ガリラヤ湖周辺旅行記(ブログ) 一覧に戻る
イエス・キリストの出生地には諸説あるようだが、イエスの母マリヤはガリラヤ湖西側のナザレ出身であることは間違いないようだ。<br /><br />キリストは誕生後、一時エジプトに身を隠したとも伝えられるが、青春時代は母の故郷で成長し、そのため”ナザレのイエス”とも云われる。<br /><br />マリアとイエスの故郷ガリラヤ湖周辺での、イエスの説教や、奇跡の行為が旧約聖書や福音書を含めた新約聖書の多くを占めているらしい。<br /><br />イエスが説教や、奇跡の行為を行った場所には、シナゴーグや教会が建ち、信者の巡礼の地であり、我々旅行者の格好の観光地。<br /><br />我々も丸1日かけて、これらの場所を回遊した。<br /><br />観光したルートと順序は異なるが、イエス・キリスト物語を判り易くするため、先ずはマリアが受胎告知を受けたと云われる受胎告知教会から物語を追うことにします。<br /><br />マリアはヨアキムとアンナの娘で、ナザレの洞窟が住まいであった。<br /><br />その洞窟に天使ガブリエルが現れ、マリアに聖霊によってイエスを身籠ったと告げ、マリアがこれを受け入れた場所。<br /><br />だとするとマリアはかなり貧しい家庭の娘で、少なくとも宗教絵画で描かれている絵から連想する、上流家庭で、教養も受けた娘では無かったろう。<br /><br /><br />マリアは当時15才で、すでに年嵩の離れた許婚者大工のヨセフがいたとされる。<br /><br />マリアがヨセフに受胎告知を受けたことを伝えると、ヨセフも夢に天使が現れ、マリアの受胎告知を知らされ、マリアの話を信じる。<br /><br />マリアはナザレから当時は遠く離れたベツレフェムでの馬小屋で、イエスを出産。<br /><br />(お蔭でナザレの人々の、疑いの目や中傷から逃れることが出来た?)<br /><br /><br />有名な画家によるキリスト教絵画にも再三登場するこの場面を信じること無くして、イエス・キリストは存在しえない。<br /><br />キリスト教信者の、資格の有無の第一関門。<br /><br />新約聖書には4つの副音書(イエス・キリストを証言する本で、マルコ、マタイ、ルカ、ヨハネの4つ)があるが、受胎告知は最初の副音書には無く、後に書かれた副音書に登場する。<br /><br />マタイ、ルカにマリアの受胎告知を教えたのは誰が何時の事なのだろう。<br /><br />ちなみにユダヤ人は受胎告知・処女懐胎の物語を信じず、ここがユダヤ教とキリスト教の分岐点で、旧約聖書から、新訳聖書に舞台が移る。<br /><br />当時キリスト教はユダヤ人以外への布教を開始しており、ユダヤ人以外を対象にしたため福音書はヘブライ語でなくギリシャ語で書かれた。<br /><br />受胎告知教会はマリアの住まいであった洞窟の上に建つ、中東でも最大規模の教会。<br /><br />多角形の円錐型ドームを載せた、クリーム色のどっしりした壁で覆われた教会の、美しいファサードには受胎告知を告げる天使ガブリエルとマリア、その下に祝福に駆けつける人々の様子が描かれている。<br /><br />堂内と回廊に各国から送られた沢山の聖母像が飾られたおり、各国で聖母像が如何イメージされているかが判り興味深い。<br /><br />その中でひときわ目を惹く日本からの、長谷川ルカ作・和服姿でやはり和服に包まれたイエスを抱く聖母像。<br /><br />地下の洞窟前の陣内ではアメリカ巡礼団に対するミサが行われていた。<br /><br />ミサが終わるのを暫し待ったのち、我々も巡礼者とともに洞窟前を回遊。<br /><br />再び上に戻り、地下陣内の吹き抜けになった回廊を回る。<br /><br />ドームの天井も美しい。<br />

