
2012/12/21 - 2012/12/23
1803位(同エリア4522件中)
滝山氏照さん
冬季北海道、JRで札幌から函館に移動し函館駅から半日観光バスに乗って五稜郭を訪問しました。
「五稜郭誕生」
五稜郭誕生のきっかけは、嘉永6年(1853)のアメリカ艦隊の来航、いわゆる「黒船来航」という大事件にあります。開国要求に屈した徳川幕府は、安政元年(1854)日米和親条約を締結し、箱館(明治になるまで、凾館は「箱館」と表記)を開港場としました。
この箱館を治めるために幕府が設置した「箱館奉行」は、産業の育成や開拓を進めると同時に箱館の防備強化を図り、蘭学者の武田斐三郎に奉行所庁舎の移転に伴う新しい要塞の設計を命じました。
西欧の学問や技術を研究する「箱館諸術調所」の教授を務める優れた教育者でもあった武田斐三郎は、ヨ?ロッパの「城郭都市」をモデルとする要塞を考案し、工事に約7年の歳月を費やした五稜郭は、蝦夷地の政治や外交、防衛の拠点、まさに蝦夷地の要として誕生したのです。
「幕末の動乱 箱館戦争」
アメリカの要求に屈した徳川幕府に対する不満は討幕運動へと発展し日本を分割する争い、戊辰戦争が起ります。
大政奉還、江戸城明け渡しなど、風前の灯火となった幕府勢力の中、旧幕府海軍副総裁榎本武揚は、陸軍諸隊を収容した艦隊を率いて蝦夷地へ渡り五稜郭を占拠しました。
彼らは、明治元年(1868)12月、仮の政権を樹立し、徳川家臣による蝦夷地開拓の許可を政府に求めますが、翌2年(1869)春、政府は討伐軍を派遣して旧幕府脱走軍への攻撃を開始、箱館戦争が勃発。
圧倒的な戦力で攻撃してくる新政府軍の前に土方歳三ら歴戦の面々の抵抗も空しく五稜郭は包囲され旧幕府軍は降伏。幕末維新の動乱は終結しました。 (五稜郭タワ?パンフレットより)
- 交通手段
- JALグループ ANAグループ JR特急 JRローカル 徒歩
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真冬の新千歳空港(2012・12・21)
午後のJAL機で羽田空港発、夕方に新千歳空港到着します。 -
新千歳空港駅
空港地下の新千歳空港駅と接続、外気に触れることなく移動できて利便性が高い駅です。 -
札幌移動
新千歳空港駅からエアーポートにて札幌駅に移動します。当地の車輛は外気遮断のためドアが二重に設置され、寒冷地域らしい対策がなされています。 -
札幌駅
すでに17時を過ぎてsっぽ路駅の周辺はイルミネーションで飾られています。 -
札幌駅地下街
冬季でもあり仕事を終えた頃を多数の人が地下街を利用、地下鉄もとても混雑状況です。 -
早朝移動(2012・12・22)
函館移動の為JR札幌駅に向かいます。宿泊したホテルを出ますと積雪のため足元が不安ですが、滑り止めの付いた靴を準備していましたので何とか大事にならずにすみます。 -
地下鉄駅周辺
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地下鉄駅
札幌の地下鉄はタイヤで動きます。始発時刻が遅いのでずいぶん待たされました。駅構内にはオールナイトを過ごした若者たちが一番列車を待っています。 -
始発地下鉄
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JR札幌駅
まず小樽まで各駅停で移動します。 -
ラッセル車
さすが雪国です。ラッセル車がホームを通過します。 -
JR小樽駅
自分が乗った小樽駅行電車が小樽から引き換えし江別行となります。 -
小樽駅構内
8:7発長万部行を待ちます。函館本線と言いますがダイヤ本数は極めて少なく急ぐ場合は予め時刻表で確認する必要があります。 -
然別(しかりべつ)駅
途中の然別駅風景ですが積雪が多く信じられない風景です。 -
倶知安(くっちゃん)駅構内
駅舎の屋根には積雪の厚さに驚きます。 -
樹林風景
函館本線は晴れ間も見えず100%の銀世界です。 -
長万部(おしゃまんべ)駅舎
当駅で函館行の特急に乗り換えます。 -
長万部駅前風景
ざっと見渡すと食事する食堂などの店舗は見当たりません。 -
長万部駅ホーム
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特急車内風景
自由席ですが空席がいくつか見られます。 -
北海道三昧冬御膳
車内で買い求めた弁当で空腹を満たします。 -
弁当
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函館近郊
もうすぐ函館駅ですが車輛基地と思われる風景です。 -
函館近郊
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函館駅到着
函館駅は上野駅と同様に頭端式(櫛形)ホームとなっており、いやがうえにも終着駅のイメージが高まります。 -
函館駅ホーム
隣ホームには津軽海峡線にて新青森駅連絡特急のスーパー白鳥(789系)のようです。グリーンの色調と独特の先頭車輛(北欧型デザイン)が印象的です。 -
イベント用ディーゼル車
「SLはこだてクリスマスファンタジー号」の客車を牽引するんでしょうか。 -
函館駅改札口
12時過ぎに函館駅到着、ホテルチェックインまで時間の余裕を利用して駅前発半日観光コース(函館山=五稜郭=トラピスチヌ修道院)を申し込みます。 -
函館山ロープウエイ
あいにくの悪天候で山頂からの景色は期待できません。 -
函館市街展望
函館山頂上は風雪激しく視界が全く効きません。 -
函館市街展望
