ブルガリア&ルーマニア　【１１】リラの村で散策

2013/05/21 - 2013/05/21

リラ村は、リラの僧院に行くためバスの乗り継ぎで寄る村ですが、
私にとっては、こちらの村での散策がメイン！？
初めは、僧院だけならソフィアからの日帰りで充分と思っていたのです。
ところが、調べているうちに村でぶらぶらしてもよさそうかも？
そのためには、日帰りでは時間がとれない。。。
それじゃあ、この辺りで宿泊するしかないじゃん！と宿探し開始。
リラ村での宿は探すことが出来ず、ブラゴエフグラッドからならバスは1時間毎にあるし。。。
となって、このようなスケジュールになりました。
この村も、見所がどうのこうのって、特にないのですが、
ぶらぶらしているうちに、初めて訪れた感覚が薄れ、
いつか来たことがあるみたい！と思えるようになり、
たっぷり楽しませていただけました。

☆'.･*.･:★'.･*.･:☆'.･*.･:★'.･*.･:☆'.･*.･:★ '.･*.･:☆'.･*.･:★'.･*.･:☆

スケジュール

5/16　伊丹空港→成田→ミュンヘン→ソフィア空港　［ソフィア泊］
5/17　コプリフシティッツァ　　　　［ソフィア泊］
5/18　ボヤナ教会、市内観光　　　　［ソフィア泊］
5/19　ヴィトシャ山でハイキング　　［ソフィア泊］
5/20　ソフィア→ブラゴエフグラッド［ブラゴエフグラッド泊］
5/21　リラ村＆リラ僧院　　　　　　［ブラゴエフグラッド泊］
5/22　サンダンスキ、メルニック　　［ブラゴエフグラッド泊］
5/23　ブラゴエフグラッド→バンスコ［バンスコ泊］
5/24　バンスコ→プロヴディフ　　　［プロヴディフ泊］
5/25　バチコヴォ僧院　　　　　　　［プロヴディフ泊］
5/26　プロヴディフ→カザンラク　　［カザンラク泊］　　
5/27　シプカ、ガブロヴォ、エタル野外博物館［カザンラク泊］
5/28　カザンラク→ヴェリコ・タルノヴォ［ヴェリコ・タルノヴォ泊］
5/29　トリャブナ　　　　　　　［ヴェリコ・タルノヴォ泊］　
5/30　アルバナシ　　　　　　　［ヴェリコ・タルノヴォ泊］
5/31　ヴェリコ・タルノヴォ→ルセ→ブカレスト［ブカレスト泊］
6/1　 ブカレスト→スチャバ→グラ・フモール［グラ・フモール泊］
6/2　 5つの修道院　　　　　　　 ［グラ・フモール泊］
6/3　 スチャバ　　　　　　　　　［グラ・フモール泊］
6/4　 グラ・フモール→スチャバ→ブカレスト［ブカレスト泊］　
6/5 ブカレスト市内散策、ブカレスト空港→ミュンヘン空港→
6/6　 →成田空港→伊丹空港

エリア リラの僧院周辺(ブルガリア)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス タクシー 徒歩
• 航空会社: ルフトハンザドイツ航空 ANA
• 旅行の手配内容: 個別手配

ブラゴエフグラッド発リラ村行きのバスは

７：００〜２０：００の毎正時発（12便）

リラ行きのバスは、5番ホームから出発

時刻に正確な、というか、1分ほど早いくらいに出発します。

だから？バスに乗る人たちは30分ほど前から集まってきています。

途中通過する村ののどかな風景を眺め

村と村の間は広々とした空間に

遠くには雪を被った山の風景

並木道の美しさも見ることができます。

40分近くで到着したリラ村のバスターミナル

ターミナルの建物

中は待合室のようになっているけれど、ほとんど無人状態です

バスターミナルの入り口に展示されていた機関車

バスターミナル近くを流れる川

勢いの良い流れです。

川近くにはカフェが数軒

バスターミナル隣の建物

村中の分かれ道にあった表示

バスターミナルから来た方に戻ると広場に面して建つのは、市庁舎でしょうか

坂道を上っていくと、昔ながらの建物が現れてきます。

人が住んでいなさそうな建物も

そして、村の教会へ

教会の敷地内への入り口

敷地内に入って

教会の外壁にある壁画

外壁は隙間なく絵が描かれている

では、中へ

と思って入ると、ちょうどミサの最中

すぐ出てきました。

また後で来ようと、坂道を上っていきます

遠くに見える山々

教会を見下ろして

いい眺めが広がります

村の地図もなく、ただ気の向くままに散策

この村でも、民家の庭先には葡萄の棚が作られています

水飲み場も水が枯れることなく

見た目にはとっても綺麗なんだけど

石畳の路地は羊さんたちの落し物だらけの所も...

