2013/05/03 - 2013/05/06
464位(同エリア1727件中)
かずおさん
鹿児島を夕方出航したフェリーはいびすかすは種子島を経由して屋久島へと進みます。予定では朝7時に屋久島宮之浦港に到着、いよいよ初めての屋久島に足跡をつけるときがやってきます。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 船 レンタカー JALグループ スカイマーク JRローカル 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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昨日は朝早かったことと、船内で特にすることもないので22時頃には眠りについていました。この船、21時40分に種子島に着いた後は翌朝5時10分の出航までずっと岸壁に係留された状態となっていますが、屋久島までの乗客は船内にそのまま留まることが出来るので雑魚寝ではあるもののゆっくり寝ていられます。
フェリーはいびすかす 乗り物
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日が沈んだら寝て日が昇ったら起きる、なんて健康的な朝の迎え方でしょうか。現在の時刻は5時35分、遠くに見える種子島から太陽が昇ります。
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一晩かけて乗ってきた(とは言っても大半は種子島に停泊していましたが)航海も残りあと1時間少々。そろそろ屋久島は見えてくるかな・・・と思って前方を見るも、まだそれらしき影は見えません。ちょっと遠くが霞んでいますからね。
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朝の光を浴びて大海原を進むはいびすかす。
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一旦船室に戻って30分ほど過ごし、次に外に出た時にはついに現れました!屋久島です。鹿児島の沖に浮かぶ離島でありながら九州一の高さのある山もあるほどの険しい地形が目の前に広がっています。
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到着予定時刻まであと15分ほど、だんだんはっきりとその島の様子が見えてくるようになります。
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山の麓にある工場は日本で唯一、耐火材や半導体の原料にもなる炭化ケイ素の製造を行なっている屋久島電工のもの。豊富な水資源を使って電力会社に代わって島内の発電事業まで行なっている会社でもあります。屋久島は大量に電力を使用する炭化ケイ素の製造にもってこいの場所のようですね。
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いよいよ屋久島へ、汽笛を鳴らして宮之浦港に入港です。
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白い建物は港の待合室、停泊している船は屋久島の西にある口永良部島へ1日1往復しているフェリー太陽です。
宮之浦港フェリーターミナル 乗り物
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地図と照らし合わせると、明日行く白谷雲水峡はあちらの方かな?
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到着を待ちきれない人たちが既に出口のある下の階に降りています。
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ロープが放たれて屋久島の地とがっちりと繋がれ、いよいよ接岸です。
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定刻の7時より5分ほど遅れて屋久島に無事到着。
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屋久島に到着したはいびすかす。鹿児島港で見た光景とは逆に、積荷をフォークリフトが手際よく下ろしていきます。
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う〜ん、やっぱりどう見ても貨物船ですね。
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屋久島といえば山の方に目が行きがちですが、もちろん四方を海に囲まれているので海に関する見所もいっぱい。この後5月後半から7月にかけてウミガメが産卵に来る砂浜があるので、それをモチーフにした像ですね。
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もちろん新鮮な魚も魅力的、ずらりと並んだ漁船で捕ってくるのでしょうね。
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屋久島の自然を紹介する屋久島環境文化村センター。山へ入る前にここでしっかり知識を得て・・・といくのもいいですね。9時開館なのでまだ入れないのですが・・・
屋久島環境文化村センター 美術館・博物館
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縄文杉への登山道の途中にあるウィルソン株の実物大模型。
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この後レンタカーを借りて、島を(ほぼ)一周します。営業所が8時のオープンなので1時間ほど港をぶらぶら・・・と思っていたら早くも7時40分頃にレンタカー会社から電話があり今から港まで迎えに行けるとのこと。はいびすかすで行くと伝えてあったので気を利かせてくれたようです。
THE HOTEL YAKUSHIMA OCEAN & FOREST 宿・ホテル
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手続きを済ませたらいよいよ出発。ですがまだ朝食をとっていないので、レンタカー会社の人から聞いた近くの屋久島観光センターでモーニングセットを注文。
屋久島観光センター お土産屋・直売所・特産品
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では早速車に乗って外周道路を左回りに走りましょう、と行くところですがまず先に右回りに11kmほど走って屋久島の空の玄関口、屋久島空港まで行きます。
まつばんだレンタカー 乗り物
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大した理由ではないですが借りたレンタカー会社、空港店でしかカード精算が出来ないとのことでカードで払いたいなら後で寄ってくれと・・・まぁそれだけならおとなしく現金で払っていたところですが、ちょうど鹿児島からの飛行機が着く時間だしせっかくだから見てみようかなと。
