エジプト&トルコ15日間の旅　[11]　4/23（火）

2013/04/12 - 2013/04/26

今日はツアーを離脱して、一日フリー行動にしました。
離脱書を書いて、何時頃に帰って来るかを添乗員さんに報告してOKです。

事前にガイドに「ここに行きたい」とか相談して、
「じゃあ後で行き方教えます」とか言ってたのに、
すっかり忘れられたみたい。

もう何にも相談する気もなくなって、
行き当たりばったりのフリーの一日を過ごしました。
でも、結果オーライ！

救う神がいるもんです。

エリア イスタンブール(トルコ)

そもそも、私の大きな勘違い（地図が読めない）から、
迷い迷って、道案内のおっさんにチップもせがまれて、
踏んだり蹴ったりで始まったフリー行動の朝。

でも、無理やり案内され、チップまでせがまれたトラムの駅
アクサライで救世主と出会いました。

トラムのジェトンを買うのにお金を入れたけど、
ジェトンが出てこなくて、
「確認するからちょっと待って」と言って本を広げたら、
うしろから日本語で「ここ押すんですよ〜」って教えてくれました。

日本人の女性2人、こんなところで何してるのかな？って思ったらしいです。

この出会いを逃す訳には参りません（笑）
ブルーモスク近くの宿に荷物を置いて
カーリエ博物館に行くというこの救世主に、
私たちは地下宮殿にいって、その後は行き当たりばったり
でも、カーリエ博物館に行きたいから、
ご一緒しても良いですか？と聞いてみると、OKしてくれました。
地下宮殿まで案内してくれて、
10時にまた落ち合う事を約束して別れました。

この日は祝日が二つ重なって、
この辺りの人出は半端なくすごい事になってました。

私たちはオープン直後だったので、並ばず、しかもゆったりと
地下宮殿を堪能できたのですが、
午後帰って来るとチケット売り場がすっごい行列になってました。

神秘的な空間です。

逆さメデューサ。

横向きメデューサ

この前で救世主と待ち合わせ。

救世主を待っているとこんなイケメン君に話しかけられました。
大学でスペイン語と日本語を勉強している18歳。
おじさんの会社が日本にあって、そこでお仕事したいから日本語頑張ってるんだそうです。
で、自分の日本語がちゃんと日本人に通じるかどうか試したくて、
日本人観光客を見ると話しかけてるそうです。
「でも、よく怪しまれるんです」だって。

あなたの日本語は私たちツアーのガイドの日本語より
よっぽど丁寧でわかりやすかったですよ。

救世主が現れて、イケメン君と握手して別れました。

カーリエ博物館へトラムを乗り換えて行きます。

この時は全然気が付いていなかったのですが、
実は宿泊しているホテルからカーリエ博物館はとても近かったんです。

前日にガイドに相談した時に、
「カーリエ博物館は離れてるから行かない方が良いかも」まで言われたんですよ。

トラムのT１でトプカピまで行き、T４に乗り換え、
この駅で降ります。

救世主♪
一人で旅行中の28歳。
トルコの後はヨルダン〜イスラエル〜エジプトへ行くって言ってました。

やってきました、カーリエ博物館

来てよかった！
素晴らしいモザイクの数々。
アヤソフィアより良いかも。

日本人観光客は私たち3人だけだったのですが、
欧米のツアーには入ってるみたいで
沢山の欧米人ツアーで狭い博物館はギュウギュウでした。

堪能しました。

周りは下町っぽい雰囲気。

ミナレットが見えますね。

カーリエ博物館の近くに小さなモスクがありました。

ミフリマースルタンジャーミー

だ〜れもいないモスク。
絨毯に座り込んでしばしボ〜っとしました。

チューリップのステンドグラスが綺麗です。

またトラムを乗り継いで、サバサンドを食べに行きましょ。

サバサンドも混雑。
座るところなくて立ち食いです。

1個5TL。
お腹いっぱいになります。
こおばしいサバとシャキシャキ玉ねぎが良くあいます。
テーブルに用意されているレモン汁をかけて。

お腹が満たされて、次はイエニージャーミーへ。

丁度お祈りが終わった所なのか、ぞろぞろと人が出てきました。

リュステムパシャジャーミー。
エジプシャンバザールに隣接してるのですが
入口がわかりにくくて、ウロウロ。。。

身体を清めるところを見つけたので、
入口はすぐそばだと思ったんですが、見つけられず。。。

足を洗ってた信者の方が「その階段から上に」みたいな事を
身振りで教えてくれてたどり着きました。

イズニックタイルが綺麗です。

上からエジプシャンバザールを見下ろして。

エジプシャンバザール

ものすごいスパイスの匂いで、
私の鼻が反応してしまいます。

グランドバザール

歩き疲れたのでお茶をしました。
甘い物大丈夫な救世主はライスプリンをペロリ。

ここで私の大きな勘違いが発覚。
ホテルの位置を完全に間違ってたんです。
私が見てる地図のうえの「ここが宿泊ホテル」って思ってたのが
そもそも全然違ったんです。
顔面蒼白。

幸いホテルの住所を持っていたので救世主が調べてくれると
何とカーリエ博物館に行くときに乗り換えた、トプカピって言う駅の近所。

そういえば、城壁があったよな〜。
ホテル、城壁のそばだったよな〜。

添乗員さんとの約束の時間もあるし、
大きな勘違いで無事にホテルにたどり着くか不安だったので、
ここで救世主と別れてホテルに戻る事にしました。

通勤電車並みのトラムT1に乗ってトプカピへ。
メトロの駅が近いって救世主は言ってたけど、
なるべくなら地下じゃなくて、表を通りたいから
トプカピからタクシーに乗ろう！と思ってたのですが、
タクシーを拾える場所じゃない。
どこで拾っていいかもわからない。。。

仕方がないからT４の駅員さんにメトロの駅を言って、
ホテルへの行き方を聞いたら、T４のトラムに乗って、2つ目の駅で降りろとの事。

半信半疑で言う通りにしたら。。。
降りたらホテルが見えました！

ホテルの飴を持ってて、まさしくその包装と看板が一緒！
間違いない！
玄関にたどり着くと私たちのツアーのバスが観光を終えて戻ってきたところでした。

良かった、良かった…

濃い一日を過ごしました。
ほんとに、ありがとう。