暫く時間をおいて建物の窓から市街を捉えますが、わずかに視界が開けて来ます。 -
五稜郭展望塔
五稜郭訪問は2回目ですが展望塔は再建されていました。 -
五稜郭模型
展望塔内部見学、五稜郭全景の模型が配置されています。 -
函館奉行所
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五稜郭展望
展望塔から雪化粧した五稜郭を一望します。観光バスの時間割が決まっていますので展望塔から見るしかありません。 -
函館奉行所庁舎
五稜郭中央部には函館奉行所がありました。 -
五稜郭説明板
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土方歳三像
新選組副長だった土方歳三が榎本武揚らと共に北海道に新政府を作り、やがて攻め込んでくる新政府軍との戦いに臨みます。しかしながら銃器を中心とした新鋭軍隊の相手ではなく次第に追いつめられる中、歳三は戦死します。 -
土方歳三像
1階フロア?にも歳三の像が建っています。 -
土方歳三説明板
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五稜郭展望塔案内所
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トラピスチヌ修道院
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トラピスチヌ修道院説明板
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聖ミカエル像
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聖ミカエル説明板
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修道院風景
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聖マリア像
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修道院風景
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修道院風景
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修道院風景
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修道院風景
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市電函館駅前(2013・12・23)
宿泊地の湯の川温泉から始発の市電に乗り込み函館駅前下車、これから朝市に向かいます。 -
凾館駅前周辺
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朝市場
道路の向こうに朝市の建屋がいくつか見えます。 -
朝市内部風景
イカ飯で有名な函館ですから、シンボルとして大イカ(複製)が市場中央に配置されています。 -
朝市内部風景
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朝市食堂
建屋の2階に食堂があります。ワンコイン(500円)の海鮮丼をいただきます。おいしいです。 -
朝市全景
凾館駅側から朝市の建物を捉えます。 -
JR函館駅
駅前は広く各方面と連絡するバス路線は多数あり、今回は凾館空港から帰ります。そのため駅前から空港直通バスを利用します。 -
凾館空港連絡バス
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空港連絡バス出発
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津軽海峡側風景
連絡バスから津軽海峡の風景を捉えます。天気はよくありません。 -
土方・啄木浪漫館
連絡バスから捉えた観光施設があります。 -
函館空港
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函館空港
滑走路は全面雪に覆われ、除雪作業しているアナウンスが聞こえます。 -
函館山
空港の向こうには函館山がはっきり見えます。 -
出発ゲート
早く着きすぎました。 -
出発案内板
ANA854便にて東京に向かいます。 -
空港滑走路周辺
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機材到着
自分が乗る機材が若干遅れて到着です。 -
空港風景
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空港風景
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機材離陸
機内からプロペラ機を捉えます。札幌丘珠空港ー函館空港のフライトで使用される機材と思われます。 -
函館山全景
滑走路の向こうに函館山が見えます。 -
陸奥湾
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アクアライン
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羽田空港着陸
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