2013/06/29 - 2013/06/29
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たびたびさん
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新潟市は、信濃川を挟んで、新潟駅側の沼垂町と対岸の新潟町が合わさった港街。沼垂町の方が歴史が長いのですが、港の条件は新潟町の方がよくなって、新潟町がより発展をしていきます。
一方で、新潟町は、長岡藩らか、幕末には幕府の直轄領へ。沼垂町は新発田藩の版図です。新発田藩は、沼垂町をどう見ていたのか。前々から気になっていて、今回訪ねてみましたが、結果としては新発田にとって沼垂はそんなに大きくないのではないかと感じました。周囲を大藩や親藩・譜代に囲まれた外様大名、溝口氏は、関ヶ原の戦い以前からこの地に入り明治維新を迎え稀有な存在なのですが、茶の湯に力を入れる文化人としての意識が強かったようです。
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東京から新幹線で2時間。新潟駅に到着です。
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ここから、新発田には乗り換えです。
これは、新潟駅ビルにあった丸屋本店。待ち合わせの時間があったので、うろうろしていたら、ここのスタッフおすすめという黒糖饅頭が目に入り、それをいただきました。けっこう大きな饅頭で、黒糖の香りもしっかり。いい材料を惜しみなく提供するといった明快なコンセプト。いい饅頭です。 -
さて、新発田駅に到着。ここからは、例によって市内散策。
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まずは、新発田駅から歩いて数分、諏訪神社に向かいます。
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境内も広いし、社殿もとても立派で、目立っています。そして、創建は何んと大化4年(648年)。信濃国から移住した人が、諏訪大社より分霊を勧請したのが起源とされます。
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その後、新発田の領主、佐々木氏、新発田氏にも崇敬を受けることとなりました。
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諏訪神社からは市島酒造へ。
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月岡温泉の近くにある豪農市島家から分家し、酒造業を始めたもの。
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市島家は、越後新発田藩主に任ぜられた溝口秀勝に随伴して加賀の大聖寺から移住してきた家。
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その後、新田開発によって2千町歩を超す北陸でも屈指の大地主となった家なのだそうで、そうしたことを説明する資料館が併設されていました。
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そこから、今度は清水園へ。
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ここは、「清水谷御殿」と呼ばれていた新発田藩の下屋敷。
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長い小道をたどって、屋敷に向かいます。
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玄関から、屋敷の廊下を抜けて、
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これが、書院の広間。
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建物全体が日本庭園に面しています。
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数寄屋造りの書院から眺める日本庭園は、近江八景を取り入れた回遊式庭園。越後を代表する大名庭園として、国の名勝指定を受けました。
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建物を出て、改めて庭を回ります。
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イチオシ
庭の側から書院を見たもの。縁側が庭に向けて気持ちいくらいいっぱいに開放されています。
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この庭は、幕府の御庭方を勤めたと伝えられる縣宗知を招いて作庭されたもの。
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一方で、荒れていた庭を修復したのは、柏崎出身の名庭師、田中泰阿弥。泰阿弥の修復に向けたすごい執念を示す名残りも庭の随所に残っていて、忘れてはならないと思います。
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こちらは敷地の一角にある史料館。
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堀部安兵衛のコーナーです。
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堀部安兵衛の人形に、
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書簡もありました。
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清水園を出て、隣りの足軽長屋は、清水園の付随施設といった建物。
