2008/01/03 - 2008/01/06
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Tatsuoさん
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この旅行記のスケジュール
2008/01/06
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西安空港(15:10)ー成田空港(20:15) JL600便
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急に思い立って、2008年の新春早々、かねてから行きたかった西安に行ってきました。
ここはかつて秦、漢、唐などの中国王朝の都であった長安です。
一番のお目当ては秦の始皇帝の墓を守る兵馬俑坑。1983年、大学生のときに、大阪築城400年まつりの一環として開催された「中国秦・兵馬俑展」で目にして圧倒され、それ依頼ぜひ現地で見てみたいと思っていたのがようやく実現しました。
西安には他にも歴史を偲ぶ建造物が数多く残っていて、中国の歴史の厚みを堪能するとともに、現代中国の変貌を実感する旅となりました。
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【1】三蔵法師とシルクロードの面影(2008/1/6)
最終日は空港への送迎車が来る12時半まで観光することにします。
まず向かったのは大雁塔。三蔵法師が命がけでインドから持ち帰った経典を納めた大雁塔の周りでは、太極拳のようなものや軽快な音楽に合わせてダンスする人たちで溢れています。
その後は城壁の西の出入口である安定門と街の中心の鐘楼を訪れます。シルクロードの香りはそこにあるのか?
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1 阿倍仲麻呂の心情を思う(2008/1/3)
2 あこがれの兵馬俑坑へ(2008/1/4)
3 唐の時代の遺跡巡り~乾陵と小雁塔(2008/1/5)
>4 三蔵法師とシルクロードの面影(2008/1/6)
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- 交通
- 3.5
- 交通手段
- タクシー 徒歩
- 航空会社
- JAL
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
- 利用旅行会社
- 近畿日本ツーリスト
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最後の朝食。
お粥は大好きなのでありがたい。 -
ホテルのロビー。壁の絵が西安っぽいですね。
帰りの送迎車が来るのは12時半。
それまでにきのう時間切れで見そびれた大雁塔を見に行くことにします。 -
8時、ホテルでタクシーを呼んでもらい大雁塔に向かいます。
大雁塔は南方の城壁外にあります。大雁塔のある大きな公園の北側まで6km、20分ほどで着きました。 -
ぼんやり霞んだ朝日が上ってきました。
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太極拳のようなのをやっている人があちこちにいます。
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この人達は刀みたいなのを持っています。
タクシーでここに来る途中も、広場があれば必ず太極拳みたいなのをやっている人がいました。 -
大雁塔を背景にゆったりと動く姿は、時間の進み方がここだけ違っているような不思議な雰囲気です。
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大雁塔の西側では軽快な音楽に合わせて踊る一団がいました。
くるくる回ったり手を振り上げたり叩いたり。なんだこれは? -
大雁塔は玄奘三蔵がインドから持ち帰った仏教の経典を保存するために建てられたものです。
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ここも塔の上まで登ることができます。
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いかにも滑っているという感じの絵が面白い。
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塔の上からは街を一望できます。
これは北、西安市街の方角ですが、煙っていて近くしか見えません。
西安の街は4日間ずっと煙っていましたが、匂いはなく喉が痛くなるようなこともなかったので、大気汚染ではなくて黄砂なのかもしれません。 -
太陽は高度が上がってもぼんやりと霞んでいます。
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音楽に合わせて踊る人たちがまだ踊り続けています。
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別のところにも謎のダンスをする一団が。
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大雁塔はもともとあった大慈恩寺の中に建立されました。
大慈恩寺の本堂は大雁塔の南側にあります。 -
赤いローソクを備えて手を合わせます。
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本堂の手前右側にあるこの豪華な感じのする建物。
実はトイレです。 -
大雁塔を背に玄奘三蔵の像が建っています。
玄奘三蔵は仏典の原典を求めて国禁を犯して出国してインドに渡り、大量の経典を持ち帰りました。帰国後は一生を経典の翻訳に捧げました。
本当の宗教者だったのですね。
太極拳やダンスが妙に印象に残りはしましたが、大雁塔を眺めているうちに玄奘三蔵のことがとてもリアルに感じられてきました。 -
寺の南側から再びタクシーに乗り、次は城門を目指します。
公園の北側を通りかかった時「肯徳基」が見えました。ずいぶんと厳かな雰囲気のフライドチキン屋です。 -
鐘楼から西に向かう道が城壁に突き当たるところにある安定門にやってきました。
ここは西安の街からシルクロードに向かう出口です。 -
これは街の中心、鐘楼の方角を見たところです。
もはやシルクロードの面影はない近代都市の眺めです。 -
城壁の上に登れます。
分厚い城壁です。
城壁の上をレンタサイクルで回るのが流行とのこと。 -
玄奘三蔵もはるかインドを目指してここから旅立ったのでしょうか。
城門は修復中で、そのせいか門からシルクロードが伸びる西側は見ることができませんでした。城門から覗いてみると高層ビルが立ち並んでいてあまり雰囲気はなさそうですが、どんなに姿が変わっても多くの人がここを通って旅したという事実は変わりません。 -
鐘楼まで歩きます。
中国にも24時間のATMがあるんですね。2008年当時はこんなのがあるとは思っても見ませんでした。 -
鐘楼に登ります。
ここがシルクロードの出発点。
右手は初日に行った餃子屋やマクドナルドがあって夜まで煌々と明かりが灯り賑わっていたところなので、趣には欠けます。
それでもやはりここから道を見ていると、遠い昔のシルクロードのことが実感として感じられます。
ここからはるかローマまで道が続いていて、そこを歩いたたくさんの人がいたのです。 -
鐘を撞くのは有料です。
右手に見えているのが鼓楼。 -
軒に吊るされた巨大な提灯。
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ちょうど中で歌劇をやっていました。ツアー客向けでしょうか。
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ホテルに帰る途中、街角で売っている豚まんみたいなのを食べてみました。意外とあっさりした味付けです。
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12時半を回り少々遅れて空港への送迎車が来ました。
他に乗客はいませんでした。 -
さきほど歩いてきたのと逆コースで西に向かい、鐘楼を回って安定門から城壁外に出ました。
シルクロードを行く人もこうやって旅立ったのですね。 -
12時半前に西安空港に到着。
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搭乗口の案内は中国風の略字。
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15:10発、JL600便で帰国の途につきます。
20:15、成田に到着。
最初は西安の街の近代化ぶりに面食らいましたが、厚く積み重なった中国の歴史を感じられ、やはり来てよかったと思える旅でした。
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西安の歴史を味わい尽くす4日間(2008年1月)
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