じゅうたんかかえて旅をする⑦ウイーン

2013/06/23 - 2013/07/06

ウイーンには2回に分けて3泊しました。
いろいろ迷った挙句に選んだ見学先は以下の通りです。
ウインナーシュニッツェルの代わりにお寿司を食べ、
シェーンブルク宮殿の代わりにベルヴェデーレ宮殿を訪ねる。
ある人からは、「あまのじゃくだねえ」って言われてしまいましたが、
食べたいものを食べ、
行きたかったところに行こくとができました。
もちろん、次に来るときのために行かないで残したところもあります。

6月23日　アンマン～アンカラ
6月24日　アンカラ～ギョレメ
6月24日～25日　カッパドキア
6月26日　ギョレメ～イスタンブール
6月26日～28日　イスタンブール
6月28日～29日　イスタンブール～ウイーン
★ウイーン滞在の6月28、29日、7月4、5日の分をまとめています。

市内のバス、地下鉄、トラムが乗り放題のチケットを2回使いました。続けて滞在の人は、48時間、72時間チケットもありました。3～4回乗れば元が取れますし、気にしないで何度も使えて便利です。24時間6.7ユーロ。

最初に使うときに、自動改札に差し込めば、その時間から24時間です。

ウイーンカードという観光カードもあるみたいですが、行く前にはかなり迷って４トラでも相当調べましたが、scomitchの旅には24hrチケットで十分でした。

●写真は、オイデン公像とscomitchのツーショット??

30日　ウイーン～ザルツブルグ
7月1日～3日　ザルツカンマーグート（バードイシェル、ハルシュタット、クリッペンシュタイン）
7月4日　ウイーン再び
7月5日～6日　ウイーン～アンマン

エリア ウィーン(オーストリア)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 5.0
• ホテル: 3.5
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 1.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

●楽友協会

朝一番で楽友教会へ。
毎年ニューイヤーコンサートのあるゴールデンホールです。
今夜のコンサートのチケットを買います。
これが買えたので、安心して見物に出かけます。

●オペラ座

オペラ座を通り過ぎ

●シュテファン寺院

寺院へつづく通りは観光通り。多くの人があるいています。

寺院の高さが人を圧倒します。高すぎて1枚にの写真に収められません。

寺院にちょっとだけお邪魔させてもらいます。

楽友協会近くまで戻り、トラムでベルヴェデーレ宮殿へ。

トラムの駅には、番号が表示されています。
写真には撮り忘れましたが、次の電車は●●行きで何分後に到着という、電子掲示板があるので、ストレスがかかりません。

71番かDの電車で約10分
ガタゴト揺られて到着。

●ベルヴェデーレ宮殿

上宮だけでこんなに広い
エゴン・シーレとクリムトの絵はあの建物にいるのです。

バラの庭を歩いて行きます。

接吻車。
ベルヴェデーレの社用車は、クリムトでした。

オーディオガイドで美術館をゆっくり見学。
クリムトはあまりにも有名ですが、エゴン・シーレの絵の方にひかれます。
それでも「接吻」にはオーラが漂っていました。
金色が浮かびあがるように、部屋の明かりを暗めにして、演出されている感がありました。その同じ空間に、あまりにも対象的（と言っては大変失礼ですが）にシーレのまぼろしの「家族」。絵としても心象的にも奥の深さを感じずにはいられません。