踏まないように歩くのって難しい^^;

かなり上のほうまで上ってきたら

修復中の教会？

表示もあるけれど、読めないと決めてかかってて

あんまりよく見ないで本能のまま〜

建物は修理されていなさそうで

でも、お庭には手入れされているお野菜の畑があります。

葡萄棚をくぐって

特にこの村だけではないのですが、
野良犬（？）くんたち、どの子も歩いたり立っている姿より
こうやって横になって寝転んでいる姿ばかり目にしたのは、な〜ぜ？

サントリーニ島で、いやというほど、野良犬たちに付きまとわれた思い出が頭をよぎる。。。

付きまとわれたらどうしよう。。。という心配は、ここでは必要なしかも^^;

青空に映えるバラの花♪

こんな、壁の剥がれたおうちも、何となく素敵に見えてしまう。

こうやって見ると、葡萄畑が広がる村なんですね〜

葡萄だけじゃないんですよ〜

わかりますか？真ん中の下の方にぶら下がっている瓢箪！

軒下には、唐辛子も

坂道があればドンドン上ってしまう習性で^^;

とても急な坂道、こんなところまで上ってきました。

見晴らしいい！！

お〜

やはり高い所はいいですね〜〜〜

上りつめた所に建っていた建物は警察関係？

この前で、警官と思われる人と地元の方が雑談中

それにしても眺めがいいです♪

しばらく遠くの山をうっとり〜

村の路地は、どこをどのように行っても

どこかで繋がっているみたいです。

違う道を進んでも、先ほどの教会に戻ってきました

ちょうどミサが終わったところで

人々が出てきていたので、いれかわりに入らせていただきました。

わ〜イコンがビッシリ！

左右に、お祈りを捧げる人の姿があったイコン

民家の前に軒並みに続く葡萄棚

こちらの坂道も急！

足が重くなったけれどついつい上っていってしまいました。

この村でもお馬さんは大活躍です。

教会のある地区から、川を渡り、反対側のほうへやって来ました

こちらへも坂道を上っていきます〜

いったい住んでいる人たちはいるの？と思うくらい

とっても静かな村の中です。

かなり上ってきました

と、二人のおばあさまが歩いていらっしゃいました。

ドブリーデン♪

とご挨拶すると、持っていたチョコレートの箱を開けて
「一つ食べてごらん」とのジェスチャー。
こんな通りすがりの者なのに、「いいんですか^^」と
あつかましくも手を伸ばすデコ^^;
なんだかわからないけれど、
お互いに通じないブルガリア語と英語の会話で、でも、
なんだか言いたいことは通じ合っているような雰囲気で
しばらくのあいだ、雑談。。。

しばらくして、カメラを出して、撮ってもいい？と訊いたら
髪の毛を整えて、ポーズをとってくださいました^^

そのあと、チョコを持ったおばあさまは、１軒のおうちに入っていかれ

もうひとりのおばあさまは、畑へ〜〜〜

私はそのまま、散策へ

こちらからもいい眺めですね

しばらく散策して先ほどの路地近くに戻ってきたら、１軒のおうちから
さっきのチョコのおばあさまとお友達らしき方が出ていらっしゃいました。
箱の中のチョコは残り少なくなっていて、きっとこの辺りのお家１軒１軒
チョコを配って周られていたのでしょうね^^

昔、田舎の祖母も、よそ様からいただいたお土産物は
このようにしてご近所に配り歩いていたよなぁ。。。と
ついつい、重ね合わせてしまっていました。

草刈に集中していたおじさま、

カメラを向けると、この方もポーズをとってくださった^^

ひっそりした広っぱに出てきました。

誰もいないのに出っ放しの水

手を出すととっても冷たくって、ちょっと一口！

美味しいお水でした^^

きっと、ここで日向ぼっこする人とかいらっしゃるんでしょうね

こんな眺めを見ながら。。。

近くのカフェでバスの時間待ちです。

子供さんたちを連れて休憩する若いママさんたちのグループあり、

カフェで働くお姉さんの息子さんが学校から帰ってきて、

その子の友達も集まってきました。

みんな、ここで寛ぐのが日課みたい。

素晴らしい風景を眺めながら休憩できる村

そして、温かな雰囲気、人々に出会えて

ここで、ゆっくり出来てよかった！と思うデコでした^^

この旅行記へのコメント （6）

• わんぱく大将さん 2013/10/21 09:25:13

  チョコレート

  デコさん
  
  何のためのチョコレ―ト配りだったのでしょう？　　　大将

  デコさん からの返信 2013/10/22 19:17:33

  RE: チョコレート

  たぶん！なのですが、お土産にいただいたチョコが美味しく珍しくて、ご近所さんやお友達に味見がてらお配りになっていた途中なのだと、勝手に解釈していました^^:
  
