ブルガリア&ルーマニア　【１２】リラの僧院で釘付け～

2013/05/21 - 2013/05/21

もう、皆さんご存知のリラの僧院です。
ブルガリア正教のシンボル的な存在であり、１９８３年世界遺産に登録されています。

リラ村１２：４０発のマイクロバスに乗って約３０分、リラ山脈の奥深くのひっそりした所にある僧院前に到着しました。
僧院だけでなく、さらに奥にあるという洞窟まで行ってみたいと思いながら、ついつい僧院だけの見学になってしまいました。

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スケジュール

5/16　伊丹空港→成田→ミュンヘン→ソフィア空港　［ソフィア泊］
5/17　コプリフシティッツァ　　　　［ソフィア泊］
5/18　ボヤナ教会、市内観光　　　　［ソフィア泊］
5/19　ヴィトシャ山でハイキング　　［ソフィア泊］
5/20　ソフィア→ブラゴエフグラッド［ブラゴエフグラッド泊］
5/21　リラ村＆リラ僧院　　　　　　［ブラゴエフグラッド泊］
5/22　サンダンスキ、メルニック　　［ブラゴエフグラッド泊］
5/23　ブラゴエフグラッド→バンスコ［バンスコ泊］
5/24　バンスコ→プロヴディフ　　　［プロヴディフ泊］
5/25　バチコヴォ僧院　　　　　　　［プロヴディフ泊］
5/26　プロヴディフ→カザンラク　　［カザンラク泊］　　
5/27　シプカ、ガブロヴォ、エタル野外博物館［カザンラク泊］
5/28　カザンラク→ヴェリコ・タルノヴォ［ヴェリコ・タルノヴォ泊］
5/29　トリャブナ　　　　　　　［ヴェリコ・タルノヴォ泊］　
5/30　アルバナシ　　　　　　　［ヴェリコ・タルノヴォ泊］
5/31　ヴェリコ・タルノヴォ→ルセ→ブカレスト［ブカレスト泊］
6/1　 ブカレスト→スチャバ→グラ・フモール［グラ・フモール泊］
6/2　 5つの修道院　　　　　　　 ［グラ・フモール泊］
6/3　 スチャバ　　　　　　　　　［グラ・フモール泊］
6/4　 グラ・フモール→スチャバ→ブカレスト［ブカレスト泊］　
6/5 ブカレスト市内散策、ブカレスト空港→ミュンヘン空港→
6/6　 →成田空港→伊丹空港

エリア リラの僧院周辺(ブルガリア)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス タクシー 徒歩
• 航空会社: ルフトハンザドイツ航空 ANA
• 旅行の手配内容: 個別手配

リラ村を１２：４０に出発したマイクロバスは、リラ山脈を奥に進んで

約３０分ほどで僧院前に到着しました。

「帰りは１５：００発だよ！」とドライバーさんに教えてもらって下車

入り口のところから見惚れてしまった

そして、中庭の中へ〜

ここがかの有名な僧院なんだ〜！

僧院の歴史は１０世紀に溯るとのこと。
イヴァン・リルスキという僧が、隠遁の地としてこの場所を選んだそうだ。
最初は小さな寺院だったのが、やがて、中世の宗教と文化の中心になっていったそうです。

左右に延びる建物は宿泊できるという宿坊？

４階建ての建物が敷地の縁取りのように中庭を取り囲むように建っている。

この建物には立ち入り禁止のロープが張られていて

上には行くことができない。

外陣の建物そのものも気にかかる素晴らしい建物。

往時は約３６０もの房に全国から僧が集い、ここで寝起きしていたといわれる。

敷地内の中央に建つ聖母誕生教会

この建物自体は、１８３３年の火事のあとに再建されたもので、民俗復興様式という建築様式で建てられているとのことです。

聖母誕生教会入り口正面

白と黒の縞模様のアーチの内側の外壁が、また素晴らしい！
壁面全体＆天井いっぱいをフレスコ画が埋め尽くしている。

聖母誕生教会の入り口

ここから入る前に

先ずは、外壁をじっくり見せていただこう

どれもこれも、色鮮やか！

３６の聖書の場面やこの地方のそれぞれの生活の様子が描かれているというフレスコ画が壁や天井を埋め尽くす！

どれもこれも色鮮やかで時間を忘れてひとつひとつ見ていく

角にある噴水

教会の中は撮影禁止なので、せめて外壁だけでも、と、撮り捲ってます^^;

上ばかり見ていて、いい加減首が痛くなってくるけれど

それにもめげず。。。

約５００年にわたってオスマン潮の支配下に入っていた時期、
キリスト教信仰はもちろんブルガリア語の書物を読むのも制限された間、
そんな時でも、この僧院だけはそれらが黙認されていたそうです。

外壁をたっぷり見せていただいて、中へ入ってきました。

中は撮影禁止！

正面奥のたっくさんのイコンで飾られたイコノスタという壁の素晴らしいこと！
幅が１０メートルもあるという。
イコノスタだけではなく、壁や天井やすべて目に入るものが素晴らしい！
今は記憶の中でおぼろげながらに残っている程度なのが残念^^;
しっかり記憶にとどめておこうと、何度も何度も見て焼き付けたはずなのに…

