平和の街ヤンゴン＆古の都バゴーを歩く！

2013/07/12 - 2013/07/15

3連休でミャンマーに行ってきました。バガンやチャイティーヨーなど、行きたい所が目白押しのミャンマーやけど、今回はヤンゴンとバゴーをまわりました。ヤンゴンとは「戦いの終わり」という意味であり、平和を象徴する意味であるという。かってじいさんが生前、戦争ではなく訪れてみたかったと言っていたミャンマー。この時代の日本に生まれ、平和になったミャンマーをこうして旅することができたことに感謝しつつ、パヤーを参拝しながら色々なことを考えた3日間でした。

（今回の行程）

１日目　移動＆ヤンゴン
２日目　バゴー
３日目　移動

(フライト)

KIX--[SQ615]--CHANGI(SIN)--[3K585]--YANGON

YANGON--[8M231]--CHANGI(SIN)--[JQ616]--KIX

エリア ヤンゴン(ミャンマー)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 航空会社: ジェットスター航空 シンガポール航空 ミャンマー・ナショナル航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

☆Myanmar-Yangon★

シンガポールまではシンガポール航空のマイル利用。シンガポールからはジェットスターで約3時間のフライトでヤンゴンへ。飛行機の隣のおっちゃんが20年前に日本に住んでたとかで、日本語で色々教えてくれた。彼は仕事でシンガポールに赴任しているらしい。ジェットスターは価格が安いから、出稼ぎの人が多いのだそう。

☆Myanmar-Yangon★

「ボージョーアウンサン・マーケット」
とりあえずロンジーを購入し、現地人の仲間入りを果たす(^ ^)

☆Myanmar-Yangon★

マーケットの近くで油絵を書く少女。侮る事なかれ！めちゃ上手いし！1枚1000チャット＝約100円です。

☆Myanmar-Yangon★

ダウンタウンを歩いているとひときわ目立つ寺院が見えてくる。「スーレー・パヤー」だ。

☆Myanmar-Yangon★

「スーレー・パヤー」
ダウンタウンのシンボル的存在。街の通りはこの「スーレー・パヤー」を中心として創られているそうだ。買い物などのついでにお祈りに来る人などが多いのだそう。

