2011/12/29 - 2012/01/05
94位(同エリア171件中)
たつさん
一年前、ベルリンとプラハで生まれて初めて海外で年を越した。
今年もなんとか行けそうということで、まだ未訪の3ヶ国にターゲット絞って周遊。
リラの僧院を観たい!ということでブルガリア。
世界で指折りのつまらない(と言われる)首都を観たい!ということでルーマニア。
ファドを聴きたい!ということでポルトガル。
東欧2ヶ国と西欧1ヶ国を繋ぐ、移動時間がやたらとかかる駆け足旅となった。
2日目はソフィアからホステルのツアーでリラの僧院へ。
山奥にひっそりと佇む雪の僧院に感銘を受ける。
ソフィアに戻り、夜行列車でブカレストへ向かう。
1日目:東京→ミュンヘン→ソフィア
☆2日目:ソフィア→リラの僧院→ソフィア→(夜行列車)
3日目:→ブカレスト→フランクフルト→リスボン
4日目:リスボン→ポルト→リスボン
5日目:リスボン→ロカ岬→リスボン
6日目:リスボン市内
7日目:リスボン→ミュンヘン→
8日目:→東京
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.5
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-
7時頃起床し、今夜20時過ぎののブカレスト行き夜行列車のチケットを買いに駅へ向かう。
乗りたい列車は決まっている為、出発前に手配しても良かったのだが、この列車はソフィア発ブカレスト経由モスクワ行きらしく、ブルガリア国外の旅行会社ではソフィア→ブカレストのチケットが手配できないとのこと。
列車のチケットはホステルの近くのRilaと呼ばれるチケット販売所でも売られているらしいが、リラの僧院行きのツアーが8時過ぎ出発の為、間に合わない。
そこで、6時から開いているソフィア中央駅の窓口に買いに行くことに。 -
底冷えする街並みを、トラムに乗って中央駅へ。
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さすがに乗客もまばら。
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10分くらいでソフィア中央駅へ。
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テントを張り巡らしたような、変わったデザイン。
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駅の「TICKET」と書いてある窓口で聞くと、国際列車のチケットは正面入口左手の通路の奥で買ってくれ、とのことだったので、それに従い通路を進む。
両替所の奥に「RILA」の文字が。
あったあった。 -
ブカレストまでは2等寝台で64Lv(約¥3,600)。
この列車はベラルーシ経由のモスクワ行きなので乗り過ごさないようにね、出発は1番ホームの左の方だから、と、RILAのおばちゃんが親切に送り出してくれた。 -
再び、中央駅からトラムでホステルに戻る。
東欧らしい町並みに深い霧が似合う。 -
ホステルで朝食。
まだ早い時間でもあり、食堂には人はまばら。 -
8時過ぎにフロントへ行くと、ツアーの参加者は自分を含めて3名。
あとの2名はポルトガル人のカップル。ソフィアで4日間、そのあとイスタンブールに飛ぶのだとか。
リラの僧院へは公共機関で行くのが意外と難しく、ホステル主催のこのツアー(1人25ユーロ)はとても便利。
ソフィア郊外に出ると、スキー場が見えてきた。 -
途中のガソリンスタンドで休憩。
コーヒーでも買おうと併設のショップに入ると、バスツアーの乗客がどっと流れ込み、店内大混雑。 -
ガソリンスタンドを過ぎるとかなり田舎道に。
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いよいよリラの僧院…と思いきや、ドライバーのおっちゃんが「この奥に良い所があるんだ」と、リラの僧院をスルー。
雪に覆われた山道に入る。 -
何もない山道で車を降りて、雪で覆われた山道を登る。
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枯葉と石の上に雪が積もり、歩きにくいことこの上ない。
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小さな寺院が見えてきた。
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今日は閉まっており開いていない。
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ガイドのおっちゃん曰く、この先にもあるんだよ、と。
リラの僧院を創立した聖イオアンが、彼の教え子たちがリラの僧院を建てている間の12年間、ここで過ごしていたとのこと。
真っ暗なのに。 -
中から抜けられる道があるというが…
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体がつっかえそうな小さな穴をよじ登って外へ。
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車に戻り、リラの僧院まで。
2.5時間のフリータイム。 -
南側の門から入る。
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これほどの建物がこんな山奥にひっそり建てられているのが不思議。
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聖母誕生協会のアーケードの天井にはフレスコ画が。
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聖母誕生教会。
凛とした寒さの中で、ひときわ際立って見える。 -
お。
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のびー
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人なつこく、逃げない。
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聖母誕生教会を正面から一枚。
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この寒さにもかかわらず、観光客が絶えない。
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もう少し暖かければ、この僧院の中で泊まることもできたのだが。
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すっかり満足して、食事でもしようと門を出るとそこに人だかり。
何?