  都会や乗り物の中では治安的に用心しないといけないと,ガイドブックにはよく書いてあるかも？なのですが・・・
  このおばあさん達のお姿から、ついつい田舎のおばあちゃんちに行った時の気分！で、美味しくいただいちゃいました^^
  （おいおい、いったい、いくつになってんのや！あんたがおばあちゃんやろ！と言われそう^^;）
  

• 旅するうさぎさん 2013/09/24 20:42:51

  リラの村の壁画

  デコさん
  
  ブルガリアのリラの村で散策の旅行記を拝見しています。
  この教会の壁画に興味を持ちました。
  リラの僧院の壁画を拝見していても感じたのですが、
  この地域の教会の壁画の人物は、ちょっとずんぐり描かれていて、
  可愛らしい感じですね。
  
  この絵は、真ん中に大天使ミカエルがいて、人間の魂の重さをはかっている
  最後の審判の場面ですけど、よく見ると、地獄に落ちた人達が下の方で
  吊るされて火あぶりになっているので、ずんぐりで人物が可愛く描かれている反面、結構、恐怖も感じる絵ですね。
  
  デコさんがイチオシにしている写真の黒い窓枠の民家などは、
  なんとなく日本の民家に似ていると思いました(^^)
  
  
  旅するうさぎ

  デコさん からの返信 2013/09/25 08:10:29

  RE: リラの村の壁画

  旅するうさぎさんへ
  
  さすが、うさぎさん！壁画をしっかりご覧下さったのですね^^
  なまぐさデコは、あいかわらず、その意味もわからぬまま、
  ただ素晴らしい！と思うのみで、お恥ずかしい^^;
  今回もたくさんの壁画を見て、どれにも共通するのは
  地獄に落ちたら、こんなむごい目に会うのね >_< でした。
  だからこそ、地獄に落ちないように毎日を誠実に生きようと思えるのかも。
  
  リラをはじめ、田舎の村の風景では、初めて来たのにもかかわらず
  懐かしい思いで包まれてきました。
  きっと、うさぎさんがおっしゃるように日本に似た風景だからでしょうね〜
  子どもの頃、田舎のおじいちゃんおばあちゃん家にお泊りで行った気分を
  思い出しながら、のんびりさせていただけました♪
  

• ippuniさん 2013/06/26 16:46:15

  ふれあい

  デコさん、こんにちは。
  
  リラの僧院、私も行きましたよ〜！
  カザンラクの薔薇祭りに行った時に立ち寄りました。
  スイス在住時だったのでもうだいぶ前なのですが、
  スイスで空港に向かう途中の列車に一眼レフを置いて降りてしまい、
  乗り換えのフランクフルト空港で簡易カメラ(？)を購入して、
  それで行ったのですが乾電池式のカメラだったので電池がなくなり(T_T)
  あまり思いっきり写真が撮れなかったのです。
  いつかまた、薔薇祭りと一緒に行きたい場所です。
  
  でも私が行くときはいつもレンタカーで行ってしまうので、
  言わば、ドアツードアだから、現地の人と触れ合う機会がありません。
  いつもデコさんのバス旅行を見ていてすごいなぁ〜と思います^^
  バスの時間とか大体でも予め調べていかれるんですよね？！
  時間とか行き先の制限は出てしまうけど、そんな旅もいいなぁと思い始めました^^
  
  ippuni
  

  デコさん からの返信 2013/06/27 07:17:09

  RE: ふれあい

  ippuniさん、いつもありがとうございます♪
  
  リラの僧院、素晴らしかったですね！
  やはり、実際に自分で目で見るとよりいっそう素晴らしい！！
  といいながら、少し時がたつともう、どんなだったかの詳細が記憶のかなた〜
  せめて、撮影できたらまた後で思い出すのに一役かってくれそうなんだけど。。。
  
  カザンラクのバラ祭り、私が行った時期が１週間ほど早かったもので
  実際に見ることができませんでした^^;
  わかってはいたのですが、時刻表を調べてルートを決めて、それぞれの宿泊数を決めて・・・
  気がつくと、１週間ずらした方がいいかも？でも、このルート、周りやすいし崩したくないし。。。
  きっと、この時刻表がネックだった！
  
  ippuniさんのように、レンタカーで周るのなら、時刻表なんて気にしなくてすむのですが^^;
  だから、私にとって、レンタカー利用できるippuniさんの旅は憧れなのです^^
  
  おっしゃるように、人々とのふれあいはほんとにありがたい、幸せなことだと感謝のかぎりです~~
  心に残るのは、あの優しい方々の笑顔に目！宝物になっていってます♪