2013/06/02 - 2013/06/06
1413位(同エリア4058件中)
櫻さん
湿度も高く、温度計を見ると35℃。
そんな高温多湿の中でのサイクリングは無謀かな、とも思いつつ、サングラス・帽子を被って高雄の街を走り回りました。
コンビ二は街中の至る所にあるので、水分補給の心配はとりあえずないとして。
観光地巡りをしたり、ご当地名物を食べたり、海風に吹かれたり。
市内はサイクリングロードが整備されているので、季節を選べば自転車での観光もオススメです。
地下鉄やバスでの移動が面倒な場所でも、自転車ならサササッと辿り着けます。
1日あれば主要スポットはある程度廻りきれるので、脚力に自身のある方は是非チャレンジしてみて下さい。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 1.5
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 船 自転車 タクシー 徒歩 飛行機
- 航空会社
- チャイナエアライン
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
いよいよ今回のメインイベント、レンタサイクルを借ります。
借り方の詳細については、よろしければクチコミの方をご覧下さい。
私も事前に手順をメモに書いて、それを見ながら操作しましたが、やってみると意外に簡単でした。
写真のような租賃站(自転車貸し出し場)が街中にたくさんあります。
自転車が数台しか写ってないのは、他の人が使用中ということ。
場所によってはもっとたくさん自転車が置かれている所もあります。 -
さぁ、走り出すよ〜。
と、その前に、暑さ対策と栄養補給にコンビニでドリンク剤を購入。
味はとっても漢方系。 -
街中のお花屋さん。
和と中のコラボです。 -
街中の果物屋さん。
南国ですね〜。 -
まず、やって来たのはココ。
市街地の東はずれの方にある「高雄市文化中心」。
台北に「中正紀念堂」という芸術や音楽関係のイベントが行われる場所がありますが、あれの高雄版です。 -
大きなホールがありました。
敷地内は公園にもなっていますが、こんな猛暑の中で呑気に公園で遊んでいる人は見かけませんでした。 -
この文化中心の周りは、芸術家や一般市民が作ったオブジェなどが飾られていて「芸術大道」と名づけられています。
芸術に対して全く造詣が深くないので、美とか価値が分かりませんでした。 -
こういう飾りは、ちょっとお洒落じゃん♪と思いました。
-
文化中心から西に走って、今度は新堀江商圏。
原宿とか渋谷みたいな若者の街ということですが、こういう所はやはり夕方からの方が活気があるんですかね。
昼過ぎではまだ開店していないお店もありました。
閑散としています。 -
もうちょっと西に走って、中央公園に来ました。
文字通り、高雄市街のほぼ中央に位置する大きな公園です。
MRTの中央公園站の出口も園内にあります。
椰子並木がステキですよね。
手前の水場は、時間ごとに噴水が吹き上がります。 -
園内から85大楼が望めます。
-
これが中央公園站の出口。
とっても巨大です。
遠くから見て、アリーナか何かかと思いました。 -
中央公園から南下して海の方に行くと、こういった道が現れます。
これはかつて日本統治時代に整備された臨港線の廃線跡。
そこを今はサイクリングロードとして利用しています。
高雄港に沿って走ることができます。 -
サイクリングロードの左側には港が。
大きなコンテナ船が何隻も停泊していました。 -
海沿いから少し街中に入った所にある「陳中和邸」。
ここは陳中という高雄の富豪が住んでいた邸宅です。
1920年に建てられた物で、当時は個人が洋館を建てるのは珍しかったそうです。
右横の赤い影は、スマホのストラップが写りこんだ物です。
何故その場で確認して撮り直さなかったのか。
それは暑さでボーっとしていたから。 -
陳中和邸からちょっと行った所にある「メイ瑰聖母聖殿主教座堂」。
清の時代の創建で、台湾最初のカトリックの教会であり、アジア三大聖堂の1つでもあるそうです。
思ったより小ぶりな教会でした。
右下に写り込んでいるのは、スマホカバーの一部。
何故その場で確認して撮り直さなかったのか。
それは…以下略。 -
高雄の街を南北に貫く愛河。
西側に渡って、更に走り続けます。 -
橋を渡って少し南へ行った突き当たりは「真愛碼頭」です。
ここからも旗津半島行きのフェリーが出ていますが、就航は休日のみ。
乗船賃も往復40元と、鼓山−旗津間の片道15元に比べたら割高です。
夜景を楽しみながらノンビリ行きましょう、という人達向けなのかなぁと思ったら、運行時間は13:20から16:00までの数本でした。
利用者がいるのか不明。 -
「真愛」という名前と、ここから見る対岸の景色がキレイなので、デートスポットとしても有名だそうです。
夜にもう1回来てみよっと。 -
かなり汗をかき、体も火照ってきてるので水分・塩分補給をしましょう。
高雄婆婆冰というかき氷屋さん。
近くにはガイドブックによく紹介されている氷屋さんもありますが、この店も有名なようで、通りを挟んで2店舗ありました。
片方の店は外のテーブル席まで満席だったので、もう1店舗に行ってみたら、こちらはなぜかガラガラでした。 -
店内の様子です。
-
頼んだのは烏梅冰。
お店のお兄ちゃんに「梅だよ?いいの?」みたいに確認されましたが、なんで?