第1部イスラエル周遊旅情第1章イスラエル回遊09マリアの住居(洞窟)があった受胎告知教会 in ナザレ

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2011/10/31 - 2011/10/31

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WT信

WT信さん

イエス・キリストの出生地には諸説あるようだが、イエスの母マリヤはガリラヤ湖西側のナザレ出身であることは間違いないようだ。

キリストは誕生後、一時エジプトに身を隠したとも伝えられるが、青春時代は母の故郷で成長し、そのため”ナザレのイエス”とも云われる。

マリアとイエスの故郷ガリラヤ湖周辺での、イエスの説教や、奇跡の行為が旧約聖書や福音書を含めた新約聖書の多くを占めているらしい。

イエスが説教や、奇跡の行為を行った場所には、シナゴーグや教会が建ち、信者の巡礼の地であり、我々旅行者の格好の観光地。

我々も丸1日かけて、これらの場所を回遊した。

観光したルートと順序は異なるが、イエス・キリスト物語を判り易くするため、先ずはマリアが受胎告知を受けたと云われる受胎告知教会から物語を追うことにします。

マリアはヨアキムとアンナの娘で、ナザレの洞窟が住まいであった。

その洞窟に天使ガブリエルが現れ、マリアに聖霊によってイエスを身籠ったと告げ、マリアがこれを受け入れた場所。

だとするとマリアはかなり貧しい家庭の娘で、少なくとも宗教絵画で描かれている絵から連想する、上流家庭で、教養も受けた娘では無かったろう。


マリアは当時15才で、すでに年嵩の離れた許婚者大工のヨセフがいたとされる。

マリアがヨセフに受胎告知を受けたことを伝えると、ヨセフも夢に天使が現れ、マリアの受胎告知を知らされ、マリアの話を信じる。

マリアはナザレから当時は遠く離れたベツレフェムでの馬小屋で、イエスを出産。

(お蔭でナザレの人々の、疑いの目や中傷から逃れることが出来た?)


有名な画家によるキリスト教絵画にも再三登場するこの場面を信じること無くして、イエス・キリストは存在しえない。

キリスト教信者の、資格の有無の第一関門。

新約聖書には4つの副音書(イエス・キリストを証言する本で、マルコ、マタイ、ルカ、ヨハネの4つ)があるが、受胎告知は最初の副音書には無く、後に書かれた副音書に登場する。

マタイ、ルカにマリアの受胎告知を教えたのは誰が何時の事なのだろう。

ちなみにユダヤ人は受胎告知・処女懐胎の物語を信じず、ここがユダヤ教とキリスト教の分岐点で、旧約聖書から、新訳聖書に舞台が移る。

当時キリスト教はユダヤ人以外への布教を開始しており、ユダヤ人以外を対象にしたため福音書はヘブライ語でなくギリシャ語で書かれた。

受胎告知教会はマリアの住まいであった洞窟の上に建つ、中東でも最大規模の教会。

多角形の円錐型ドームを載せた、クリーム色のどっしりした壁で覆われた教会の、美しいファサードには受胎告知を告げる天使ガブリエルとマリア、その下に祝福に駆けつける人々の様子が描かれている。

堂内と回廊に各国から送られた沢山の聖母像が飾られたおり、各国で聖母像が如何イメージされているかが判り興味深い。

その中でひときわ目を惹く日本からの、長谷川ルカ作・和服姿でやはり和服に包まれたイエスを抱く聖母像。

地下の洞窟前の陣内ではアメリカ巡礼団に対するミサが行われていた。

ミサが終わるのを暫し待ったのち、我々も巡礼者とともに洞窟前を回遊。

再び上に戻り、地下陣内の吹き抜けになった回廊を回る。

ドームの天井も美しい。

同行者
カップル・夫婦(シニア)
交通手段
観光バス
旅行の手配内容
ツアー(添乗員同行あり)

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