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藁ぶきの長屋は、細かく区切られていて、玄関を上がって部屋の中に入りこともできます。
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けっこう狭いかなあと思いましたが、往時のつましい足軽の生活を偲ぶことができました。
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清水園のすぐ前にあった新柳本店。
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枝豆大福という変わった名前のお菓子をいただきました。原料に黒米と書いてあったのですが、外皮は真っ黒。中には真緑色の枝豆を練りこんだ餡子。その黒と緑のコントラストがとってもきれいです。もちろん、もちもちの外皮もうまいし、枝豆の餡子も最高。これは高得点です。
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新発田は、新発田藩の殿様溝口氏が茶を好んだことから、市内には和菓子屋さんが数多くあります。
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清水園から近いこの菊谷はその中にあって、400年の歴史を持つという一番の老舗です。
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イチオシ
いただいたのは「天与の飴」。水あめを挟んだ最中なのですが、水飴のほどよい堅さと最中のまとわり方が素晴らしい。
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こんなことまでできましたかあという深遠な味わいがするお菓子です。
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新発田の市内には、お寺がたくさんありますが、ここ顕法寺は日蓮宗の寺で「新発田の鬼子母神様」として信仰を集めるるお寺です。
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欅造りの本堂が立派で、明治40年の再建。天井の高さは、新発田随一。境内も緑が多くて、風情がありました。
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さらに進んで長徳寺は、忠臣蔵で有名な堀部安兵衛の生家中山家の菩提寺です。
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境内に入ると、本堂の正面に安兵衛が新発田から旅立つ時に植えたとされる松がありました。
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ただし、現在の松は、二代目です。
また、赤穂四十七士の木像が収められている義士堂もありますが、これは普段は拝観できません。 -
城下町新発田まつりは、8月27日から29日に行われる、新発田市の夏祭り。新発田諏訪神社の祭礼から始まったもので、祭りの華は、新発田台輪と呼ばれる飾り人形の屋台。
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祭りの時期以外だと、ここ三ノ町い組台輪。いつでも同町内に常設展示されているので、雰囲気を感じることができます。
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市内には和菓子屋がたくさんあります。そして、この中村屋さんもその一つなのですが、なんでも、ここの御先祖は溝口家が大聖寺からこの地に移って来るのに従って移住してきたのだそうです。
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さて、いただいたのは、あやめ餅。何か新発田に関係があるのか気になったのですが、聞けば、新発田城は菖蒲城とも言うらしいのです。城の周りには菖蒲の花がたくさん咲いていたのだそうです。いろいろ教えてもらいながら、一服させてもらいました。
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神明宮は、新発田の商店街の端っこにある神社。新発田は、治水や新田開発に力を注いだ藩です。領内の豊作祈願のために、伊勢神宮の外宮の神「豐受大神」の分霊を現在地にお祀りしたのが始まり。「おしんめいさま」と呼ばれて親しまれています。
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御菓子司 宮澤屋さん。クリーニング屋さんを兼業しているお店で、一見どうなのかなあと思ってしまうようなお店でしたが、実は創業明治30年のけっこう有名なお店のようです。
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イチオシ
入ってみると、菓子ケースに、黄な粉ねじり、あん玉といった見るからにレトロなお菓子がたくさん並んで、けっこうすごい光景。いやあここのじゃないとだめなのよとか、これは常連さんですね。私も、つられて、量り売りの黄な粉ねじりをいただきました。
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試食した時は、地味な味のようでしたが、帰って食べてみると、なんかなじむ味。黄な粉の味がするだけなんですが、それがまたいいんですね。貴重なお店です。
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新発田市内の和菓子屋さんから、新発田市内で一番おいしいと紹介されて訪ねたのが、登喜和鮨です。
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イチオシ
なるほど、ネタが新鮮だし、大間のマグロが手に入ったのでとか、あれっと思うようないいネタを握ってくれます。器もとてもしゃれてるし、ご夫婦もいい感じ。これは地元に愛されているお店だと思いました。
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くるみと栗の入った稲荷寿司も面白いです。
