2017/06/18 - 2017/06/18
84位(同エリア170件中)
Reisさん
2017年6月、土日を利用した1泊2日で新潟へ小旅行をしてきました。もともとは土曜日に新潟でサッカー観戦を予定していましたが、試合時間が夜遅く日帰りは相当慌ただしくなると思ったので1泊することにしました。サッカー観戦だけでは物足りないので観光もしようと思ったのです。宿泊は新潟市内に良い宿の予約がとれなかったので少し離れた新発田にしました。
2日目は新発田市内を観光スポットを歩いて回り、帰りに新潟市内の立ち食いそば屋に寄って帰りました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 新幹線 JRローカル 徒歩
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【2017年6月18日】
起床。昨日の疲労がまだ抜けていませんがもう眠ることはできません。部屋の窓から眺めると新発田駅がすぐ目の前です。早朝の駅前は静かです。
ホテルの朝食は2Fの「長江」という中華レストランです。ここは四川料理のレストランのようですが朝食は和食メインのブッフェです。レストランには結構大勢の人が来ていました。もちろん全員がホテルの宿泊客です。新発田ニューホテルプラザ 宿・ホテル
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朝食を済ませ部屋に戻って出発の準備をします。9時半頃にホテルをチェックアウトし市街の散策を開始します。
まず駅のすぐ南側の陸橋で線路を越えます。ここで南側に変わったペイントがされたガスタンクを発見しました。地元のガス会社、新発田ガスのガスタンクで「ニコタン」という名前がついているそうです。 -
しばらく歩くと県道290号線へ出ます。古い家が立ち並びますが交通量は少なめです。近くに清水園や足軽長屋などの観光スポットがあるので寄ってみることにします。
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入場料700円(隣接する足軽長屋と共通)を支払って清水園に入ります。清水園は江戸時代に新発田藩により造られた大名庭園です。中央の池の周囲に茶室が点在します。静かな庭園内をゆっくり歩いていると不思議と気持ちが落ち着いてきます。
清水園 名所・史跡
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次に通りを挟んで反対側にある足軽長屋を見学します。長屋の一部は内部も見学できるようになっています。
足軽長屋 名所・史跡
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清水園と足軽長屋の見学を終えて再び市街地を歩きます。すぐに諏訪神社の鳥居が見えてきました。境内にはほとんど人の姿はなく静かでした。拝殿の前に1本の太い柱が建っているのが目に付きましたが、これは諏訪大社より譲り受けた御柱だとのこと。
諏訪神社 寺・神社・教会
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新発田といえば新発田城が知られているので、見学に行ってみることにします。しかし駅周辺からは少し離れたところにあり諏訪神社からも20分ほど歩きました。
日曜日の午前中、市街地は人気がなくひっそりとしていましたが、城の周辺には人がたくさんいました。やはり城めぐりブームでしょうか。新発田城は「日本100名城」に選ばれているということもありスタンプを押してもらう人の姿も目にしました。
写真は本丸表門です。ここをくぐって中に入りますが見学できる場所はごくわずかです。というのも新発田城は明治政府の廃城令によりこの表門などごく一部を残して政府に接収され陸軍の歩兵第16連隊が置かれ、現在では陸上自衛隊新発田駐屯地となっているのです。 -
新発田城には天守はなく、この三階櫓が実質的に天守の役目を果たしていたそうです。現在、この三階櫓は陸上自衛隊の敷地内にあるため公開されておらず、隣接する城址公園から眺めることができるだけです。
新発田城 新発田城址公園 名所・史跡
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新発田城の背後(正確にはかつての新発田城の敷地)は自衛隊の駐屯地となっていますが、その一角に白壁兵舎広報資料館があります。1874年に陸軍兵舎として建築されたこの建物には、一部に新発田城の廃材が再利用されたとのことです。またフランスの兵制に基づきながらも、日本独自の技術を持つ棟梁により建築されたため、例えば小屋組みにはフレンチトラス方式と日本の船肘木を組み合わせるなど和洋折衷の形が見られるのが興味深いところです。
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1Fは自衛隊関連の、2Fに新発田城、白壁兵舎、旧軍関連の展示がありました。
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次に訪れたのは蕗谷虹児記念館。大正時代の挿絵画家、蕗谷虹児は新発田の出身です。こちらの建物もユニークな形をしています。入館料は大人500円。
特別企画展として蕗谷虹児、中原淳一、松本かつぢの三人展が開催されていました。私は挿絵についての知識はゼロですが、どこかで目にしたことがある絵ばかりでした。蕗谷虹児記念館 美術館・博物館
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再び新発田市街を散策します。メインストリートをはずれるとこのように静かな街が広がっています。
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少し遅くなりましたが昼食をとることにします。新発田市役所のすぐ近くにある「シンガポール食堂」に入ることにしました。こちらの名物はオッチャホイという料理だと知っていたので、それを食べることに。名前だけだとどんな料理か想像しづらいですが、きしめんのような平べったい米麺を野菜などで炒めた、いわゆるチャークイティオでした。
食事をすませたら再び街中を散策。途中で見つけた和菓子屋で買い物などしながらゆっくり歩き新発田駅まで戻ってきました。そろそろ帰ることにします。シンガポール食堂 グルメ・レストラン
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新発田駅から白新線の電車で新潟に戻りましたが、一か所寄っていきたい場所があったので新潟駅で途中下車し、駅の北側にある万代シティバスセンターへ向かいました。
目的はバスセンターの中にある「万代そば」という立ち食いそば屋です。ここのカレーライスが有名でしたので以前から一度味わってみたいと思っていたのです。さすがに人気店だけあり、午後3時頃という中途半端な時間にも関わらず行列ができていました。名物 万代そば グルメ・レストラン
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昼食を取っていたので、ミニカレーライス(380円)にしました。黄色いカレーに一瞬怯みましたが食べてみるととろみが強い昔ながらのカレーライスといった感じでなかなかおいしいです。
名物 万代そば グルメ・レストラン
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食事が終わったらやはり散歩したくなります。バスセンターから少し先に行けば信濃川が流れています。この信濃川にかかる萬代橋は好きな橋の一つです。シンプルではありますが、どっしりといかにも堅牢そうな安定感があります。私にとっての新潟を象徴する場所でもあります。
橋を渡って景色を楽しんだ後は駅へ戻ります。昨日に続き朝からかなり歩いたのでだいぶ疲れてきました。萬代橋 名所・史跡
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新潟駅からは新幹線で帰ります。次に発車する新幹線は越後湯沢行きのとき456号。
この列車ですが、移動しながら現代アートを鑑賞するというコンセプトで運行されている現美新幹線という車両が使われていたので、この機会に乗ってみることにしました。新潟駅 駅
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2駅目の長岡で下車し後続のMaxとき336号(17:12発)に乗り換えました。疲労のせいか久しぶりにひどい乗り物酔いに悩まされましたが無事に大宮に到着。週末を利用した1泊2日の小旅行は終わりました。
長岡駅 駅
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