを女性が弾き、ハープを男性が奏でるという配置。

家内、「別にいいじゃない」。
まぁ、そうだが。
違和感がある、というだけの話（哀）。

これから、まず猫空ロープウェーに行きます。

最寄のＭＲＴ駅までは、ガイドブックなどによると徒歩８分とありますが、普通に歩いても６〜７分で着きます。

この日は、１月３日（金）。

台湾では、新正月という概念がないので、普通のラッシュです。
路面バイク駐車場。
いつ見ても圧巻。

見えてきたＭＲＴ「中山国中」駅。

ＭＲＴ文湖線は、復興北路に沿ってモノレール型で走っています。

中山国中駅 駅

横断歩道を渡れば、ＭＲＴ駅ですが・・・。

道路では、バイクがスタートラインに付き、
「On Your Mark, Set, Banng!!」という感じです（爆）。

ベトナムのバイク軍団には、一歩譲りますが、台湾もバイク凄いぞ！

チケット販売機。

ですが、悠遊カードを持っているので写真だけ。

ＭＲＴ（捷運）は、路線別に色分けされていて分かりやすい。
急行などもなく、全部が各駅停車ですので、この点も分かりやすい。

運行は、台北捷運限公司です。

最寄は、「中山国中」。

文湖線の色は茶色で、目的地の「動物園」駅までは一本で行けます。
調べますと、所要時間は２０分。
料金は、悠遊カード利用時２４ＮＴ＄（８４円）。
安い、安い！

駅構内・車内は大変清潔。
駅構内や車内での喫煙、飲食行為、ガムを噛む事も禁止で、違反すると1500NT$の罰金だそうです。

文湖線は、モノレール式ですので、車両が小さい。

座席は、完全セパレート式です。

２０分程で、予定通り「動物園」に到着。
終点ですので、これまた安心。

ホームドア完備です。

ホーム上から、来た方を望みます。

同じくホームから、眺めているのは「台北市立動物園」。

文湖線車両。
小さくて、玩具みたいです。

動物園駅 駅

ロープウェー駅に向かいましょう。

漢字だと、なんとなく意味が類推できる・・・。

確かに、駅構内は綺麗です。

台北市立動物園前には、植栽。

職人さんが、動物の姿に刈り込んでいました。

向かって右手にＭＲＴ。

ほんとに、可愛いサイズ。

５分程で、猫空ロープウェイ に到着。

ここは、「動物園」駅。

動物園駅 駅

一般車両と「水晶車両」に分かれていますが・・・。

水晶車両というのは、床が強化ガラス製の「透明キャビン」。
運行当時は１３０基あるゴンドラの内１基だけだったようですが、今はもう少し多いようです。

もちろん、そんな怖い思いしたくはなく、一般へ。

キティちゃん。

驚きました。
調べると、「猫空ロープウェイ」のイメージキャラクターに、サンリオのハローキティが採用されてるみたい。

期間は２０１３年１２月６日から一年間。
４種のラッピングが施されたゴンドラの運行を開始すると共に、ハローキティをデザインしたICカードや、関連グッズも発売している。

確かに、猫空にぴったりのキャラクター。
キティが招き猫になるか・・・。

トイレにも。

強烈に可愛いなぁ。

猫空ロープウェイは、2007年開業。
ところが、2008年9月の台風災害で2010年3月まで営業停止となるなど、厳しい経営状況が続いているそう。

キティは乾坤一擲の起爆剤になるか？

運賃は、１駅区間乗車30NT$、２駅区間乗車40NT$、３駅区間乗車50NT$。

その他の特殊チケット類も豊富です。

猫空ロープウェイ3回乗車券：価格150NT$（当日限り有効。ロープウェイは3回まで乗車可）　
観光パスポート(猫空ロープウェイ版)：価格250NT$（当日限り有効、ロープウェイは3回まで乗車可、MRT、バスは乗り放題）