上宮から下宮ごしに遠くシュテファン寺院が望めます。
あのあたりがリンクと呼ばれる中心。

さらに30分くらいトラムにゆられ、郊外へ。

●中央墓地

広大な墓地。トラムの駅3個くらい。Sバーンでの電車で行っても延々と墓地なのです。

そう、お墓詣りに来ました。

ベートーベン、シューベルト、ヨハンシュトラウス、モーツアルトはご近所さんで眠っています。訪れる人が絶えませんが、落ち着いて見られます。お花を手向ける人も。

ベートーベンさん。

シューベルトさんは、敬愛するベートーベンさんの隣に眠れて幸せでしょうね。

ヨハン・シュトラウス2世（左）とブラームスさんはお隣で、それもくっついているかのようでした。

軽騎兵序曲で有名なフランツ・スッペさんのお墓も散歩中に発見。ガイドブックには載ってなくてかわいそう。

でも、写真はブラームスさんのお墓です。

中央墓地でも、この32Aという区画に多くの音楽家が眠っています。
トラム71、6番に乗ると、中央墓地（Zentralfriedhof）の駅が1，2，3と3つあることまではわかりました。それ以上あるかもしれませんが、そのくらい広大な場所が霊園になっています。ゆっくり散歩するのにもいい場所ですし、音楽家よりも大金持ちのすごいお墓も見ることができます。

32A はZentralfriedhof-2で降りると一番近いです。

3人の墓のすぐわきで四つ葉のクローバーを2つ見つけました。
いいことあるでしょうか？

園内にはバスが走り、馬車も走る広々とした公園です。

トラムから見かけて、思わず降りてしまいました。
しかしお昼の休み中で、夕方でないと開店しません。残念。

2〜3軒先に中華料理屋を発見。
やはりお昼の休憩中でした。
残念です〜と引き上げようとすると、中国からのスタッフが
「おなかすいているんでしょう。作りますよ」お寿司握ってくれました。
ウイーンで10年寿司握っているとか。
食べられなかった脂ののった青魚も食べた。
結構レベル高かったです。日本茶にもほっとしました。

ありがとう!!!を繰り返してお店をあとにしました。

ペンションに帰り、ちょっとだけおしゃれしてもう一度楽友協会へ。

わくわくします！否が応でもテンション↑↑

おお！ゴールデンホール

演奏前にちょっとだけ撮影。

モーツアルトの曲を中心にオーケストラは久しぶりです。
耳でなく音を体で受け止める感覚がたまりません。

周りにいた中国からの観光客がうるさく、演奏聴かずに自分のビデオを再生し始めたので、注意しました。酩酊状態の人もいて大迷惑。
気持ちよくなって寝ちゃう人もいて、こっちの方がましです。

ニューイヤーのように
美しき青きドナウがゆっくり始まると、どきどきしました。
緩やかなワルツの調べに、この曲終わらないで！ずっと聴いていたかったです。
ラストも予想通りラデツキー行進曲。
これを聴いたらもう帰らなければいけません。
さびしかった。

●ホーフブルグ界隈

ウイーン最後の日は、王宮付近をぶらぶら。
もう地図はしまって、街角から街角へ気の向く方へ歩きます。

あとで調べると、

●ミノリーデン教会

扉が開いていたので、ひんやりする中におじゃまします。

一心に祈っている人の後ろの方の席でしばし静かに座らせてもらいました。

赤いランプが祭壇にともっていて、今天使が来ているのでした。

街歩きを再開します。

店は閉まっていますが、ウインドー越しにかわいい猫たち

本当に石畳が多いですね。
キャビンラゲジのコロコロに悪い。

●ホーフブルグ

もう中をゆっくり見る時間はありませんでした。
この景色を木陰のベンチで眺めるだけで満足です。

カール大公像。新王宮に近い方にイケメンじゃなかったけれど政治手腕にたけていたといわれる（つまり戦争に勝った）オイデン公像。

ハプズブルグ家の王宮前で憩っている市民。
いい絵です。今日はscomitchもそのひとり。

地下鉄の駅を探しながら

●旧王宮

旧王宮前に出ました。

何度もお世話になった地下鉄U3でホテル最寄駅へ。
2回目のウイーンは別のホテルにしていました。
地下鉄から上がってから迷いました。たくさんの人に聴いて30分くらいで到着。
そのままだと2分くらいだったのですが。地下鉄移動は地上に上がってからがポイントですね。

ホテル近くの教会。朝行こうとしたのだけれど、時間の余裕がなくパス。

でも、ホテルの部屋からライトアップされた塔を眺めることができました。