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空港まであと約1kmというところで滑走路が見えて来ました。と、ほとんどそれと同時に鹿児島から来たボンバルディアが到着。思いっきり逆光ですね・・・
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レンタカーの空港営業所はターミナルビルの目と鼻の先。せっかくここまで来たのでターミナルの写真も一枚。平屋建ての小さな建物です。
屋久島空港 空港
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ふと目の前にあった草むらに目をやるとハイビスカスの花が!ここまで来た船も「はいびすかす」でしたね〜南国にふさわしい名前でしたね。
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無事レンタカー代を精算したら先ほど船を下りた宮之浦港の方向へと戻るように車を走らせます。ちょうど先ほどのボンバルディアが折り返し鹿児島へと返っていったので海と絡めて一枚。
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橋に掲げられている横断幕には「祝 屋久島世界自然遺産登録20周年」の文字が。今でこそ北は北海道知床から沖縄まで点在する世界遺産ですが、日本で初めてこの屋久島が登録されたときは大きな話題になったものですね〜おぼろげながら覚えています。まさかそれから20年後にここへ来ることになろうとは。
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意外と海が見える区間は少なく、外周道路とはいえ両側を木々に囲まれて走るような区間が多くあります。
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宮之浦港を過ぎて10分ほど走ると志戸子(しとこ)の集落に到着。ここには熱帯地方でよく見られるガジュマルの植物園があるので寄ってみることにします。
志戸子ガジュマル公園 公園・植物園
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ちょうど園の外ではお祭りが催されており入口のあたりは賑やかなものでしたが、中に入れば静けさに包まれた熱帯の森が展開されます。木漏れ日が良い感じ。
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上の方に見える枝からドレッドのようにたくさん垂れ下がっているのは気根と呼ばれ、要するに根っこだそうです。
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この雰囲気、少なくとも本州の方では見られないようなものですね〜
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密林といった言葉がふと浮かんできましたが、何というか表現が難しいですが密度が濃いです。
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広さはそれほど大きくはなかったものの、すっかり熱帯の森にいる気分に浸ることが出来ました。ついでと言ってはなんですが、せっかくなので隣の漁港で行われているお祭りの様子を見て行きましょうか。小物を売っている屋台やバザー、飲食のテントが並んでいます。お客さんの雰囲気を見る限り地元の人のお祭りのようで。ゴールデンウィークで屋久島へ帰省している人もいるだろうし、そういった人も来られるようにしているのかも知れませんね。
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そんな中で見つけたのがこれ、夜光貝と呼ばれるサザエの仲間の巨大な巻貝です。身を食べることが出来る他、殻を磨けばとても美しい色彩になるとのことで工芸品にもなるそうです。いやしかし、ちょっと大きすぎて不気味かも・・・
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夜光貝が大量に入れられた水槽。
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ふと祭り会場の外に目をやれば、南国の空にはためくこいのぼりが・・・ちょうど一週間前に岐阜県の山奥、白川郷で満開の桜とともに泳ぐこいのぼりを見たことを思い出しました・・・なんというか、日本は広いなと改めて実感。。。
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最初から南国らしい森と生き物を見られてテンションが上がってきました。では再び車に乗って島一周のドライブを続けましょう。
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一湊(いっそう)にて。海の色が最高に綺麗・・・
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鹿児島の歴史上の偉人と言えば西郷隆盛でしょうかね知名度では、なんとこの屋久島にも上陸しているそうです。徳之島への島流しの途中にここ一湊に立ち寄ったとのことで、今では碑が建てられています。
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険しい地形と山には大量の降水、と来ているので屋久島にはたくさんの滝があります。まず今日1つ目の滝、布引の滝に到着。神戸にも同じ名前の滝はありますけどね〜
布引滝 自然・景勝地
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岩肌を這うように水が流れています。
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外周道路沿いには次々と見所が現れるのでなかなか先へ進めません。布引の滝からほんの数分で東シナ海展望所に到着。黒潮の海が眼下に広がります。
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ここにもウミガメが。
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ふと西の方角を見ると遠くに一隻の船が、そしてその奥にはうっすらと島影が・・・恐らくあれが口永良部島と、朝港で見たフェリー太陽ですね。
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展望台から坂を下ってさらに海沿いに進むと永田の集落に到着。ここにはウミガメが産卵にやってくる砂浜、永田いなか浜があります。産卵は夜になり、その時期になると観察会も行われているそうです。あと1ヶ月遅ければ参加したかったところですけれどもね〜
永田浜(いなか浜・前浜・四ツ瀬浜) 自然・景勝地