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天ぷら海老清は、新発田市内中央町。何度か店の前を通って迷いましたが、店頭に並んだ天ぷらがおいしそうでたまらず、お店を覗きました。
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街歩きで食べるには、メンチカツでしょう。これをいただきましたが、非常にジューシーで、かつ、けっこうな固まり。味が薄味なので、最初のインパクトは弱いのですが、やっぱり、出来立てのうまさが一番です。これはいいお店です。
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新発田市内から新発田城に向かって歩いていて、ふと目に入った和菓子屋さん寿堂です。
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ここでいただいたのは「イチジク饅頭」という変わり種。しかし、食べてみるとこのイチジクを練り込んだ餡子の赤い色がとてもきれいなことにはびっくり。もちろん、餡子とイチジクの相性は抜群なのですが、この鮮やかな色合いにこだわった辺りがさすがというべきでしょう。
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信長と結び上杉景勝に対して反乱を起こした新発田重家の乱。新発田氏は、新発田城の落城とともに滅亡します。上杉氏の会津転封の後は、溝口秀勝が6万石で入封。外様大名ながら江戸期を乗り切り、明治時代を迎えることとなります。城は、二の丸隅櫓・本丸表門・辰巳櫓が内部公開されていますが、規模は小さいので、あっという間に回れます。
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イチオシ
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安兵衛茶屋は、新発田城の表門を出てすぐの場所。小さな建物ですが、この辺りだと休憩できる場所は他にはありません。
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お店に入ると、目に止まったのはアイス最中。新発田では有名なお店のアイス最中なんだそうです。腰かけに座って、新発田の殿様溝口氏の話とか、お店と雑談をして、疲れを癒しました。
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前に建つのは、堀部安兵衛の銅像です。新発田は、忠臣蔵の赤穂四十七士の一人でもあり、四十七士では一番の剣客で知られた堀部安兵衛の生誕地なんですね。
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イチオシ
そして、新発田城からの帰り道、交差点の脇に生誕地の碑がありました。桁外れに大きな石灯籠が傍らにあって、堀部安兵衛の豪快な人柄を表しているようです。
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そこから蕗谷虹児の記念館へ。蕗谷虹児は、『少女画報』『令女界』『少女倶楽部』といった雑誌の表紙絵や挿絵で一世を風靡。竹久夢二と並び称されるほどだったという画家です。
きんらんどんすの 帯しめながら 花嫁御寮(はなよめごりょう)は なぜ泣くのだろ
の「花嫁人形」は、抒情的な絵とともに蕗谷虹児の代表作となりました。 -
法華寺は、忠臣蔵で知られる堀部安兵衛の母、るいの菩提寺。観光案内所で、是非にと紹介されて訪ねたのですが、その墓がどこにあるのか分からない。仕方がないので、お寺の方を呼び出して教えてもらいました。
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あったのは、安兵衛の母るいの墓碑というもの。石碑で、大きくてびっくりするくらいのもの。ところで、るいは安兵衛を産んだ後、ほどなくなくなっているので、その後の安兵衛の運命は知る由もありませんでした。
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瑞雲寺は、越後国新発田藩の初代藩主、溝口秀勝の奥方が建立した寺。
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寺の裏手に回ると、この奥方の墓がありました。案内板も出ていて分かりやすいし、お墓自体もかなり立派です。なお、初代藩主、溝口秀勝の墓はここと別。溝口家の菩提寺、寶光寺です。
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和泉屋は、新発田商店街の中にある人気和菓子屋さん。くるみを水飴で固めた「くるみがんじき」やごまをたっぷりまぶした「名代ごま饅頭」など、地元の人で知らない人はいない人気商品で有名です。
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イチオシ
いただいたのは、ごま饅頭。ちょっと咳き込んでしまうくらいのゴマの量。餡子の甘さよりも、ごまの印象が強くて、これは素朴な味わいです。
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宝光寺は、新発田市内にある新発田藩藩主溝口氏の菩提寺です。
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イチオシ
山門は江戸の後期に建てられたもの。扇だるきの立派な門です。
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拝観を申し込んで内部へ。歴代藩主の肖像画(掛け軸)が並んでいました。新発田藩が加賀の大聖寺から移ってきたことなども簡単なパネルで紹介されていましたが、実は新発田市にはきちんとした史料館がないんです。新発田城、清水園も僅かですし、そういう意味ではここは大変貴重です。
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裏には藩主の墓。これは、初代藩主の墓です。