☆Myanmar-Yangon★

☆Myanmar-Yangon★

「スーレー・パヤー」
入り口付近にある菩提樹。人々はまず初めにここで祈りを捧げてから、仏塔へと向かう。

☆Myanmar-Yangon★

「スーレー・パヤー」
パヤーの中にある一室。ここでは仏教についての講義が行われており、みんな熱心に勉強している。

☆Myanmar-Yangon★

「市庁舎」とその後ろには「 TRADERS HOTEL」

☆Myanmar-Yangon★

「旧最高裁判所」
このひときわ目立つ建物はイギリス統治時代のもの。

☆Myanmar-Yangon★

各国大使館なども多いこの辺り「チャウタダ郡区」はイギリス統治時代の建物が並ぶ。太平洋戦争で日本軍の爆撃を受けたものも現存しているらしい。

☆Myanmar-Yangon★

この付近はなんだかミャンマーではない雰囲気。

☆Myanmar-Yangon★

「ヤンゴン川」川の向かい側は貧しい地域でもあると地元の人は教えてくれた。

☆Myanmar-Yangon★

「チャウッダージー・パヤー」
寝仏の高さは17m、長さは70m。仏像を覆う巨大な建物は日本の技術(駅の屋根を作る技術)が生かされてるのだそう。

☆Myanmar-Yangon★

よく、前からはガイドブックで見れるけど、後ろは来ないと見れないよね。とか言うし、後ろからもしっかりと撮影。

☆Myanmar-Yangon★

「シュエダゴォン・パヤー」
今回のメイン、シュエダゴォン・パヤーへとやってきた！

☆Myanmar-Yangon★

歩き方を片手にと思っていたら、パヤーの公式ガイドが話しかけてきたのでお願いすることに。分かりにくい専門用語とかは、分かりやすく解説もしてくれた。

☆Myanmar-Yangon★

パゴダの周りには4箇所、東西南北に「祈祷堂」があり、順番にまわっていくそうだ。

☆Myanmar-Yangon★

☆Myanmar-Yangon★

仏像にも電飾が取り入れられている。意外とシュエダゴォンのパヤーでも電飾されているのが多かったのは驚き。

☆Myanmar-Yangon★

☆Myanmar-Yangon★

こちらは仏塔のミニチュア。ミニチュアといっても、全て純金でできているらしく、使われている金は実に7キロらしい。

☆Myanmar-Yangon★

大きなヒスイ2つからなる仏像だそうだ。

☆Myanmar-Yangon★

天井にある仏様のレリーフ。

☆Myanmar-Yangon★

ミャンマーの人々にとって祈りは欠かせないものだそう。シュエダゴォン・パヤーへの訪問に感極まって涙する人も。

☆Myanmar-Yangon★

夜の闇と電灯の灯りが、何とも深い黄金の色を演出しています。

☆Myanmar-Yangon★

「シュエダゴォン・パヤー」の寝仏は18.5mだそう。

☆Myanmar-Yangon★

闇夜に映える黄金色が美しい。中心の仏塔は純金の板が貼り付けられているそうだ。また、その他の建物には金箔が使われているそうだ。いったいどれだけの金が使われているんだろう(･･;)ちなみに金や宝石などは善男善女が寄付したものばかりだそうだ。

☆Myanmar-Yangon★

☆Myanmar-Yangon★

自分の生まれた曜日にはそれぞれの神様がいる。8曜日、すなわち月曜日〜日曜日までに加えて、水曜日だけは午前と午後の2つと8つの神がいるそうだ。自分の曜日の神様を参り、5回水を仏像にかけるとご利益があるという。

☆Myanmar-Yangon★

私は木曜日の産まれなのでこちら。
鼠だそうです。鼠は知恵の象徴らしい。
私も現地の人にあやかって、ちゃんと水を5回かけてきました。

☆Myanmar-Yangon★

☆Myanmar-Yangon★

「マハーガンタの釣り鐘」
かって英国が持ち出そうとしたが、川に沈めてしまった鐘。大英博物館で観るよりはここにある方がずっといいです。

☆Myanmar-Yangon★

英国に沈められた釣鐘を引き上げる様子を描いた絵。バンブーで引き上げたんだぞ！っていうから凄い。

☆Myanmar-Yangon★

暗くなるにつれて、仏塔の輝きもまた一層深みを増す。

☆Myanmar-Yangon★

☆Myanmar-Yangon★

祈祷堂の一つ。どの方角だったか。

☆Myanmar-Yangon★

仏塔のてっぺんにはダイヤモンドがあるが、不思議な事に見る場所によって色が変わる。写真は黄色。

☆Myanmar-Yangon★

こちらは緑。あとは赤く見える場所もある。
といっても、それぞれ一歩動くだけなんやけど。
これはガイドに教えてもらわんと分からんわ。

☆Myanmar-Yangon★

雨が強くなってきたけど、雨だからこそ出会える美しいシュエダゴォン・パヤーに夢中でシャッターを切った！シャッターを少し解放すると、さらに幻想的な写真が次々に撮れた！

☆Myanmar-Yangon★

☆Myanmar-Yangon★

☆Myanmar-Yangon★

☆Myanmar-Yangon★

☆Myanmar-Yangon★

☆Myanmar-Yangon★

雨はどんどん強くなったけど、雨とパヤーの織り成す光はほんまに幻想的で、しばらく釘付けでした。

☆Myanmar-Bago★

翌日、車をチャーターし、バゴーへと向かった。バゴーまではヤンゴンから約2時間の距離。まずはバゴーで一番の名所「シュエターリャウン寝仏」へ。鉄道建設の際に、ジャングルより発見されたそうな。全長は55m。

☆Myanmar-Bago★

「シュエターリャウン寝仏」
別の角度から見ると、全く違った表情にも見える。

☆Myanmar-Bago★

「シュエターリャウン寝仏」
寝仏の台座には寝仏が造られるまでの物語が描かれている。

☆Myanmar-Bago★

「シュエターリャウン寝仏」
足の裏の装飾は見事です。

☆Myanmar-Bago★

「王宮跡」
モン族の王宮を再現したもの。
現在も発掘調査が続いているとか。

☆Myanmar-Bago★

「王宮跡」

☆Myanmar-Bago★

「王宮跡」

☆Myanmar-Bago★

「王宮跡」
ビルマ文字の看板。当然なんて書いてるかは読めへんけど、ビルマ文字は美しいよね。

☆Myanmar-Bago★

「シュエモード・パヤー」
114mとシュエダゴォン・パヤーよりも高いらしい。

☆Myanmar-Bago★

「シュエモード・パヤー」

☆Myanmar-Bago★

「シュエモード・パヤー」

☆Myanmar-Bago★

「シュエモード・パヤー」

☆Myanmar-Bago★

「シュエモード・パヤー」

☆Myanmar-Bago★

「シュエモード・パヤー」

☆Myanmar-Bago★

「シュエモード・パヤー」

☆Myanmar-Bago★

「シュエモード・パヤー」
床は全て大理石でできている。日中は強い日差しの為、足の裏が焼けるほど熱くなるらしい。今回は雨季のためにその心配は無かったけど、雨でスリップするぞ(･･;)

