ジジ・ババ　チロルの旅ーSt.Wolfgang

2013/06/07 - 2013/06/07

年に一度のお楽しみの季節がやってきました。旅から帰るともう次の年のことが気になるoneonekukikoです。今年はトスカーナを中心に、欲張り計画。出発は5月。できれば、一週間くらい滞在してゆっくりしたい。ドロミテ、ザルツブルク、ザンクト・ウォルフガングを加えて２週間の旅となりました。メンバーはいつもの旅中間Y氏夫妻と、おなじみJ子さん。これまでワンコのお留守で夫婦そろっての旅行ができなかったJ子さん。ワンコとのお別れを慰めるべくご夫婦での参加となりました。新たにY子さんが加わり７人旅です。

出発前、家族や自身の健康面での不安がありましたが、全員元気に旅を終えました。
しかし、思いがけないハプニングはいろいろありました。
お楽しみに。
今となっては、楽しい思い出です。

５/２７　　成田発０９：４５フランクフルト経由で
　　　　　 フィレンツェ着１８：１０
　　　　　 送迎タクシーで先にPienza入りしているY氏の待つ
　　　　　「Agriturismo Bonello」まで
　　　　　 ５人+荷物で２４０ユーロ　２時間近くかかりました。
　　　　　「Agriturismo Bonello」　６泊　　
　　　　　 Pienzaから５KM程東にある見晴し満点の宿です。
　　　　　 4rooms, 2kitchen, 3bathroomsで６泊１,７５０ユーロ
５/２８　 San Quirico D'orcia,Pienzaを散策
５/２９　　Sienaでレンタカー借出し＆Siena散策
５/３０　　Montepluciano,St.Quirico D'orcia散策
５/３１　　Firenze散策
６/　１　　Assisi散策
６/　２　　Firenzeでレンタカー返却後St.Maddalenaへ移動
　　　　　「Hotel Tyrol」　　　　　３泊の予定でした！
　　　　　 ハーフボード　１人１泊　７２ユーロ　
６/　３　　Kastelruthへ移動
　　　　　「Parc Hotei TYROL」 ２泊　
　　　　　 ハーフボード　１人１泊　７２?９２ユーロ　
６/　４　　Siusi散策
６/　５　 Salzburgへ移動
　　　　　「Altstad Hotel Hofwirt」２泊
　　　　　 １泊１room 朝食付き１６０ユーロ
６/　６　　Y子さん帰国
６/　７　 St.Wolfgangへ移動
「Haus Windhager」 ２泊
　　　　　 kitchen付き　　１泊１room １６０ユーロ
６/　８　　St.wolfgang周辺散策
６/　９　　ミュンヘン発２１：１０ー成田着１５：３５

６/７
２週間にわたるトスカーナ、ドロミテ、チロルの旅もいよいよ終盤。
ザンクト・ウォルフガングに２泊してお終いです。
今回のも、Y氏の車に大きな荷物を預け、身軽になって移動です。
駅まで戻って、バスに乗るつもりが、ホテルのすぐそばにバス停があるとわかって、得した気分です。
「夕刻、ホテルで会いましょう」

エリア ザンクト・ヴォルフガング(オーストリア)

• 旅行の満足度: 5.0
• ホテル: 5.0
• 交通: 4.5

出発までの数時間。
朝の散歩を楽しみました。
９時を回ったばかりというのに、たくさん人が集まって写真撮影。
有名な「ミラベル庭園」でした。
庭園って人工的な感じで、あまり興味をそそらないのですが、人の波につられて進みます。

ん？結婚式？
こんなに朝早くから？
金曜日なのに？
？マークがいっぱいです。

やっぱり美しい庭園でした

S子さんお目当ての市場です。
今晩のために新鮮なアスパラや果物を求めました。
白とグリーンをセットで。
一束が両手に余るほどの束を、それぞれ１束づつ。
値段を控えてなかったのが悔やまれますが、えらく安かったことだけは確かです。
「本日のお買い得」コーナーの日本のスーパーにある５,６本で１９８円のグリーンアスパラとは比べ物にならない、太くて柔らかいアスパラです。

ザルツブルグから１１:１５発の１５０番のバスで、まずはサンクト・ギルゲンに向かいます。５０分の乗車時間です。

「湖の見えるカフェでコーヒー飲んでます。サンクトギルゲンで待ってますので、ご一緒しましょう」とS子さんからのメールを受信。
「ハイ、もうすぐ到着です」

赤と黄色のレトロなリフトに乗って「ツヴェルファーホルン（1522m）」の頂上を目指します。

ちょっと霞んでますが、ウォルフガング湖が眼下に広がります。
ウーン。気持ちイイ――

ルートを間違えて、とっても急な坂道を下ることになり、慎重なＳ子さんは荷物番をしながらお留守番です。
両手をあけるために荷物を全部おいて下って行ったので、写真がありません。急坂を降り切ったら緩やかな歩きやすいコースでした。
S子さんが待っているので、適当なところで折り返し、男性二人が（相当なおじいさんでゴメン！）迎えに行って、レストランで合流。
件のS子さんは、荷物番をしながらウトウトお昼寝中です。
何とも豪快なS子さんです。

お腹も膨れて、ふもとに戻ります。

モーツァルトの母親の生家があるといわれる、St.Gilgenです。
ウォルフガング湖に面し山に囲まれた小さな静かな街です。

再びコーヒータイム。
ガイドブック通りのおいしいケーキにありつきました。

ゆっくりしすぎて、船の時間が迫ってきました。
大急ぎでちょこっと街めぐりです。

モーツァルトの母親の生家は、博物館になってましたが、時間切れで外観のみです。

１６：００初の遊覧船で、今夜の宿へ向かいます。
キッチン付きのアパート３部屋です。

「Haus Windhager」
住所はRied 36 Sankt Wolfgang 5460
Booking.comでは評価とてもよいの9.1です。
２泊で一部屋１６０ユーロです。

「St.Wolfgang Schafbergbahn」「St.Wolfgang Markt」のどちらで降りたらいいのか、ホテルの名前を見せながらたずねたら「Ried Falkenstein」で降りるようにとのお返事。
納得しかねるのですが３人に聞いてもやはり同じ答えです。
「ホテルに着きました。周りは何もないのでミルク買ってきてください」とのメールが入りました。
「ハーイ」

船は観光客を乗せて順調に進んでいきます。
静かな静かな湖です。

教えに従って「Ried Falnkenstein」で遊覧船を降りました。
なーんにもない
「降りたら左へ行け」と言われたんですがねぇ。
１００メートルほど歩いたら、レストランを併設する可愛らしいホテルがありました。
「あ、ここをまっすぐ５００メートルいったらいいわ」
「ありがとう」

住所はRied 36 Sankt Wolfgang 5460
「Haus Windhager」
Booking.comでは評価とてもよいの9.1です。

進むにつれて住所の地番がどんどん離れていきます。
もう一度、農作業のおじさんに聞きました。
「ここをぐるっと回って、あの黄色い家の隣だよ」
多分そういったのだと思います。
信じましょう。
てくてく。
荷物がなくて助かりました。
ようやく見慣れたY氏のフォルクを発見。
到着です！

着いたら大満足
家族経営の心温まるホテルです。

湖に面して建ち、ボート遊びもできます。
St.Wolfgangの街から離れているのが気になりますが、静かで、ゆっくり滞在するのに最適なホテルです。

ドイツ語しか話さないお母さんも、なぜか気持ちが伝わるのです。
週末でしたので満室でしたが、皆さん静かにリゾートを楽しんでいる感じで、居心地のよい３日間でした。