さんざん歩き回って立ち止まって教会内を見て出てきたらとっても眩しい！

いいお天気に恵まれました。

横へ周って

聖母誕生教会横のフレリョの塔

フレリョの塔

フレリョの塔

フレリョの塔

フレリョの塔に入っているお土産物屋さん

片隅の水飲み場

ここでも、水は出っ放し〜

聖母誕生教会をぐるりと一周

立ち入り禁止のロープが張られている建物

中はどんなのかナァ・・・とよけいに興味を持ってしまう。

中庭を取り囲む建物の、門から見て一番奥の一階に入っている歴史博物館

ここも、カメラ持ち込み禁止です。

水の流れる音に惹かれて、裏門を出てきました

裏門を出たところにあるレストラン

裏門を振り返って

裏門前のレストラン・リラ

小さなお土産物屋さんが並びます。

下を流れる川沿いにもレストランがありそうです

ちょっと奥の方へ、ハイキングルートがあるか探しに行って見ました。

こちらはホテルのようですが、人影なし。。。

このお二人に出会いましたが、ほとんどこの方面へ行く人の姿がなく

ハイキングルートの表示を見つけることが出来ず、戻ってきました。

レストラン・リラの上にも宿泊施設があるみたいですが、

実際泊まっている人がいるようには感じられない静かな空間

レストラン・リラの上にある宿泊施設の廊下からの眺め

レストラン・リラと上にある宿泊施設

修道士の方々もレストランへ？

裏門から出てハイキングルートを見つけることが出来なかったので

この僧院内で時間をもてあましてます。

フレリョの塔に戻って

教会にももう一度〜

バスの時間にはまだ早いけれど

門から出てきました

門の奥に回りこんだけれど

先ほどの裏門の方にしか通じないみたい。。。

そして、最初の門に戻ってきてフト気付いたこの看板

どうやら、こちらがハイキングルート？

バスの時間までまだ少しあるので、

行ける所まで行ってみようと歩き出したのですが

このような道が延々と続く

しばらく同じような山道を歩いて戻ってきました

もっと早くに、こちらに気付いていればよかった^^;

時間通りに帰りのバスが出ます。

このバスで、ソフィアまで帰る人ばかりの中

リラ村で下りたのは私一人。

マイクロバスを見送って

ブラゴエフグラッドへ戻るバスに乗車

こちらも、毎時ちょうどに出発します。

帰る途中でも道路を走るお馬さんと共に。。。

途中、いくつかの村に寄りながら

帰りは、バスターミナルでなく、駅近くのバス停で停車

バスターミナルへは寄らないのかな？と思ってここで下車しました。

この旅行記へのコメント （4）

• SUR SHANGHAIさん 2013/08/09 08:11:38

  壁画もすばらしいとは

  リラの僧院の外観の写真はこれまでにも見ましたが、壁画もこんなに色濃くすばらしかったんですね。
  これはやはり一度は行かなくては。
  
  …と思いつつ、ルーマニアやブルガリア方面はまたお預け。(；＾ω＾)
  このまま未踏の地になりませんように。(-人-)
  
  今年は猛暑の夏を忘れるべく、同じヨーロッパでも、文化財は無い北の方に行って来ようと思います。
  
  

  デコさん からの返信 2013/08/10 05:46:58

  RE: 壁画もすばらしいとは

  SUR SHANGHAIさん、おはようございます♪
  
  ご訪問＆コメントありがとうございます^^
  リラの僧院は、私も外観はよく目にするものの
  壁画や内部の様子はあまり印象がなく、今回やっと見ることができました。
  内部は撮影できないのが残念でしたが、見事でした！
  
  ブルガリア＆ルーマニアはほんとにマイナーなんですね〜
  でも、温かい地元の方々の優しさに溢れた国々、
  たくさんの人にも知ってもらいたいナァ…と思いました^^
  
  この夏は北欧に行かれるのですね^^
  また素敵な旅行記を楽しみにさせていただきます♪
  

• mariさん 2013/08/04 23:26:51

  思い出が・・

  デコさん
  
  こんばんは〜*＾＾*
  リラの僧院、素晴らしいですね〜。
  
  私がここを訪れたのは、2004年の秋でした。
  ソフィアから日帰りだったのですが、公共の交通機関では
  難しく、何軒もまわった旅行代理店でロシア語しか話せない
  おじいちゃんドライバーを手配してもらって訪れたことを思い出しました。
  
  このときのルーマニア＆ブルガリアの旅、
  私の中でちょっと特別な思い入れがあって、デコさんの旅行記を
  読んで、あの当時のことを懐かしく思い出しています。
  
  まだまだ先が長いのですが、楽しみに読み進みマース♪
  
  mari

  デコさん からの返信 2013/08/05 07:09:22

  RE: 思い出が・・

  mariさん、おはようございます♪
  
  懐かしんでいただけたようで、私も嬉しいです *~ ~*
  私が訪れた時も、リラの村から修道院までは、
  ソフィアからやってきたミニバスだったのです。
  たぶん、村からの移動手段はこれしかないようでした。
  
  ブルガリアの人たちって、一見無愛想で近づきがたく感じるものの
  いったん話しかけると、表情がガラッと変わって、とっても優しい！
  笑顔は万国共通なんですね〜♪
  
  またおいでくださるのを、楽しみにお待ちしています~~
  私も、モロッコ編の続き、楽しみにさせていただいてます*~ ~*