親子旅第四弾 チュニジア 8エルジェム

2012/11/23 - 2012/11/30

五日目。
昼食後、エルジェムへ向けて242km移動。
途中マハレスという町でWC休憩。
この辺りはローマ時代から続くオリーブの産地で、生産高は第5位。丁度収穫期に入る頃との事。
仕事を求めてやって来る労働者の賃金は一日7時間で25DNR程度。
マクレム氏の話では、革命後の失業率は実に20％を超えており、大卒者でさえも仕事待ちの状態だそうだ。
この町で必要とする様な季節労働の働き口はあるのだが、やはり自負があり、その様な仕事はなかなかやりたがらないのが現実のようだ。
エルジェムでは、3世紀初頭からから7年の歳月を掛けて建造されたという円形闘技場を観光。ローマのコロッセオ・ベローナのアデナに次いで世界で三番目に大きな闘技場で、約3万人収容可能。保存状態は良いが、1989年に一部修復済だそう。
夕方になり、エルジェムからチュニジア第三の都市スースに向けて63km移動。9世紀アラブ人がケアロンに次いで建造した都市だ。今夜はこの街で宿泊。
予定ではこの後スースのメディナ散策だったのだが、行程時間が遅れていて、暗くなってからの散策は危険と河野氏の判断。明朝に変更。
ファルファットハシェド広場前の｢スーラＳＣ｣で土産物を物色し、本日の宿泊先ORIENT PALACEにチェックイン。

エリア エル・ジェム(チュニジア)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: 観光バス
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

マトマタからエルジェムまで、バスで2時間位の移動。

活気ある町並み。
車窓からの眺めも飽きない。

ロバ休憩中。

露店のガソリン。

ラム肉の店。

こっちはミントティーの店か？

車窓から。

車窓から。

マハレスのカフェで休憩。

ミントティー。
1.5DNR

車窓からズームで隠し撮り。

一瞬海沿いを通過。

チュニジアで二番目の大都市スファックスを通過。
手前に広がるのはオリーブ畑。

車窓から。

既に夕方。
ようやくエルジェムに到着。

円形闘技場の見学。

駐車場から・・・

外周をトコトコ歩いて・・・

お、見えてきた。

夕方だからか閑散としている。

中に入ります。

遺跡の地階は猛獣の飼育場所。
当時から給排水技術に長けており、地下に排水システムを構築し、動物の飲用水として使用していたそうだ。

地上部分は1989年に修復済。
三万人収容可能。

圧巻。

大理石なのは、闘技中に付着した血液を落としやすい為。

当時は木板の上に砂を敷き、ショーが終わったらそれを外し地下に空気や光を入れていた。

かつてグラディエーター達も、この通路を勇ましく歩いたんだろうか。

敷地内の土産物屋。

本日の観光はこれにて終了。
スースへ向かう。

今夜の宿泊先、ORIENT PALACE。
ウェルカムドリンク付(^-^)

このホテル、Wi-Fiが無料で使える。
但し、部屋に迄は無線届かず。
この夜、ロビーのソファには大勢の宿泊客が黙々とMobileをいじる姿が(笑)

若干少食気味なので、食べたい物を食べられる分だけ、っていうバイキングはむしろ有難い。
でもビールは呑む(笑)