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屋久杉をはじめとする森のイメージがあまりに強すぎるからか、屋久島で海水浴という印象があまりないかもしれないですが水の綺麗なビーチです。
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この写真だけ見たら「沖縄かどこか?」なんて言われてしまうかも・・・
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まだ流石に海に入る人はいませんがもう少し気温が上がってくれば水遊びくらい出来そう。
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沖を航行するフェリー太陽。口永良部島から屋久島へ帰ってきた後は種子島との間を1往復します。
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極力人が写らないように写真を撮っていましたが、実は次々にツアー客を乗せた観光バスが到着してビーチには結構な人がいます。そんなツアー客がなにやら1ヶ所に注目して見ているので何かと思って来てみると、産卵に来たウミガメの足跡でした。ピークは5月後半からだと聞いていましたが、気が早いものもいるようですね。
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さらにツアーの添乗員さんがウミガメの卵の殻を発見、便乗して写真を撮らせてもらいました。
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ラムサール条約にも登録されているとのこと。
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島を左回りに走る場合、永田から先は西部林道と名付けられた森の中を走る林道になります。林道に入ってしばらく走ると見えてくるのは屋久島灯台への看板、それに従って走れば道の終点の先に白亜の灯台が目に飛び込んできます。
屋久島燈台 名所・史跡
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明治30年の初点灯から既に116年、南西諸島へと続くこの航路の安全を守っています。
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灯台にはやっぱり青空が似合いますね。
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このあたりが屋久島の中でも口永良部島との距離が一番近い場所、はっきり見えています。周囲は50kmあまりで面積は38平方キロという島に人口は約150人、温泉と火山といった見所もあるものの1日1往復のアクセスでは訪れることもなかなか難しい島です・・・
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海にまつわるものらしく、灯台の裏手にはえびす様を祀る祠が。
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再び西部林道に戻って島一周を再開、このあたりから世界遺産に登録されている地域に入ります。「屋久島が世界遺産に登録されている」とは言っても全体がその登録地域というわけではないのです。
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自生するガジュマル。
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「動物注意」を表す標識は先ほどの鹿の他にサルもいます。このヤクシカとヤクザルに遭遇出来る確率が高いのもこの西部林道あたりになります。
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・・・と注意しながら走っていたら、いました。小柄な体が特徴のヤクシカです。
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続いてヤクザルも登場。動きが早いのであっという間に森の中へと消えていってしまいました・・・
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一度見かけたら出るわ出るわ、鹿と猿が右から左から次々に現れます。本当に豊かな自然がここにはあるのですね・・・
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ん?なんだあの動物は。
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どう見ても野良猫ですね。こんなところにもいますか。
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長さ12kmの西部林道を抜けてもしばらくは人家の無い森と海の間を走る道が続きます。
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続いてやってきたのは今日2つ目の滝、大川(おおこ)の滝です。
大川の滝 自然・景勝地
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高さは88m、ちょっとここのところ雨が少なかったのか水量は少なめのようですがそれでも迫力は十分。天気も良くて気温も上がってきている今現在。水しぶきが気持ちいいです(カメラが心配だけど)
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真下から見上げる
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翌日の縄文杉登山に向けて、今日はこの後宿泊地の安房まで走ります。この辺りで全行程の半分になりますがこの時点で時刻は14時、どんどん先へ進みましょう。アップダウンのあった北部や西部に比べると今走っている南部の方は坂が少なくなっています。
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切り立った険しい姿を見せるモッチョム岳。
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尾之間温泉への入口。夜はどこか温泉に入りに行く予定をしているので、ここでもいいかなぁ〜
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尾之間から少し走ったところで千尋の滝への入口を発見、今日の滝めぐり3つ目はここにします。
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駐車場に車を停めて展望台と書かれた看板に従って進みます。
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見えました・・・けど写真で見たものとちょっとイメージが違うような。手前にこんな木はなかったはず?それに駐車場に停まっていた車の割に居る人数が少ない?
