上海のレトロ館とグルメ・老駅餐庁

2013/05/22 - 2013/05/22

上海市観光局のパンフレットにフランス租界時代に造られた大邸宅を流行のレストランにリノベーションしたお店の紹介がありました。宮殿のようなレトロ洋館と美味しい料理のコラボレイションを探って見ました。老駅餐庁は上海市の優秀歴史建築に認定されている。漕渓北路４５号、１９３１年竣工の徐家匯聖母マリア教会です。教会を上海
料理のレストランに変えただけで無くレトロな駅に改装し、庭に蒸気機関車、慈禧太后（西太后）の個人専用列車車両、宋慶齢（孫文の妻）の個人専用列車車両を配し、礼拝堂、個人専用列車車両をレストランに使用しています。個人専用列車車両内での食事は予約を必要とするが西太后になったような気分を味わえるでしょう。残念ながら一人旅で料理のレポートは出来ません。建物のレポートのみで終わりです。

エリア 上海(中国)

• 旅行の満足度: 5.0
• グルメ: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道
• 旅行の手配内容: 個別手配

建物は１９２３年に建てられた徐家匯聖母マリア教会です。

徐家匯聖母マリア教会旧址。

上海老駅と書かれた入り口の扁額。

上海市の優秀歴史建築に認定されている。漕渓北路４５号。１９３１年竣工。

教会建物の全景。

庭には蒸気機関車が展示してあります。

こちらは慈禧太后（西太后）の個人専用列車車両です。

こちらは宋慶齢の個人専用列車車両です。

レストランの内部、

ここは礼拝堂でした。２階に大きな教堂があるようです。

慈禧太后の個人専用列車車両内部。こちらで食事をする時は予約が必要。

慈禧太后の個人専用列車車両内部のテーブルセティング。

慈禧太后の個人専用列車車両の窓の外は庭です。

車輛の奥には区切られた特別室があります。

慈禧太后の個人専用列車車両内部。とても車両内部とは思えない。

慈禧太后の個人専用列車車両への入り口の階段。

９７３１８　公務車。１８９９年にドイツにて製造、清王朝から新中国を経て使用期限終了後上海老駅餐庁の収蔵となる。

レストラン内部の庭に面した窓側の客席。ここの窓から列車が一望出来ます。

宋慶齢の個人専用列車車両の内部。

宋慶齢の個人専用列車車両の暖房用ストーブ。

宋慶齢の個人専用列車車両のテーブルセティング。

宋慶齢の個人専用列車車両の窓。奥に特別室が有りますがお客様がいらっしゃいましたので写真なし。

宋慶齢の個人専用列車車両の入り口の階段。

９７４３１　特殊車、１９１９年ロシアにて製造、１９２２年中国へ。清朝の公務車、新中国成立後専用車に。宋慶齢副主席外出用車となる。使用期限終了後上海老駅餐庁の収蔵となる。

独りで食事は一品のみ、魚のフライとご飯。６８元。

骨が一杯あったが美味しかった。

庭には野菜が植えてあったがこれも料理に使われるのか？

老駅餐庁の通路。駅の雰囲気がある。

当時の品々が展示してあります。

当時の品々が展示してあります。

１３年７月２５日、友人３人で昼食を食べに行きました。今回は慈禧太后（西大后）の個人専用列車車両内部でいただきました。ここはメニューがタブレット端末で自分で選んでオーダーします。

今日は３９度、早速青島ビールで乾杯です。小瓶２５元Ｘ３本。

最初は魚の唐揚げ。「秘制老站薫魚」５８元

隣のテーブル、奥は特別室。
青島ビールを追加。小瓶２５元Ｘ３本。

次は「灰樹菇炒冬笋」７８元。筍がシャキシャキして美味しかった。

天井の照明

次は「手撕豆腐（保火）」手で裂いた豆腐と青梗菜の鍋。７８元。

「老站炒飯」３８元。

車両内の風景。本日の合計３人で４０２元でした。７０００円

廊下には調度品が並んでいます。

２階は個室が並んでいます。

個室には暖炉があります。