どうやらお菓子屋さんらしい。 -
揚げパンに粉砂糖をかけたもの(0.5Lv)
あとでガイドに聞くと、「ミキーツァ」という食べ物のこと。
歩いて疲れた体にしみいる甘味。 -
僧院近くのレストランに入り、ランチ。
定食のようなものはないようで、アラカルトを注文。
ピクルスのサラダとシュケンベ・チョルバ(臓物のスープ) -
そして鱒のフライ。
この近くで取れたものかどうかはわからないが、美味。
しめて21Lv。 -
レストランを出ると、ドライバーのおっちゃんが待っていた。
リラの僧院を出てソフィア市内に戻る。
疲れと満腹感で爆睡。 -
気が付くと、すでにソフィアの市街地に入っていた。
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16時半頃ホステルに戻る。
通りに沈む夕陽がキレイ。 -
そのままホステルに帰らずにトラムに乗って市の中心部へ。
聖ネデリャ教会。 -
中に入るとミサが行われていた。
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ろうそくの灯が幻想的。
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陽は暮れ始め、人々が家路につく足を早める。
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旧共産党本部。
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聖ニコライ・ロシア教会。
玉ねぎ型のトームがロシア正教の教会であることを認識させてくれる。 -
聖ニコライ・ロシア教会の前の広場にはクリスマスツリー。
今日は12月30日なので、5日間ほど放置されていた、ということか。 -
そして、ソフィアに来たもう一つの目的である、アレクサンダル・ネフスキー寺院。
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ライトアップされ、より荘厳なたたずまいを見せる。
中に入ると高い天井にフレスコ画が描かれていたが、ろうそくのススの影響か、やや色合いがくすんでいた。 -
アレクサンダル・ネフスキー寺院を後に、ソフィア大学方面へぶらぶら歩く。
石畳がヨーロッパを感じさせてくれる。 -
通りにはささやかながらイルミネーション。
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小さな商店にワインリスト。
これだけの種類のワインがこの店で扱われているということか? -
途中で本屋に寄ったが、これが意外と充実。
日本のヴィレッジ・ヴァンガードみたく色々なアイテムが置かれており、眺めていても楽しい。 -
メトロに乗って再び市内のセルディカ駅へ。
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メトロの入口。
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ブルガリア料理が食べたくなり、ガイドブックにも載っていた、聖ゲオルギ教会近くの「Trops Kashta」へ。
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・豆のスープ
・ヨーグルトときゅうりのサラダ
・ロールキャベツ
・ピラフ
で7Lv。
安いわりには美味しく、満腹に。 -
再びトラムでホステルまで戻る。
道すがら、多くのクリスマスツリーを発見。 -
ホステルに戻ってシャワーを浴び、預けていた荷物をピックアップして、夜行列車に乗るべくトラムでソフィア中央駅へ。
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出発まであと20分弱。
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8時間強の列車旅に備え、飲み物やヨーグルトなどを購入。
準備万端! -
しかし、1番線のホームには列車がいない。
ソフィア始発なのに遅れてる?
そしてホームにはうっすらと霧が。 -
すでに発車時刻数分前。
それにしては列車を待つ乗客がいない…
と思いつつ駅員に聞くと、
「もう出るよ!ホームの端っこ!」
と、何やってんだ、くらいの勢いで言われる。
霧で見えなかったが、ホームの端っこに確かに列車が止まっている。
ダッシュ! -
200m位の距離をダッシュしつつ、ドアを閉めようとしている車掌に大声で存在をアピール。
ギリギリセーフ!
座席はコンパートメントの下段。
車内はガラガラ、コンパートメントには自分だけとかなり快適。 -
発車してからしばらくはソフィア市街地をノロノロ走る。
郊外に出たあたりで車内を散策。
東欧らしい女性の車掌に「ビュッフェがあるわよ」と言われて行ってみると、2席だけの小さな食堂車。
誰もいない売店で飲み物でも買うかと、係員を待つと、やって来たのは先程の女車掌。慣れた手つきでコーラを出してくれた。
ひょっとして兼任? -
席に戻ってウトウトしていると、列車が止まったのに気が付いて目が覚める。
どうやらブルガリアの国境駅らしい。時刻は深夜3時。
待っていると、ブルガリアの警備官がやってきてパスポートチェック。
列車は少し走って、今度はルーマニアの国境駅へ。そして同じ作業。
西欧ではこういった風景が見られなくなっているが、旅行者から見ると、こういうのは雰囲気があって良いと思う。
3時間半後にはブカレスト!
続きは↓
http://4travel.jp/traveler/isms/album/10657194
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