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どうやら展望台は2つあるようで、もう1ヶ所の方がよく紹介されている景色でした。こちらの方が花崗岩の巨大な一枚岩をより大きく見ることが出来ます。なかなかダイナミックな景色ですね。
千尋の滝 自然・景勝地
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ふと下を覗きこむと吊り橋が。あの橋から見れば滝もより大きく見えるだろうけど、どの観光ガイドにも書かれていた覚えが無いな・・・まぁ恐らくそうだとは思いましたが、土産屋の人に聞いてみたら一般の人は立入禁止の場所だそうで。
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駐車場に出ていた出店でさとうきびジュースにチャレンジ。その場でさとうきびを絞って出してくれます。なんとも言えない、青臭さの中に黒砂糖の味わいがあります。
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今日4つ目の滝は竜神の滝、これまで見てきた滝と比べると小さなものですが千尋の滝から車ですぐ来られるのでついでに寄ってみてもいいかも。
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外周道路に戻ってさらに進むと次に見えてくるのはトローキの滝。展望台から見ると、やけに大きな滝壺のようにも見えますが実はこれは海です。日本でもここ含めて2ヶ所しかないという海に直接落ちる滝だそうで。シーカヤックで近づく人も多いようですが、陸から見られるのはこれが限界です。ちなみに余談かもですが、もう1ヶ所の海へダイレクトに落ちる滝は同じように世界自然遺産に登録されている知床のカムイワッカの滝(湯の滝ではない)だそうです。そう言われればそうでしたね・・・5年前に行っていたのに忘れてました。
トローキの滝 自然・景勝地
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この先にはトカラ列島、奄美大島、そして沖縄へと続いています・・・奄美や沖縄本島などを除けばアクセスが非常に不便なのでなかなか行くことも出来ない島々ですが、いずれのんびりと行ってみたいものです。
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何でこの時期に??コスモスの花が道端に咲いています。
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ちょっと電線が邪魔ですが、険しい山々と合わせて。
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いよいよ今日の宿泊地、安房に到着。とりあえずは泊まるゲストハウスにチェックインして一休みしましょう。昨日に引き続き今日も早起きして動き回っているので疲れましたしね。
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さぁ、明日はこの深い山の中に入っていきます。。。無事、縄文杉との対面を果たして帰ってくることは出来るのか??
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近くの観光案内所で明日の登山口まで乗るバスのチケットを買っておきましょう。当日買えないこともないそうですが、スムーズに乗るために事前購入しておいた方が良いとのこと。
素泊まり ゆかいな仲間たち <屋久島> 宿・ホテル
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ひとまず休んだところで、夜までここにいるのももったいないからと再び車に乗って走り出しました。着いたのは先ほども通ってきた尾之間と大川の滝の間にある中間。島の西側に来て海に沈む夕陽を見ようということで来たのでした。
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19時ちょうどの日の入まであと1時間ほど・・・ですがこれはもうすぐ雲に隠れてしまいそうですね・・・
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残念ですけれども仕方がないですね、せっかくなので近くにある屋久島最大のガジュマルを見ておきましょう。
中間ガジュマル 自然・景勝地
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まるで木のオバケ・・・
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近くには百合の花が。1年前は沖縄の伊江島で一面の百合を見ましたね・・・
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案の定、日没前に太陽は雲に隠れてしまいました。
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では、先ほど看板だけ見ていた尾之間温泉に入りましょう。小さな銭湯のような建物で、15人も入ればいっぱいになりそうな浴槽には、さすがゴールデンウィークとだけあって観光客がわんさかと・・・ちょっと熱めのお湯でしたが疲れた体に気持ちよく入ることが出来ました。
尾之間温泉 温泉
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安房まで戻ってきたらすっかり暗くなっていました。お腹も空いたので食事に行きましょう。特にリサーチもしていなかったのですが、ふらっと入ったレストランで頼んだ刺身定食が大当たり!屋久島で食べたかったものが一堂に並べられています。揚げトビウオ、トビウオのさつま揚げ、トコブシ、亀の手に鯛、首折れ鯖、イカ、キビナゴの刺身と、屋久島の海の幸フルコース状態。1,500円でこれはかなりお得じゃないでしょうか。もちろんどれも新鮮で味も抜群。
かもがわ グルメ・レストラン
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満足して店を出たら、明日に備えて早く寝ることとしましょう。他の宿泊客も自分と同じく3時起きなのかな?すっかり静かになってしまっているので相部屋でもよく眠れそうです。
(その3へ続く)
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