☆Myanmar-Bago★

「シュエモード・パヤー」
地震で崩れた仏塔も展示されている。目の前で見ると使われてる木材の大きさを実感する。

☆Myanmar-Bago★

「チャイプーン・パヤー」
4面に巨大な仏像が配置された仏塔がある。これだけの大きさの仏像が4面に配置されているのはとても珍しいらしく、名所となっている。ちょうどヤンゴンとバゴーの間ぐらいにあるので立寄りやすかったりする。

☆Myanmar-Bago★

「チャイプーン・パヤー」
仏像はそれぞれの方角ごとに表情が違う。

☆Myanmar-Yangon★

翌日、早朝にミャンマーを後にする。
空港へ行く途中、「シュエダゴォン・パヤー」の近くでタクシーを止めてもらい撮影。早朝からお祈りに出掛ける人もけっこういる。

☆Myanmar-Yangon★

「ヤンゴン国際空港」
出国ゲートの壁画。「カンドンジー湖」が描かれている。

☆Myanmar-Yangon★

シンガポールまで帰りはミャンマー航空。機材はA319でした。ちゃんと機内食も出ました。

この旅行記へのコメント （4）

• dorothyさん 2013/09/03 23:32:11

  写真集を見ているみたいでした！

  Banbangy-syokoraさん、初めまして。
  
  ミャンマーに行くのが夢で、
  いろんな方の旅行記サーフィンをしていたところ
  貴方の旅行記を見つけました。
  
  3連休でもミャンマーに行けるんだ！と思って嬉しくなり、
  本気で計画立ててみようという気持ちになりました。
  ありがとうございます！
  
  写真、どれも素晴らしいですね。
  
  これからも素敵な旅を続けて下さい！
  
  dorothy

  Banbangy-syokoraさん からの返信 2013/09/08 10:07:43

  RE: 写真集を見ているみたいでした！

  こんにちはdorothyさん、ご投票ありがとうございました。
  
  本当は3連休といわず、ゆっくりとまわりたかったんですが(^_^;
  バガンやチャイティーヨーは行ってみたかったんですが、この辺りは3連休ではかなりタイトになってしまうかなと思います。
  しかしながら、ヤンゴンだけでも十分楽しめると思います。とくに夜のシュエダゴォン・パヤーはお勧めですね！
  
  

• rinnmamaさん 2013/07/16 14:17:25

  後ろ姿

  Banbangy-syokoraさま、ご無沙汰でした。
  
  お元気そうでなによりです。京都も暑いでしょう？
  また、京都の風景も,お待ちしておりますね。
  
  さて、後ろ姿は本当に現地でしか見れませんし、雰囲気も違いますよね。
  私も美術館での彫像は、必ず回って拝見させていただきます。
  でも、こんなに大きな涅槃像を、よく作製したものですよね。
  
  長谷川等伯の仏涅槃図には、仏弟子ばかりでなく、動物達も集っています。
  ですので、自分達は何かの生まれ変わりの信仰があるんでしようね。
  
  私は無宗教ですが、神社・仏閣・教会にいきましたら、こうべをたれて
  感謝は致しております。ミャンマーは信仰厚い国ですよね。
  次回のブログを楽しみにお待ちしております。有難うございました。
  暑さの折、御身体大切に。rinnmama

  Banbangy-syokoraさん からの返信 2013/07/18 21:24:00

  RE: 後ろ姿

  こんにちはrinnmamaさん！
  いつも訪問いただきありがとうございます！
  
  全国的に猛暑ですが、京都の夏はハンパないですね〜(^_^;)
  ここのところは暑さのせいもあって京都歩きを満喫できていないですけれど、納涼スポットなんかを探しにそろそろ行きたいところですね。
  
  ミャンマーは本当に信仰厚い国でした。
  決して裕福な日常ではないにもかかわらず、人々の寄付などで、自分達の家よりも立派な寺院を数多く造ったりすることなど、話を聞いていて心温まりますよね。
  
  それでは、また私も度々訪問させていただきますね！