第１部イスラエル周遊旅情第１章イスラエル回遊21巨大遺跡マサダその１死海沿岸から見上げる断崖の上のマサダ

2011/11/01 - 2011/11/01

3000年の昔、”子供を授かるならば、生まれた子は一生神ヤハウェに捧げます”と云う母の祈りで授かった子サムエルは、生まれながらにして、神の師士（イスラエルのカリスマ的指導者）であり、預言者でもあった。

当時イスラエルはペリシテ人に攻められて居り、ヤハウェはイスラエルを纏める王の必要性に迫られ、成人したサムエルは神ヤハウェの命でサウルをイスラエルの初代王とする。

サウルがサムエルの指示を蔑ろにしたのを怒ったサムエルは新たな王の人材を探し、羊飼で、後に統一イスラエルの初代王となるダビデに白羽の矢を当てる。

ダビデはペリシテ最強の戦士ゴリアテを倒し、その後のサウルからの難題も悉く制し、民衆から「サウルは千の敵を倒したが、ダビデは万の敵を倒した」と喝采を浴びる。

ダビデの能力に嫉妬したサウルはダビデを殺さんと追廻し始める。

ダビデが逃げ廻って隠れたのが”ジフの荒野”と旧約聖書サムエル記にあり、”ジフの荒野”が現在のマサダだと云う。

死海沿岸から見上げる断崖の上のマサダは、緑が1っ本もない粗々しい、今にも崩れ落ちそうな断崖の山肌で、まさに3000年前の未開地を見ているよう。

この断崖の上に、修道院ならまだしも、壮大な砦や立派な宮殿があったとは・・。

マサダの麓から満員のケーブルカーで頂上のマサダの遺跡を目指す。

ケーブルカーは往復満員で、お蔭でケーブルカーからの写真少ない。

エリア 死海周辺(イスラエル側)(イスラエル)

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 観光バス
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）