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歴代藩主の墓が並んでいます。
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寺町たまり駅は、新発田市内のお寺が集まる寺町の真ん中。市内散策の休憩所のような施設です。
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中には、諏訪神社の例大祭である、新発田祭りで使われる台輪と呼ばれる山車の展示もありました。
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中国の童子、唐子の人形がおめでたい雰囲気で、楽しい祭りを想像させてくれました。
なお、喫茶コーナーも併設されています。 -
福勝寺は、新発田重家の菩提寺。境内に墓がありますし、山門前には銅像が建っていて目立ちます。
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ちなみに、新発田重家は、上杉謙信に従い数々の武勲もあり、謙信の死後に起こった御館の乱でも景勝に味方し功績があったのですが、恩賞に預かれなかった不満から景勝に反旗を翻します。7年の戦いの後に、最期は新発田城の落城とともに討ち死にしますが、あっぱれな戦いぶりもあって、新発田では尊敬すべき武将として伝えられています。
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三光寺は、新発田にあるお寺の中で、唯一、徳川の葵の御門を使うことが許された寺だそうです。本堂の屋根にも、葵の御門が光っています。
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新発田藩は外様の藩なので、こうした特権を持った寺は、余計希少価値があるのかもしれません。
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清水園を見た後に、新発田にはもう一つ見るべき庭園があるということで、この石泉荘に回りました。
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明治の終わりごろに作られた屋敷は、「花菱」という料亭だったものを製油を業としていた石崎家が買い取り別邸としたもの。
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座敷の正面の庭の真ん中を流れる新発田川には正直度肝を抜かれました。川は大雨が降れば氾濫もするし、普通だとありえないことです。上賀茂の鮭社家の庭でも、流れの一部を引きこむだけ。しかし、ここは本流が流れています。聞くと、やっぱり被害にあったことも何度かあるよう。優雅には違いないのですが、やってくれるものですね。
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イチオシ
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イチオシ
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翁屋は、新発田の商店街の一角。観光地図にも載っていまして、新発田ではそれなりに老舗の和菓子屋さんのようです。
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いただいたのは「金の穂」。洋風のダックワースで、生クリームがけっこうしっかり入っていました。冷やしてあって、しっとりした味わいを楽しみました。
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江戸屋餅菓子舗は、新発田の観光地図に載っていたのですが、大通りに面していないのでなかなか分かりにくい。何回か道を尋ねてやっと見つけました。目立たない小さな感じのお店で、声を掛けると奥から女の人が出てきて応対してくれました。
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いただいたのは、粒餡の笹団子。しかし、そのおいしさは天下一品。噛みしめると旨味が出てくるようなお餅に餡子も艶のある甘さ。うーん、これはすごいお店に出会ってしまいました。なぜか新潟にはこういうとんでもないお店があるんです。新発田で出会ってしまいましたが、ここは絶対外せないお店だと思います。
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新発田でシンガポール食堂という名前も変わっていますが、名物の「オッチャホイ」も何が何やらわからない。聞くと、きしめんをベースにしたものだということ。
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試しに食べてみたら、こしょう味で野菜と一緒に炒めたもの。意外に、違和感なくそれなりにおいしく食べれました。新発田では一世を風靡した味のようですが、また食べたくなるかは時間が経ってみないと分からないと思います。
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みかづきは、新潟B級グルメの代表格といったところ。焼きそばにケチャップがかかる意表を突いた食べ物なんですが、食べてみると違和感もなくてすごくおいしい。
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初めて食べた時はちょっと衝撃的でした。この万代のバスセンターの二階まで食べに来ましたが、新潟駅にもあるのかあ。
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NEXT21は、新潟市内中心部にある高層ビル。かつては新潟市役所があった場所に建っていて、すっかり新潟市のランドマークの一つになりました。高さ101mの19階に展望ラウンジがあって、23:30までやっています。
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