安い。
運行は、ＭＲＴと同じ台北捷運限公司。
扱いは観光地の特殊なアトラクションではなく、一般交通手段という範疇なんでしょうね。

さぁ、乗り込みます。

これは１台前のゴンドラ。

この大きい滑車で、回しているみたい。

なお、定期点検メンテナンスのため、毎週月曜日は終日営業しません。祝日の場合は翌日に順延。
ご注意を。

この、グリーンのゴンドラに乗りますよ。

進行方向は、少しもやっています。

後ろ側（台北市内方向）は、やや明るいです。

フランスの「POMA」というロープウェイシステムを導入してるとか。

それにしても長い。
ゆったり。
全長は4,033mもあるそうです。４?です！

直角に曲がったりします。
ロープウェイとは、普通は一直線で進むものという固定観念、吹っ飛びます。

急激な角度変化に対応したり、作業員の乗降用に、一般客は途中下車できない駅が２つあります。

最初の駅は、「動物園内」駅です。
ここまで、１２９７?。

駅ごとに、一旦ドアが開き、係りのスタッフが様子を伺うように覗き込みます。
終点まで行くので、「ハロー」とだけ挨拶。

猫空ロープウェイ その他の交通機関

足元には、作業用の階段が。

これを上り下りして保守していくのは大変だろうなぁ。

進行方向右手には高層・高級マンション。

動物園駅から終点の「猫空」駅までの乗車時間は30分ほど。
ゆったり、のんびり。いいですねぇ。

ちなみに、首都圏で有名な千葉の「鋸山ロープウェー」は全長680m、片道５００円ですので、その規模とお得感が分かりますね。

このロープウェー、終点まで行っても５０ＮＴ＄（１７５円）だし、距離は４?も・・・。

ひとつのワゴンには8名まで乗車可能です。
車イスやベビーカーもOKとか。

後ほど訪れる予定の「指南宮（ジーナンゴン）」が見えます。

終点の「猫空」駅に到着。

猫空 散歩・街歩き

“Year of Hello Kitty” Campaign。

スタンプを集めると記念品が貰えるらしい。

キティちゃんは、今や世界のキティ。

猫つながりで、猫空（マオコン）にはぴったりです。

「猫空」駅です。

この時間はまだ人も少なく、ロープウェーのゴンドラも空車が結構ありました。

あんまり混んでくると「相席」に？
なんか嫌ですね。３０分はさすがに長いでしょう。

「猫空」という地名は、でこぼこした地形をあらわす現地語に、漢字の音（マオコン）を当てはめたのだそうです。

でこぼこした地形とは、壺穴地形といわれ、壺穴出現の主な要因は川底の凹部分にはまった石礫が河水の衝撃を受けて動き回り、硬さの異なる川底で次第に楕円形、ひょうたん型、卵形などの凹型洞窟が作られたそうです。

また、昔はこの辺りは大変辺鄙で、主な産業もなく貧乏で、飼っていた猫が逃げた、空に消えたなんてこともあったとも言われているとか。

今では、「お茶」という産業も発展し、観光でもたいしたものです。
こんな台湾レストランも沢山あります。

人形焼キャラクターバージョン。

分かりづらいですが、お茶畑です。

写真の中央には・・・。

結構立派なお墓ですね。

猫空には、たくさん茶芸館があります。

お茶好きにはたまらないスポットです。
我々は、コーヒー派なんであんまり興味ない・・・。

こんな感じ。

も一つ、こんな感じ。

更に、こんな感じ。

しばらく行くとお寺がありました。

天恩宮 寺院・教会

ここは新興宗教である「一貫道」の道場だそうです。

大香炉。

建物は4階建てで、白い柵と橙色の瓦、紅色の柱という伝統的な中国宮殿様式です。

新興宗教らしい、「ご本尊」。

荘厳だけど、笑ってしまう・・・。

中華圏の神様も、西洋の神様も並列して祀られています。
また、古代の神様も現代の神様も同じく並べられ、一貫道の創始者の像も祀られています。

着色染料に使われるベニノキにも似てますが・・・。

木犀です。

いい香りがずっとしていると思って探したら、これでした。

日本で秋になると花が咲き、強い香りを出す「金木犀」はこの亜種。

香りは、金木犀の１０分の１くらいです。

駅構内のコンビニ「ハイ・ライフ」で休憩します。

台湾の四大コンビニ中、唯一の台湾資本コンビニ。

台湾四大コンビニとは、「セブンイレブン」「ファミリーマート（全家(チュエンジャー)）」、「サークルK（OKマート）」と、 ハート印の「ハイライフ（萊爾富)」。

猫空 散歩・街歩き

まぁ、普通のコンビニですね。

台湾コンビニ名物の八角の強い臭いは、茶葉蛋（チャーイエダン）。
お水にお茶と醤油や砂糖、塩、漢方などと一緒に、軽く割れ目を入れた卵を殻のまま投入して煮こんだもの。

でも、買ったこと無〜い。

イートインコーナーで、コーヒーを飲みます。

一杯３５ＮＴ＄。
サイズ小で、この大きさ。タバコと比べると分かりますか。

コーヒー、案外美味しかった。

「小心地滑」。

スリップ・転倒注意ですね。

小心は日本語で言えば「用心」がぴったりきますね。

「Caution」とありますが、「Be careful」と言うほうが・・・。
でも、見たところそんなに危なそうにないので、「Mind」が妥当？？

それでは、「猫空」を後にして、「指南宮（ジーナンゴン）」に向かいます。

http://4travel.jp/travelogue/10846454

この旅行記へのコメント （2）

• yummyさん 2014/01/11 14:14:48

  明けましておめでとうございます。

  明けましておめでとうございます。
  本年も宜しくお願い致します。
  
  旅行記楽しみにしておりました。
  今回は個人手配で行かれたんですね！
  円安は本当に旅行者にとって辛いですよね。
  しかも行ったことあるところだと『前は○○円だったのに』って考えちゃいますし!
  
  ここは知りませんでしたが、なかなか楽しそうですね♪
  台湾で日本語や英語は通じますか？
  台湾は食事も美味しそうですね。
  続編も楽しみにしております♪
  

  entetsuさん からの返信 2014/01/12 06:11:46

  投票&書き込み下さり、有難うございました

  yummyさん、こんにちは。
  明けましておめでとうございます。
  去年は、私のようなおじさんにお付き合い下さり有難うございました。
  今年も宜しくお願いします。
  
  台湾、二度目でしたがゆっくり回れました。
  ＭＲＴやバス便で自分たちだけで動けます。
  治安もいいし、国民は親切です。
  
  日本に統治されていたとはいえ、その際の日本人の振る舞いが「抑え込む」というより、「教える」というスタイルだったらしく、親日のお爺さん多いんですよ。戦後も、日本の文化は彼らに取っては憧れだったようです。
  
  「台湾で日本語や英語は通じますか？」
  あんまり通じません。土産物屋などはもちろん日本語ＯＫですが、街中は英語・日本語とも・・・。
  読む方は、漢字文化なので、何となくわかります。中国のように略字ではないのでなおそうです。
  もっとも、「汽車」が自動車だったり、「手紙」がトイレットペーパーだったり、ちょこちょこ意味が違うので、要注意。
  
  続編、ぼちぼち書いてまいります。
  
  風邪などひかないよう、ご自愛ください。