日本人がみんなマンゴーを頼むと思ったのかしら?
だって暑いんだもん。
サッパリしたかったんだもん。
マンゴー、そんなに好きじゃないんだもん。 -
こちらはこの店の看板娘、とうかイメージキャラクター、というか、初代店主のお母さんだそうです。
等身大(なのか?)のパネルが、なぜかトイレの入り口で出迎えてくれました。
ここが定位置なのか。
追いやられただけなのか。 -
だいぶ体も冷えたので、再びペダルを漕ぎ始めます。
高雄港入り口では、こんな門がそびえ立っていました。
大きかったです。 -
港近くにある「駁二芸術特区」です。
日本統治時代に建てられた倉庫群が立ち並ぶエリア。
その倉庫を改装して様々なアートスペースとして使っています。 -
デカイ人型のオブジェがお出迎え。
-
トイレも芸術的に改装。
-
風景すべてが芸術です。
-
かき氷を食べたばかりなのに、なぜか小腹がすいてきました。
駁二芸術特区から更に西へ進み、MRT橘線・西子湾站近くにある「包手」という包子屋さんで腹ごなし。 -
包子の種類は豊富で、全部で20種類くらいありました。
私が食べたのは「黄金地瓜起司包(30元)」。
甘いお芋のクリームとチーズが交じり合って美味しかったです。 -
お腹も満たされました。
次に来たのは武徳殿。
日本人が柔道・剣道を修練し、武士道精神を培う場として、統治時代の1924年に竣工されたそうです。
ガジュマルの木がテラスを突き抜けてるのが圧巻。 -
武徳殿から更に西へ道なりに進むと、西子湾トンネルが出てきます。
人と自転車のみで、車・バイクは通行禁止です。 -
トンネルを抜けると…。
-
そこは中山大学だった。
-
高雄市街の西の端、西子湾沿いにある国立の大学です。
トンネルを抜けると本当にキャンパス内に出てしまいますが、西子湾海水浴場にも通じるので、一般の人が通っても大丈夫。
敷地内はとても広く、キャンパスや運動場のスグ横はキレイな西子湾です。
こんな素敵な大学に通ってたら、きっと勉強もはかどっただろうなぁ。
いや、それとこれとは別だろうなぁ。 -
大学からはこんな景色が広がります。
-
中山大学から海沿いに南下するとあるのは、有名観光スポット「英国領事館」。
-
ジグザグ階段を昇ります。
-
階段を昇って振り返ると、まぁキレイ。
-
階段を昇りきった所にあった廟。
-
廟の右隣に領事館がありました。
領事館、日本軍の要塞司令部、高雄海洋観測所になるなど、様々な遍歴を辿って来たそうです。 -
内部は当時の歴史を学べます。
-
イチオシ
ちょっぴり芸術的に。
-
母国イギリスへのオマージュでしょうか?
ユニオンジャックを型どっていると言われている門。 -
裏庭からは旗津半島が望めました。
灯台が見えます。 -
領事館を更に南下。
海沿いに走ると哨船頭公園があります。
高雄港を見渡せるので、昼も夜もオススメな公園です。 -
園内にはスタバがありました。
オレンジの看板が、なんか珍しい。 -
公園からは対岸にある鼓山フェリー乗り場が見えます。
次はフェリーに乗って旗津半島へと向かいます。
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この旅行記へのコメント (3)
-
- Halonさん 2013/06/23 10:16:37
- お疲れさまでした!
- 櫻さん はじめまして
徒歩とレンタサイクルの旅、自由に動けていいですね♪
私もときどき旅先で自転車を借りるのですが、
台湾でのレンタサイクルもなかなかお得感がありますね。
知りませんでした。
高雄と台南のレンタサイクルの借り方がクチコミに詳しく書いてあって
とても参考になりました。
高雄での一日は朝早くから夜までとても充実しているように思えました。
文化中心から海まで行くのでも結構距離がありそうですが、その後に島まで渡って手広く回られましたねえ。
でもレンタサイクルだと頑張っちゃいますよね。
きっとその日はぐっすり眠れたでしょう。
私もラオスで3日連続で自転車こいで太腿が痛くなったことがあります。
「黄金地瓜起司包(30元)」というのはちょっと興味がわきました。
甘いお芋のクリームとチーズが交じっている食べ物って、
個別に食べると美味しそうですが、交じると想像がつきません!
次回、台湾か中国に行ったときに探してみます。
それでは失礼します〜
- 櫻さん からの返信 2013/06/23 22:44:52
- RE: お疲れさまでした!
- はじめまして。
クチコミ&旅行記への投票、更にはメッセージまでいただき有り難うございます。
Halonさんのような旅慣れた方からなので、すごく恐縮してしまいます。
チーズが好きなので「起司」という中国語は覚えました。
だから包子屋さんとかで「起司」という文字を見たら、迷わずそれを選んじゃうんですよ♪
Halonさんの旅行記もザッとですが読ませていただきました。
高雄に住まれていたことがあるんですね。
羨ましい〜。
今回初めて高雄を訪れたんですが、台北よりも気に入りました。
街の雰囲気が、陽気だけど穏やかと言うか、なんかイイな〜って。
文化中心から街をグルグル廻ってフェリーに乗って、という距離も、Halonさんならお分かりですよね〜。
立ち仕事をしてまして、そのせいか脚力には自信があるから2〜3時間くらいは平気で歩き回れます。
でも、やはり自転車となると違うみたいですね。
私も帰国してから3日間は股関節が痛かったですもん。
でも、観光地ではタクシーとかバスでの移動も楽チンだけど、徒歩や自転車の方が街を隅々まで見られると言うか、思いがけない発見とかあって楽しいなぁと思います。
だから台北では余程の距離か疲れていない限りは徒歩でしたね。
今回の高雄・台南は広範囲を廻るのでレンタサイクルを選びましたが。
私の次回の訪台は9月を予定しています。
廻るところは既に決まっていまして、とりあえず今回の旅行記をチャッチャと仕上げて、終わり次第、9月の計画に本格的に取り掛かる予定です。
その際は、改めてHalonさんの旅行記を参考にさせていただきますね。
それでは、お互いこれからも楽しい旅行をしていきましょうね。
ではでは。
櫻さん はじめまして
>
> 徒歩とレンタサイクルの旅、自由に動けていいですね♪
> 私もときどき旅先で自転車を借りるのですが、
> 台湾でのレンタサイクルもなかなかお得感がありますね。
> 知りませんでした。
> 高雄と台南のレンタサイクルの借り方がクチコミに詳しく書いてあって
> とても参考になりました。
>
> 高雄での一日は朝早くから夜までとても充実しているように思えました。
> 文化中心から海まで行くのでも結構距離がありそうですが、その後に島まで渡って手広く回られましたねえ。
> でもレンタサイクルだと頑張っちゃいますよね。
> きっとその日はぐっすり眠れたでしょう。
> 私もラオスで3日連続で自転車こいで太腿が痛くなったことがあります。
>
> 「黄金地瓜起司包(30元)」というのはちょっと興味がわきました。
> 甘いお芋のクリームとチーズが交じっている食べ物って、
> 個別に食べると美味しそうですが、交じると想像がつきません!
> 次回、台湾か中国に行ったときに探してみます。
>
> それでは失礼します〜
- Halonさん からの返信 2013/06/24 06:29:50
- RE: RE: お疲れさまでした!
- 返信ありがとうございました。
高雄に住んでたのバレちゃいましたか(^^ゞ
その割りには観光ポイントとか知らなくて恥ずかしいんですが。
あの頃はインターネットが普及していなくて、情報も少なくてって言い訳しておきます(笑)
> 街の雰囲気が、陽気だけど穏やかと言うか、なんかイイな〜って。
高雄は方言にあたる台湾語を使う人たちが台北より多くて、
その分気取りがない雰囲気があるかもしれません。
それから台北よりお天気がいい日が多いのも暮らしやすくて好きでした。
櫻さんは次も台湾を回られるんですね。
プロフィールに書いてらっしゃるように、1つの国をリピートされるようですね。
今後の旅行記も楽しみです。
旅行記は終わらないと次の計画が始められませんよね。
私もです。まだ前の旅が終わってない気分で。
旅を楽しんだ後に旅行記を書いて二度楽しめるのが4トラベルのいいところ!と思っています。
私も次は9月に香港からベトナムまで陸路旅の予定ですよ。
初めてマカオにも寄ってエッグタルトと牛乳プリンは食べたいなと思っています。
櫻さんも台湾で濃厚な味のプリンに出会えるといいですね〜
ではまた〜
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